コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

「ハッピー (ローリング・ストーンズの曲)」の版間の差分

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
削除された内容 追加された内容
編集の要約なし
Cewbot (会話 | 投稿記録)
1行目: 1行目:
{{Pathnavbox|
<div class="pathnavbox">
{{Pathnav|ローリング・ストーンズ|ローリング・ストーンズの作品}}
{{Pathnav|ローリング・ストーンズ|ローリング・ストーンズの作品}}
}}
</div>
{{Infobox Single
{{Infobox Single
| Name = ハッピー
| Name = ハッピー

2021年9月6日 (月) 09:38時点における版

ローリング・ストーンズ > ローリング・ストーンズの作品 > ハッピー (ローリング・ストーンズの曲)
「ハッピー」
ローリング・ストーンズシングル
初出アルバム『メイン・ストリートのならず者
B面 オール・ダウン・ザ・ライン
リリース
規格 7インチ・シングル
録音
  • 1971年7月 (1971-07)、10月 - 11月
  • 1972年1月 (1972-01) - 3月
ジャンル ロック
時間
レーベル ローリング・ストーンズ・レコード
作詞・作曲 ジャガー/リチャーズ
プロデュース ジミー・ミラー
チャート最高順位
ローリング・ストーンズ シングル 年表
  • ハッピー
  • (1972年 (1972)
ミュージックビデオ
「Happy (Live)」 - YouTube
テンプレートを表示

ハッピー」(Happy)は、ローリング・ストーンズの楽曲。1972年 (1972)アルバムメイン・ストリートのならず者』収録。作詞・作曲はミック・ジャガーおよびキース・リチャーズ

解説

アルバム『メイン・ストリートのならず者』収録曲中、キース・リチャーズが唯一リード・ボーカルをとった曲で、彼の代名詞とも呼べる曲[1]。この曲にはリチャーズとジャガー以外のストーンズのメンバーが参加していないが、これは制作時、スタジオにリチャーズとプロデューサーのジミー・ミラー、それにサックス・プレーヤーのボビー・キーズしかおらず、リチャーズが「試したいアイディアがある」とこの曲を3人だけで録音し、他のメンバーが到着する頃には大部分が完成していたためである。リチャーズは「他の奴等を出し抜いてやったんで嬉しくて、それで"ハッピー"ってタイトルにしたんだ」と、2002年のインタビューで語っている[2]

この曲はアルバムからのリカットシングルとして、1972年7月 (1972-07)に「オール・ダウン・ザ・ライン」をB面にリリースされ、全米チャートで22位を記録した[3]。リチャーズのリードボーカル曲がシングルとしてリリースされたのはこれが初めてである。

コンサート・パフォーマンス

『メイン・ストリート…』発表直後の北米ツアーから、この曲はコンサートのレパートリーに加えられており、以降、1980年代前半と、1997年から1998年にかけての「ブリッジズ・トゥ・バビロン・ツアー」および「ノー・セキュリティ・ツアー」を除く全てのツアーで披露されている[4]1970年代までは1本のマイクでリチャーズとジャガーが歌唱していたが、1989年からはリチャーズのボーカル・タイムをジャガーの休憩タイムに当てるようになったため、以降はリチャーズが単独で歌唱している。また、リチャーズのソロ・バンド、エクスペンシブ・ワイノーズのライヴでも披露されたことがある[1]

ストーンズの公式ライブ・アルバムには、1977年の『ラヴ・ユー・ライヴ』に収録されている。映像では、1974年公開のコンサート映画『レディース&ジェントルマン』に、1972年の北米ツアーでのライブテイクが収められており、2010年DVD化された。また2002年から2003年の「リックス・ツアー」でのライヴテイクがDVD『フォー・フリックス』に収録されている。

参加ミュージシャン

脚注

  1. ^ a b 『メイン・ストリートのならず者』1994年リマスターCD日本版付属の越谷政義による解説より。
  2. ^ SIGHT VOL.14 特集「ロックの正義!!ストーンズ全100ページ」(株式会社ロッキング・オン2003年)27頁
  3. ^ The Rolling Stones - Chart history | Billboard:
  4. ^ a b c d e f g Happy:” (英語). 2016年12月23日閲覧。