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影森駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
影森駅
駅舎(2012年8月)
かげもり
KAGEMORI
CR31 御花畑 (2.7 km)
(1.4 km) CR33 浦山口
地図
所在地 埼玉県秩父市上影森71-4
北緯35度58分19.6秒 東経139度4分5.3秒 / 北緯35.972111度 東経139.068139度 / 35.972111; 139.068139座標: 北緯35度58分19.6秒 東経139度4分5.3秒 / 北緯35.972111度 東経139.068139度 / 35.972111; 139.068139
駅番号 CR 32
所属事業者 秩父鉄道
所属路線 秩父本線
キロ程 62.4 km(羽生起点)
電報略号 カゲ
駅構造 地上駅
ホーム 島式1面2線
乗車人員
-統計年度-
232人/日(降車客含まず)
-2019年-
乗降人員
-統計年度-
473人/日
-2019年-
開業年月日 1917年大正6年)9月27日
備考 直営駅管理駅
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ホーム(2008年2月)

影森駅(かげもりえき)は、埼玉県秩父市上影森にある、秩父鉄道秩父本線(秩父線)のである。駅番号はCR 32

歴史

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駅構造

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島式ホーム1面2線を有する地上駅木造駅舎を有する。直営駅である。管理駅でもあるが、当駅は自駅のみを単独で管理している(周辺の駅は秩父駅が管理)。駅係員勤務時間は初電(5時頃)から終電(22時過ぎ)までである。

簡易PASMO改札機設置駅。有人駅であるが、当駅窓口ではPASMOの発売・再発行・払い戻しを取り扱っていない[4]。また、PASMOチャージ機を設置していないため、チャージは駅窓口で取り扱う[5]

ホーム羽生方面より、駅長室、自動券売機及び駅務室、待合室がある。かつては地下通路入口の駅舎で出改札業務を行い、ホーム上に駅舎が移った後も旧駅舎や改札ラッチ等が残っていたが、これらの施設は前述の通り2016年に解体され、跡地は日貸駐車場及び月極駐車場とされた。

ホームが曲線上に位置するため、2番線の場合、自社通勤型車両では各車両中程の2ヶ所のみドアが開く。

改札口はホーム上にある。

旅客案内情報デジタルサイネージは駅入口側地下連絡路の上に設置されている。

のりば

1 秩父線 三峰口方面
2 秩父線 秩父長瀞寄居熊谷行田市羽生方面
西武線直通 飯能池袋方面(次の駅は西武秩父

三輪線

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三輪線の勾配を登っていく貨物列車(2012年1月)

当駅南1 km弱の山腹にある秩父太平洋セメント三輪(みのわ)鉱業所へ続いている、構外側線(専用鉄道)。鉱業所での製品製造終了などにより、貨物輸送量と発着する列車は減少傾向にある。

路線は急勾配で、線路は機関車が撒いた砂が目立つ。終点には三輪鉱山で採掘された石灰石積込用のホッパーが設置され、石灰石は秩父本線・三ヶ尻線経由で三ヶ尻駅太平洋セメント熊谷工場)へ輸送されている。 ホッパーへ貨車を押し込むため、スイッチャー・D502[注釈 2]が使用されている。

秩父本線と三輪線の間で別の斜路を上ってゆく使われていない線路が、廃止された武甲線である。

配線図

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影森駅 鉄道配線略図

三峰口
方面
 
 
 
 
影森駅 鉄道配線略図
秩父
方面
 
 
 
 
凡例
出典:[6][7]
武甲線は1984年廃止


利用状況

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  • 2019年度の1日平均乗車人員は232人である。
年度 乗車人員
(1日平均)
2009年(平成21年) 264
2010年(平成22年) 252
2011年(平成23年) 234
2012年(平成24年) 243
2013年(平成25年) 256
2014年(平成26年) 262
2015年(平成27年) 247
2016年(平成28年) 243
2017年(平成29年) 229
2018年(平成30年) 244
2019年(令和元年) 232
貨物取扱量
年度 発送貨物(トン) 到着貨物(トン)
1962 2,626,314 85,068
1963 2,520,479 82,483
1966 3,300,231 57,416
1973 5,398,857 32,625
1979 5,166,858 3,600
1983 4,149,344 978
1989 4,083,192
1994 2,493,560
1999 1,051,960
2009 563,040
2010 516,120
2011 492,320
  • 埼玉県統計年鑑各年度版

駅周辺

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影森駅(右上)、浦山口駅(左下)間空中写真(1974年撮影 国土画像情報オルソ化空中写真・国土交通省より)。三輪線(中央下)・武甲線(左中下)が伸びている

路線バス

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乗り場 系統 主要経由地 行先 運行会社 備考
影森小学校   久那線 浦山常盤橋・花見の里・久那 西武秩父駅 西武観光バス
市内線   浦山常盤橋 西武観光バス
  久那線
市内線
中町・秩父駅 西武秩父駅 西武観光バス

隣の駅

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秩父鉄道
秩父本線
急行「SLパレオエクスプレス
通過
急行「秩父路」(当駅から三峰口方面は土休日の下りのみ運転)
御花畑駅(CR 31) - 影森駅(CR 32)三峰口駅(CR 37)
各駅停車
御花畑駅(CR 31) - 影森駅(CR 32) - 浦山口駅(CR 33)
西武線直通
西武秩父駅(西武秩父線:SI36) - 影森駅(CR 32) - 浦山口駅(CR 33)

廃止路線

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秩父鉄道
武甲線
影森駅 - 武甲駅

脚注

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注釈

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  1. ^ 同年11月11日設置、当日より試験運転を開始。
  2. ^ かつて根岸駅新日本石油精製専用線で使用されていた車両。

出典

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  1. ^ 「軽便鉄道運輸開始」『官報』1918年9月19日(国立国会図書館デジタルコレクション)
  2. ^ 『地方鉄道及軌道一覧 : 昭和18年4月1日現在』(国立国会図書館デジタルコレクション)使用された機関車について「影森、魔境の残り香。(上)」2005年11月2日、『編集長敬白』で言及されている
  3. ^ “五私鉄の旅客、貨物営業廃止を軽微認定”. 交通新聞 (交通協力会): p. 1. (1984年1月25日) 
  4. ^ a b 秩父鉄道、交通系ICカード「PASMO」を導入 〜2022年3月12日(土)よりサービス開始〜』(PDF)(プレスリリース)秩父鉄道、2022年1月27日。オリジナルの2022年1月27日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20220127093258/https://www.chichibu-railway.co.jp/wp-content/uploads/2022/01/20220127_ICcard.pdf2022年1月29日閲覧 
  5. ^ 秩父鉄道ICカード乗車券 PASMO(パスモ)導入に関するよくあるご質問” (PDF). 秩父鉄道 (2022年3月3日). 2022年3月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年3月15日閲覧。
  6. ^ 川島令三、『中部ライン 全線・全駅・全配線 第10巻 上越・秩父エリア』、pp28-29、講談社、2011年1月、ISBN 978-4062700702
  7. ^ 『ニューレールマップ Part.2 東京私鉄』〔復刻版〕、交通新聞社、2020年6月(原本1986年11月)、ISBN 978-4330058207

関連項目

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外部リンク

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