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== 就航都市 == |
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欧州域内のかなりの便が格安航空であるVueling航空運航のコードシェア便でワンワールドのマイレージは一切貯めることが出来ないので要注意 |
欧州域内のかなりの便が格安航空であるVueling航空運航のコードシェア便でワンワールドのマイレージは一切貯めることが出来ないので要注意 |
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! colspan="5" style="background: #8B8589;"| '''イベリア航空 就航都市''' (2016年1月現在) |
! colspan="5" style="background: #8B8589;"| '''イベリア航空 就航都市''' (2016年1月現在) |
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2021年8月8日 (日) 11:14時点における版
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設立 | 1927年6月28日 | |||
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ハブ空港 | アドルフォ・スアレス・マドリード=バラハス空港 | |||
マイレージサービス | Iberia Plus | |||
会員ラウンジ | Sala VIP | |||
航空連合 | ワンワールド | |||
親会社 | インターナショナル・エアラインズ・グループ(IAG) | |||
子会社 | イベリア・エクスプレス | |||
保有機材数 | 74機 | |||
本拠地 | スペイン・マドリード | |||
代表者 | Luis Gallego(CEO) | |||
外部リンク | http://www.iberia.com/ | |||
備考 | ||||
![](http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/7/7a/MV49_Business_Park_-_Edificio_V_%28Madrid%29_01.jpg/220px-MV49_Business_Park_-_Edificio_V_%28Madrid%29_01.jpg)
イベリア航空(イベリアこうくう、Iberia、スペイン語正式社名:Iberia Líneas Aéreas de España S.A.)は、スペインの航空会社である。
概要
マドリードを本拠地としている。主要な拠点はマドリード空港及びバルセロナ空港である。スペインのいわゆる「フラッグ・キャリア」である。
航空券の座席予約システム(CRS)は、アマデウスITグループが運営するアマデウスを利用している。 [2]
ブリティッシュ・エアウェイズと2010年4月8日にグループ企業「インターナショナル・エアラインズ・グループ(IAG)」の発足に合意、2011年より発足し、グループの登記上本社をイベリア航空の本社所在地であるマドリードにおいている。
歴史
イベリア航空は世界の中で最も古い航空会社の1つとして、1927年6月28日に設立された。初飛行の旅客は当時のスペイン国王アルフォンソ13世で、マドリード=バルセロナ間の路線で1927年12月4日に運航が開始された。翌年にはロールバッハ Ro VIII ローランド3機による商業飛行も始まった。乗客10人乗員2人乗せることができ、座席は枝編みの椅子でトイレも備わってあった。この当時飛行機の最高速度は205㎞/hを達成した。
1932年、ガソリンエンジンによる営業飛行を開始。1939年にマドリード=リスボン間で国際線サービスを開始。1944年9月30日に国営化された。1945年には大西洋横断線を実現し、1946年には最初の客室乗務員を採用した。1946年に、マドリード=ブエノスアイレス路線上でダグラス DC-4型機を使用してヨーロッパ=南アメリカ間を飛行する最初の航空会社となった。
![](http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/7/79/Uniforme_1946-2_%285537279022%29.jpg/250px-Uniforme_1946-2_%285537279022%29.jpg)
1951年、機内食の提供を開始。1953年、国際郵便はがきの取り扱いを開始。1954年8月にはニューヨークの直行便を開設した。翌年には、最初の客室清掃員を採用した。その後、アメリカ西部やカリブ海に路線を拡げ、自動車の飛行機での輸送やボーイング747の商用飛行を行った。1974年に、マドリード=バルセロナを結ぶヨーロッパの最初のウォークオン・シャトルサービスを立ち上げた。この年、今日の一般的なコール・センターの前の段階である、「Serviberia」電話サービス、及び「赤いジャケット」という、問題が出たときに解決する特別サービスを提供する担当者に加えて、制服着用地上スタッフを配備した。
1985年に初めてとなる女性パイロットと採用。1987年はアマデウスITグループ創立メンバーの一員になった。 1980年代後半から1990年代初期、イベリア航空は従来使用していたマクドネル・ダグラス DC-9型機、ボーイング727型機及びマクドネル・ダグラス DC-10型機を、マクドネル・ダグラス MD-87型機、エアバスA320型機及びエアバスA340型機に更新する計画を策定。さらにボーイング757型機もかなりの数購入した。1991年に、イベリア航空はヨーロッパの最初の国際線航空会社としてフリークエント・フライヤー・プログラム、イベリアプラスを立ち上げ、1996年にウェブサイト www.iberia.com を立ち上げた。1999年にアビアコ航空を買収するとともにその機材を継承し、同年9月には航空連合ワンワールドへの加盟を果たした。2001年に民営化が完了し、イベリア航空の株式が株式市場に上場された。 2004年7月、イベリア航空は南アメリカ線のハブ空港を、マイアミからホンジュラスのサンペドロスラ (San Pedro Sula) へ変更したと発表した。 2005年、イベリア航空はエアバスA340型機に新しいビジネス・プラス・クラスを導入した。
2006年には格安航空会社のブエリング航空の台頭に対抗するため、同じく格安航空会社のクリックエアーを設立しイベリア航空のバルセロナ発着路線を移管した。なお、クリックエアーは2009年にそのブエリング航空に合併され、ブエリング航空がイベリア航空の関連会社となっている。
2007年7月、エールフランス‐KLMがイベリア航空を買収する計画に参入することを表明した。
2009年11月12日、かねてより交渉が行われていたブリティッシュ・エアウェイズとの統合について基本合意。2010年4月8日に「インターナショナル・エアラインズ・グループ(IAG)」を発足させ、グループの登記上本社をイベリア航空の本社所在地であるマドリードに置くことで最終合意した[3]。経営統合は2011年1月に完了、乗客の輸送規模で世界6位、欧州3位の航空会社となった。
2011年にはブリティッシュ・エアウェイズと貨物事業を統合すると発表。IAGカーゴが発足した[4]。 2012年、イベリア・エクスプレスを設立。
![](http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/0/01/Logo_de_la_aerolinea_Iberia_1992.jpg/220px-Logo_de_la_aerolinea_Iberia_1992.jpg)
2013年4月、ブエリング航空がIAG傘下に異動した[5]。同年10月には新しいCIを発表している[6]。2015年には長距離国際線向け機材(A330やA350など)を大量発注した。[7]
2019年11月、IAGはイベリア航空を通じて[8]、国内同業のエア・ヨーロッパを買収すると発表した。これにより、マドリードをロンドン・ヒースローやパリ・シャルル・ド・ゴール、フランクフルトなどと並ぶハブ空港として強化したいとしている[9]。
アジアでのイベリア航空
![](http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/5/5c/Vuelo_Iberia_Madrid-_Tokio_%281986%29_%285811683974%29.jpg/183px-Vuelo_Iberia_Madrid-_Tokio_%281986%29_%285811683974%29.jpg)
日本は1986年、マドリード~バレンシア~ムンバイ~東京で就航を果たした。[10]1987年には経由地をアンカレッジとモスクワ、1990年にはモスクワのみとし、その後直行便化されたが1998年12月に撤退した。
2015年7月31日にIAG主導で経営改善が進み、新機材としてA330-200やA350-900を発注していてこれら機材を使用してアジア、アフリカ、アメリカ大陸の新路線を開設する意向を表明し、アジアでは東京、上海への就航を検討していることが報じられた[11]。スペインのバルセロナは、イタリアのローマやヴェネチアと並んで日本人観光客から高い人気を誇るため、以前から直行便就航を要望する声が多かった。
2016年1月18日、上海線の冬ダイヤ以降の開設準備と同時に東京便を10月18日に週3便で開設することが発表されたが、[12]2016年6月28日に上海線週3便運航の開設を前倒しすることを4月19日に発表した。[13]
2019年11月5日、東京/成田=マドリード線を2020年6月17日より現在の週5便から週7便へ増便し、使用していた機材もA330-200からA350-900に置き換えると発表した。これにより、フライトあたりの座席数が60席増加し、2020年夏季ダイヤにおいて49%近く増加する予定。2016年に日本に就航して以来、2度目の増便となる。[14]
保有機材
リスト
機種 | 運航数 | 発注数[16] | オプション | 座席数 | 備考 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|
P | Y | 計 | |||||
エアバスA319-100 | 16 | - | - | - 14 |
141 108 |
141 122 |
エアバスA320neoとエアバスA321neoに置き換え予定 |
エアバスA320-200 | 14 | - | - | - | 136 171 |
136 171 |
|
エアバスA320neo | - | 12 | - | TBA | |||
エアバスA321-200 | 12 | - | - | - | 172 200 |
172 200 |
|
エアバスA321neo | - | 3 | - | TBA | |||
エアバスA330-200 | 10 | 2 | - | 19 | 269 | 288 | 2015年12月より受領[17] |
エアバスA330-300 | 8 | - | - | 36 | 242 | 278 | |
エアバスA350-900 | 16 | − | − | TBA | |||
計 | 76 | 17 | 0 |
画像
-
エアバスA319-100
-
エアバスA320-200
-
エアバスA320-200(旧塗装・ワンワールド塗装)
-
エアバスA321-200
-
エアバスA330-200
-
エアバスA330-300
-
エアバスA340-600
-
エアバスA350-900
退役機材
リスト
- ボーイング727-200[18]
- ボーイング747-100
- ボーイング747-200[19]
- ボーイング747-300
- ボーイング747-400[20]
- ボーイング757-200[21]
- エアバスA300B2/B4[22]
- エアバスA340-300
- エアバスA340-600
- ダグラスDC-4
- ダグラスDC-8
- マクドネル・ダグラスDC-9
- マクドネル・ダグラスDC-10
- マクドネル・ダグラスMD-87
- マクドネル・ダグラスMD-88
- ロッキード・トライスター[23]
- ロールバッハ Ro VIII ローランド
画像
-
ロールバッハ Ro VIII ローランド
-
ダグラスDC-4
-
マクドネル・ダグラスDC-9
-
マクドネル・ダグラスDC-10
-
マクドネル・ダグラスMD-87
-
ダグラスDC-8
-
ダグラスDC-8-63
-
ボーイング727-200
-
ボーイング747-100
-
ボーイング747-200B
-
ボーイング747-300
-
ボーイング747-400
-
ボーイング757-200
-
エアバスA300
-
エアバスA340-300
就航都市
欧州域内のかなりの便が格安航空であるVueling航空運航のコードシェア便でワンワールドのマイレージは一切貯めることが出来ないので要注意
-
イベリア航空の就航国
関連会社
イベリア・エクスプレス
英語版記事も参照
短・中距離路線の収益改善を図るため、ブエリング航空とは別に設立された格安航空会社。2011年10月に設立が発表され[24]、2012年3月に運航を開始した[25]。主にイベリア航空から路線移管を受ける形で運航ルートを拡大している。
イベリア・リージョナル
詳細はエア・ノストラムの項目を参照のこと。
上記に加えて、グループの関連事業として、イベリア航空の自社機材及び他社へのサービスとして、航空機の保守会社の資格を得ている。また、航空会社を顧客として、スペインの空港の取り扱いサービス (航空機及び旅客への補助) の有力企業である。
事故・事件
脚注・出典
- ^ “BAWとIBE、オフィス移転、2月25日〜 – 旅行業界・航空業界 最新情報 − 航空新聞社”. 2020年8月20日閲覧。
- ^ “Airlines using Amadeus” (英語). アマデウスITグループ. 2015年9月27日閲覧。
- ^ “British Airways and Iberia sign merger agreement”. BBC (2010年4月8日). 2014年9月13日閲覧。
- ^ “ブリティッシュ・エアウェイズ イベリア航空 貨物部門を統合 IAG内に新組織設立”. 日刊カーゴ電子版 (2011年4月14日). 2014年9月13日閲覧。
- ^ “IAG、ブエリング航空をグループ傘下に収める”. フライチーム (2013年4月24日). 2014年9月13日閲覧。
- ^ “イベリア航空、新ロゴを発表 11月中旬のA330に新ロゴ塗装へ”. フライチーム (2013年10月26日). 2014年9月13日閲覧。
- ^ https://www.traicy.com/archives/8923319.html
- ^ “英航空IAG、エア・ヨーロッパを買収 1210億円”. 日本経済新聞電子版 (2019年11月4日). 2019年11月10日閲覧。
- ^ “IAG、エア・ヨーロッパを買収 マドリード拠点強化へ”. トライシー (2019年11月5日). 2019年11月10日閲覧。
- ^ 1986年就航当時の写真を閲覧することができる。
- ^ イベリア航空、日本再就航の意向を表明 長距離路線の拡大戦略で
- ^ イベリア航空、東京/成田〜マドリード線開設 10月18日から週3便Traicy2016年1月19日
- ^ イベリア航空、6月28日からマドリード/上海線に就航 当初計画を前倒し
- ^ Iberia to Launch Direct Flights from Madrid to Washington DC
- ^ https://www.iberia.com/jp/ja/fleet/iberia/
- ^ Listados oficiales de Airbus con aeronaves encargadas, entregadas y operadas en airbus.com
- ^ http://flyteam.jp/news/article/58442 イベリア航空、A330-200 MTOW242トンの初号機を受領
- ^ Goetting, Felix (1987-09-12), English: EC-CBJ (cn 20604/916) Named "Andalucia". Sold to Albaraka Air Service in September 2002 and became 5N-AMM. 2019年9月20日閲覧。
- ^ “イベリア航空 航空フォト Boeing 747-200 写真+詳細データ”. FlyTeam(フライチーム). 2019年9月20日閲覧。
- ^ “さよなら747 マドリッドで見た747”. 空鉄. 2019年9月20日閲覧。
- ^ “Boeing 757 航空フォト イベリア航空 写真+詳細データ”. FlyTeam(フライチーム). 2019年9月20日閲覧。
- ^ “イベリア航空 航空フォト Airbus A300”. FlyTeam(フライチーム). 2019年9月20日閲覧。
- ^ “イベリア航空のトライスター(L1011)その4”. ロクイチ(EF5861)に集った仲間たち. 2019年9月20日閲覧。
- ^ “イベリア航空がLCC設立-A320型4機で2012年に運航へ”. フライチーム (2011年10月8日). 2014年9月13日閲覧。
- ^ “スペインの新格安航空会社「イベリア・エクスプレス」、運航開始”. AFPBB News (2012年3月26日). 2014年9月13日閲覧。
関連項目
- レベル - IAGが中長距離路線を中心に運行する格安航空会社。イベリア航空が一部路線の運航を受託している。
- フアン・ベラルデ - イベリア航空のパイロット。レッドブル・エアレース・ワールドシリーズに参戦中。
外部リンク
- イベリア航空
- Iberia Cargo
- Iberia Líneas Aéreas (@iberia) - Instagram Iberia(イベリア航空) - ワンワールド日本語版Webサイト内掲載の航空会社別案内ページより