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和田 幹彦(わだ みきひこ、1957年10月13日 - )は、日本の法学者、法政大学法学部教授。法学博士。 専門は、民法(家族法)、 先端分野の「法と遺伝学」および「法と進化生物学・進化心理学」。
経歴
- 1957年、横浜市生まれ。
- 1976年、アメリカ・カリフォルニア州オーランド高校卒。
- 1977年、私立灘高等学校卒。
- 1981年、東京大学法学部卒業後、日本興業銀行入社。
- 1984年~1986年、当時西ドイツのミュンヘン大学法学部博士課程に留学。
- 1986年〜1989年、スイス興銀勤務後、銀行を退社。
- 1989年~1992年、再びミュンヘン大学法学部博士課程在籍。
- 1992年~1996年、東京大学大学院法学政治学研究科附属比較法政国際センターに、当初一年は研究員として、その後三年は講師として在任。
- 1996年、法政大学法学部助教授就任、翌年、教授となり、現在に至る。
現在、法政大学法学部紀要『法学志林』に、「『法と進化生物学』・『法と進化心理学』序論―方法論と可能性」を連載中であり、タイトルの内容に加えて、法と遺伝学、法と脳科学・神経科学、法と進化倫理学といった先端領域についても論じている。
著書
- 『家制度の廃止--占領期の憲法・民法・戸籍法改正過程』(2010年、信山社)
- 『法と遺伝学』(編集代表を務めた共著、2005年、法政大学現代法研究所)
資料 元GHQ民政局次長 故チャールズ・L・ケーデイス氏へのインタビュー(1993年)-憲法24条の成立と、民法・戸籍法の「家」制度の改廃過程-法政大学:法学志林 第94巻第2号133-158頁
出典・脚注