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== 経歴 ==
== 経歴 ==
=== プロ入り前 ===
=== プロ入り前 ===
父親は[[ロサンゼルス・エンゼルス (MLB)|アナハイム・エンゼルス]](現:ロサンゼルス・エンゼルス)で傘下[[マイナーリーグ|マイナー球団]]監督や[[スカウト (勧誘)|スカウト]]として選手育成に携わってきており、そのためコッチマンも子供の頃からプロ野球選手に接する機会が多かった。
父親は[[ロサンゼルス・エンゼルス|アナハイム・エンゼルス]](現:ロサンゼルス・エンゼルス)で傘下[[マイナーリーグ|マイナー球団]]監督や[[スカウト (勧誘)|スカウト]]として選手育成に携わってきており、そのためコッチマンも子供の頃からプロ野球選手に接する機会が多かった。


高校時代にはフロリダ州{{仮リンク|セミノール (フロリダ州)|en|Seminole, Florida|label=セミノール}}の{{仮リンク|セミノール高等学校 (フロリダ州ピネラス郡)|en|Seminole High School (Pinellas County, Florida)|label=セミノール高等学校}}野球部で活躍した。
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2021年9月11日 (土) 23:52時点における版

ケイシー・コッチマン
Casey Kotchman
クリーブランド・インディアンス時代
(2012年6月30日)
基本情報
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
出身地 フロリダ州セントピーターズバーグ
生年月日 (1983-02-22) 1983年2月22日(41歳)
身長
体重
6' 3" =約190.5 cm
220 lb =約99.8 kg
選手情報
投球・打席 左投左打
ポジション 一塁手
プロ入り 2001年 MLBドラフト1巡目(全体13位)
初出場 2004年5月9日
最終出場 2013年6月18日
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)
獲得メダル
男子 野球
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
パンアメリカン競技大会
2015 野球

ケイシー・ジョン・コッチマン(Casey John Kotchman, 1983年2月22日 - )は、アメリカ合衆国フロリダ州セントピーターズバーグ出身の元プロ野球選手一塁手)。左投左打。

経歴

プロ入り前

父親はアナハイム・エンゼルス(現:ロサンゼルス・エンゼルス)で傘下マイナー球団監督やスカウトとして選手育成に携わってきており、そのためコッチマンも子供の頃からプロ野球選手に接する機会が多かった。

高校時代にはフロリダ州セミノール英語版セミノール高等学校英語版野球部で活躍した。

2001年にはベースボール・アメリカ誌の「将来有望な高校生選手」部門1位に輝く。

エンゼルス時代

2001年6月のMLBドラフト1巡目(全体13位)で父のいるエンゼルスから指名され、入団する。

2004年5月に、正一塁手ダリン・アースタッド故障者リスト入りしたのを受けて、AA級アーカンソー・トラベラーズからメジャー昇格。同月9日にメジャーデビューを果たすと、メジャー初打席から48打席連続無三振を記録し、それまでの球団記録を21更新した[1]。6月中旬までは正一塁手として先発出場していたが、アースタッド復帰後はマイナーに降格。ロースター枠が拡大した9月1日に再昇格し、代打守備固めなどとしてシーズン終了まで10試合に出場した。

2005年は5月31日にメジャーへ昇格するも、7試合10打数で無安打と不振に陥り6月14日にマイナーへ戻される。しかし8月4日にメジャーへ復帰した後は40試合で打率.302・OPS.895と好成績を記録した。

2006年は開幕から正一塁手として出場していたが、伝染性単核球症に感染したことが発覚し5月に離脱。その後をリハビリに費やし、メジャーへは戻れないままシーズンを終えた。

2007年は137試合に出場。打撃成績のほぼ全てで自己最高を更新した。

ブレーブス時代

2008年7月29日スティーブン・マレクと共にマーク・テシェイラとのトレードで、アトランタ・ブレーブスへ移籍した[2]

レッドソックス時代

2009年7月31日アダム・ラローシュとのトレードで、ボストン・レッドソックスへ移籍した[3]

マリナーズ時代

2010年1月7日ビル・ホール他1名とのトレードで、シアトル・マリナーズへ移籍した[4][5]6月3日ミネソタ・ツインズ戦において、一塁での2003連続守備機会無失策MLB記録を達成。さらには、6月20日シンシナティ・レッズ戦において、一塁での239試合連続無失策MLB記録も達成。それまでレッドソックスのケビン・ユーキリスが保持していた2つのMLB記録を更新。 その後も記録を伸ばし続けたが、8月21日ニューヨーク・ヤンキース戦でカーティス・グランダーソンの放った強い打球を止めきれず後逸。失策が記録され、2008年6月20日のブレーブス戦から続いていた連続無失策MLB記録は274試合・2379守備機会で途切れた。

レイズ時代

2011年1月18日タンパベイ・レイズとマイナー契約を結び、一塁手としてのレギュラーの座を奪った。

インディアンス時代

2012年1月3日クリーブランド・インディアンスと1年契約を結ぶ[6]

マーリンズ時代

2013年2月15日マイアミ・マーリンズとマイナー契約を結んだ[7][8]。8月26日に放出された。

2014年は所属球団が無かった。

ロイヤルズ傘下時代

2015年2月15日にカンザスシティ・ロイヤルズとマイナー契約を結んだ。この年は傘下のAAA級オマハ・ストームチェイサーズでプレーし、90試合に出場して打率.290・7本塁打・44打点・1盗塁の成績を残した。6月30日2015年パンアメリカン競技大会の男子野球アメリカ合衆国代表に選出されたことが発表され[9]代表入りしている[10][11]。同大会では決勝のカナダ戦でサヨナラ負けし[12]、準優勝で銀メダルを獲得した。オフの11月7日FAとなった[13]

ブルージェイズ傘下時代

2015年11月23日トロント・ブルージェイズとマイナー契約を結んだ。

2016年は傘下のAAA級バッファロー・バイソンズでプレーし、100試合に出場して打率.256・8本塁打・34打点・1盗塁の成績を残した。オフの11月7日にFAとなった[13]

詳細情報

年度別打撃成績

















































O
P
S
2004 ANA
LAA
38 128 116 7 26 6 0 0 32 15 3 0 0 1 7 3 4 11 3 .224 .289 .276 .565
2005 47 143 126 16 35 5 0 7 61 22 1 1 1 1 15 0 0 18 3 .278 .352 .484 .836
2006 29 88 79 6 12 2 0 1 17 6 0 1 2 0 7 0 0 13 2 .152 .221 .215 .436
2007 137 508 443 64 131 37 3 11 207 68 2 4 3 5 53 1 4 43 17 .296 .372 .467 .840
2008 100 398 373 47 107 24 0 12 167 54 2 1 0 2 18 3 5 23 14 .287 .327 .448 .775
ATL 43 175 152 18 36 4 1 2 48 20 0 0 0 1 18 2 4 16 4 .237 .331 .316 .647
'08計 143 573 525 65 143 28 1 14 215 74 2 1 0 3 36 5 9 39 18 .272 .328 .410 .738
2009 87 336 298 28 84 20 0 6 122 41 0 0 0 3 32 6 3 28 7 .282 .354 .409 .764
BOS 39 95 87 9 19 3 0 1 25 7 1 0 0 0 7 0 1 14 4 .218 .284 .287 .572
'09計 126 431 385 37 103 23 0 7 147 48 1 0 0 3 39 6 4 42 11 .268 .339 .382 .721
2010 SEA 125 457 414 37 90 20 1 9 139 51 0 0 0 5 35 6 3 57 15 .217 .280 .336 .616
2011 TB 146 563 500 44 153 24 2 10 211 48 2 2 0 3 48 5 12 66 13 .306 .378 .422 .800
2012 CLE 142 500 463 46 106 12 0 12 154 55 3 0 3 1 26 1 7 49 15 .229 .280 .333 .612
2013 MIA 6 21 20 0 0 0 0 0 0 1 0 0 0 0 1 0 0 1 1 .000 .048 .000 .048
通算:10年 939 3412 3071 322 799 157 7 71 1183 388 14 9 9 22 267 27 43 339 98 .260 .326 .385 .711
  • 2013年度シーズン終了時
  • ANA(アナハイム・エンゼルス)は、2005年にLAA(ロサンゼルス・エンゼルス・オブ・アナハイム)に球団名を変更

背番号

  • 35(2004年 - 2008年途中、2012年)
  • 22(2008年途中 - 2009年途中)
  • 11(2009年途中 - 同年終了、2011年)
  • 13(2010年)
  • 18(2013年)

代表歴

脚注

  1. ^ "2004 Career Highlights," The Official Site of The Los Angeles Angels of Anaheim. 2008年5月31日閲覧。
  2. ^ Braves deal Teixeira for Kotchman First baseman and Minor League pitcher acquired for slugger”. MLB.com. 2008年8月2日閲覧。
  3. ^ Red Sox pull off deal for Tribe's Martinez Along with Kotchman, slugging catcher adds infield depth”. redsox.com (2009年7月31日). 2009年8月5日閲覧。
  4. ^ Sox to send Kotchman to Mariners, receive Bill Hall”. boston.com. 2010年6月6日閲覧。
  5. ^ Seattle acquires Kotchman, adds to makeover”. MLB.com. 2010年6月6日閲覧。
  6. ^ http://www.cleveland.com/tribe/index.ssf/2012/03/first_baseman_casey_kotchman_r.html
  7. ^ Marlins ink Kotchman to Minor League deal
  8. ^ Marlins Sign Casey Kotchman
  9. ^ 2015 U.S. Pan Am Men's Baseball roster announced Official web site of USA baseball (英語) (2015年6月30日) 2015年7月21日閲覧
  10. ^ Provisional Athletes List Toronto2015 Pan Am/Parapan Am (英語) 2015年7月21日閲覧 (PDF)
  11. ^ Baseball - Athlete Profile United States Toronto2015 Pan Am/Parapan Am (英語) 2015年7月21日閲覧
  12. ^ Costly errors sink U.S., Canada wins Pan Am baseball gold in wild final Toronto2015 Pan Am/Parapan Am (英語) (2015年7月19日) 2016年4月12日閲覧
  13. ^ a b MLB公式プロフィール参照。2017年5月18日閲覧。

関連項目

外部リンク