コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

「聖剣伝説 〜ファイナルファンタジー外伝〜」の版間の差分

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
削除された内容 追加された内容
Cewbot (会話 | 投稿記録)
Cewbot (会話 | 投稿記録)
1行目: 1行目:
{{半保護}}
{{半保護}}
{{Pathnavbox|
<div class="pathnavbox">
* {{Pathnav|聖剣伝説}}
* {{Pathnav|聖剣伝説}}
* {{Pathnav|ファイナルファンタジーシリーズ}}
* {{Pathnav|ファイナルファンタジーシリーズ}}
}}
</div>
{{出典の明記|date=2016年1月}}
{{出典の明記|date=2016年1月}}
{{コンピュータゲーム
{{コンピュータゲーム

2021年9月6日 (月) 08:43時点における版

聖剣伝説
〜ファイナルファンタジー外伝〜
ジャンル アクションRPG
対応機種 ゲームボーイ
開発元 スクウェア開発部
発売元 スクウェア
ディレクター 石井浩一
デザイナー 北瀬佳範
大橋悟朗
シナリオ 北瀬佳範
プログラマー 吉枝悟
音楽 伊藤賢治
美術 渋谷員子
シリーズ 聖剣伝説シリーズ
人数 1人
メディア 2メガビットロムカセット
発売日 日本 199106281991年6月28日
アメリカ合衆国 1991111991年11月
ヨーロッパ 1993年
対象年齢 CEROB(12才以上対象)
ESRBE10+(10歳以上)
コンテンツアイコン 暴力、犯罪
売上本数 約45万本
その他 型式:日本 DMG-FFJ
アメリカ合衆国 DMG-FF-USA
ヨーロッパ DMG-FF-NOE
テンプレートを表示

聖剣伝説 〜ファイナルファンタジー外伝〜』(せいけんでんせつ ファイナルファンタジーがいでん)は、1991年6月28日スクウェア(現:スクウェア・エニックス)より発売されたゲームボーイ用ソフト。

概要

聖剣伝説』シリーズの第1作。「聖剣伝説1」、「聖剣1」、「FF外伝」などの通称や、後述の『新約 聖剣伝説』(2003年)との対比で「旧約聖剣(伝説)」などとも呼ばれる。販売本数約45万本。

この第1作目のみファイナルファンタジーシリーズ(以下、FFシリーズ)のシリーズ作品としてもリリースされた。これは、当初はFFシリーズとしての発売は考えていなかったが、途中からこのシリーズとして発売した方がゲーム問屋から発注本数と取扱店が増え、FFシリーズのファンからの関心も獲得できるということが石井浩一とのインタビューで語られている[1]チョコボ飛空艇等が登場し、魔法もケアル、ファイア、ブリザド、スリプルなどFFシリーズの魔法が使用できる。

ゲームシステムとしては見下ろし型画面、画面から別画面への移動方式となっており、パズル的要素などがある。なお、アメリカでは "Final Fantasy Adventure" 、ヨーロッパでは "Mystic Quest" の名で発売されていた。これはアメリカ、日本での『ミスティッククエスト』(1992年)とは別物である。主人公は剣闘士奴隷で、序盤から登場人物の死が描かれるなど物語はハードだが、ゲームを進めていくうちにおちゃらけ要素が登場する[2]

伊藤賢治石井浩一北瀬佳範など、後のスクウェアの大作シリーズに関わるスタッフが参加している。開発当初は「テニスゲーム」として企画されていたという逸話がある。

2003年8月29日には大幅なリメイクを施した『新約 聖剣伝説』がゲームボーイアドバンスで発売され、2006年には携帯電話アプリとして原作をほぼそのままカラーリメイクした携帯電話アプリ版が発売され、2016年2月4日には原作をほぼそのまま3DでフルリメイクされたPlayStation Vita/iOS/Android版が発売された。なお、リメイク版の欧米でのタイトルはそれぞれ異なり、『新約』は "Sword of Mana" 、3Dリメイク版は "Adventures of Mana" に変更されている。

2017年6月1日にはNintendo Switch用ソフト『聖剣伝説コレクション』が発売され、ゲームボーイ版が『聖剣伝説2』『聖剣伝説3』と共に収録された(M2による移植)。「デフォルトモード」(モノクロ4階調)、「スーパーゲームボーイモード」(マイカラーの選択は任意に出来ない)、「GAMEBOYモード」(初代ゲームボーイの液晶画面の色味を再現した緑系4階調)の3種類に、それぞれ画面サイズ「大」「小」の計6種類のモードをボタン一つで切り替えられるほか[3]、サウンドモードも搭載。

ゲーム内容

システム

武器での攻撃は武器ごとに固有の動作が設定されている。ただし、剣のみ「斬り」と「突き」の2種類がある。また、武器ごとに必殺技が設定されており、画面下部のゲージが満タンになったときに武器で攻撃すると通常とは違う動作を行う。ゲージの溜まるスピードは精神の数値によって決まり、数値が高いほど速く溜まる。ゲージを満タンにするアイテムも存在する。必殺技も剣のみ2種類ある。

魔法での攻撃は、攻撃魔法ごとに設定された動作を行う。中には近くの敵を自動追尾したり、十字キーの入力で方向を指示したりするものもある。

武器には特定の設置物を破壊したりすることができる物もある。

防具を装備することで防御力を高めたり特定の攻撃に強くなったりするのはRPGと同じである。盾を装備している時には、主人公が向いている方向から来た攻撃を無効化することができる。ただし、装備している盾によっては無効化できないものもある。

レベルアップの時には、4つの職業タイプから選択することになり、選択によって、ステータスの上がり方が変わってくる。

プレイ感覚は『ゼルダの伝説』に似ている、というムックの評価もある[4]

ストーリー

主人公は、グランス公国で奴隷剣士としてモンスターと戦う日々を過ごしていた。次々と仲間の奴隷戦士たちが戦いで倒れていく中で、主人公は隙を見てモンスターの出入り口から脱出する。

脱出には成功した主人公だったが、城の近くにある滝の見える崖の上でシャドウナイトとジュリアスの密談を偶然盗み聞きしてしまい、そこを見られて滝壷に落とされて気を失ってしまう。

目を覚ました主人公は見知らぬ土地をさまよい、モンスターに襲われているヒロインを助ける。彼女はボガードという男を探しているらしく、目的のない主人公はヒロインを連れてボガードを探す。

こうして、主人公は大きな運命の波に飲まれていく。

登場人物

メインキャラクター

ヒーロー(デフォルト名なし)
グランス公国で奴隷剣士として見せ物にされている男性。ヒロインとの出会い、仲間との別れ、そしてボガードに出会い、ジェマの騎士としての自覚に目覚めていく。
シャドウナイトを倒し仲間たちの復讐を果たすが、真の黒幕であるジュリアスには歯が立たずヒロインを連れ去られてしまう。半死半生のところをチョコボに助けられ、イシュの町まで連れていかれ一命を取り留める。そこでボガードと再会を果たすが、敗北したことから自暴自棄になってしまい仲違いしてしまう。しかしボガードが本心からヒーローを信じていたことをイシュの女性サラから聞かされ、またチョコボが我が身を犠牲にしてまで助けてくれたことを知り立ち直る(チョコボはボンボヤジに改造されて復活するのだが)。ボガードに謝った後はジュリアスを倒す可能性となる聖剣エクスカリバーの存在を聞かされ、これを手にする。名実ともに聖剣の勇者となった後は最終決戦の地「マナの聖域」にてジュリアスと死闘を演じ、互角以上に渡り合う。そして怪物の姿となったジュリアスを打ち倒しヒロインを取り戻すが、直後、復讐鬼となり完全に人の姿を捨てたジュリアスが現れ最後の戦いを繰り広げ、今度こそジュリアスを討ち滅ぼし勝利した。しかしマナの樹は消えてしまったため、ヒロイン自身がマナの樹となることで世界の平和のための犠牲になってしまう。ヒロインの母から「ジェマの騎士としてマナの樹になったヒロインを見守ってほしい」と頼まれ、心苦しそうにしながらも承諾した。
GB版の攻略本では最後の戦いの後、マナの樹の芽となったヒロインの側にいる姿が描かれている(水をあげて育てている)。
容姿は媒体によって異なっている。
ヒロイン(デフォルト名なし)
ボガードを探す不思議な少女で、過去の記憶を無くしている。ジュリアスに狙われている。その正体はマナの血族でありマナの樹の「種」。現在のマナの樹は彼女の母親が変化したもの。吸血鬼リィに狙われ拉致されてしまう。主人公と「旅の男」に助けられたが、実は男の正体はジュリアスが化けたものだった。こうしてジュリアスに連れ去られてしまうが、主人公によって助け出される。そしてシャドウナイトとの因縁の対決を前に主人公から避難するように言われその場を離れるが、その間隙を突かれてまたもやジュリアスに掴まってしまう。今度は洗脳まで施され、ジュリアスの言いなりとなってマナの聖域への扉を開いてしまう。しかし聖剣エクスカリバーを手に成長した主人公によってジュリアスは倒され、洗脳も解けて救い出された。直後、復讐鬼と化したジュリアスが現れるが協力してこれを打ち滅ぼした。
エンディングでは母の精神体が現れ、消滅してしまったマナの樹を復活させる方法として自身が「種」になる道を示される。悩んだ末にマナの種になることを決意し、主人公に別れの言葉を告げた。
GB版の攻略本では芽になったヒロインが主人公から水をあげられて世話をされ、戸惑っている。
容姿は媒体によって異なっている。
ボガード
滝の小屋に住む老人で、元ジェマの騎士。ヒロインの母を愛していた。船から落ちた後は生死不明となっていたが、イシュの女性サラに保護されていた。しかし船から落ちたショックによりしばらく動けない身体となってしまっていた。
終盤ではジュリアスに敗れ自暴自棄となったヒーローと仲違いしてしまうが、自分がヒーローを信じていたことをサラが告げたことと、チョコボの献身と復活を得てヒーローもまた立ち直り、彼に聖剣エクスカリバーの存在を教えた。
実はかつての戦いで聖剣エクスカリバーを手にし、バンドール帝国と戦い抜いたジェマの騎士であった。
シーバ
ウェンデルに住む大賢者。過去にボガードをサポートした。聖剣エクスカリバーの行方をヒーローに伝えた。
ヒロインの母
ウェンデルの大聖堂にある魔法陣に入ったヒロインの前にホログラフとして現れる。かつての戦いではジェマの騎士たちに勇気と希望を与えた女性だったという。ヒロインにマナの一族であることを教え、その使命を伝える。
かつてバンドールとの戦いではマナの樹を守ることができず自ら種となりマナの樹となった。即ちこれまで世界の平和を守ってきたマナの樹とはヒロインの母のことであった。ジュリアスの手によってマナの力が奪われ消滅してしまうが、戦いが終わった後、一つの魂としてヒロインたちの前に現れ、娘自身が種になり、マナの樹となる道を告げた。
自分を愛してくれたボガードのことは覚えており、別れ際にはヒーローに彼への言付けを伝えた。
シャドウナイト
グランス公国の王。仮面(兜)をつけた黒い鎧の騎士。
マナの力を欲し、ジュリアスとともにヒロインを追う。ヒーローを始めに幾多の男たちを奴隷剣士として死なせており、中でも親友ウィリーの仇としてヒーローには恨まれていた。中盤では成長したヒーローと一騎討ちを演じ、死闘の末に敗死した。リメイク版では敗北後に兜が外れ、素顔が晒されるという演出がされている。
ジュリアス・バンドール
グランス公国の魔道士。本作におけるラストボスであり真の黒幕。シャドウナイトに助言し、マナの力を狙うが実際は利用しているに過ぎなかった。かつてマナの力を我が物にした末に滅びた『バンドール帝国』の最後の生き残り。序盤では旅の男に扮してヒーローに近づき、用済みとなると正体を現しヒロインを拉致した。そしてシャドウナイトがヒーローに倒された後は本性と正体を現し、ヒロインを洗脳して連れ去りヒーローを圧倒した末、マナの聖域にてマナの力を手にする。しかし成長したヒーローの敵ではなく最終決戦にて敗北する。直後、復讐鬼として人を捨てた姿となって現れヒーローに最後の戦いを挑むが執念も虚しく敗れ去り、今度こそ消え去った。

サブキャラクター

ウィリー
ヒーローの親友であり共に奴隷剣士だったが、無理が祟り、物語序盤に息絶える。ヒーローにジェマの騎士・ボガードに会うよう遺言を遺した。
GB版、リメイク版では上述のように死亡してしまうが、新約ではPTメンバーとして生存している。また設定も大きく変更された。
ワッツ
冒険好きなドワーフ。ミスリルを探している。相談するとアイテムを売ってくれる。
チョコボ
ヒーローの目の前で卵からかえったため、ヒーローを親と思い込む。相談すると乗る事ができる。中盤ではジュリアスに敗北し半死半生だったヒーローを助け、命がけでイシュの町まで運んだ。無理がたたって死にかけていたが、ボンボヤジにチョコボットに改造され復活。以後は海や川の上を走る事ができるようになった。
アマンダ
ヒーローと同じく奴隷だった女性。姉御肌な性格で弟思い。相談する事で石化を回復してくれる。アプリ版では石化回復の薬を使っていることが明かされた。
迷宮内で魔物の呪いにより自身も魔物化してしまい、ヒーローに介錯を頼み命を失った。このことはヒーローに深い傷を残している。
レスター
アマンダの弟。ジャドの町に住む吟遊詩人。相談するとBGMを変更してくれる。
ボンボヤジ
ゲーム中盤、怪我を負ったチョコボの下半身を機械化し、チョコボットに改造する。地理にも詳しい。
後の聖剣伝説シリーズにも技師として登場する。
マミーシーカー
通称マーシー。遺跡探索用ロボット。相談すると魔力(MP)を回復してくれる。
ハシム
モンスターに襲われ、大怪我を受け、ヒロインをヒーローに託して息絶える。

他機種版

No. タイトル 発売日 対応機種 開発元 発売元 メディア 型式 備考
1 新約 聖剣伝説 日本 200308292003年8月29日
ゲームボーイアドバンス ブラウニーブラウン スクウェア・エニックス ロムカセット - 大幅なリメイク版、後述
2 聖剣伝説 -ファイナルファンタジー外伝- 日本 200608162006年8月16日
SoftBank 3G端末以降 ウインズ
スクリプトアーツ
スクウェア・エニックス ダウンロード
(S!アプリ)
- カラーリメイク版
3 聖剣伝説 -ファイナルファンタジー外伝- 日本 200611062006年11月6日
FOMA903i、703iシリーズ以降 ウインズ
スクリプトアーツ
スクウェア・エニックス ダウンロード
(iアプリ)
- カラーリメイク版
S!アプリ版の再移植
4 聖剣伝説 -ファイナルファンタジー外伝- 日本 200702052007年2月5日
WIN BREW対応端末 ウインズ
スクリプトアーツ
スクウェア・エニックス ダウンロード
(EZアプリ)
- カラーリメイク版
S!アプリ版の再移植
5 聖剣伝説 -ファイナルファンタジー外伝- 日本 201602042016年2月4日
PlayStation Vita
iOS
Android
MCF スクウェア・エニックス ダウンロード - 3Dリメイク版
プロデューサー:小山田将
キャラクターデザイン:HACCAN
6 聖剣伝説コレクション 日本 201706012017年6月1日
Nintendo Switch M2 スクウェア・エニックス ゲームカード
ダウンロード
- ゲームボーイからの移植版
2』と『3』も収録

携帯電話アプリ版

2006年8月16日に、携帯電話SoftBank 3G端末用S!アプリとして本作のリメイク作品『聖剣伝説 -ファイナルファンタジー外伝-』が配信された。『新約 聖剣伝説』とは違い原作ゲームボーイ版からの変更点は少なく、当時のイメージを元に再現した移植になっているが、モノクロだった画面はフルカラーで作り直されている。

2006年8月30日には、SoftBank 3G 905SHS!アプリも配信開始。2006年11月6日からはFOMA903i向けメガiアプリとしても登場した。2007年2月5日からはEZアプリとしても配信開始。EZアプリの対応端末は、WIN BREW対応端末。2011年3月3日をもって『聖剣伝説モバイル』のサイトサービスが終了したことに伴い、一時期配信停止していたが、その後2011年5月18日にiアプリ版とS!アプリ版が、翌日の19日にはEZアプリ版が『スクエニMOBILE』で配信再開した。それ以降は対応機種の更新は停止している。

なお、体験版と製品版で同じファイルを使用しており、起動毎に購入情報の認証を行う事で製品版として機能する。

キャラクターデザインはHACCANが担当し、絵柄はかなり異なるが下記の3Dリメイク版でも10年振りに再び担当している。

携帯電話アプリ版の変更点

  • 画面をフルカラー用に一部調整。
  • 空になった宝箱を攻撃した後、GB版では撃破エフェクトがなかったが本作では撃破エフェクトが追加された。
  • 全てのアイテム・武器・防具・魔法に最大2行のヘルプ文が追加された。
  • アイテム・装備を整頓可能になった。ただし整頓基準を自分で変えることはできない。
  • GB版でスタートボタン・セレクトボタンで表示されるメニューが分割されていたが、本作では統合。新たにコンフィグの項目が追加された。
  • 武器の攻撃判定が少し広くなり、攻撃したときの武器の見た目も若干大きくなった。また、一部の武器系統では青い残像が表現されている。
  • 剣の突き攻撃は方向キーを素早く2回押す操作に変わり、剣の切りMAX攻撃はボタンを押し続けなくても回転が続く。
  • レベルアップの効果音が終わってもBGMのリセットはされなくなった。
  • 経験値の獲得タイミングが変更、GB版は敵の撃破エフェクトが表示されるときであったが本作では攻撃が当たり敵のHPが0になった瞬間に獲得されている。
  • モーグリ状態に陥った際、GB版では一切のアイテムを使用できなかったが、本作ではモーグリ状態を治癒するアイテム「モグラのひげ」を使用できるようになった。なお、このアイテム自体はGB版から存在していたが効果が変更された。
  • 追加武器として「マンティスのかま」が追加された。
  • ゲームに支障があるバグは改善されているが、ウェアウルフを用いた経験値取得や、アイテム欄をいっぱいにしてのレアアイテム入手、ブラッドソードを町人に使用しての回復といったものは仕様として修正されずそのまま残っている。

PlayStation Vita / iOS / Android版

内容自体は原作GB版や携帯電話版をベースにしている[5]が、ひらがなを漢字にする、現在の倫理基準に合わせて語句を変えるといった変更があるほか、GB版では容量の問題などから省略された演出を再現している[6]

これまでとは違いグラフィックは新たに3D化されている[5]。元々は2Dでの移植も検討されていたが、スマートフォンでのタッチ操作は3Dの方がやりやすいことや、『聖剣伝説4』や『聖剣伝説 RISE of MANA』でシリーズが3Dに移行していることから議論になり、『聖剣伝説2』や『聖剣伝説3』もリメイクするのなら3Dがいいのではないかという話になったという[5]。3Dグラフィックの『聖剣伝説 RISE of MANA』の素材も生かせ、『2』や『3』のリメイクを行いやすくなるだろうという狙いもあった[5]

欧米版でのタイトルは『Adventures of Mana』と改題されており、『ファイナルファンタジー』シリーズ扱いではなくなっている。

GBA版『新約 聖剣伝説』の要素については、『聖剣伝説』と『新約』を別物と考えるユーザーが多いことから取り入れられていない[5]。ただし、一部のBGMには『新約』で追加された箇所が反映されている楽曲があったり、システムは異なるがリングコマンドが本作にも採用されているなど、共通する部分もある。

PlayStation 4版も予定されているが、細かい調整が必要なため後の発売になる[5]

3Dリメイク版の変更点

  • ドワーフの洞窟のBGMが、それまでのバージョンでは未使用曲であった「町」に変更された。
  • 『聖剣伝説2』のリングコマンドをアレンジした「ハーフリングコマンド」を採用。
  • ハーフリングコマンドのオープンなど、一部の効果音に『聖剣伝説2』と同じ効果音が追加されている。
  • 既存のBGMも再度作りかえられ、これまでのバージョンとはループ箇所が変わったりなど曲の内容に変更が加わった楽曲もある。
    • BGMを原作GB版のものに変更することも可能。こちらは当初はスマートフォン版のみの機能だったが、Vita版もアップデートによりBGM変更機能が追加された。
  • 武器屋・道具屋などで「秘密の言葉」が入力可能。他では手に入らない完全新規のアイテムが手に入ったりする。
  • 同行しているNPCキャラも敵モンスターの攻撃を食らうようになり、ダメージを受けすぎるとしばらくの間行動不能になり話しかけられなくなる。

音楽

作中のBGMは伊藤賢治が担当。

ゲーム発売当時の1991年にゲームオリジナル音源を収録した『オリジナルサウンドトラック』、オーケストラでアレンジされたアレンジバージョン『想いは調べにのせて』の2枚のCDが発売された。

NTT出版より1995年8月25日、『サウンドコレクションズ』とタイトルされたサウンドトラックが発売されている。2004年10月1日に再発売された。

これは1991年当時に発売された、先述の2枚のCDの内容を1枚のCDにまとめたものである。Track.01-07までは服部隆之オーケストレーションしたアレンジバージョン(「『想いは調べにのせて』の内容に相当)を、Track.08以降はゲームオリジナル音源を収録。

スタッフ

  • メインプログラム:吉枝悟
  • プログラム:斉藤正明
  • 音楽、効果音:伊藤賢治
  • グラフィック:渋谷員子
  • グラフィックアシスト:伊藤博美
  • ゲームデザイン、シナリオ:北瀬佳範
  • ゲームデザイン、マップデザイン:大橋悟朗
  • ディレクター:石井浩一

評価

評価
レビュー結果
媒体結果
ファミ通33/40点[7]
(ゴールド殿堂)
IGN9.0/10点[8]
ファミリーコンピュータMagazine25.4/30点[9]
RPGFan92%[10]
RPGamer3.0/5点[11]
Nintendojo8.7/10点[12]
  • ゲーム誌『ファミコン通信』のクロスレビューでは、9・9・9・6の合計33点(満40点)でゴールド殿堂入りを獲得している[13][7]。レビュアーの意見としては、「マップがけっこう複雑で、ヘタをするとマッピングが必要」、「スクウェアのゲームには独特の雰囲気のようなものがあって、(中略)この『聖剣』にかぎっていえば、そのクセみたいなものがきれいさっぱり消えている」、「イベントの盛り上げかたが本当に上手で感心しました」、「かなり『FF』臭いから、アンチ『FF』にはちょっと(厳しい)」などと評されている[13]
  • ゲーム誌『ファミリーコンピュータMagazine』の読者投票による「ゲーム通信簿」での評価は以下の通りとなっており、25.4点(満30点)となっている[9]。また、1998年に刊行されたゲーム誌『超絶 大技林 '98年春版』(徳間書店)では、「武器は攻撃だけでなく、道を切り開くことにも利用できるのが特徴だ」と紹介されている[9]
項目 キャラクタ 音楽 お買得度 操作性 熱中度 オリジナリティ 総合
得点 4.4 4.2 4.1 4.2 4.4 4.1 25.4

新約 聖剣伝説

新約 聖剣伝説
ジャンル アクションRPG
対応機種 ゲームボーイアドバンス
開発元 ブラウニーブラウン
発売元 日本 スクウェア・エニックス
アメリカ合衆国 任天堂
ヨーロッパ 任天堂
プロデューサー 石井浩一
亀岡慎一
ディレクター 大印健生
デザイナー 石井浩一
大印健生
シナリオ 生田美和
亀岡慎一
プログラマー 穴沢友樹
音楽 伊藤賢治
美術 津田こうじ
人数 1 - 2人
メディア 64メガビットロムカセット
発売日 日本 200308292003年8月29日
アメリカ合衆国 200312012003年12月1日
ヨーロッパ 200403182004年3月18日
デバイス 通信ケーブル
売上本数 25万7641本[14]
その他 型式:日本 AGB-AVSJ-JPN
アメリカ合衆国 AGB-AVSE-USA
ヨーロッパ AGB-AVSP
テンプレートを表示

新約 聖剣伝説』(しんやく せいけんでんせつ)は2003年8月29日スクウェア・エニックスより発売されたゲームボーイアドバンス用ソフト。欧米では任天堂より発売され、タイトルは 『Sword of Mana』となっている。

概要

日本のスクウェア・エニックスからとしては初となるゲームボーイアドバンス専用ソフト(それ以前は合併前のスクウェア発売の『ファイナルファンタジータクティクスアドバンス』、およびエニックス発売の『ドラゴンクエストモンスターズ キャラバンハート』)。

ゲームボーイ版の『聖剣伝説 〜ファイナルファンタジー外伝〜』を原作としてストーリーやキャラクターを作っているためリメイク版という位置付けになるが、ストーリーを始めとする様々な部分に変更が加えられており、ゲームボーイ版とは大幅に異なる点が多い[15]。「FF外伝」を銘打っていた旧作とは異なり、作中の用語なども後期の聖剣シリーズのものに合わせられ、FFシリーズとの関連性はほとんど無くなった。本作のタイトルである「新約」を『旧約聖書』と『新約聖書』の関係になぞらえ、旧作が「旧約 聖剣伝説」と呼ばれることもある。

主人公としてヒロインを選択できるようになっていて、ヒロインの視点で描かれるストーリーが新たに追加されていることが最大の特徴。

ゲーム内容

設定の変更点

ゲームボーイ版の設定に加えて、ストーリー設定の追加とキャラクターの生い立ちなどに変更が加わっている。

男主人公は奴隷剣士にはなるがグランス公国の大臣の息子という設定に変更されている。また、ヒロインが単純なNPCでなくなっていて、原作とはかけ離れた行動派として描かれており主人公として選択できるようになっている。しかし、性格が大幅に変わっているもののラストは原作通りのままとなっている。

他にも、ゲームボーイ版でストーリー上死んでしまうキャラが死ななくなっていたり、追加で与えられている設定も数多くある。

システムの変更点

インターフェース面では、『聖剣伝説2』以降のシステムであるリングコマンドを採用した。

戦闘システムでは必殺技ゲージをヒット数でカウントするタイプに変更した。また、シリーズでお馴染みとなっている精霊を登場させ、特定の魔法を作らず、武器ごとに異なる動きをするように変更した。また、ゲームボーイ版では自動で行動していたNPCを操ることができるようになっている。パーティ人数は主人公として選んだキャラを含めて最大二人まで。

ステータスには武器・魔法(精霊)の種類に応じた熟練度レベルを追加。武器レベルの上昇は必殺技ゲージのたまりやすさに直結するようになった。魔法(精霊)レベルの上昇は、魔法攻撃の威力上昇などに直結するようになった。また、レベルアップの時には、5つの職業タイプおよびランダム上昇タイプから選択することになるように変更となった。選択によって、ステータスの上がり方が変わってくるのは同じであるが、タイプの選択の回数によって得ることができる称号を追加したりしている(称号の中には『3』に登場したクラス名も多く含まれている)。

新たな要素として、『聖剣伝説 LEGEND OF MANA』からあった武器・防具を作成したり強化したりする工房、種を植えて果実を作る果樹園を追加。また、サボテン君のぼやきを聞くことができるサボテンハウスを追加。工房と果樹園はサボテンハウス内にある。

同社開発の『マジカルバケーション』から引き継がれたシステムとして、ゲームボーイアドバンス専用通信ケーブルを使用することで、他のカートリッジと通信(アミーゴシステム)を行うことができる。これにより、7賢者を用いた召喚魔法などができるようになった。

登場人物

メインキャラクター

ヒーロー(デフォルト名なし)
グランス公国大臣の一人息子。17歳。邪教徒(マナの一族)であるヒロインを庇ったという理由で5年前に両親をシャドウナイトによって殺され、自身は囚われの身となり奴隷剣士として生きながらえていた。ルートはGB版と同じルートをたどる。
一部攻略本、小説版等では名前が「デューク」と設定されており、『聖剣伝説 CIRCLE of MANA』でも使用された。
武器-(主人公時)ロッド以外/(仲間時)ソード
魔法-(主人公時)選択/(仲間時)サラマンダー
ヒロイン(デフォルト名なし)
マナの女神に最も近い一族であるマナの一族の娘。17歳。かつては隠れ村で母親(実母ではない)のイリスと二人で暮しており、近いうちに旅に出るはずだったが、マナの一族を憎み、邪教徒として迫害するシャドウナイトによって村を焼き払われ、その後はマナの一族の剣士ボガードとともに隠れ住んでいた(戦闘に関する技術はボガードから教わった)進行上ヒーロー編と比べると一部のダンジョンやボス戦が無く、また魔族関係やグランス公国関係の人物との絡みが多くなっている。
一部攻略本、小説版等では名前が「エレナ」と設定されており、『聖剣伝説 CIRCLE of MANA』でも使用された。
ジュリアスによってマナを奪われ枯れ果てたマナの樹を取り戻すため、最後は自らマナの女神に転身しマナの樹となってしまう。
武器-(主人公時)ソード以外/(仲間時)ロッド
魔法-(主人公時)選択/(仲間時)ウィル・オ・ウィスプ
シャドウナイト
グランス公国の王子。25歳。本名はストラウド。GB版とは違い元から暴君ではないのだが、ある事が原因でマナを憎むようになり、マナに頼らない国を造ろうとマナの一族を迫害するという極端ともとれる行動を起こす。『聖剣伝説4』にも本名を同じくする敵キャラが登場するが、関連性は明らかにされていない。
ジュリアス
本作のラストボス。シャドウナイトの参謀役で謎の多い男。表向きは従順だが独自の行動をとることが多くシャドウナイトからも警戒されている。
実はヴァンドール帝国(ゲームボーイ版では「バンドール」)王族最後の生き残り。かつて帝国が抱いた野望を果たすため、ヒロインを利用してマナの力を我が物とし、世界征服をもくろんでいる。ゲームボーイ版とは変身形態が異なり、ゲームボーイ版の第二形態が本作での最終形態になっている(第二戦目も人間のまま戦う)。

サブキャラクター

ウィリー
ヒーローと同じようにグランス公国で奴隷として囚われていた青年。彼もまたヒロインと同じマナの一族であり彼女の幼馴染でもあった。ゲームボーイ版では物語が始まってすぐに息絶えてしまうが、本作では最後まで生存する。ヒロイン編で仲間になる。
武器 - ナックル
魔法 - ウンディーネ
アマンダ
ヒーロー、ウィリーと同じようにグランス公国で奴隷として囚われていた女性。メノス村出身。ウィリーとは対照的に物語上はほとんどゲームボーイ版と変わらない。ヒーロー編で仲間になる。
武器 - ランス
魔法 - ジン
レスター
メノス村出身の吟遊詩人の青年でアマンダの弟。かつての英雄ジェマの3騎士であった「魔が歌のグランス」に憧れている。ヒーロー、ヒロイン編両方で仲間になる。
武器 - ボウ
魔法 - ドリアード
ボガード
マナの一族の剣士でかつての英雄ジェマの3騎士の一人「マナの剣士ボガード」マナの村襲撃後ヒロインをかくまっていた。49歳。ヒロイン編で仲間になる。
武器 - ソード
魔法 - ノーム
シーバ
ウェンデルの大聖堂を治める賢者でかつてはジェマの3騎士とともに戦った。300歳以上。またすべての元凶であるヴァンドールとは友人だった。ヒーロー編で仲間になる。
武器 - ロッド
魔法 - ウィル・オ・ウィスプ
ワッツ
ドワーフ族の鍛冶屋で武器防具を作成してくれる。物語の展開上ヒロイン編だとほとんど出番が無いキャラクター。ヒーロー編で仲間になる。
武器 - アックス
魔法 - 使用不可
マミーシーカー
ダイムの塔で放置されていたヴァンドール製のロボット(そのため塔内部では同型の残骸が散らばる)。ヒーロー、ヒロイン編両方で仲間になる。
武器 - レーザー(どの武器にも属さない専用攻撃)
魔法 - 使用不可

その他

デビアス
とある町でレスターの歌を気に入った銀髪の青年。25歳。GB版では単なる悪役だったが本作ではジャドの町を良く治めている人格者であり、ウェンデルの町で知り合うイベントからも温厚な人格が窺い知れる。
グランス
グランス公国の王。51歳。ジェマの三騎士の一人で「魔が歌のグランス」と呼ばれていた。本編の5年前に消息を絶つ。
リィ伯爵
沼地の屋敷で暮らすヴァンパイア。序盤にてヒロインを拉致した。GB版では、他のキャラとは何の接点もなく、処女の生き血を狙うただの悪党だった。本作ではグランスやイザベラの親友であり、霊魂となったグランスからマナの一族を公国から保護してほしいと頼まれて行動している。ヒロインを拉致したのもそのためであり危害を加えるつもりはなかった。しかし一方的な理屈で押しつけるリィを看過できなかったヒーローと戦うこととなる。本作ではシャドウナイトにも関わりがあるという設定である。
戦闘では『聖剣伝説2』に登場したヴァンパイアと同様の姿となる。戦闘が終わった後はグランツの霊魂が現れたことで事情が判明し、双方の和解という決着に落ち着いた。そのため生存している。
ヴァンドール
かつてマナの力を手に入れ、ヴァンドール帝国を築き上げた男。ジェマの三騎士に倒された。『聖剣伝説2』にも同名の帝国と名前を受け継ぐ人物が登場しているが関連性は不明。

他シリーズからの登場人物

本作では同じ聖剣伝説シリーズからのキャラクターが登場している。ただし同一人物ではなく性格や立場も変わっている。

イザベラ(『聖剣伝説3』)
魔族。リィ伯爵の旧友でかつては2人で魔界を荒らしまわっていた。魔族としての力を燻ぶらせたくないと一時はシャドウナイト側についた(実際に戦うことにはならない)ヒロイン編のほうが絡みが多い。本作ではシャドウナイト撃破後のイベント時のみ、変身をする。
死を喰らう男(『聖剣伝説3』)
魔族。質のいい魂を喰らうために、シャドウナイトやジュリアスに仕えている。魂さえ食べられれば世界のことなどは二の次らしく、主人公達に助言したこともある。
サボテン君(『聖剣伝説LOM』)
サボテンハウスで生活している植物。ポジションは前作とほとんど変わらず、主人公達の冒険を独自に解釈して日記に書いている。
ニキータ(『聖剣伝説LOM』)
旅の商人で、主人公たちに重要アイテムを(一方的に)売って来る。またフィールド内でも時々出歩いていて話しかければアイテムの売買が出来る(ニキータが出てきたフィールドは、画面を切り替えるまで敵モンスターが一切登場しない)。
アナグマ(『聖剣伝説LOM』)
ワッツと共にミスリル探しをしている。相変わらずアナグマ語で話す。またイベントの敵としてブラックアナグマが登場する。
デュラック(『聖剣伝説2』、原作では「ディラック」)
本作では名前が一字違いになっている。ロリマーの王子として登場し、後に王になる。外見は『聖剣伝説2』と同じ。
七賢者(『聖剣伝説LOM』、原作では「七賢人」)
本作では名称が異なり、マチルダが七人目に加わっている。通信機能を使った人数により、七賢者を呼び出せるカードを自動的に入手する。また大地の顔ガイアは本編でも登場する。
アーウィン(『聖剣伝説LOM』)
最後の敵が召還する。演出としてのみの登場である。

音楽

ゲームボーイ版と同じく、BGMは伊藤賢治が担当。ソニー・ミュージックエンタテインメントより2003年8月27日、『プレミアム・サウンドトラック』とタイトルされた3枚組のサウンドトラックが発売されている。Disc1にはゲームオリジナル音源・全40曲を、Disc2にはオリジナルBGMをピアノアレンジしたバージョンを、ボーナスCDとなるDisc3にもアレンジ・バージョンを収録。

スタッフ

  • プロデューサー:石井浩一
  • ゲーム・デザイン:石井浩一、大印健生
  • 原作:石井浩一
  • モンスター・デザイン:石井浩一
  • プロダクション・プロデューサー、キャラクター・デザイン、シナリオ・アレンジ:亀岡慎一
  • ディレクター:大印健生
  • アート・ディレクター:津田こうじ
  • シナリオ:生田美和
  • メイン・プログラマー:穴沢友樹
  • 音楽:伊藤賢治
  • メニュー・プログラム:平石有孝
  • エフェクト・プログラム:いとうはじめ
  • イベント企画:北上弘
  • ボス・モンスター・バトル企画:山口靖浩
  • マップ企画:たなかくにみつ
  • エフェクト・グラフィック:高橋誠
  • キャラクター・グラフィック:ハチマンユウジ、かわべこずえ
  • ボス・モンスター・グラフィック:うえのくにのり
  • モンスター・グラフィク:佐藤博司、石塚好、佐々木倫子
  • サウンド、サウンド・プログラム、サウンド・データ/SE:増子司(M's Factory)

評価

評価
集計結果
媒体結果
GameRankings71% (35 reviews)[25]
Metacritic72/100 (31 reviews)[26]
レビュー結果
媒体結果
1UP.com6.5/10点[16]
Edge6/10点[17]
エレクトロニック・ゲーミング・マンスリー6/10点[18]
ファミ通30/40点[19]
(シルバー殿堂)
ゲーム・インフォーマー7.75/10点[20]
GamePro4/5stars[21]
GameSpot7.1/10点[22]
GameSpy3/5stars[23]
IGN7/10点[24]

ゲーム誌『ファミコン通信』のクロスレビューでは、合計30点(満40点)でシルバー殿堂入りを獲得している[19]

脚注

  1. ^ 2000年代前半頃のファミ通の記事より
  2. ^ M.B.MOOK『懐かしゲームボーイパーフェクトガイド』 (ISBN 9784866400259)、34ページ
  3. ^ Nintendo Switch「聖剣伝説コレクション」インタビュー”. GAME Watch (2017年6月2日). 2017年6月4日閲覧。
  4. ^ コアムックシリーズNO.682『電子ゲーム なつかしブック』p.122.
  5. ^ a b c d e f PS Vita&スマホ版『聖剣伝説 FF外伝』配信後は『2』と『3』を制作予定!? 25周年、そして新作『5』の話も”. 電撃オンライン (2015年9月17日). 2016年1月13日閲覧。
  6. ^ [TGS 2015]あの“旧約”がスマホ/PS Vitaでフルリメイク。「聖剣伝説 -ファイナルファンタジー外伝-」プロデューサーに新生FF外伝の特徴や,シリーズ25周年に関する構想を直撃”. 4Gamer.net (2015年9月17日). 2016年1月13日閲覧。
  7. ^ a b 聖剣伝説 -ファイナルファンタジー外伝- まとめ [ゲームボーイ]/ ファミ通.com” (日本語). KADOKAWA CORPORATION. 2017年2月19日閲覧。
  8. ^ Sy, Dexter (June 9, 2000). “Final Fantasy Adventure”. IGN. IGN Entertainment Inc.. May 1, 2006閲覧。
  9. ^ a b c 「超絶 大技林 '98年春版」『Play Station Magazine』増刊4月15日号、徳間書店/インターメディア・カンパニー、1998年4月15日、540頁、雑誌26556-4/15。 
  10. ^ Gann, Patrick. “Final Fantasy Adventure”. RPGFan. June 21, 2013閲覧。
  11. ^ Steiner, Rachel. “Final Fantasy Adventure - Retroreview”. RPGamer. June 21, 2013閲覧。
  12. ^ Final Fantasy Adventure”. Nintendojo. July 15, 2013閲覧。
  13. ^ a b 「6月16日増刊号特別付録 クロスレビュー優良ソフトパーフェクトカタログ 上巻」『ファミ通』、エンターブレイン、2005年6月16日、33頁。 
  14. ^ 集計期間:2003年9月29日~2003年10月5日”. ファミ通.com. KADOKAWA (2003年10月17日). 2019年10月19日閲覧。
  15. ^ 『新約 聖剣伝説 解体新書』(エンターブレイン)p.497 プロデューサーの石井浩一は「聖剣を大事に思ってくれたユーザーさんのために出すんですから、いまの自分たちで作れる精一杯のものを提示しないと失礼」と語っている。
  16. ^ Gifford, Kevin (2003年12月1日). “Sword of Mana”. 1UP.com. Ziff Davis. 2016年9月6日時点のオリジナルよりアーカイブ。2013年3月16日閲覧。
  17. ^ “Sword of Mana”. Edge (Future) (133): 109. (February 2004). ISSN 1350-1593. 
  18. ^ Bettenhausen, Shane; Byrnes, Paul; Mielke, James (February 2004). “Sword of Mana”. Electronic Gaming Monthly (EGM Media) (176): 128. ISSN 1058-918X. オリジナルの2004-06-04時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20040604075423/http://www.egmmag.com/article2/0,2053,1487840,00.asp 2014年10月27日閲覧。. 
  19. ^ a b 新約 聖剣伝説 まとめ [GBA]/ ファミ通.com” (日本語). KADOKAWA CORPORATION. 2017年2月19日閲覧。
  20. ^ Leeper, Justin (January 2004). “Sword of Mana”. Game Informer (GameStop) (129): 159. ISSN 1067-6392. オリジナルの2008-01-07時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20080107001406/http://www.gameinformer.com/Games/Review/200401/R04.0120.0856.50367.htm 2014年10月27日閲覧。. 
  21. ^ Star Dingo (2003年12月1日). “Sword of Mana Review for Game Boy Advance”. GamePro. International Data Group. 2004年12月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年10月27日閲覧。
  22. ^ Shoemaker, Brad (2003年12月4日). “Sword of Mana Review”. GameSpot. CBS Interactive. 2014年3月31日時点のオリジナルよりアーカイブ。2013年3月16日閲覧。
  23. ^ Vassar, Darryl (2003年12月1日). “Sword of Mana”. GameSpy. Ziff Davis. 2005年11月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年10月28日閲覧。
  24. ^ Harris, Craig (2003年12月2日). “Sword of Mana”. IGN. Ziff Davis. 2014年2月19日時点のオリジナルよりアーカイブ。2013年3月16日閲覧。
  25. ^ Sword of Mana for Game Boy Advance”. GameRankings. 2014年10月27日閲覧。
  26. ^ Sword of Mana for Game Boy Advance Reviews”. Metacritic. 2013年3月16日閲覧。

外部リンク