「オホーツク」の版間の差分
編集の要約なし |
m Bot作業依頼: カザフ人、ヤクート人改名に伴うリンク修正依頼 (ヤクート人) - log |
||
| 82行目: | 82行目: | ||
その後[[沿海州]]をロシアが獲得したことにより ([[:en:Amur Annexation]]) 、[[ウラジオストク]]が極東ロシアの中心として繁栄し、オホーツクの重要性は失われた。 |
その後[[沿海州]]をロシアが獲得したことにより ([[:en:Amur Annexation]]) 、[[ウラジオストク]]が極東ロシアの中心として繁栄し、オホーツクの重要性は失われた。 |
||
[[ロシア内戦]]の一時期、[[白軍]]および[[ヤクート]]の反乱の拠点となったことで軍事上の要地とされていた。 |
[[ロシア内戦]]の一時期、[[白軍]]および[[ヤクート人|ヤクート]]の反乱の拠点となったことで軍事上の要地とされていた。 |
||
==気候== |
==気候== |
||
2021年6月28日 (月) 21:40時点における版
座標: 北緯59度22分 東経143度15分 / 北緯59.367度 東経143.250度
 | ノート:オホーツク (曖昧さ回避)に、このページに関する議論があります。 |
オホーツク Охо́тск | ||
|---|---|---|
|
都市型集落 | ||
 オホーツク（1857年） | ||
| ||
  オホーツク  オホーツク | ||
| 北緯59度22分00秒 東経143度15分00秒 / 北緯59.36667度 東経143.25000度 | ||
| 国 |
 ロシア | |
| 連邦管区 | 極東連邦管区 | |
| 地方 | ハバロフスク地方 | |
| 人口 | ||
| • 合計 | 5,738人 | |
| 等時帯 | UTC+10 (ウラジオストク時間) | |
| 郵便番号 |
682480 | |
_(1790).png)
オホーツク（ロシア語:Охо́тск、アホーツク）は、オホーツク海に面したロシアのハバロフスク地方に属する町（都市型集落）である。人口は1989年国勢調査で9,298人、2002年国勢調査で5,738人、2004年の推計では5,500人。
名称
オホータ川やオホーツク海の名称の由来である "Охота" (Okhota) とは、「狩猟」（英: hunting）を意味する。
地理
オホータ川の河口に位置する小さな港町である。
歴史
.jpg)
シベリア内陸のレナ川水系のヤクーツクの砦（1632年建設）から太平洋側へロシア人遠征者たちが行くには、川舟でレナ川支流のマヤ川上流を遡ってジュグジュル山脈を越え、オホータ川を下りオホーツクの港に着く経路が一般的な経路であったため、1643年にセミョーン・シェルコヴニコフ (Семёна Шелковникова) 率いるコサックの越冬地となった。1649年にはオホーツクに砦が建設され、極東地域で太平洋に面したロシア最初の入植地となった。
1718年にはクジマ・ソコロフ (Кузьма Соколов) がオホーツク海で最初のロシア船を建造し、カムチャツカ半島へ渡った。1731年頃までにはオホーツクがロシア太平洋側第一の港となっていた。歴史上様々な探検家がこの町を通った。
アラスカなどへ渡りベーリング海峡を発見した、ヴィトゥス・ベーリングの2度の探検航海の拠点となったことで知られている。その当時の町長はポルトガルのユダヤ人アントン・デ・ヴィエイラであった。また、アラスカからの毛皮や水産物の交易でも栄え、露米会社の拠点ともなった。
しかし、ペトロパブロフスク・カムチャツキーが極東の中心的な港として栄え始め、19世紀初頭にはオホーツクは極東の商業中心地の座を明け渡した。それでもなおしばらくはシベリア小艦隊（後の太平洋艦隊）の拠点であった。1812年には市街地はオホータ川の反対にある現在地に移ったが、重要性は低下した。
その後沿海州をロシアが獲得したことにより (en:Amur Annexation) 、ウラジオストクが極東ロシアの中心として繁栄し、オホーツクの重要性は失われた。
ロシア内戦の一時期、白軍およびヤクートの反乱の拠点となったことで軍事上の要地とされていた。
気候
オホーツクの気候は、亜寒帯北部の気候（ケッペンの気候区分）であるが、夏は沿岸部に位置する上にオホーツク海の冷湿な気団の影響で冷涼で雨が多く、冬は乾燥してかなり低温である。
| オホーツクの気候 | |||||||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 月 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | 年 |
| 最高気温記録 °C （°F） | 5.5 (41.9) |
2.0 (35.6) |
6.4 (43.5) |
16.0 (60.8) |
26.2 (79.2) |
31.3 (88.3) |
30.7 (87.3) |
32.1 (89.8) |
24.8 (76.6) |
15.7 (60.3) |
6.2 (43.2) |
2.8 (37) |
32.1 (89.8) |
| 平均最高気温 °C （°F） | −17.8 (0) |
−14.3 (6.3) |
−7.1 (19.2) |
0.0 (32) |
5.7 (42.3) |
11.1 (52) |
15.6 (60.1) |
16.9 (62.4) |
12.7 (54.9) |
2.2 (36) |
−10.2 (13.6) |
−17.2 (1) |
−0.2 (31.6) |
| 日平均気温 °C （°F） | −20.7 (−5.3) |
−18.5 (−1.3) |
−12.8 (9) |
−4.2 (24.4) |
2.2 (36) |
7.9 (46.2) |
12.8 (55) |
13.5 (56.3) |
8.8 (47.8) |
−1.5 (29.3) |
−13.1 (8.4) |
−19.7 (−3.5) |
−3.8 (25.2) |
| 平均最低気温 °C （°F） | −23.5 (−10.3) |
−22.1 (−7.8) |
−18.4 (−1.1) |
−8.7 (16.3) |
−0.5 (31.1) |
5.5 (41.9) |
10.5 (50.9) |
10.2 (50.4) |
4.8 (40.6) |
−4.8 (23.4) |
−15.6 (3.9) |
−22 (−8) |
−7.1 (19.2) |
| 最低気温記録 °C （°F） | −41.3 (−42.3) |
−45.7 (−50.3) |
−36.9 (−34.4) |
−29.2 (−20.6) |
−16 (3) |
−2.6 (27.3) |
1.7 (35.1) |
−0.1 (31.8) |
−6.6 (20.1) |
−27.5 (−17.5) |
−37.4 (−35.3) |
−39.7 (−39.5) |
−45.7 (−50.3) |
| 降水量 mm （inch） | 13 (0.51) |
7 (0.28) |
15 (0.59) |
24 (0.94) |
37 (1.46) |
47 (1.85) |
78 (3.07) |
84 (3.31) |
80 (3.15) |
67 (2.64) |
33 (1.3) |
14 (0.55) |
499 (19.65) |
| 降雪量 cm （inch） | 19.8 (7.8) |
19.4 (7.64) |
28.0 (11.02) |
34.3 (13.5) |
16.0 (6.3) |
0.0 (0) |
0.0 (0) |
15.0 (5.91) |
1.0 (0.39) |
7.7 (3.03) |
12.3 (4.84) |
21.0 (8.27) |
174.5 (68.7) |
| 平均月間日照時間 | 86.8 | 146.9 | 241.8 | 231.0 | 195.3 | 201.0 | 179.8 | 182.9 | 171.0 | 158.1 | 108.0 | 52.7 | 1,955.3 |
| 出典1：Pogoda.ru.net[1] | |||||||||||||
| 出典2：Hong Kong Observatory (sun only).[2] | |||||||||||||
脚注
- ^ “Pogoda.ru.net” (Russian). 2015年10月25日閲覧。
- ^ “Climatological Information for Ohotsk, Russia”. 2015年10月25日閲覧。
外部リンク
- オホーツク町公式サイト （ロシア語）
- ハバロフスク地方によるオホーツクの情報 （ロシア語）
- オホーツクのオンライン新聞 «Пограничник Северо-Востока» （ロシア語）
| 全般 | |
|---|---|
| 国立図書館 | |
 | この項目は、ロシアの地理に関連した書きかけの項目です。この項目を加筆・訂正などしてくださる協力者を求めています（P:ロシア/PJ:東ヨーロッパ）。 |