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|title=特集:「けいおん!」 京の楽器店が“聖地”に? テーマ曲は記録的ヒット |
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|title=深夜アニメ :エヴァ再放送きっかけに大人向けで新市場 元プロデューサー・東さんに聞く |
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2021年10月15日 (金) 11:58時点における版
深夜アニメ(しんやアニメ)とは、主に深夜番組として放送されるテレビアニメ全般の呼称である。
概要
この呼称は正確な登場時期が不明な上に、命名者ないし提唱者が知られているわけではないが、公式に用いられている例としては、ソニー製のDVD/BDレコーダー(スゴ録/BDZシリーズ)の番組予約のジャンルに「深夜アニメ」の項が[1]、2016年4月に配信サービスを開始したインターネットテレビ局・AbemaTVのチャンネルの1つに「深夜アニメチャンネル」があった[2](2018年4月の改編でこのチャンネル名は消滅)。
当項では主に地上波およびBSテレビ局各局で23時-翌4時台に本放送されたもの、および、放送局や製作元などによって深夜アニメであると称されているものを対象とする。なお、主に独立局(TOKYO MXなど)で放送される新作テレビアニメ全般については「UHFアニメ」という通称があるが、本項では独立局において主に深夜帯に放送するアニメを便宜上「独立局系深夜アニメ」と取り上げることにする。
また「深夜アニメ」の対義語として、本項では「全日枠アニメ」という用語を「便宜上」使用するが、23時台に関しては全日枠でもある事に留意する必要がある。
ただし地上波及びBS独立局においては22時台(プライムタイム)に放送の新作アニメも、23時台以降のアニメ枠(および関連番組枠)と連続した編成となったり、製作・放送体制も深夜アニメに準ずる形態となっている事例が多いため、以上に該当するケースについても便宜上これに含めるものとする[注釈 1]。なおTOKYO MX公式サイト内のアニメ番組表における時間帯別ゾーンの色分けについては、23時を境に分別されている[3]。
日本では1990年代後半から深夜帯の青年向けアニメが広まり始めた[4]。1998年頃から需要を見込んだ深夜アニメの採算性が注目されるようになり[5]、テレビアニメの放送形態として一般化していった。この動きには、1990年代に製作委員会方式がアニメでも採用されだしたことが一因であると言われる。製作委員会方式はその性質上、出資する企業(アニメ制作会社、出版社、ゲームメーカー、玩具メーカーなど)の多さが資金調達には有利とされているが、出資企業の立場から見れば、1社が1作品から得られる利益は相対的に小さくなるため、より多くの作品からの利益を求めるようになった結果だというわけである[6]。製作側にとっては映像ソフトの販売による収益が見込めることに加えて、深夜枠で放送することでそのコストを安くあげることができ、テレビ局側にとっても深夜枠を有効に活用できるというメリットがあることが製作本数の増加に繋がった[4]。
2000年代半ば頃には少子化で子供向けアニメの需要が低下する中、アニメファン向けの映像ソフトなどの販売や世界展開などを見込み、製作委員会側がスポンサーをつけたうえで放送局の枠を買い取る形[注釈 2]での深夜アニメが数多く作られ、アニメバブルとも形容された[7]。その結果、2006年には全日帯のアニメ製作分数と深夜帯のアニメ製作分数がほぼ互角となるほどにまで深夜アニメが広がることとなった[6][注釈 3]。また製作本数の観点では、2006年には深夜帯アニメが全日枠アニメを越えていると分析しているものもある[8]。
その後は粗製乱造やインターネットによる違法配信の広がり、さらに本数増加による制作スケジュールの逼迫もあり[4]、2007年頃を境に増減を繰り返す傾向にある[6][4]。
日本動画協会が発行する「アニメ産業レポート」によると、2015年には日本のアニメ史上初めて、キッズ・ファミリーアニメ(全日帯放送)と深夜アニメ(深夜帯放送)の制作分数が逆転した。レポート内では、「深夜アニメがマイナーな領域だという認識を改めなければならない時代が訪れた」と総括している[9]。
Amazonプライム・ビデオやNetflix等の動画配信サービスは、2010年代以降の日本のアニメビジネスにおいて存在感を増している。アニメの視聴シーンは地上波からこうしたサービスに移ろうとしており、動画配信のプラットフォーム側が支払うライセンス料は、パッケージ収益に代わる、日本アニメビジネスの新たな収益源となりつつある[10]。
特徴
現在の関東圏民放局(在京キー局、独立局)の詳細な放送動向については、本項次節を、BS放送の状況については民間BS放送における深夜アニメの状況を参照。
インターネットにおける深夜アニメ配信の状況については、テレビアニメのインターネット配信などを参照。
主にアニメファンや一般層を対象として放送されている。後日発売されるDVD・Blu-ray Discおよび関連商品の販売促進を主な目的としており、製作費を回収するための重要な収益源でもある[4]。番組スポンサーも原作単行本や原作ゲームなどといった関連商品を販売する出版社やソフトメーカーなどのコンテンツ系会社が多くを占める。
地上波のローカル局の場合、一部の深夜アニメの放送を継続している局や、毎日放送製作・TBS系列全国ネットで放送されている「スーパーアニメイズム」、テレビ朝日系列で放送されている「NUMAnimation」と朝日放送テレビ幹事・テレビ朝日系列で放送されている「ANiMAZiNG!!!」、フジテレビ系列で放送されている「ノイタミナ」レギュラーネット局(後述)などを除いて、広範囲にネットされた作品[注釈 4]のみなどといった放送実績が非常に少ない局が大半を占めている。
放送期間は1クール(3か月、10 - 13回)~2クール(6か月、22 - 26回)がほとんどであり、中には計3回の超短期作品も存在する。連続して3~4クール以上放送された作品は数えるほどに過ぎないが(時間帯不問で)、2000年代半ば以降増加した分割クール制によって「シリーズ合わせて3クール以上になった」作品は、ある程度存在する(テレビ東京系列『夏目友人帳』シリーズ、『黒子のバスケ』[注釈 5]など)。
視聴率は深夜であるため[注釈 6]、2.0%以上もあれば「合格点」であるといわれ[12]、4.0%以上で「高視聴率」といわれる[13][14][15]。しかしフジの『ノイタミナ』枠[16][17][14]や毎日放送(MBSテレビ)土曜深夜の『アニメシャワー』枠[13][18]では高視聴率の番組も見られる。
深夜番組放送でのブロック編成に名称(商標)を付けるように、アニメ番組を集中編成するなどして独自の名称をつけることがある。2021年1月現在では上記の他に
- 地上波
- 日本テレビの『AnichU』
- TBSテレビの『アニメリコ』
- フジテレビの『+Ultra』
- テレビ東京の『アニメゾーン』[19](2021年10月放送予定)
- 毎日放送の『アニメイズム』『アニメ特区』
- 朝日放送テレビ(ABCテレビ)の『水曜アニメ〈水もん〉』『ANiMAZiNG2!!!』
- 読売テレビ(ytv)の『MANPA』
- 中京テレビ(CTV)の『チュッキョアニメ』
- 東北放送(tbc)の『寝られなアニメ』
- 北陸朝日放送(HAB)の『アニ帯』
- 静岡放送(SBS)の『アニメ6区』
- 山陰放送(BSS)の『森谷佳奈のアニ物語』[注釈 7]
- 南日本放送(MBC)の『よるアニメ』
- 長崎文化放送(NCC)の『あに。』[20]
- BS/CS
が存在する。
歴史
日本の深夜アニメ第一号は、1963年から1964年にかけて水曜夜23時40分 - 23時55分にフジテレビ系列で放送された『仙人部落』(小島功原作の、週刊アサヒ芸能の連載漫画)である(第1-8話。第9話よりプライムタイムに移行)。1969年の『六法やぶれクン』(名古屋テレビ。史上初のローカル局製作深夜アニメ。当時はクロスネットの関係で日テレ系列で放送)の後、15年以上途絶えていた[21]。
1980年代に入ると1986年の『ハートカクテル』(日本テレビ)、1987年の『レモンエンジェル』(18禁OVA『くりいむレモン』の流れを汲むライトアダルトアニメ。フジテレビ)、1989年の『小松左京アニメ劇場』 (毎日放送)、『セイシュンの食卓』(よみうりテレビ、『11PM』枠内)、1992年の『スーパーヅガン』(フジテレビ、日本初の30分枠深夜アニメ)、1995年の『行け!稲中卓球部』(TBS)などが製作された[21]。これらの作品は話題とはなったものの、すべて単発の試みに留まっている。アニメ評論家の藤津亮太は、元々OVAとして発売された『銀河英雄伝説』が1990年にテレビ東京の深夜帯で放送されたことや、再放送枠ではあるが1992年に開始された毎日放送の『ヒーローは眠らない』枠の存在も、「テレビアニメにおける深夜枠開拓の先駆けの一つ」という見解を示している[21]。また、1997年から『ワンダフル』(TBS)内で放送された短編アニメ「ワンダフルアニメ」の大ヒットも指摘されている[22]。
1990年代後半に入り、1995年にテレビ東京系列水曜夕方枠で本放送され大人気を博した『新世紀エヴァンゲリオン』が、テレビ東京の深夜帯において数度再放送された際の視聴率が(深夜帯としては)驚異的な数字を叩き出したこと[21]や、その他系列局や系列外の地方局で再放送ないし遅れネットにおいても異例の高視聴率[23]や、人気漫画を原作とする『逮捕しちゃうぞ』の放送(製作局のTBSでは土曜夕方枠での放送だったが、一部地域では深夜帯に放送されていた[注釈 8])が大きな反響を呼んだ。テレビ東京でかつてアニメ部門のプロデューサーを務めた東不可止は、『新世紀エヴァンゲリオン』の1997年における再放送の反響が大きかったことを挙げている[23]。
そんな中、テレビ東京は1996年に放送された『エルフを狩るモノたち』を皮切りに深夜アニメ枠の開拓を進めるようになった[21]。当時、大量生産に有利なデジタルアニメの実用化や、ビデオソフト会社主導で結成される製作委員会方式の確立で資金調達が容易になったことも相まって、首都圏の地上波における新作テレビアニメの放送数が急増し、深夜アニメ枠はちょうどその受け皿として機能することとなった[21]。それを受けて他の在京キー局や、在阪局・在名局なども次々と深夜アニメ事業に参入するようになる[5]。
1998年には当初から独立局での深夜帯放送を念頭に製作された『LEGEND OF BASARA』が放送されたのを皮切りに、独立局各局でも深夜アニメの展開が開始され、その後深夜アニメの有力な担い手となる[24]。
2002年時点での深夜アニメは、その後に比べれば大きな盛り上がりではなかったともいわれ、本格的な活性化はその直後頃からとなる[25]。
一方で2000年代前半には、フジテレビやテレビ朝日を中心に放送トラブルが相次ぐなど、様々な事情から深夜アニメの総放送本数は一進一退を繰り返すようになっている[26]。
その後、2007年12月より放送を開始したBS11が開局当初から(無料放送局ながらも)積極的に深夜アニメを放送を始めたのを皮切りに、その他無料BS民放各局でも深夜アニメの放送本数が拡大傾向に入り、さらに主にBS11やBSフジ、BS日テレが製作委員会への参加にも積極的になっている[注釈 9]。毎日放送にてかつてアニメプロデューサーを務めた竹田青滋はデジタルハリウッド大学の講演にて『アニメ番組が地上波からBSへシフトするのは間違いなくトレンドとなる』と語っている[27]。
また、2000年代半ばに入るとインターネット配信を併用する作品が増加傾向にあり、特にKADOKAWA・DWANGOが運営するニコニコ動画は2010年代に入るとニコニコチャンネルにおいて公式配信(ニコニコ公式アニメ)に力を入れているほか、海外市場も視野に入れてネットフリックス、hulu、Amazonプライム・ビデオ、AbemaTVなど、次々と深夜アニメなどアニメ番組を多く公式配信するサービスが誕生しており、特にNTTドコモが主体で、KADOKAWAとの合併企業であるドコモ・アニメストアが運営するdアニメストアは、子供向け、映画、OVAを含んだアニメ専門の動画配信サービスとなっており、ドコモ以外の携帯キャリアのスマートフォン、タブレット端末やパソコンでも利用可能であることを猛烈にアピールしている。
2010年代になると、これまで全日帯で放送されることが多かった週刊少年ジャンプ掲載作品についても深夜帯での放送が増加した。一例として、2014年に放送が開始された『ハイキュー!!』は、第1期は夕方に放送されたが、第2期以降は深夜帯での放送となった。
2019年に放映された、週刊少年ジャンプ原作の『鬼滅の刃』は独立局系深夜アニメとしては異例のヒット作となった。アニメコラムニストの小新井涼は、「20を超えるプラットフォームでの配信や毎月の一挙配信などによって、リアルタイムで逃してしまった潜在的な作品ファンを配信で取り込むことができていた」として、深夜アニメからの国民的ヒット作が生まれる上で、「SNSでの口コミと後追いのための配信環境の充実」が必要条件となっていくと指摘している[28]。
現在の関東圏民放局における地上波での動向
アニメの制作に従事する、キー局、アニメ制作会社、出版社、レコード会社、広告代理店などの企業および本社が集中し、同時に地上波で深夜アニメを発信する際に重要なキー局の拠点地である関東圏における現況、子会社のBS・CSデジタル放送に関しては複雑にして多量な記述が必要なため、節を独立して解説する。
日本テレビ
2012年4月改編で1997年以来長年続いた水曜未明(火曜深夜)枠から木曜未明(水曜深夜)枠へ移動し同年6月で放送終了。以後深夜アニメの編成は断続的な休止も目立つほか、放送日時が一定しない傾向も見られる。2017年7月期に半年のブランクから新たにゾーン枠『AnichU』を新設。2014年頃よりBS日テレでも一部番組が遅れネットされている。また、他局に比べて安く、ノンスポンサーの傾向が多い(系列局やBS日テレで放送する場合はスポンサーが付く)。
NNS系列局
- 読売テレビ
- 中京テレビ
- その他系列局
- 日本テレビ製作の深夜アニメ作品は基本的に番組販売によるネットのため、作品によっては主要基幹局や、子会社のBS日テレでも未放送の事例も目立つほか、遅れネットの時差も大きい傾向も目立つ。一方で、作品の舞台となっている都道府県の放送局が放送のみでなく製作にも参加するケースもある[注釈 10]。
- BS日テレは前述の通り、日本テレビ製作の深夜アニメ作品の未放送の事例も目立っているが、独立局系深夜アニメの放送に関してはキー局系BS局の中ではBSフジに次いで積極的である。
変則的な放送パターン(NNS)
以下、他系列でのパターンを含めて、三大都市圏での独立局や、異系列局で放送されるなどのパターンに関しては基本的にテレビアニメ#変則的な事例を参照。本項では端的で異質さが際立っているパターンを紹介する。
- 関東・関西圏では独立局のプライムタイム帯で同時ネット
- 読売テレビまたは読売テレビエンタープライズ製作関与『有頂天家族(第1期のみ)』『ヤマノススメ セカンドシーズン』など
- 日本テレビが製作委員会に参加しているが、自局で放送せず関東圏では独立局で放送
- 『エガオノダイカ』・『魔術士オーフェンはぐれ旅』シリーズ・『月が導く異世界道中』
テレビ朝日
2007年 - 2019年9月の約13年間は単発的に放送。(独立局であるTOKYO MXを含め)在京民放テレビ局で唯一、「継続した」深夜アニメの新作レギュラー放送枠(テレビ東京や日本テレビでも設けなかった期間あり)を設けていなかった。
2020年4月より、同局の深夜帯では初めて枠に『NUMAnimation』と名付け、レギュラー新作アニメの放送を開始(2019年10月から枠名なしでアニメ枠の放送は開始されていた)。同年10月よりテレビ朝日系列全24局ネットに拡大。
ANN系列局
- 朝日放送テレビ
- 朝日放送テレビ(ABCテレビ)は2012年秋より深夜アニメ事業に本格的に参入、2016年7月よりアニメ事業全体を子会社のABCアニメーションに分割。
- 2020年10月期より、新たに朝日放送テレビをはじめとするテレビ朝日系列全24局ネットの『ANiMAZiNG!!!』を新設。
- メ〜テレ
- 名古屋テレビ放送(メ〜テレ)は、短編帯番組ながらテレ朝(旧:NETテレビ)よりも約30年も早く『六法やぶれクン』を製作した(当時はクロスネット関係にあった日テレ系列で放送された)。これは在名局のみならず、在京キー局以外が手掛けた史上初の深夜アニメでもある。
- 2007年4月期、テレビ朝日からのネット作品消滅以降は38年ぶりの単独製作深夜アニメとなる『ウエルベールの物語 〜Sisters of Wellber〜』を放送開始し、関東圏ではTOKYO MXで放送。しかしこの動きはわずか1年で終わる。
- 2018年1月期の『ダーリン・イン・ザ・フランキス』に、ABCアニメーション・TOKYO MX・BS11と共同で、約9年ぶりに深夜アニメの製作委員会に参加、以後も断続的に参加している。
- その他の局の放送事例
-
- 前述の通り『NUMAnimation』の全国24局ネット化及び全国24局ネットの『ANiMAZiNG!!!』枠が設立された為に、2020年10月期以降はクロスネット局を除いたテレビ朝日系列局全てで深夜アニメのレギュラー放送枠が存在する事となる。
- 九州朝日放送(KBC)が福岡ローカルで放送した『怪盗レーニャ』(後にとちぎテレビで遅れネット)や『暗闇三太』(tvkでも1カ月遅れネット)など、および北海道テレビ放送(HTB)が独立局各局と共同製作した『フジログ』[注釈 11]が、ANN系列局が参加した数少ない製作事例として挙げられる。
- 長崎文化放送(ncc)では2019年4月より『あに。』が、北陸朝日放送(HAB)では2020年7月より『アニ帯』がそれぞれ深夜アニメ枠を設けている。
- CS系列局のテレ朝チャンネル1は、テレビ朝日の深夜アニメのほかに独立局系深夜アニメを積極的に放送している。
変則的な放送パターン(ANN)
- 『THE FROGMAN SHOW』の第2期『秘密結社鷹の爪 カウントダウン』は以下の通り、異系列ネット局にて放送した。
- 2020年1月期にテレビ朝日で放送した『虚構推理』は、関西では毎日放送(JNN系)、BSではBS日テレ(NNN系)で放送する非常に変則的な放送体制となった[注釈 12]。
- 2021年4月期に放送した『バトルアスリーテス大運動会 ReSTART!』は、BSではBSフジ(FNN・FNS系)で放送。
- 2021年夏季から放送の『ジャヒー様はくじけない!』は、BSでは約1クール遅れでBS11で放送。
TBS
TBSテレビの深夜アニメは長年にわたり、金曜未明(木曜深夜)にTBS製作作品を(一部の例外あり)1番組(かつては2番組)、土曜未明(金曜深夜)に毎日放送(MBS)製作作品(『アニメイズム』)を2番組、更に2019年7月期からは『スーパーアニメイズム』を放送。改編期には過去に放送した作品の特別編を放送することがある。TBS・MBS製作作品は字幕放送を実施(一部作品・一部ネット局を除く)。TBS製作枠には2018年4月期より『アニメリコ』と言う枠名が設定されている。
JNN系列局
- 毎日放送
- 『小松左京アニメ劇場』(1989年)で深夜アニメを製作。1995年に参入したTBSより先鞭をつけた。また、オリジナルアニメ作品にも非常に意欲的な姿勢である[29]。
- 1997年よりアニメシャワー枠を設置して深夜アニメに本格的に参入した。TBSへの逆ネット作品に関しては2006年より金曜未明(木曜深夜)[注釈 13]にて定期放送(のちに『アニメイズム』と制定)。2011年4月より火曜未明(月曜深夜)[注釈 14]にも深夜アニメ枠を設置して定期放送(のちに『アニメ特区』と制定)。
- 2019年7月より「アニメサタデー630」の毎日放送制作分の代替[注釈 15]として、TBS系列全28局同時ネットの『スーパーアニメイズム』が開始。
- CBCテレビ
- 中部日本放送(現・CBCテレビ)は2002年の『最終兵器彼女』で参入。2006年4月開始の『ウィッチブレイド』は、JNN系列局製作深夜アニメ逆ネット作品第1号である。以後もMBSと共同製作した『戦国BASARA』(2009年)『Angel Beats!』(2010年)等を輩出し、2013年の『琴浦さん』を最後にCBC製作テレビアニメ自体が途絶えていたが、2021年4月期の『やくならマグカップも』で8年ぶりに復活した。
- 2016年10月期より、TBS(木曜深夜)・MBS(アニメイズム)のネットが各2本から各1本へと半減され、2018年1月期にはそれぞれ未ネットとなり、以後は単発的にネットするに留まる(他に水曜深夜の独立局枠1 - 2本もあるが、2017年以降は休止状態にある)。
- 放送形態・品質
- 毎日放送およびCBCテレビでは、当初はTBS製作作品同様、画面サイズを16:9で製作していたが、放送時には画面の両端をカットし、4:3のアスペクト比にして放送していた(当時、地上デジタル放送が地方へ普及していなかったことへの配慮による)。2007年4月以降、TBSに先がける形で両局が製作に関る作品においては「16:9フルサイズ放送」が基本フォーマットとなっている(TBS製作作品は2009年10月以降)。
- 番組連動型データ放送に関しては、2007年に放送されたCBC製作『ロミオ×ジュリエット』においてCBCとTBSで実施、これは深夜アニメ史上初の事例であった(CBCにとっては初のハイビジョン制作深夜アニメ番組でもあった。)。その後、『ラストエグザイル-銀翼のファム-』においてはCBCのみ実施。またMBSでも『革命機ヴァルヴレイヴ』シリーズ、『鬼灯の冷徹』・『悪魔のリドル』で実施している。
- なお、MBS製作作品においては2012年以降開始のTBS逆ネット作品(2012年4月期より『アニメイズム』枠作品)を対象にBS-TBSでの放送も開始している[注釈 16]。
- その他の局の放送現況
- 前述の通り全国同時ネットの『スーパーアニメイズム』枠が設立された為に、2019年7月期以降はTBS系列局全てで深夜アニメのレギュラー放送枠が存在する事となった。
- RKB毎日放送・北海道放送(HBC)・東北放送(TBC)・中国放送(RCC)がCBCとの共同製作という形で深夜アニメの製作参加の実績があるが、これらの作品は関東圏では全て独立局で放送された。これらの主要系列局では深夜アニメが断続的に放送されている。
- 熊本放送(RKK)では主に番組販売によって火曜2時(月曜深夜)前後の枠[注釈 17]で深夜アニメ(特にBS民放各局で未放送番組[注釈 18]や、テレビ東京製作番組[注釈 19] など)をほぼ定期的に放送し続けている(隣接する在福局でも未放送番組も珍しくない)。
- 静岡放送(SBS)も地元・静岡県を舞台にした番組[注釈 20]などを積極的にネットしており、2019年10月からは水曜(火曜深夜)のアニメ枠に「アニメ6区」と称するようになった。その他にもチューリップテレビ(TUT)では2014年7月以降断続的に放送している[注釈 21]。
- そのほか北陸放送(MRO)や長崎放送(NBC)[注釈 22]や南日本放送(MBC)も断続的にではあるが深夜アニメを放送している。さらに『けいおん!!』終了後にごく一部の地方系列局が、一時的に深夜アニメ枠を設定したことがあった。
- 山陰放送では2019年10月から土曜(金曜深夜)に同局のアナウンサーである森谷佳奈プロデュースの「森谷佳奈のアニ物語」が、東北放送では2020年4月から水曜(火曜深夜)に「寝られなアニメ」が、南日本放送では2020年4月から金曜(木曜深夜)に「よるアニメ」がそれぞれ設けられた。
変則的な放送パターン(JNN)
- 毎日放送製作番組の場合
第1期とその続編(番外編なども含む)のネット局(関東圏、BS放送も含む)が異なったり、放送時間も全国ネット枠(日中→深夜)とローカル枠(深夜)を行き来する事例も少なくない。詳細は『アニメイズム』『アニメシャワー』『土6→日5→アニメサタデー630(第1部)』各ページを参照。
- 自社製作深夜アニメの続編がNHK総合へ移籍(製作委員会には引き続き参加)
- 自社製作深夜アニメの続編が全国ネットの深夜アニメとして放送(『スーパーアニメイズム』枠にて)
- 深夜アニメの続編を全日枠全国ネット放送(いずれも『日5』枠にて)
- 『コードギアス 反逆のルルーシュR2』
- 『戦国BASARA弐』(第1期はCBCも製作参加)
- 全日枠全国ネットアニメの続編・スピンオフなどを深夜アニメとして放送
- 『エウレカセブンAO』
- 『アニメイズム』枠で放送。前作『交響詩篇エウレカセブン』は日曜朝7時枠で放送。
- 『ハイキュー!!』シリーズ
- 第1期は『日5』枠で放送。第2期『セカンドシーズン』は一部JNN系列局でネットのほか、関東圏ではTOKYO MXで放送。代わりにBS11がネット局に加わっている。
- 第3期『烏野高校 VS 白鳥沢学園高校』は『アニメイズム』枠で放送。
- 第4期『TO THE TOP』は『スーパーアニメイズム』枠で放送。
- 『マギ シンドバッドの冒険』
- 『アニメイズム』枠で放送。『マギ』本編第1・2期は『日5』枠で放送された。
- 『青の祓魔師 京都不浄王篇』
- 『アニメイズム』枠で放送。第1期は『日5』枠で放送。
- 『エウレカセブンAO』
- 独立局系深夜アニメの続編をキー局系列深夜アニメとして放送
- 企画協力として参加(Cygames単独製作・一社提供)
- 夕刻帯放送
- TBSとの共同製作『おおきく振りかぶって』(第1期のみ。第2期は深夜枠で放送)
- 関東圏では異系列キー局で放送
- 全国各地でネット系列が異なるパターン
- 『Dororonえん魔くん メ〜ラめら』・『輪るピングドラム』・『炎炎ノ消防隊 弐ノ章』
- 関西・関東圏ではTBS系列だが、愛知県ではテレビ東京系列のテレビ愛知(TVA)で放送(『えん魔~』は福岡県では同一系列のTVQ九州放送でもネット)。
- 『進撃の巨人』
- 『Dororonえん魔くん メ〜ラめら』・『輪るピングドラム』・『炎炎ノ消防隊 弐ノ章』
- TBS製作番組の場合
- TBSが製作委員会に参加しているが、自局で放送せず関東圏では独立局で放送[注釈 23]
- 『英國戀物語エマ』(第1期)・『fate/stay night』(第1作)・『夜明け前より瑠璃色な』・『もっとTo LOVEる -とらぶる-』・『To LOVEる -とらぶる- ダークネス』・『中二病でも恋がしたい!』シリーズ[注釈 24]・『たまこまーけっと』・『境界の彼方』[注釈 25]
- TBSが製作委員会に参加しているが、BSではBS11で放送(BS11が製作協力の形で参加)
- 『ノー・ガンズ・ライフ』(第1期・2期)[注釈 26]・『安達としまむら』・『五等分の花嫁∬』(第2期)
- TBS製作『アニアニランド』枠の場合
- 同枠は15分アニメ『びんちょうタン』と『REC』を2本立てで放送した(TBSとBS-TBSのみ)。TBSやBS-TBSでは編成の都合で途中打ち切りとなったが、毎日放送では『びんちょうタン』は当時としては珍しく地上波16:9フルサイズ放送かつエンディング付き『完全版』を全話放送した一方、『REC』はネットしなかった。
- 全国各地でネット系列が異なるパターン
- 『アサルトリリィ BOUQUET』
- TBS系列局は、地上波系列ではTBS・テレビ山梨(UTY)・新潟放送(BSN)・RKB毎日放送の4局と、BS-TBSのみ。地上波系列全体に限れば日本テレビ系列以外の局にて放送され、テレビ朝日系列(HTB・HAB・長野朝日放送(abn)・静岡朝日テレビ(SATV)・愛媛朝日テレビ(eat)・ncc)が6局と一番多い。JNN排他協定の制約に加え、TBS製作番組でありながら系列不問という例外的なネット体制のため、6話と7話の間に挿入されるトーク特番[注釈 27]も含め、TBSのロゴや名称は一切表示せず[注釈 28]、製作委員会の『アサルトリリィプロジェクト』[注釈 29]の名義のみが製作・著作のクレジットとなっている。
- 『プラチナエンド』
- 九州朝日放送およびBS11に系列外ネット。
- 『アサルトリリィ BOUQUET』
- 独立局系深夜アニメの続編をキー局系列深夜アニメとして放送
- その他
- 独立局系深夜アニメをTBS系列東名阪ネットで(実質)再放送
- 2009年10月期には『魔法少女リリカルなのはA's』の放送を行った。本作は2005年に独立局系深夜アニメとして製作・本放送されたが、このように関東圏ではキー局で(実質)再放送する事例は初となった。
テレビ東京
- かつてはテレビ東京自身が製作不関与で放送する番組も少なくなかったが、現在では放送本数は減ったものの(クールごとに本数の変動が見られる傾向があり、2015年4月期と2019年10月期は一時的に新作深夜アニメが全く放送されなかった)、ほぼ全て製作委員会に関与している。
- 三大都市圏(テレビ東京・テレビ大阪(TVO)・テレビ愛知(TVA))以外の系列局(テレビ北海道(TVh)・テレビせとうち(TSC)・TVQ九州放送)の各局は、未放送の作品が多数ある(各局の実績はまちまち)。
- TXN系列外の(東海・関西の)独立局(三重テレビ放送(MTV)・岐阜放送(GBS・ぎふチャン)や奈良テレビ (TVN) など)や他系列局で遅れネットされることもある。2010年代初期にはびわ湖放送(BBC)が積極的に遅れネットを行っていた時期がある。
- テレビ東京で放送された深夜アニメは(一部の例外を除いて)スカパー!ではAT-Xで初出となるが、テレビ東京より先行して放送された番組は未だない。
- AT-Xが製作委員会に参加し、なおかつテレビ東京が製作不関与の番組の場合、同局最速で放送されることもある。
- BSテレ東(旧・BSジャパン)での深夜アニメの放送実績は少ない(2000年代で継続的に放送されたのは、かつて存在した小学館原作漫画枠作品程度である)が、2015年以降は新作(または全日枠の遅れネット)[注釈 30]が毎クール1 - 3本程度放送されるようになり、以前よりはやや積極的に転じている。
- 2010年代に入るとAT-X製作委員会参加の独立局系深夜アニメ番組がBSテレ東に代わり、BS11やBSフジ、BS日テレで放送される事例が主流となった(その場合、地上波と同レベルのバージョンを放送)。
- 特撮ドラマがメインで、アニメ作品が外伝の『牙狼〈GARO〉シリーズ』に関してはスター・チャンネルでネット。
- 2020年4月から2021年9月までは、キー局の深夜アニメで唯一、枠名を設けていなかった[注釈 31]が、2021年10月より平日24時台の新枠に「アニメゾーン」という名称が設けられた。
TXN系列局
かつてテレビ大阪製作で、第2・3期は日曜朝9時30分枠で放送されていた『ギャラクシーエンジェル』の第4期を深夜アニメとして放送した。その後、長らくテレビ東京以外のTXN系列局が手掛けた深夜アニメはなかったが、2016年7月期に『orange』でテレビ愛知が製作委員会に参加、2017年4月期の『王室教師ハイネ』ではテレビ大阪が久しぶりに深夜アニメの製作委員会に参加している。
TXN各系列局ではソフトメーカー・アニメ視聴者からのニーズに応える形で独立局系深夜アニメも放送している。
- テレビ愛知(TVA)は中京圏における実質的な独立局の代替的な存在となっており、特に2000年代半ばには相当数の作品が放送されていた。テレビ東京系列作品もほとんど放送していることから、深夜アニメ放送本数は国内でトップクラスを誇っていた。ただ、2010年代半ばからTVAを含めた東海地区では未放送番組[注釈 32]が増加傾向にある。
- 同局では2020年に入ると新作深夜アニメの減少もあり、深夜枠で独自に旧作アニメのローカル再放送(一部に東海地区初放送作品もあり)が複数編成されるようになっている。
- テレビ北海道(TVh)とTVQ九州放送(TVQ)はそれぞれ北海道・福岡県内に於ける独立局系深夜アニメのネット局になることが多く、少数を断続的に放送している[注釈 33]。
- テレビ大阪(TVO)とテレビせとうち(TSC)は独立局系深夜アニメがほとんど放送されない現状である[注釈 34]。
- テレビせとうちではその一方で、全日帯の子供向けアニメでは、実在の新人アイドル歌手とのコラボレーションによる『アイドル伝説えり子』から地元・岡山県の企業であるベネッセコーポレーションが関与する『しまじろう』シリーズまで、東名阪以外の地域の放送局では唯一30分枠の連続作品の自社制作を継続し、系列外局へのスポンサードネットや番組販売も実施している。また、独立局系テレビドラマでは製作委員会に参加したことがあった。
変則的な放送パターン(TXN)
- 全日枠作品の続編が深夜帯に放送されるパターン
- 『ハヤテのごとく!』シリーズ(第2期以降)・『スレイヤーズREVOLUTION』・『スクールランブル二学期』・『ギャラクシーエンジェル』(第4期)・『銀魂(2017年以降のシリーズ)』など
- 上記とは逆に深夜アニメの続編が全日枠で放送されるパターン
- 内容を一部変更し、全日枠と深夜帯の両方で放送されるパターン
- 『ソウルイーター』・『あにゃまる探偵 キルミンずぅ』・『ケロロ軍曹(7thシーズン)』[注釈 36]
- 『おはスタ』コーナーアニメとしてショート版を深夜でのフル版と連動して放送
- 深夜アニメを全日枠で再放送するパターン
- 『夏目友人帳』(第1期)・『神のみぞ知るセカイ』(第1期)・『ケロロ軍曹乙』(『ケロロ軍曹アンコール!』[注釈 38])・『けものフレンズ』[注釈 39]・『よりぬき銀魂さん ポロリ篇』・『IDOLY PRIDE』[注釈 40][31]
- 独立局系深夜アニメの続編をキー局系列深夜アニメとして放送するパターン
- 独立局系深夜アニメをTXN系列局で(実質)再放送
- 『魔法少女リリカルなのはStrikerS』・『ガールズ&パンツァー』[注釈 41]・『IDOLY PRIDE』(前述のように夕方枠で放送)
- 関西圏では異系列局で放送
- BSでは地上波と同時期に他のBSデジタル放送局で放送
- 2021年に入ってからはBSテレ東に代わり、他のBSデジタル放送局で放送されるパターンも増えつつある[注釈 42]。
- 『東京リベンジャーズ』(BS朝日で放送)・『精霊幻想記』(BSフジで放送)・『うらみちお兄さん』(BS11で放送)・『大正オトメ御伽話』(BS11で放送予定)・『境界戦機』(BS11で放送予定)・『月とライカと吸血姫』(BS日テレで放送予定)
- BSではゴールデンタイムで放送
- 『境界戦機』
フジテレビ
- 2000年代前半に放送トラブルが相次ぎ(以下便宜的に“フジショック”と呼ぶ)、その"フジショック"の苦い経験を踏まえ、フジテレビ自身も製作委員会の幹事役として積極的に関わり[32]、『ノイタミナ』枠はキー局製作の深夜アニメとしては比較的浅い時間帯で、かつ1クール当たりの放送本数もおよそ11話と少なめに設定している。深夜アニメ枠としては珍しく、少女漫画や女性向け漫画原作作品を柱とした女性向け作品を中心としたラインナップとなっており、『もやしもん』シリーズといった作品は青年漫画を原作とした作品だが、アニメ化以降の新規ファンの殆どは女性であった。「ノイタミナ」枠は2011年10月期以降、一部の系列局でもスポンサーがつく形で放送が拡大されつつあるが、いまだFNS全系列局での放送には至っていない[注釈 43]。
- 「ノイタミナ」に関しては2016年4月から2018年12月まではAmazonプライム・ビデオ独占で新作が有料配信されていた(本放送から1クール程度経過した過去作はFOD経由で他の配信サイトでも配信される)が、それ以降は複数のサイトで配信されている。「+ultra」に関してはNetflix独占で1話の放送後に全話分が先行配信されていた(例外あり)が、2021年4月からはFODでの独占配信になっている。
FNS系列局
- 関西テレビ
- 関西テレビ(KTV・カンテレ)は現時点で唯一単独製作となる深夜アニメ『ギルガメッシュ』を放送したが、30分の深夜アニメ作品としてはテレビ東京系列以外で全系列局へのネット放送を果たした初の作品であり、2013年現在、FNS全系列局でネットされた唯一の深夜アニメ作品でもある、後にBSフジでも放送された。
- 同局での『ノイタミナ』枠放送枠を一時期『アニメわ〜く!』と言うブランドで放送していた時期があった。
- 更に2014年秋新規開始作品から『冴えない彼女の育てかた♭』までフジテレビ製作深夜アニメ全ての製作委員会に参加。
- 2017年4月期からは同局で放送の一部の独立局系深夜アニメにも製作参加を開始している。
- その他
- 中京ローカルとしては、東海テレビ(THK)の『かよえ!チュー学』がミニ番組かつ帯番組として放送されていた。
- 北海道ローカルでは北海道文化放送(uhb)の『フランチェスカ』が15分番組として放送された(tvkでも遅れネット)ほか、BSフジが製作委員会に参加する一部の深夜アニメにも関わっている。
- サガテレビはCygames原作作品を系列不問で積極的にネットしている。これは同社社長が佐賀県出身と言う縁によるものである。
- BSフジは「ノイタミナ」枠こそ現在ではレギュラーネットしていないものの(なお、「+ultra」枠はレギュラーネットしている)、独立局系深夜アニメの放送に関してはキー局系BS局の中では最も積極的であり、自ら製作委員会に参加する番組も目立つ。
変則的な放送パターン(FNS)
- 製作局(フジテレビ)にてシリーズ途中で深夜帯放送に変更
- 『ラーゼフォン』
- BSフジでは全日枠にてネット
- 『暗殺教室』シリーズ
- BSフジが製作参加し、地上波では他系列で放送
- 『バトルアスリーテス大運動会_ReSTART!』(テレビ朝日系列全国ネットで放送、テレビ朝日と共同制作)、『精霊幻想記』(関東圏はテレビ東京で放送)
- BSでは地上波と同時期に他のBSデジタル放送局で放送
- 『鬼滅の刃 無限列車編・遊郭編』(BS11で放送予定)
独立局
1998年に放送された『LEGEND OF BASARA』を皮切りに独立局各局でも深夜アニメが多数放送されている。
2021年現在ではTOKYO MXが積極的に製作委員会に参加しているほか、その他の独立局も細々ながら製作参加するケースが増加傾向にある。TOKYO MX・MBS・サンテレビ・KBS京都・テレビ愛知での放送が多く、未放送地域は主にBS11(ANIME+)やBSフジ(アニメギルド)、BS日テレ(アニメにむちゅ〜)などのBS各局にAT-Xなどのアニメ専門チャンネル、AbemaTVなどのインターネット配信で補完するケースが主流である。
NHKにおける深夜アニメの状況
NHKでは2008年4月からBS2の深夜帯アニメ枠「衛星アニメ劇場」で新作テレビアニメが放送された(第1弾は『今日からマ王!(第3シリーズ)』と『アリソンとリリア』)。2011年3月にBS2が閉局後、その代替チャンネルとして新設されたBSプレミアムにて1年間BS深夜アニメ館枠で過去作を再放送。2012年4月以降は別の時間帯に本放送する番組の再放送などを実施。2013年6月からは約2年半ぶりに新作の深夜アニメ『キングダム』(第2シリーズ)を放送。
なお上記の事例の他、過去には主に教育テレビ(Eテレ)やBS2で本放送した番組が再放送されることがあった[注釈 44]。
総合テレビでは2011年4月に『もしドラ』を(冒頭5分間は全日帯(プライムタイム)からのフライングスタートを実施)放送し、2014年8月には『目玉焼きの黄身 いつつぶす?』、2015年4月には『英国一家、日本を食べる』が放送された。
同じく総合テレビでは2016年10月からは新作深夜アニメ枠が設定されており、2018年3月までは土曜23時台で放送された。翌4月より月曜0時10分 - 0時35分枠(日曜深夜。2枠の場合は0時35分 - 1時0分枠も使用)に移動して放送が継続されている。この月曜0時台は関西地区(NHK大阪管轄エリア)では2020年3月まで『まちけん参上!』が放送されていたため、0時50分 - 1時15分枠(後に0時45分 - 1時10分枠へ移動)での遅れネットとなっていた。
また、2020年4月からはEテレでも月曜22時50分 - 23時15分に深夜アニメのレギュラー放送枠が設定されている。同年秋クールは当初予定されていた『不滅のあなたへ』の放送延期に伴い、Eテレアニメセレクション枠して『SHIROBAKO』(本放送はUHFアニメ)が放送されている。
民放製作・NHK地方局ローカル編成のケース
いずれも舞台となった県のローカル編成で放送[33]。NHKではBPO[注釈 45]を除いた外部団体のCMが放送法により禁じられていることから、その制約を利用する形で下記のように紀行コーナーを設ける形で本来CMを放送する時間を穴埋めしているが、それでも25分枠でまとまる。
- 『たまゆら〜もあぐれっしぶ〜』 - AT-X→広島。『hitotose』は本放送時にはテレビ新広島で深夜帯に放送され、同局でも本放送開始前に連続放送された。本編終了後に「たまゆら紀行」を放送。同局では全日帯であった。
- 『Free!-Eternal Summer-』 - ABC→鳥取。本放送開始前に第1期(無印)の連続放送が行われた。本編終了後に「岩美紀行」を放送。同局でも深夜帯であった。
民間BS放送における深夜アニメの状況
BSデジタル放送局開局以後、BS民放局でも深夜アニメの放送が若干増加しつつある。
またBSデジタルチューナー内蔵のテレビやブルーレイレコーダーの普及により、2012年以降、深夜アニメの放送が増加傾向にあり、毎日各局が相次いで放送している。この影響で、同時間帯でアニメ番組が競合することがあり、その影響で一部のスポンサーが共通になることもある。
民放BS各局の動向
BSデジタル放送開始前からWOWOWが上記のような商品販売促進の目的のため、あえて無料で視聴可能なノンスクランブルで放送の作品が多かった。かつては平日夕方枠での放送が多かったが、次第に深夜帯へとシフトしていった。しかし2008年以降の新作は2012年にスクランブル枠で放送された『カイバ』のみの状態が続いていたが、2016年4月期より地上波深夜アニメを金曜22時30分枠で最速先行放送する『アニメプレミア』枠を開設。2019年4月期より名称を『アニメプライム』に変更のうえ、木曜0時00分(水曜深夜)枠に移動。
BS日テレは、かつては日テレもしくは系列局製作作品の放送はほとんどなかったが、2014年4月期以降は日テレ製作の深夜アニメを一部を除いて継続的に遅れネットしている。なお、独立局系深夜アニメは以前より断続的な放送であり、2017年7月期の『ひとりじめマイヒーロー』で初めて独立局系深夜アニメの製作委員会に参加。以降徐々に放送枠を増やし、2019年10月期より月〜木曜および土日の深夜帯に『アニメにむちゅ〜』枠を開設することとなった。以降は、独立局系深夜アニメを定期的に放送している。
BS朝日は2016年10月期に『ユーリ!!! on ICE』(テレビ朝日製作)が放送されるまでは、テレビ朝日もしくはANN系列局関連の深夜アニメを放送した実績が全くなかった(テレビ朝日で関東ローカル放送された『ZOMBIE-LOAN』はBS日テレで本放送時は未放送だった回と合わせて遅れネットされた)。一方で独立局系深夜アニメに関しては『アニメ魂(アニメスピリッツ)』枠を2008年4月まで持っていた(後にBS日テレに移籍)ほか、それ以外の作品を少数ながら放送した実績があり、2020年4月期より金曜日の深夜帯に『アニメA』枠を新設(後に日曜日にも設置)。2021年4月期の『シャドーハウス』(BS11・WOWOWでも放送)で初めて独立局系深夜アニメの製作委員会に参加した。2012年12月 - 2013年3月の間は同局製作委員会参加にして独占放送の短編アニメ『僕の妹は「大阪おかん」』を放送した。
BS-TBSでは2001年から2007年までは(旧名の)BS-i独占放送番組も放送していた(現在ではテレビシリーズの特別編を断続的に独占放送する程度である)。
また2000年代以降、先述のようにTBS製作番組のほとんどを遅れネットしているほか、2012年1月期からは系列準キー局であるMBS製作番組の同時期遅れネットを開始している(2020年4月現在ではMBS『アニメイズム』枠は地上波レギュラーネット局より35分[注釈 46]、TBS『アニメリコ』枠はTBSより2日、とそれぞれ遅れネットとなっている)。
BSテレ東では開局当初からテレビ東京(系列)製作の深夜アニメ番組の放送は極めて少なかったが、2015年10月期から一時の休止を挟んで毎クール1-3本をネットしている。それ以外にも準新作を断続的に放送しているが、他局に比べて安定性は低い。独立局系深夜アニメに関しては2008年10月期の『かんなぎ』および2009年7月期の『化物語』の2作品(いずれもアニプレックス製作)のみである[注釈 47]。2020年4月期以降、民放BS局の深夜アニメで唯一、枠名を設けていない。
BSフジは土曜深夜枠→NOISE枠→ノイタミナ枠をレギュラーネットしていたが、2013年3月をもって打ち切りとなってからは、2015年1月期の自社製作委員会参加の『暗殺教室』までフジテレビ製作深夜アニメの放送は途絶えていた。独立局系深夜アニメに関しては後述のBS11に次いで積極的に放送しており、2014年頃から、自らそれの製作委員会に参加し、2017年4月改編で『アニメギルド』枠[34]を新設し、親会社のフジテレビとは一線を画する路線を取っている。2018年10月期より、水曜深夜に+Ultra枠をレギュラーネットしている。しかし、現在はBS日テレやBS朝日の本数増加により減少傾向にある。
BS11は開局当初から深夜アニメの放送に積極的で、2011年頃より新作アニメの放送が徐々に増加傾向を見せ、2010年代半ばには独立局系深夜アニメの大半をネットするに至ったが、現在はBSフジやBS日テレなどの本数増加に合わせてやや伸び悩みを見せている(それでも、新作の独立局系深夜アニメの本数は、BS各局の中で一番多く、全体の半数以上をカバーしている)。一方で『迷い猫オーバーラン!』や『ぬらりひょんの孫』シリーズ、『黒子のバスケ』シリーズなど製作委員会にも積極的に参加しており、2014年より本数を増やしている。近年ではキー局製作の深夜アニメを同局で放送する事例も見られ、過去には無料テレビ放送では同局で独占放送する事例も見られた。
TwellVは同時に開局したBS11とは対照的に長らく新作深夜アニメの放送実績は無かったが、2013年1月期から4月期まで独立局系深夜アニメ『問題児たちが異世界から来るそうですよ?』と『デート・ア・ライブ』[注釈 48]の2作品を放送した。その後、2020年より『アニメ26』枠を新設している。
Dlifeは2012年の開局以来新作深夜アニメの放送実績はなかったが、2014年7月期から独立局系深夜アニメ『東京喰種トーキョーグール』シリーズ[注釈 49]を放送。その後は他局で放送したアニメ番組を実質再放送する形で深夜アニメを放送していたが、2019年12月を最後に廃止され、2020年3月31日をもって全ての放送を終了した[35]。
2011年秋からBS放送を開始したスカパー!のアニマックスは、2012年7月期より毎週土曜22時台にて新作深夜アニメの遅れネットをノンスクランブルで放送していた時期があった(BS11とBSアニマックスノンスクランブル枠で放送した一部番組で同時期にネットすることがあり、どちらかの放送局が遅れ日数次第で、実質再放送になる事例もあった)。
インターネット配信
内外のネット配信の市場拡大につれて、深夜アニメにおいてもネット配信が活発化している。無料サイトでは近年ではAbemaTVが最速テレビ放送との同時ネット枠を増やすなど目覚ましい伸びを見せているほか、有料サイトではAmazonプライムやネットフリックスと言った外資系にdアニメストアやGYAO!などの国内系がしのぎを削っている。
深夜アニメの各種問題
なお、下記に挙げている作品についての具体的な概要は、各作品の記事を参照のこと。
表現規制
※ テレビアニメでの全体的な傾向に関しては、テレビアニメ#表現の法的規制を参照。
一般的に深夜番組は性的描写や暴力描写などへの表現規制規制が緩い傾向が見られるが、1990年代後半以降、深夜アニメに関しては日本国内の放送局は厳しい自主規制を行っている。一方、オンエア時には隠していた表現をBD/DVDソフト化時に「無修正」化することで、逆にソフトの販売促進の手段として活用するケースも多く見られる。
なお日本民間放送連盟(民放連)では、数年に一度発行する「民放連放送基準解説書」において、青少年向け配慮として時間帯別のゾーニングや、番組開始前に「暴力的表現が含まれる」等の表示を行うことを提唱しているが、23時以降の時間帯については「主として保護者が児童・青少年の視聴について責任を負う時間帯と考え、原則として事前表示は行わない」としている[36]。
- 在京キー局における現状
特にテレビ東京は1997年暮れの「ポケモンショック」を起こした経験を機に、各種の規制に厳格になりつつある。ただし、2010年代に入ると『トリニティセブン』などのようにお色気描写に対して規制を最小限に抑えた作品も放送されるようになっている。
TBSでもかなり厳格な規制が見られ、同局製作のアニメではそれらの描写をほとんど削除する傾向が見られる(ただし系列局のMBSではその限りではなく、時間帯を問わずMBS製作アニメがTBSでも放送される場合、TBS独自の規制が入ることは基本的にはない)。
代表的な例
- 本作放送までは比較的この種の表現に寛容と考えられていたフジテレビ系で放送することを念頭において製作され、本来は入浴シーンを始め、各種お色気描写がかなり満載となっている。
- しかし、フジテレビはこの作品の本放送開始と時を同じくして規制を厳格に転じ、その影響で放送版では大幅な修正を余儀なくされ、肝心の入浴シーンは濛々たる湯気で真っ白となった。性的描写の問題が最も先鋭化した問題の一つとして知られている。(この件に関してはGIRLSブラボー#アニメを参照)。なお、本作の続編『GIRLSブラボー second season』はWOWOWへ移籍の上で「R-15指定相当(年齢制限というわけではない)」で放送された[注釈 50]。
- 2010年代後半に入るとフジテレビでの規制は緩やかになり、『クズの本懐』では過激過ぎる描写が問題視されるに至ったほどである。
- 『フィギュア17 つばさ&ヒカル』(地上波ではテレビ東京系で放送)
- 本来AT-Xでの放送を念頭においた作品だったこともあるが、地上波の放送において女子小学生(相当)キャラクターの裸体および入浴シーン(エロティックなものではなく、作劇上必要かつ自然なもの)に対して修正が入り、物議を醸した(詳細は別項を参照)。
- 『怪物王女』
- 原作では流血シーンやパンチラなどお色気描写が多々存在するが、TBSで放送されたテレビアニメ版ではその類の描写がほとんど削除され、流血絡みの作品設定も変更を余儀なくされた(後にOVA化された際にはこの種の表現規制は無くなっている)。
- 『BLOOD-C』
- 通行人やクラスメイトなどが惨殺される場面において、流血表現が光や影の挿入で規制されている[37][38]。一方でヒロインが裸身を晒す場面ではほとんど規制が行われなかった[38]。全般的に規制が緩い毎日放送製作作品でこのような規制が入るのは珍しい。
- 物語終盤に東日本大震災が発生し、報道特別番組が暫く放送された事に加え、震災を想起させる場面が含まれていたことから、レギュラー放送が続行不可能となる事態となり、未放送回は翌月に一挙放送の形で対処した[39]。
制作トラブルとその影響
- 『GAD GUARD』(フジテレビ)
- フジテレビでは第7話(未放送回を含めると「EPISODE 8」に該当)放送予定回を、当初は「2003年5月28日16時」に局に納品予定だったが、制作が遅れ、実際に納品されたのは翌日の「0時35分」になった。このため、局の判断で前週分の再放送に踏み切った[40]。
- 2クールで20話放送したが、改編期を迎えたためシリーズ途中で打ち切られ、後日各アニメ専門チャンネルで全話放送された。
- 『コードギアス 反逆のルルーシュ』(毎日放送・TBS系)
- 制作スケジュールが逼迫していた影響で本放送は途中の第23話の段階で終了、約4ヶ月後に残り最終2話が特別編成で順次放送された[41]。
- 同様のケースは同じ毎日放送製作『エウレカセブンAO』でも発生している[42]。
- 『されど罪人は竜と踊る』(TBS)
- TBS・BS-TBSで2017年10月から放送が予定されていた[43]が、同年9月22日、制作上の都合により2018年4月開始予定への放送延期が発表された[44]。
- これを受けてTBSではかつて自社製作UHFアニメとして放送した『中二病でも恋がしたい!』を、BS-TBSではその第2期にあたる『戀』をそれぞれ代替放送する事を決定した[45]。
- 発生源である中国などのアニメ制作会社をはじめ、アフレコ収録[注釈 51]にも甚大な影響が出たため、2020年4月以降の放送を予定していた、多数の番組において制作・放送スケジュールが大幅に順延するなどの影響が出ている。
放送版とパッケージ版の差異
民放ネットワーク各局では低視聴率の深夜帯に放送されることや、独立局ではゴールデン・プライムタイム帯で放送されても視聴率が見込めないためキー局系各局と比べて広告料の単価が段違いに安く、スポンサー料収入だけではビジネスとして成立しないことから、パッケージ版での各種商法で視聴者の購入意欲を高めて行く手法を多く採られているのが現状である。
ただし近年ではパッケージ売上の頭打ちから、内外問わずネット配信権販売収入も大きな収益源とするケースが増え、特定サイト独占配信(配信サイト企業が製作委員会に参加するなど)の番組も増えている。
深夜アニメ一覧
脚注
注釈
- ^ 過去にキー局系列でネットワークセールス枠にて22時台に放送されたテレビアニメは単に「全日枠アニメ」に区分される。
- ^ 逆のパターンで、ローカル局側でスポンサーのつかない「番組販売」の形で放送することもある。
- ^ 2006年においては、全日帯が68,794分、深夜帯が66,736分。なお、「全日枠」と「全日枠以外」を区分する時間帯の境界線は24時であるが、本項の集計における時間帯の境界線は23時としている[6]。
- ^ 深夜アニメの総数に比較し、ごくわずかに留まる。日本の民放5系列のうち「全系列局による放送」の達成が最も遅かったのはテレビ朝日系列であり、『タイガーマスクW』でようやく果たした。なお、日本の民放4大系列のうち「全国同時ネットによる放送」の達成は2021年4月現在、テレビ朝日系列とTBS系列のみである。単発では日本テレビ系列では『NANA』などがある。
- ^ 2015年に放送された3期を含め、それぞれ2クールずつ放送した。
- ^ 平日の標準的な全局合計視聴率は0時の時点で約33%(プライムタイムの約半分)、2時では約12%となる[11]。
- ^ 同局アナウンサー森谷佳奈の名を冠してはいるが、森谷本人は編成のみを手掛けており、ナビゲーションなどを行っていない。
- ^ 製作局では全日枠放送の作品が一部ネット局では深夜帯放送のパターンは、この『逮捕しちゃうぞ(第1期)』や『HUNTER×HUNTER(日本テレビ版)』が代表的な事例として挙げられる。ただし、後者の『HUNTER×HUNTER』は2013年10月改編で日テレ含めて全ネット局で深夜枠に降格。
- ^ 毎日放送などの在阪局やTOKYO MXと共同で製作委員会に参加していることも多い。
- ^ 青森放送(RAB)は地元青森県を舞台にした『ふらいんぐうぃっち』、西日本放送(RNC)は地元香川県を舞台にした『うどんの国の金色毛鞠』、福井放送(FBC)は地元福井県を舞台にした『ちはやふる3』の製作委員会にそれぞれ参加している(いずれもBS日テレでも放送された)。
- ^ ただしHTBとtvk以外は全日枠放送だった。
- ^ NETテレビ(現:テレビ朝日)・毎日放送・日本テレビ・読売テレビが共同制作して中継した1959年のプロ野球日本シリーズと類似したネット関係となった。
- ^ 2015年4月より土曜未明(金曜深夜)に放送。
- ^ 2014年10月より水曜未明(火曜深夜)に放送。
- ^ TBSテレビ制作分の代替はアニメではなくスポーツ情報番組『東京VICTORY』に充てられた。
- ^ それ以前の一部の作品はBS-TBSもしくはBS11で放送。また、「アニメイズム」以外での放送作品もBS民放各局でネットされるケースが多い。
- ^ 2018年12月に放送の『あかねさす少女』より、月曜2時から火曜2時(月曜深夜)前後へと変更された。
- ^ 『断裁分離のクライムエッジ』『南鎌倉高校女子自転車部』など。
- ^ 『めだかボックス』(1期・2期)『Wake Up, Girls!』『蒼の彼方のフォーリズム』など。
- ^ 静岡市を舞台とした『ハルチカ』、浜松市を舞台とした『ガヴリールドロップアウト』、掛川市を舞台にした『勇者になれなかった俺はしぶしぶ就職を決意しました。』、沼津市を舞台とした『ラブライブ!サンシャイン!!』、伊東市を舞台とした『あまんちゅ!』、下田市を舞台とした『夏色キセキ』など。また、同局の深夜編成担当者による公式Twitterは「アニメ不毛の地を開梱すべく」と意思表明している。
- ^ 主な放送作品は、地元のアニメ制作会社・ピーエーワークス制作作品(『Angel Beats!』、『SHIROBAKO』、『サクラクエスト』など)であり、その他にも地元・富山県舞台番組やTBS製作番組が放送されることもある。現在は日曜2時(土曜未明)前後に枠が設定されているが、それ以前にも一時的に深夜アニメ枠を設定したこともあった。
- ^ 地元出身の作者が原作を手掛けた『弱虫ペダル』や『まじもじるるも』など。なお、2016年に『アニメイズム』枠で放送された『91Days』はフジテレビ系列のテレビ長崎(KTN)で放送された。
- ^ 『中二病でも恋がしたい!』(第1期)・『To LOVEる -とらぶる- ダークネス』以降の作品はBS放送ではBS-TBSではなくBS11で放送。
- ^ 『されど罪人は竜と踊る』放送延期の都合で、その代替番組として最終的にTBS(第1期)とBS-TBS(第2期)で放送された。
- ^ 関西圏では1975年3月まで腸捻転ネット関係にあったABCでの放送。
- ^ TBS・BS11・AT-Xが製作参加。
- ^ 『〜ラムネを飲んでひとやすみスペシャル〜』のタイトルであり、一柳隊の声優陣が総出演した。
- ^ 協定上、TBSのロゴは原則として系列内で放送される番組のみで使われる決まりのため。ただし、系列内の放送権が切れ、番組制作会社に映像素材(フィルム・VTR)が行き渡った外部制作番組(主にフィクション作品)や、系列局不在地域の系列外局(主に日本テレビ系列局)でもスポンサードネットされる番販バラエティ番組(協定の制約の関係で複数社提供番組の番販は実施されず、スポンサーセールスの関係上、一部の一社提供番組に限られる。)や、TBSがそれらの系列外局と共同制作を行った番組(過去の『オーケストラがやって来た』など)や、1960年代に地方の民間テレビ局が一局しかなかった地域が殆どで、かつ一社提供のテレビ番組を主力としていた関係で、協定が強固でなかった時代にスポンサーセールス上の都合から系列外ネットされた番組(初期の『兼高かおる世界の旅』など)では、そのままTBSのロゴが表示されている。
- ^ ブシロードグループ、アゾンインターナショナル、acus、TBSテレビ。
- ^ 2021年10月期では『BORUTO-ボルト- NARUTO NEXT GENERATIONS』『SHAMAN KING』が該当。
- ^ かつては、「アニメノチカラ」や「熱血電波倶楽部」が存在した。
- ^ その中にはTOKYO MXなどでの再放送に合わせる形で、クール・年単位で遅れて放送される作品もある(『えとたま』・『宇宙よりも遠い場所』など)。
- ^ 過去には両局とも主に角川メディアハウスが広告代理店を担当する作品をはじめKADOKAWAのブランドの1つである角川書店製作番組を放送する固定枠が存在した。
- ^ 過去(2010年代半ばまで)には両局とも少数を断続的に放送していた
- ^ 第3期『マリア様がみてる 4thシーズン』は独立局系深夜アニメとして放送。
- ^ それぞれ『ソウルイーター レイトショー』・『あにゃまる探偵 キルミンずぅ+』・『ケロロ軍曹乙』のタイトルで全日枠とは別に深夜での連動放送実績もある。
- ^ 『斉木楠雄』第1期を除いてセレクション形式での放送。なお、同作の完結編は全日枠(平日朝)での放送。
- ^ 本放送時は30分版がTXNでは関東ローカルであったため、系列5局ではこちらの再放送が実質的な本放送となった。
- ^ 「おえかき動物図鑑」として主題歌「ようこそジャパリパークへ」の子供向けダンス動画が冒頭に追加されており、子供にもターゲットを拡げた戦略となっている。TXN6局で放送されたため、テレビせとうち・テレビ北海道・TVQ九州放送では本放送となった。
- ^ 本放送時は独立局で放送。系列局の多くではこちらが事実上の本放送となった。また、番組の宣伝を兼ねて『おはスタ』へのキャスト出演も行われている。
- ^ 『ガルパン』の本放送は地上波ではMX・TVO・TVAで実施。舞台となった東茨城郡大洗町を擁する茨城県は、テレビ東京にて地上波初放送。結果的にテレビせとうちを除くTXN5局で放送される形になった。
- ^ 全日枠では『たまごっち!』(第2期「ゆめキラドリーム」まで)や『ガンダムビルドシリーズ』で同様の放送形態(いずれもBS11)が取られたことがある。
- ^ 当然ながら、テレビ朝日系列(『NUMAnimation』『ANiMAZiNG!!!』)やTBS系列(『スーパーアニメイズム』)のような全国同時ネット(前者はクロスネット局を除く)にも至っていない。
- ^ 例として定時枠では『今日からマ王!(第1・第2シリーズ)』(教育)、『SAMURAI 7』(総合)など。
- ^ NHKが出費している関係に加え、放送番組そのものの審査機関であるため、テレビCMのみではあるが、例外的に放送。
- ^ 前夜の『金曜ドラマ』(TBS制作)が15分拡大の場合は20分遅れとなる。
- ^ 『かんなぎ』に関しては当初はBS11での放送予定が急遽変更になったことによるものであり、『化物語』に関しては続編の『偽物語』以降はBS11で放送されている。なお『化物語』自体もオリジナルマスターバージョンではあるが、2016年1月期にBS11で放送された。また、『かんなぎ』に関しても、2012年4月期に改めてBS11で放送された。
- ^ 第1期は、後にBS日テレでも放送。第2期以降はBS11で放送。
- ^ 後にBS11でも放送された。
- ^ ただしDVDソフトでは映像倫理協議会によってR指定を受けているため中学生以下は視聴できないことになっている。
- ^ 声優の台詞を収録するには、スタジオを完全に密閉し、一切の雑音が入らないようにする必要があるが、室内を密閉するとウイルスの飛散による感染の危険が高くなるため、アフレコも思うようにできなくなっている。
出典
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は無視されます。 (説明) - ^ “藤津亮太のテレビとアニメの時代 第24回 00年代 テレビアニメ放映過去最高へ”. 藤津亮太 (アニメ!アニメ!). (2011年5月5日) 2014年7月6日閲覧。
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