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2021年8月1日 (日) 06:54時点における版
渡辺 あや(わたなべ あや、1970年2月18日 - )は、日本の脚本家。
わたなべ あや 渡辺 あや | |
---|---|
プロフィール | |
誕生日 | 1970年2月18日 |
出身地 | 兵庫県西宮市 |
主な作品 | |
テレビドラマ |
『火の魚』 『その街のこども』 『カーネーション』 『ロング・グッドバイ』 |
映画 |
『ジョゼと虎と魚たち』 『天然コケッコー』 『合葬』 |
受賞 | |
第62回毎日映画コンクール 脚本賞 『天然コケッコー』 第36回放送文化基金賞 脚本賞 『火の魚』『その街のこども』 第61回芸術選奨文部科学大臣新人賞 放送部門 『その街のこども』 第33回ヨコハマ映画祭 脚本賞 『その街のこども』 受賞歴参照 |
経歴
兵庫県西宮市出身。甲南女子大学卒業。大学卒業後、結婚し、家族の赴任のためドイツで5年間をすごす。その後島根県で雑貨屋経営をしながら、主婦として暮らす。
1999年に映画監督の岩井俊二のオフィシャルサイト「円都通信」内のシナリオ応募コーナー「しな丼」(現・戯作通信プレイワークス)に応募し、『天使の目にも鏡』(後に『少年美和』に改題)が、コメント担当の映画プロデューサー久保田修に認められる。
2003年、『ジョゼと虎と魚たち』で脚本家デビューを果たす。
2011年、NHK連続テレビ小説『カーネーション』で初めて連続ドラマの脚本を担当する。
プロの脚本家となった後も島根県で暮らしており、現在は二児の母となっている。
作品
映画
- ジョゼと虎と魚たち(2003年)
- 約三十の嘘(2004年) - 土田英生、大谷健太郎との共同脚本
- メゾン・ド・ヒミコ(2005年)
- 天然コケッコー(2007年)
- ノーボーイズ,ノークライ(2009年) - 日韓合作映画
- カントリーガール(2010年)
- 合葬(2015年)
- ワンダーウォール 劇場版(2020年)
テレビドラマ
- 火の魚(2009年、NHK広島)
- その街のこども(2010年、NHK大阪)
- カーネーション(2011年 - 2012年、NHK大阪) - 連続テレビ小説 第85作
- ロング・グッドバイ(2014年4月19日 - 5月17日、NHK)
- 京都発地域ドラマ ワンダーウォール(2018年7月25日、NHK BSプレミアム)[1]
- ストレンジャー〜上海の芥川龍之介〜(2019年12月30日、NHK)[2]
- 今ここにある危機とぼくの好感度について (2021年、NHK総合/NHK BS4K)[3]
ラジオドラマ
ドキュメンタリー
- 京都スペシャル「センス・オブ・ワンダー」(2019年7月19日、NHK) - 構成
作詞
その他
- 少年美和(未映像化)
- つるばらつるばら(未映像化)
- 呼吸(2002年、『リリイ・シュシュのすべて』DVDメイキング映像) - ナビゲーター
- BUNNY(2004年、『ジョゼと虎と魚たち』DVD特典ショートムービー) - 監督・脚本
- ワガママな女(2005年 - 2006年、WEBムービー) - 日清フーズオリジナルWEBムービー
- 懲戒免職(2006年、『メゾン・ド・ヒミコ』DVD特典ショートムービー) - 監督・脚本
著作
受賞歴
個人
- 第62回毎日映画コンクール 脚本賞(『天然コケッコー』)
- 第36回放送文化基金賞 脚本賞(『火の魚』、『その街のこども』)
- 第61回芸術選奨文部科学大臣新人賞 放送部門(『その街のこども』)
- 第33回ヨコハマ映画祭 脚本賞(『その街のこども』)
※2011年以降、一切の個人賞の受賞を辞退している。
作品
- ジョゼと虎と魚たち
-
- 第77回キネマ旬報ベスト・テン 日本映画ベストテン第4位
- 第26回ヨコハマ映画祭 日本映画ベストテン第5位
- 第47回朝日ベストテン映画祭 第5位
- 第46回ブルーリボン賞 日本映画ベストテン
- 天然コケッコー
-
- 第62回毎日映画コンクール 日本映画優秀賞
- 第81回キネマ旬報ベスト・テン 日本映画ベストテン第2位
- 第29回ヨコハマ映画祭 日本映画ベストテン第2位
- 第50回朝日ベストテン映画祭 最優秀作品賞(第1位)
- 映画芸術 2007年度作品ベストテン第3位
- 火の魚
-
- 平成21年度(第64回)文化庁芸術祭 テレビ・ドラマ部門 大賞
- 第36回放送文化基金賞 テレビドラマ番組部門 優秀賞
- ギャラクシー賞 2010年3月度月間賞 / 第47回 奨励賞
- ヒューゴ・テレビ賞 奨励賞
- 第50回モンテカルロ・テレビ祭・ゴールドニンフ賞(テレビ映画部門)
- 第62回イタリア賞・単発ドラマ部門・最優秀賞(イタリア賞)
- その街のこども
-
- 第36回放送文化基金賞 テレビドラマ番組部門 本賞
- 連続テレビ小説 カーネーション
-
- 第72回ザテレビジョンドラマアカデミー賞 最優秀作品賞
- 第38回放送文化基金賞 テレビドラマ番組部門 優秀賞
- ギャラクシー賞 2012年3月度月間賞 / 第49回 テレビ部門 大賞
- 東京ドラマアウォード2012 連続ドラマ部門 優秀賞
- ストレンジャー〜上海の芥川龍之介〜
-
- 文化庁芸術祭 テレビ・ドラマ部門 大賞
- アメリカ国際フィルム祭 エンターテインメント部門 Best of Festival
- 衛星放送協会オリジナル番組アワード グランプリ
- 第46回放送文化基金賞 奨励賞
- 第57回ギャラクシー賞 奨励賞
- 東京ドラマアウォード2020 優秀賞(単発ドラマ部門)
脚注
- ^ スタッフワンダーウォール公式サイト
- ^ Inc, Natasha. “松田龍平が芥川龍之介演じるドラマ年末に放送、脚本は渡辺あや(コメントあり)”. 映画ナタリー. 2019年9月18日閲覧。
- ^ “松坂桃李さん主演 土曜ドラマ「今ここにある危機とぼくの好感度について」制作開始”. NHK. 2021年4月26日閲覧。
- ^ [1]
- ^ “脚本家・渡辺あやさんのコメント公開!!”. NHK. 2021年4月26日閲覧。