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'''内田 浩一'''(うちだ こういち、[[1968年]][[9月28日]] - )は[[日本中央競馬会]] (JRA) の元[[騎手]]で、現在は[[調教助手]]。[[栗東トレーニングセンター]]所属。[[千葉県]]出身。
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2021年8月1日 (日) 07:37時点における版

内田浩一(第71回阪神ジュベナイルフィリーズ表彰式。2019年12月8日)

内田 浩一(うちだ こういち、1968年9月28日 - )は日本中央競馬会 (JRA) の元騎手で、現在は調教助手栗東トレーニングセンター所属。千葉県出身。

来歴

1988年にデビュー。同期には岡潤一郎岸滋彦菊沢隆徳らがいた。

デビュー当時は栗東トレセンの池江泰郎厩舎所属。一旦フリーとなったが、その後清水出美厩舎に所属となり、騎手引退後も清水の定年まで同厩舎に所属していた。

同年3月5日阪神競馬第3競走・ヤマニンホーマーで初騎乗(6着)。さらに4月10日の阪神競馬第6競走・アルピガに騎乗して初勝利を挙げた。

デビュー3年目の1990年中日新聞杯 (GIII) でドウカンジョーに騎乗しJRA重賞初制覇。全15頭中で10番人気と人気薄での勝利であった。

さらに同年の菊花賞ではメジロマックイーンに騎乗し制覇。内田にとってこれがJRA・GI競走唯一の勝利となった。最終的にこの年は26勝(うち重賞4勝)を挙げて過去最高の成績を収めたものの、翌年から同馬の主戦騎手メジロ牧場の悲願である「メジロの父系による天皇賞3代制覇」を果たす為に武豊へ交代となった。

1993年11月6日福島競馬第10競走・メジロレノンズで勝利しJRA通算100勝、1999年3月7日中京競馬第12競走・プレゼントシチーで勝利しJRA通算200勝、2005年9月3日小倉競馬第1競走・ドナラークで勝利しJRA通算300勝をそれぞれ達成する。

2006年からは騎乗機会確保のため、それまで一度も騎乗したことのなかった障害競走にも騎乗するようになった。デビュー後に障害競走の騎手免許を返上して平地競走のみで騎乗する騎手も多い中、デビューから19年目での障害競走初騎乗というのは極めて珍しい例である。

2007年1月13日、牛若丸ジャンプステークスでサフランブリザードに騎乗し、競走中に落馬頭蓋骨を骨折するなどの重傷を負ったが、療養の末、同年4月に無事復帰を果たした(なお、同馬は次走も落馬によって競走中止。騎乗した石山繁は意識不明の重体になり、一命は取り留めたが脳挫傷の後遺症が残り、騎手引退の原因となった)。

2008年3月20日付で騎手を引退することとなり、最後の騎乗となった同年3月16日阪神競馬場第5競走の新馬戦では、かつて所属していた池江泰郎厩舎のケイアイフェラーリに騎乗し、1番人気に推されたが6着だった。レース後にウイナーズサークルで引退式が行われ、騎手仲間から胴上げされて3度宙に舞った。なお、最後の騎乗レースのゼッケンと実際に使用されたゴーグルはそれぞれサインが入り、抽選で競馬ファンにプレゼントされた。騎手成績は5,781戦320勝(平地競走5730戦317勝、障害競走51戦3勝、重賞7勝)であった。

引退後は調教助手に転向し、清水出美厩舎を経て松下武士厩舎所属となり、2019年阪神ジュベナイルフィリーズを制したレシステンシアなどを担当している[1]

主な騎乗馬

エピソード

2008年3月16日の騎手最終騎乗日に中山競馬場で、かつて内田自らが騎乗し菊花賞を制したメジロマックイーンの産駒であるホクトスルタンがサンシャインステークス(1600万下)を制し、同じくメジロマックイーンの産駒であるヤマニンメルベイユが中山牝馬ステークス (GIII) を制し、一部マスコミでは当日を「マックイーン・デー」と称した。

脚注

  1. ^ 【阪神JF】栗東レポート~レシステンシア”. 中央競馬実況中継 競馬実況web. 日経ラジオ社 (2019-012-04). 2019年12月8日閲覧。