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「ロマンシング サガ リ・ユニバース」の版間の差分

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2021年11月10日 (水) 05:43時点における版

ロマンシング サガ リ・ユニバース
ジャンル RPG
対応機種 iOS
Android
開発元 スクウェア・エニックス
アカツキ
運営元 スクウェア・エニックス
アカツキ
販売元 スクウェア・エニックス
プロデューサー 河津秋敏
市川雅統
山口修平
シナリオ とちぼり木
音楽 伊藤賢治
シリーズ サガシリーズ
人数 1人(オンライン専用)
運営開始日 2018年12月6日
テンプレートを表示

ロマンシング サガ リ・ユニバース』(Romancing Sa Ga Re;universe)は、スクウェア・エニックスアカツキにより共同開発・運営されるスマートフォン用ゲームアプリ。基本プレイ無料(アイテム課金制)。略称は『ロマサガRS』。

概要

ロマンシング サ・ガ3』の300年後の世界を舞台としており、歴代サガシリーズのキャラクターが「異世界から召喚された異界の戦士」という設定で多数登場するクロスオーバー作品となっている。

2018年12月6日サービス開始。2020年6月25日に海外版がリリースされた。

製作 

サガシリーズの新作を開発するにあたり、新規ファン層の獲得を目指してスマートフォンがプラットフォームに選ばれた[1]。プロデューサーの市川雅統によると、幅広い層へ作品を出していることとゲームに対する考え方が似ているという理由からから、開発はアカツキに依頼されることとなった[1]。チーフプロデューサーを務めるアカツキの山口修平によると、『サガ』シリーズの愛好家による開発チームを結成しようと考え、社内で募集したところ多数の応募があったと語っている[1]

開発にあたって、スマートフォンゲームの流行を分析・研究して『サガ』の要素をいかにして落とし込むかを考えたが、最終的にスマートフォンというプラットフォームを意識せず、『サガ』シリーズの要素をいかにしてゲーム全体に盛り込むかという考えにたどり着いた[1]。市川はファミ通とのインタビューで「最近のスマホゲームはヒットした作品のゲームシステムにIPの魅力をうまくはめ込んでいくという作りかたもある」と語ったうえで、「『サガ』シリーズは既存のものを流用していく手法はそもそも“魂が違う”と思った」「歴代シリーズの魅力を分解してスマートフォン上で実現できるよう思考を重ねた」と答えている[1]。また、山口は「リマスター版『ロマサガ2』の試行錯誤の感覚を大事にすれば、本作が面白くなると感じた」とファミ通のインタビューの中で振り返っている[1]。さらに、開発チームは開発当時発売されていた『サガ スカーレット グレイス』や『サガ スカーレット グレイス 緋色の野望』もプレイしており、良いと思ったモノはどんどん取り入れていったとしている。その結果、ランクシステムの採用や敵モンスターのレベル制度により、難易度が上がると敵の強さも相乗的に強くなっている。[1]。なお、本作のグラフィックアセットには『ロマサガ2』や『ロマサガ3』のリマスター版と共通のものが使われている[2]。 また、『ロマサガ3』リマスター版で登場した追加ダンジョン「暗闇の迷宮」は本編と接点のあるエピソードが挿入されており、最下層に出現するボスとの戦闘曲には同作の戦闘曲「頂を目指して」が使用されている。

シナリオは企画当初から『ロマサガ3』の世界観を元にすることが決まっており、『サガ』シリーズ総合ディレクターの河津秋敏は「300年後の世界を考えるのは楽しい」とファミ通のインタビューに対して述べている[1]。主人公ポルカのシナリオの大まかな設定は河津が考案し、細かな部分はとちぼり木が執筆した[1]。河津はシナリオについて「とちぼりのシナリオでは主人公はアグレッシブに行動するという特徴があり、ポルカもそれを反映した自分から動くキャラクターになっている。従来の『サガ』シリーズではプレイヤーに判断を委ねるために受動的な主人公が多く、この点も『ロマサガRS』ならではの特色になっているかもしれない。」と話している[1]。ただし、「自分の好みのキャラクターを育成してパーティーを組む」という『サガ』シリーズのテーマを満たすため、本作の育成システムの調整には注意が払われている[1]

モンスターグラフィックは、『Romancing Sa・Ga2』『Romancing Sa・Ga3』はリマスター版からの流用で、本家で動作しているモンスターもこちらで使用している(ロマサガ3リマスターは発売延期になっていたのでこちらで先行登場している)。それ以外のシリーズは新規に書き下ろしている。また、初代Sa・GaシリーズはGB版を基準としており、カラーリングは魔界塔士Sa・GaはWSC版の外見から、Sa・Ga2は基礎データ編のイラストを参照にしてあり、Sa・Ga3は新たに書き下ろされたイラストが使用されている。『Romancing SaGa -Minstrel Song-』『SaGa SCARLET GRACE』は、両方の作品でグラフィックが流用されているモンスターがいるため、両作のイベントでグラフィックを使回せるようになっている。既存モンスター以外では、宝箱などのギミックが敵として配置されており、更にNPCと戦うPV戦がイベント戦闘等で採用されている。

音楽はシリーズに携わってきた伊藤賢治が担当し、新曲5曲を作曲したほか、既存曲のアレンジの監修も務めた[3]。伊藤は市川から「メニュー画面を『ロマサガ3』の「バンガード発進!」のような音楽で盛り上げてほしい」との注文を請け、「本作を『ロマサガ』シリーズに属するものとして展開したいのではないか」という意図を感じたとファミ通のインタビューに対して話している[3]。音楽は古きよき『サガ』の音楽を目指して弦楽器をメインとするという方向性が立てられたが、最終的に戦闘曲はロック調に仕上げられるなど新たに作曲しされた5曲がすべて弦楽器メインというわけではない[3]。また、アレンジャーの1人である上倉紀行は既存4曲のアレンジを担当したが、シリーズのファンであった上倉が悩んだ末にオーソドックスにアレンジした楽曲に対して、伊藤が「もっと大胆に」と返したエピソードも残る[3]。その結果、お祭り感を出したサンバ調の「妖精の村3」(『ロマサガ3』)、コルグ・TRITONシリーズ風を意識した「戦いの序曲」(『ミンストレルソング』)などが生まれている[3]

反響 

公開直後からSNS上で『ロマサガ』らしい作品として反響を呼んだ[2]。2018年12月6日にリリースされると初月に1000万ダウンロードを突破し、ストアセールスランキングが最高2位となった[4]。リリースから約半年後の2019年5月21日時点で1500万ダウンロードを突破し[5]、ハーフアニバーサリーイベント開催中の5月29日にApp Store[6]、6月12日にGoogle Play[7]に最初のセールスランキング1位を獲得した。6月10日には開発チームが、スクウェア・エニックスの社長賞を受賞したことが公表された[5]

ストーリ-

本編以前

8人の救世主が世界を救ってから300年が経過した。かつての英雄たちは8つの星として語られる存在となっていたが、ただ1人宿命の子「サラ」の名前は人々の記憶から消えてしまっていた。物語の数年前、泥の国の星読頭ジン・ダーハオは死食と災厄の再来と、新たな災厄から世界を救う新しい8人の名前を予言するが、その後泥の国を出奔し姿を消した。

その後、異世界の過去の瞬間が囚われた塔「グレイブ(GRAVE)」が世界中に出現し、時を同じくして山奥や森を住処としていた魔獣が町を襲うようになる。こうした事態にダーハオの予言の現実化を危惧したロアーヌ候ゼノン・アウスバッハは塔の調査と、塔の頂上から現れる異界の戦士の力を借りて魔獣を討伐することを目的に、バンガードを本部とする塔士団を結成する。

1部1章

主人公ポルカ・リン・ウッドは妹リズ・リン・ウッドとともにサーカス団に所属していたが、ある日リズは突然現れた魔物に攫われる。リズを探し世界中を放浪するポルカはバンガードで塔士団入団試験のチラシを見つけ、妹の行方の手がかりが掴めるかもしれないと考え、塔士を志願する。塔士試験に挑んだポルカは塔士監督官ヴァルドーから、塔士としての資質を計るための試験としてグレイブの攻略を言い渡される。グレイブ内でポルカは海賊ブラックと出会い、フォルネウスとの惨劇を目の当たりにする。ポルカは同行した異界の戦士から「グレイブには異界の戦士の過去の断片が囚われていること」「塔士の役目はその記憶を視ること」であると告げられ、塔士がグレイブの頂上にある光の扉を開くと異界の戦士が現れることを知る。かくして「ブラック」がポルカの最初の仲間となり、ポルカはゼノンより塔士に任命される。

塔士となったポルカには、都市国家トラハザに囚われた星読みシン・ドゥの救出が命じられた。シン・ドゥはダーハオの弟子であり、災厄の真実の解明に繋がる人物だと目されていた。先輩塔士ようせいの力を借りてポルカは任務を達成するが、その道中トラハザを支配するスカチーニは悪しき力を秘める魔塔ばかりを調査しているという話を聞く。ポルカには次いでダーハオ本人の捜索が命じられ、シン・ドゥの言を頼りにポドールイを訪れる。その道中、スカチーニの刺客が一行を襲い、この時ポルカは暗殺者バルテルミーの存在を知る。接見したポドールイ伯レオニードはダーハオの行方については答えなかったが、レオニードの持つ聖杯はどこかの洞窟にリズが囚われている様子を映し出す。

聖杯に映った洞窟から犯人は“東の悪しき魔女”だと推測され、ポルカは独断で東方の泥の国へと向かった。泥の国との揉め事へ発展することを危惧したゼノンは、ヴァルドーたちを派遣。ヴァルドーと合流したポルカは、自らを「魔女の娘」と名乗る少女ドルテと出会う。ドルテは泥の国の兵士に追われており、泥の国との戦闘を避けるため一行は散り散りに逃げることになる。その際、ポルカは“何者か”が塔を生み出す様子を目撃、一方でドルテやヴァルドーは泥の国の女王で軍団長のトゥ・クアイと遭遇する。ポルカたちも合流してトゥ・クアイを退けるが、この一件は後にロアーヌの同盟国であるメッサーナ帝国のフェイガン帝により問題視されることとなる。ドルテの導きで魔女の領域に侵入する。ようせいも合流して魔女と対峙するが、圧倒的な力の前に撤退を余儀なくされる。一方ドルテはリズの元にたどり着き、ドルテの力によりリズは玄武術の力に目覚める。

バンガードへと戻ったポルカに、クーデターで国を追われたゲッシアの民を束ねる女戦士マドレーンに協力要請する命が下される。ゼノンの補佐官カルマンと合流したポルカはアケの密林の遺跡でマドレーンと出会うが、マドレーンからはゲッシアの高僧が数百年前に焚いたとされる魔よけの火が数日前に消えたこと、凶兆の前触れに対してカムシーンを探す旨を告げられる。遺跡の奥へと歩を進めるポルカの前にバルテルミーとクジンシーが現れ、ポルカはバルテルミーが所属していたサーカス団の団長だと気づく。バルテルミーから逃れて遺跡の探索を続けるが、ポルカはこの遺跡が塔であることに気づく。頂上の扉から現れたアウナスがクジンシーと戦う間に、ポルカたちは遺跡から逃げ出す。一方、ゼノンはシン・ドゥとともにランスの聖王廟を探索、ダーハオの指示で聖王廟の地下に隠れたランスの星読みと出会う。ランスの星読みはダーハオが予言した「300年前の災厄の再来」を告げた。

マドレーンの協力をとりつけバンガードに戻ったポルカには、来るべき災厄に対抗するためにリズの奪還の命が下される。しかしその道中、バルテルミーが生み出した偽の洞窟へと誘われる。偽の洞窟へ突入を試みた瞬間、世界中に多数の魔塔が生成される。この時東方で泥の国と戦っていたフェイガン帝は、世界の様相の大きな変化を身近に感じ取ったことで撤退することを決める。その頃ゼノンは祖先で300年前のロアーヌ候であった異界の戦士ミカエルと向き合っていた。2人は「サラ」の存在と過去が封じられたことは、何者かが望むままに世界を創り変えるために300年前の事実自体を改変したのだろうと推察した。

偽の洞窟を探索するポルカたち。バルテルミー自身はポルカ暗殺の不手際でスカチーニの不信を買っており、マクシムスが暗殺の代役を買って出た。バルテルミー自身にも刺客を差し向けられていたが、バルテルミーはこの刺客を利用して一計を案じてマクシムスからポルカを逃す。魔女の領域に侵入し魔女の娘と戦うポルカたちは、魔女の娘の放つ強力の術に苦戦していた。ようせいは自らの「術を打ち消す力」を行使するが、強すぎる術を封じた代償としてようせいは石化してしまう。多大な犠牲を払って魔女の元にたどり着くポルカは、魔女を打ち倒しリズと再開を果たす。しかし、倒れた魔女から呪いの妖気が放たれ、一行は玄武の術により水竜に姿を変えたリズの力で脱出に成功する。ただ1人、魔女の力によって生かされていたドルテは、自らの意志で魔女の元に残ることを選択した。

西国へと戻ったフェイガン帝はゼノンを拘束する。表向きは泥の国の一件を問題視された形だが、偽りの嫌疑で不当に拘束されていることは明らかであった。拘束の前にゼノンはロアーヌ候の全権をミカエルに託しており、ミカエルは先ごろ現れた“世界塔”の調査を指示するが、この時点では場所の特定に留まった。ミカエルはゼノンが遺したダーハオの預言書を見る。そこには新しき8つの星として「ゼノン」「ポルカ」「リズ」「ヴァルドー」「シン・ドゥ」「マドレーン」と並び「ブラウニー」「イーヴリン」の名前があった。石化したようせいを救うため、ようせいの隠れ里を目指すポルカたち。その際、気付けに名前を呼ぶことを提案され、異界の戦士タチアナが「ブラウニー」と名付けた。また、ポルカによって倒された魔女に、レオニードは自らの血を与えた。魔王によって全てを奪われ魔女となった女性イーヴリンは、新たな命を得て城を後にする。

塔士を志したリズの身を案じたポルカはバンガードに残ることを強いるが、リズは自らの意思でポルカを追うことを決意する。ポルカはミカエルの指示を請けてシノンのお化け屋敷の探索に訪れるが、シノンでポルカはイーヴリンと出会う。魔獣から逃れ森へと入るポルカたちの前にリズが現れ、魔獣を退けお化け屋敷へとたどり着く。さらに現れる魔獣を前にイーヴリンはこの地が「始まりの地」であり、奪われると瞬く間に世界は瓦解すると告げ、自らが“東の悪しき魔女”であったことを告白する。一方でミカエルはサラを除く古き8星とともにバンガードの起動を試みてイルカ像を探査するが、何者かによって眠らされてしまう。その後、バンガードはカルマンによって起動され、水中へと消えていった。

ゼノン自身の策により、顛末の首謀者はカルマンだと特定された。拘束より半月後の夜シン・ドゥらと合流したゼノンは、メッサーナ城地下にダーハオが作った隠れ家を目指す。その際、ダーハオが塔の「異界の過去を閉じ込める」現象を研究して生み出した“瞬刻の全天星図”による映像が現れ、その映像の中に若きバルテルミーの姿があった。「ダーハオが我々に視せるために残した」とゼノンが推察したは映像には、当時ボルカノ派の朱雀術士であったバルテルミーが、ウンディーネ派の術士・メリッサと恋仲になった件で一門を追われる様子が映し出された。ポルカ・リズの2児を設けるが、追っ手によりメリッサは命を奪われ、バルテルミー自身も子供たちを守る力を得るために“仮面”と契約を結んだ。仮面は自らに命を捧げ続けることを欲し、かくして暗殺者バルテルミーは誕生した。ゼノンたちはその後隠れ家に辿り着くが、メッサーナへの攻め口を探していたトゥ・クアイと遭遇。ゼノンは泥の国に拘束される。

ポルカにはゼノンの救出が命ぜられるが、バルテルミーの正体は伏せられていた。バルテルミーは来るべき時のためにポルカの力を目覚めさせると独り言ち、配下の魔物とともにポルカ一行を襲撃する。最後にポルカの前に現れたバルテルミーは「運命を知る時」と告げて刃を交え、倒されるとポルカとリズに全ての真実を伝えて絶命。バルテルミーの肉体からは朱鳥が現れてポルカの体内に吸い込まれ、力が引き継がれた。その刹那、アビスゲートから魔戦士公アラケスが現れるが、朱鳥の術に目覚めたポルカが撃退する。バルテルミーの亡骸は消え、日記が残された。

黄京へと辿り着いた一行は、バイメイニャンらの力を借りて泥の国に陽動作戦を敢行する。しかし潜入ルートはトゥ・クアイに察知され、トゥ・クアイが姿を変えた泥の巨兵と戦う。攻撃を受け付けない泥の巨兵の前に苦戦を強いられるが、その最中シン・ドゥが突如女性の声で話し始め、衣装を脱ぎ捨てるとダーハオが姿を現した。ダーハオの助言でポルカとリズが力を解放し、泥の巨兵を撃退する。

一方でミカエル一行はサラを取り戻すべく、最後の記憶の祠があるメッサーナの北の洞窟を訪れ、ダーハオの残した瞬刻の全天星図を視る。映し出されたカルマンは300年前に再生された今の世界は偽りであり、破壊と混沌に支配された元の姿に戻すため、祭壇に祀られた魔王遺物を前に魔王復活の儀式を行った。カルマンは自らの肉体を魔王の器にしようと試みたが拒絶される様子までが映し出され、ミカエルたちはサラを魔王の寄り代として利用して支配しようとしていると推測して救出を急いだ。その後、記憶の祠でサラは救出されるが、サラには呪術がかけられていた。呪いの解除の最中、サラはともに囚われていた“少年”の存在を思い出していた。

こうして、ゼノンとサラは救出された。泥の国滅亡を全土統一の野望に利用しようと考えるフェイガン帝とゼノンは対立していた。一方でマドレーンはカムシーンを求めて諸王の都へと旅立ち、ダーハオはランスで死食に備えた準備を整えていた。ランスに辿り着いたポルカたちをダーハオはヨハンネスと引き合わせ、過去3度の世界の滅亡の危機について聞かされる。ゼノンもランスヘと着き、魔龍公ビューネイとの戦いに備えてグゥエインの力を借りるべく一行はルーブ山へと向かう。しかし年老いたグゥエインには300年前の力はなく、代わりに300年前の自らが囚われているであろう塔の攻略を進言する。一方でミカエル率いる一行は少年を求めて調査を進めていた。少年の元へ辿り着く一行であったが、全てはカルマンの罠であり、この接触は新たな死食の引き金となってしまう。

300年前のグゥエインの助力を得るポルカ一行。ビューネイの力は300年前より強大でグゥエインは劣勢となるが、別働隊によって別の塔から呼び出されたグゥエインの母ドーラが現れてビューネイを退ける。慢心創痍となり倒れこむポルカ一行の前に禍々しい瘴気が現れる。形を成して姿を現した魔王は、リズの体内に子を宿させ、姿を消した。

1部2章

今回の死食ではかつてのような災厄は確認されなかった。300年前の死食を経験したミカエルは「世界が守られた」と推察したが、メッサーナ帝国は予言自体がそもそも偽りであったと断じた。偽りの予言で世界を混乱させたとしてダーハオの罪を問われ、その混乱に乗じて世界の支配を目論んだとしてゼノンは追放、ポルカたち新たな8星もゼノンの共謀者として逃亡生活を強いらる。リズは娘ジョセフィン・リン・ウッド(以下「ジョー」)の身を案じてウンディーネとボルカノに預けることを決意する。ジョーの代役を買って出たタチアナとポルカの3人で世界中を逃げ回ることとなった。

それから15年。イーヴリンは魔王再来の兆しを感じ取る。魔王の娘・ジョーへの接触を危惧したイーヴリンはかつての仲間たちに報せを送り、ゼノンが追放された静海沖の孤島へと皆を集める。一方メッサーナ帝国はジョーの身柄に賞金をかけ捜索に躍起になっていたが、ジョー本人は周囲の心配を他所に匿われていたオウルの森から出奔、モウゼスの湖底に棲む玄竜と対峙してペットにしていた。

静海沖の孤島にはバンガードが隠されており、異界の戦士たちは以前と同じ姿のままバンガードに存在していた。15年前ゼノンが孤島に幽閉されて半月後に訪れたダーハオの使いは、カルマンはバンガードをフォルネウスに捧げた後に行方不明となったこと、ダーハオはシン・ドゥとともにカルマンを追跡していると伝えていた。ポルカたちと合流したゼノンはジョー救出を早急の課題として出立し、阻止するように現れた“黒い霧”から逃れつつもジョーの下へと辿り着く。リズとジョーは再会を果たしたが、15年の月日は2人の間に確執を生んでいた。

一方で“黒い霧”を放っていた主は魔王の妖気を放つ「新たな少年」と呼ばれる存在で、カルマンとともに行動しいた。ダーハオらは禍々しい気配を感じ取るが、ゼノンへの報せを送る前に囚われてしまう。囚われたダーハオはある結論を導き出した。次いで脱出できるのは1人である呪いを察知するが、それを隠したまま新たな8星に名のあるシン・ドゥを優先して脱出させ、その際“魂継ぎの儀”で自らの力と記憶を継承させた。残されたダーハオは力を使い果たし石化してしまう。

“黒い霧”はバンガードへと迫る。星読みの結界でバンガードは守られていたが、市民が次々とアリ(ターム)へと姿を変えて内側から崩されていく。古き少年はバンガードにおり、新旧2人の「少年」の接触により“黒い霧”とタームは消えた。少年は新たな少年を追ってバンガードを旅立ち、サラも少年を追ってバンガードを飛び出した。エレンたちはサラ捜索に出発するが、ジョーは一団に勝手に同行する。ジョーたちは少年が侵入した、未来の少年が囚われたと思われる塔を探索する。ジョーを追うポルカたちも塔に侵入を試みるが、その時現れたマッテオと名乗る塔士は一行に「偽りの塔である」ことを告げる。塔の頂上にたどり着いた少年が扉を開けると、そこには新たな少年がいた。

聖塔 白銀の皇帝
リズとジョーの再会から半月が経ったが、ジョーはリズを母親と認められずにいた。リズを避けるように塔士としての任務に精を出すジョーは、白銀の皇帝が囚われた塔を白銀の皇帝の娘セルマとともに訪れていた。藤の花に覆われたその塔では、最終決戦に赴く白銀の皇帝が幼いセルマをホークたち海賊に託す様子がヴィジョインとして映し出される。白銀の皇帝と再会した際にボルカノは、藤の花言葉「君を決して離さない」がセルマを思う気持ちとして具現化したのではないかと推察するが、親子の関係性に懐疑的なジョーは「きれいごと」だと一蹴して走り去る。父に促されたセルマはジョーを追い、そっと寄り添う。
聖塔 ランスの娘~聖王~
リズとジョーの関係修復を画策するセルマは、ジョーをある塔へと誘う。塔に囚われたのは後に「聖王」となる少女であり、既にリズ率いる一団が攻略に入っていた。塔内でジョーはリズと出会うが反発し、玄竜とともに飛び出して道に迷ってしまう。ジョーを追って塔に侵入したメッサーナ兵にジョーは取り囲まれる。ジョーは駆けつけたセルマらによって救出されるが敵の規模も不明であり、リズたちと合流することとなる。メッサーナ兵を率いていたのは、メッサーナ帝国と手を結んだマクシムスであった。次々と送り込まれる追っ手にジョーは咄嗟に玄竜との合成術を編み出すが、力を使い切って倒れてしまう。無自覚な強い術の行使は自らの生命力を削ってしまうため、リズはジョーの命を守るため力の制御を教える必要性を感じる。リズの忠告も聞かず、強い術を使い続けるジョー。しかし勢いだけでは術力も気力も長続きはせず、術が発現せず窮地に陥りリズに庇われる。リズと介抱するウンディーネを残し、ジョーたちは塔の上へと進む。
一方ヴィジョンでは、商品の仕入れにランスを訪れたフルブライトとソープが少女と出会う様子が映し出される。その後、その「ランスの娘」は姉とともにアラケスに捧げる人間狩りによって浚われるが、馬車が魔物に襲われて逃げ出すものの行き倒れる。レオニードに救われ居城で眼を覚ました「娘」は、自らが“宿命の子”であることを告げられる。レオニードの下を発った「娘」はユーステルムにたどり着く。ユーステルムを守るフェルディナントやヒルダと出会うが、ユーステルムに魔物が迫る。普段より強い魔物を前に苦戦するフェルディナント。「娘」は魔物の目的が“宿命の子”である自分であり、フェルディナントを守るために自らが犠牲になることを決意してヴィジョンは終わる。塔の頂上からは、聖王として目覚める前の「娘」が現れる。異界の戦士は召喚される直前、総じて何者かの声で『目の前の塔士を助けよ』と告げられるという。しかし「娘」の場合は異なり、「娘」が聞いた声は『ジョーとともに世界塔へ行け』と告げていた。
リズはウンディーネと父が遺した日記について話す。実現しなかった空想を綴った日記を軽蔑しながらも、自らも同じことをしていたとリズは告白する。その後、ジョー一行はリズたちとも合流して塔を脱出。メッサーナ兵に追撃を指示するマクシムスの傍らには、メッサーナ帝国の皇帝となったルートヴィッヒの姿があった。

ゼノンは帰還したシン・ドゥから、カルマンが持つ記憶を改ざんする忘却の能力と、その傍らにある幼い人物の存在を聞く。幼い人物は“黒い霧”を操る術士と同一人物であることも告げられ、ダーハオが自らの命と引き換えでなければシン・ドゥの命を救えなかったことから相当の術士だろうとイーヴリンは予想した。一方、カルマンは少年を利用するため“孤独”の記憶以外を消去した。また、新たな少年は“ペット”として少年に穢れし聖獣を与え、サラたちへ敵対の意思を示すことを進言する。

世界塔を目指して海底を進むジョーたち。ジョーは独断先攻するが強敵と遭遇して苦戦し、再びリズに救われる。攻撃を受けてリズは絶命。後悔したジョーが懺悔の言葉を口にしたその時、ポルカがリズに施したリヴァイヴァの術が発動しリズは蘇生した。その刹那、少年と穢れし聖獣が現れて海は荒れ狂い、世界塔への侵入は断念される。強大な敵を目の当たりにし、ジョーはリズに誰かを失わないための力の使い方の教えを請う。

バンガードの街を魔物を襲い、次いでメッサーナ帝国の艦隊によって包囲された。メッサーナ帝国のルートヴィッヒは世界の支配を目論見、世界中の遺物の収集および、唯一無二の生ける遺物であるジョーの身柄を欲していた。一方、新しき少年は少年に過去の事象、ヴィジョンの一端を視せる。目覚めた少年の前に、新たな少年とともに行動するイゴマールの姿があった。洞窟を出た新たな少年の傍らには、ジョーの連れた玄竜に似た白い竜の姿があった。

バンガードを目指すジョーたちの船の前にクラーケンが現れる。度重なる襲撃から逃れアケの森の中に逃れたジョーたちの前に、ポルカがかつて塔を生み出す様子を見た“何者か”が現れる。“何者か”は今回も塔を生み出して姿を消した。一方、ミカエルたちバンガードの戦士たちは、偽装を施して大量の帝国兵を分断し、有利な状態で各個撃退する策を試みていた。迎撃戦の最中、ハリードとマドレーンが率いる隊の前に数々の遺物を身に纏ったマクシムス、そしてルートヴィッヒが現れるが撃退され、ジョーと玄竜によって艦隊が壊滅され敗走する。

神のゲームと黒と白の塔
ポルカは先ごろアケの森に出現した塔を探索する。同時期に世界中に出現した塔は「黒と白の塔」と呼ばれ、世界中の塔に塔士が派遣されていた。塔士マッテオはポドールイの塔を担当したが、頂上の扉から呼び出された“シルクハットの男”に襲われ、その強大な力に恐怖していた。
ジョーはリズとルーブ山に篭り特訓を始めたが、わずか3日目の夜中に逃げ出す。飛び出したジョーはヤーマスの塔を攻略したブラウニーたちと合流、助けを求めて現れたマッテオとともにポドールイの塔を目指す。ジョーたちと対峙した異世界の“かみ”は「相応しい舞台を用意する」と言い残し、3つの扉のある空間へと「黒と白の塔」を攻略した塔士たち、そして扉から呼び出された戦士たちを誘う。
古城の祝祭と最終試練
特訓の最中、ジョーはリズからハロウィンパーティへの招待状を渡される。ジョーは会場のモウゼス北の城を訪れるが、そこはパーティ会場とはとても思えない廃墟であった。1人で城内の様子を伺うジョーの前にアセルスが現れ、突如ジョーに噛み付く。吸血鬼のような姿のアセルスはレオニードの血を与えられたと語り、次いで玄竜を捕らえたと宣言し、最上階まで来るように言い残し立ち去った。
城内を進むジョーの前に人狼姿のブラック、化け猫姿のキャット、魔女姿のアザミが立ち塞がるが、ジョーは全てを退ける。最上階にたどり着いたジョーの前に全てのアセルスを含めた刺客、そして玄竜が現れる。その全てをジョーが圧倒したとき、アセルスから全てはリズが計画した卒業試験であったことが告げられる。その後、城の屋上では卒業を祝したハロウィンパーティが催された。

リズとの修行を終えたジョー。世界塔周辺の海は未だ荒れ続けており、異界の玄武術士ヴァッサールが術の力で鎮めようと試みていた。そんな折、バンガードへ流れ着いた子どもは禍々しき気配で助けた大人を包み、灰へと変えた。ヴァルドーらが子どもを追い詰めると、子どもに化けていたカルマンが姿を現す。カルマンは自身が真の魔王となり世界を滅すると宣言しジョーらに討たれるが、ダーハオの予言の書に記された「呪われしもの」へと姿を変えた。

全てはイゴマールの意図したとおりに進んでいた。亜空間にある魔王との接触は魔王の呪いを受けるため、イゴマールはその呪いを肩代わりする存在を求めていた。そこで自信家で自己顕示欲の強いカルマンに目を付け、魔王復活の儀式を行わせた。呪いを受けたものが討たれることで魔王の呪いは成就し、世界を滅亡させる脅威の存在となる。それがダーハオの“予言”における終末の始まりを告げる存在「呪われしもの」である。

攻撃を加えるほどに強大化する「呪われしもの」。異界の戦士フェルディナントはこれを討つには太陽術の力が必要だと語り、太陽術を極めし者を迎えに世界塔へ行くことを進言する。フェルディナントは世界塔に囚われるのは、宿命に目覚めた後の聖王だと推察した。なぜ聖王だと思ったのかと問うリズに、フェルディナントは「召喚される直前に聴こえる声は、聖王に近い人物ほどはっきりと届く」ことを語り、パウルスは「自らを世界塔へと導く、聞きなれた声だった」ことを話した。

世界塔のヴィジョンでは、かつての聖塔で視た「ランスの娘」の未来が映し出された。再びアラケスの人間狩りに捕らえられた「娘」は、アラケス軍の少尉パウルスによって救われ船で脱出する。船で漂流する「娘」はフルブライト商会の商船に拾われ、かつて見知ったフルブライトとソープに再会する。宿命の子に船員らは動揺するが、フルブライト12世は「娘」を養女とすることで事態を収拾する。フルブライトの助力を得て「娘」は四魔貴族の討伐へと乗り出す、しかし金で集めた傭兵では歯が立たなかった。ヴァッサールは宿命の子の名の下に真に魔貴族を倒そうとする力の結集が必要だと説き、その旗印としてフルブライトが「娘」の聖王の称号を名づけた。

一方イゴマールはバンガードへと魔物を送り続けていた。その最中かつての弟子イーヌオの追撃を受け退けるが、イーヌオはシン・ドゥにダーハオの正体と悪行の報せを送っていた。しかし、それすらダーハオの予言の内であった。シン・ドゥはダーハオの力と知識を受け継いだはずであったが、ダーハオの会得した術は使えず、記憶も断片的なものしか思い出せずにいることに以前から違和感を感じていた。当初は馴染むのに時間がかかるのだろうと推測していたが、イーヴリンの出した結論は全く異なっていた。“魂継ぎの儀”は“魂接ぎの儀”。相手の記憶の一部を奪い、自らの記憶の一部を植えつけることで自分の目を相手の目とを繋ぐ、古の邪悪な禁術であった。イーヴリンはシン・ドゥの目を通じてダーハオに語りかける。その時、イーヌオの報せがシン・ドゥの下に届く。

世界塔を進む一行は、増え続ける魔物に苦戦する。ポルカはリズの2人で残って迎撃し、ジョーたちには先を急ぐように促す。ポルカはリズに連携術を提案。術によって魔物を一掃するが、疲れ果てた2人はその場に倒れ込む。ジョーたちは世界塔の頂上の扉を開くが誰も現れず、ジョーの傍らにいたはずの「娘」の姿が消えていた。光に満ちた空間で「娘」と聖王は対面した。聖王は魔王の手を逃れ、未来に干渉することを畏れて自ら世界塔に囚われたと語った。聖王は「娘」に人々の思いを受け継いで、新たな宿命の子であるジョセフィンとバートランドを導くよう願いを託す。聖王の力に目覚めた「娘」は、バンガードに戻ると魔物を一掃。極められた太陽術の力は倒れた人々に活力を与え、「呪われし者」を討ち滅ぼした。カルマンが倒れたことで人々は忘却された記憶を取り戻す。リズも例外ではなく、ジョーの双子の弟・バートランド(以下「バート」)を思い出していた。

場面はダーハオの記憶へと転ずる。魔王を崇拝するダーハオは“仮面”を召喚していた。仮面と契約したダーハオは予言を叶えるために、仮面が転じたイゴマールとともに裏舞台で暗躍していたのである。シン・ドゥを脱出させ石化したダーハオの下に新たな少年が現れ、ダーハオは即座に石化を解く。

十二支合戦と邪神の塔(本編に関する部分のみ抜粋)
イゴマールはメッサーナ帝国と結託、魔獣を従える術をルートヴィッヒとマクシムスに授けていた。世界中の魔塔を探索することで戦力を増強していたが、対するバンガードではジョーの影響で「ランスの娘」が“聖王”として目覚めており、それに対抗する存在として“邪神サルーイン”の力を求めていた。サルーインと繋がるワイトの協力も得るが、イゴマールの授けた術ではサルーインを到底従えることは不可能で、全てはイゴマールとワイトの計略の中の出来事であった。

イーヌオの手紙を受けてダーハオが敵対者である可能性が生まれ、ゼノンやミカエルたちは予言に対して懐疑的になっていた。それでもなおバートとの接触は最優先と考えられ、リズはジョーやポルカたちを伴ってバートがいると思われるかつてのカルマンの居城へと出発する。バンガードに残ったゼノンたちは、戦力増大したメッサーナの襲撃に備えるべく、バンガードの移動を画策する。

イーヴリンは自らの記憶を取り戻すべくレオニードの下を訪れていた。記憶の中でイーヴリンは星読みの巫女の村の唯一の生き残りとして、村を滅ぼした“魔王”と対峙するが退けられていた。しかしその“魔王”は宿命の子である魔王本人ではなく、突如姿を消した魔王の後を継ぐと自称する偽者であった。偽魔王の傍らにはイゴマールと同じ姿の人物がおり、偽魔王はその人物を「オリアクス」と呼んだ。目を覚ましたイーヴリンがレオニードに「オリアクス」について話すと、レオニオードは「オリアクス」とは『占星術に長け、人の姿を変える力を持ち、記憶を消去や改変する術を使うアビスの魔物』であることを語る。こうしてイーヴリンは自らの記憶と“仮面”についての情報を得るが、レオニードによるとこの時不死身の効果は消え失せており、残された命は長くないとしている。

また別の記憶。命からがら泥の国に辿り着いた魔女の娘の1人が、トゥ・クアイによって保護される。魔女の娘は自らを「ジン・ダーハオ」と名乗った。

一方でバート自身も自らの名前を思い出していた。バートは少年に、同じ宿命の子であるサラやジョーの見ている光景や記憶を時折垣間見られることを語るが、それは聖王も同じであった。バートは少年とともに「見捨てられた地」のアビスゲートを潜ろうとするが、生の希望に目覚めた少年は聖王の言葉で踏みとどまり、バートは1人でアビスへと旅立つ。サラはエレンたちとともに少年の下へと駆けつけるが、その刹那バートがゲートより現れて白い龍に乗って飛び去り、ゲートから溢れるアビスの力によって多数の「呪われし者」が動き出した。

魔塔 サルーイン
ゼノンは邪神サルーイン復活の阻止をミルザに依頼。塔士マドレーンとミルザはオイゲンとアルドラを従え、さらにミルザは同じ左利きの騎士であるアルベルトを同行者に指名した。左利きである利点を生かせていないアルベルトに、ミルザは自らの聖剣「レフトハンドソード」を預ける。サルーインの3体のしもべを相手にも着実に指導の成果を発揮するアルベルトとミルザの姿に、マドレーンはかつての自分と兄の関係性を重ねていた。
一方、ルートヴィッヒとマクシムスはミルザらに先んじて魔塔へと進入していた。道中映し出されるヴィジョンにルートヴィッヒは慄き、邪神の支配が可能なのかと疑念を抱くが、マクシムスは意に介せず一行は上階へを歩を進めていった。ルートヴィッヒが頂上の扉を開くとサルーインが現れるが、懸念どおりに支配することは適わなかった。サルーインは本来いるべきではない場所に自らを縛るこの世界は不要であり、滅亡させるとの言葉を残し、ルートヴィッヒの前から姿を消した。サルーインは去ったが、ルートヴィッヒが従えていた魔物は邪神の力に触れたことで支配の術が解けてしまう。魔物はルートヴィッヒに襲い掛かるが、身につけた魔王遺物も邪神の力によって魔王の力を発現し、ルートヴィッヒ自身が無自覚のうちにこれを全て退けていた。
サルーインはミルザの前に現れる。アルベルトから聖剣を受け取ったミルザはサルーインを討つが、それは本体ではなく幻像に過ぎなかった。邪神の思惑が世界の破壊であることを感じ取ったミルザは、アルベルトらマルディアスの仲間たちの協力を求めた。

世界の危機を伝えるべくサラたちは少年を連れてグゥエインで飛び立つ。バートが操る「呪われし者」は世界中に散らばっていき、少年はかつてバートから告げられた言葉をサラたちに伝える。「自らを否定する世界は壊してしまえ」「不完全に再生された世界を作り直す」。少年がバートから語られたこの言葉は、バート自身に対する言葉だと少年は推測する。一方、イーヴリンは「東の悪しき魔女」であった頃の居所を訪れ、過去を思い出す。魔女の娘・ダーハオは古い星読みの秘術を調べ、イーヴリンの魔王打倒の悲願を叶えようとしていた。しかしダーハオにはイーヴリンが魔王を恐れているように映り、ダーハオは自らが魔王を討つことを決意する。

一方で聖王・ジョーたちの前にはトゥ・クアイが現れる。聖王の力で「呪い」を浄化されたとするトゥ・クアイは、ダーハオと同化したアビスの魔物・オリアクスに「一夜にして国を滅ぼされたこと」「土くれの肉体と泥の心臓を与えて復活させられたこと」を伝え息絶えた。直後、一行の眼前をバートが飛び去る。ジョーが玄竜に飛び乗って追い、さらにそれを追ってドーラに乗ったリズたちが追いかける。ジョーはバートと15年ぶりの再会を果たす。

バンガードは潜行し移動する。分散して陸上からバンガードの転移先を目指す一行の前にも「呪われし者」は現れるが、各々が太陽術の力を付与された聖王遺物を手に応戦する。しかしそれも時間稼ぎ程度の成果しか得られないのは明らかで、ゼノンは「呪われし者」の使役者を討つ必要性を唱える。使役者が誰かを論ずるゼノンたちの前にダーハオが現れる。ダーハオが一行に攻撃を仕掛けた刹那ダーハオは、イゴマールとダーハオに分離する。消えかけたダーハオはイゴマールを最後の力を振り絞って術で一時拘束する。ダーハオは「魂継ぎの術」は自らが作り上げた新たな術法であることを語り、力は間違いなくシン・ドゥに受け継がれたこと、力を発現できないのはシン・ドゥ自身を信じていないからだと説明した。さらに目的を問うシン・ドゥにダーハオはいずれ記憶も受け継がれることを語り、一番弟子に後継者としての期待を託し、消滅した。イゴマールはダーハオの術から逃れるが、シン・ドゥはダーハオと同じ術で再度拘束し、その場を逃れる。

バートと対峙したジョーはバートに圧倒される。追って駆けつけたリズたちもバートの前に屈し、目覚めたジョーはその様を目の当たりにする。ジョーは「ぶちのめす」と宣言してバートとの決戦に挑むが、術の力は互いに拮抗しており相討ちとなる。追いついた聖王はフェルディナントらにその場を任せ、自身はジョーとともに意識のみ世界塔へと飛んだ。

世界塔の中でジョーは、かつて世界を救った聖王本人と出会う。聖王はジョーに、オリアクスによって魔王の部屋の扉が開かれ、魔王の部屋と世界とを繋ぐ道として塔(グレイヴ)が生まれたことを語った。塔に共鳴するように光の扉が現れたとも語り、聖王は扉から現れる異界の戦士に「世界を救う塔士を助けること」を語りかけていたのであった。

さらにジョーは、聖王が新たに生み出した塔の中でバートの記憶を視る。名も無き者を意味する「ネロ」を名乗る少年は、少女ミラと出会う。人々との関わりを拒むネロは、ミラに強引に誘われミラの村を訪れるが、発生した火災によってミラと家族は亡くなり、ネロは村人から災いを呼び込んだとして糾弾される。その時ネロの前にイゴマールが現れ、「宿命の子にしてあげる」と囁いた。

ジョーは光の扉を開くが誰も現れない。聖王はジョーに、300年前の世界の再生で忌まわしい者たちは排除されたが、第5のアビスの門に潜んだオリアクスは己の欲望を叶えるために「宿命の子」の力を欲したと語った。オリアクスは世界再生を打ち消すことを目論見、人々からサラと少年の記憶を奪ったが実現せず、次に自ら「宿命の子」を作るために人々の記憶を操り、偽りの予言を行った。それにより生まれたのがジョーとバートであり、バートを打ち倒して闇から救うことをジョーに進言する。

再び相見えるジョーとバート。バートはジョーに、かつて魔王の精神体が魔塔を生み出していたが、魔王の落胤である自分たちが生まれた後は、肉体を離れた自分たちの意識体が魔塔を生み出していると語る。ジョーとバートは再び相討ちとなり、ポルカやリズらにも受け入れられる。

バンガードを目指すゼノンたちに、イーヴリンが合流する。シン・ドゥは徐々にダーハオの記憶が定着していくのを感じており、イーヴリンはシン・ドゥの姿を見てダーハオの死を悟り惜しんだ。追って現れる魔物から町民を護ることに限界を感じつつあったゼノンは、自らが魔物を食い止める間に他の者が先攻することを提案する。覚悟を感じ取ったイーヴリンらはゼノンに任せることを決意する。一方で拘束を解いたイゴマールは、ダーハオの肉体を得て活動を再開する。

バンガードで目を覚ましたバートはジョーに、アビスで牢獄に閉じ込められた「偽りの魔王」を解き放ってしまったことを伝えた。バートは偽りの魔王の力を取り込むことを試みたが、偽りの魔王の力は想像をはるかに超えており、制御できるものではなかった。バートはジョーに敗れた瞬間に偽りの魔王を自らの肉体から解き放ったとするが、その後の行方知れずで、ジョーとバート以外の器となれる人物の存在を危惧する。バートは偽りの魔王を探してバンガードを旅立った。ジョーは皆にバートの出立を伝えるが、シン・ドゥの中のダーハオの記憶は新たな器の存在を告げていた。その頃、偽りの魔王の魂はメッサーナ皇帝ルートヴィッヒの元を訪れていた。

イゴマールはアビスの魔物に使いを送るがビューネイ・フォルネウスらはそれを拒んで別に行動を開始し、それに呼応するように七英雄も表舞台へと姿を現す。既にサルーイン討伐に向かっていたミルザやアルベルトらをはじめとして、各地で四魔貴族・七英雄との戦いがはじまる。一方でバートを追った聖王と聖王三傑は、バートともにアビスを訪れる。しかしアビスにはイゴマールの姿に化かされた弱小魔物がいただけで、聖王はイゴマールが既にゲートを重要視していないと推察した。

イゴマールが扮した偽りの詩人はかつて「新たな8星は自作自演によって人心を掌握し、世界を8つに分けて支配し悪政を強いる」と騙り、さらに新たな8星のポルカは偽者であるとして「真の英雄ポルカとイゴマールが世界を救い平安へと導く」と吹聴していた。その予言の実現のためにルートヴィッヒには「真のポルカ」を名乗ることを強いるが、その場に新たな8星とジョーたちが駆けつける。しかしイゴマールには攻撃が通用せず、イゴマールは皆を別の空間へと転送した。

イゴマールの空間には、過去の瞬間が捕らわれたシャボン玉が無数浮かんでいた。シャボン玉からはバルテルミー、ドルテ、幼きダーハオなど新たな8星と縁のある人物が続けざまに現れ、敵対した。最奥の扉から脱出した皆はイゴマールや配下の魔物との戦闘に突入するが、変異していくイゴマールの前に次々と倒されていった。ジョー達を救うべく現れたバートの援護によってイゴマールは倒したものの、続いて魔王遺物を纏ったルートヴィッヒが現れ、その圧倒的な力の前に相次いで倒される仲間たちを見てジョーは闇に引き込まれそうになるが、バートの決死の行動により引き戻される。バートもその行動により深手を負い倒れ、ジョーは単身ルートヴィッヒとの決戦に挑む。その戦いの前に聖王らも駆けつけるものの、ジョーは既に魔塔と世界の繋がりを断ち切っており、魔塔から呼び出された存在とその合わせ鏡たる聖塔から呼び出された戦士たちは次々と元の世界へと帰還していった。ジョーは決着を前にかつて術士たちとの会話を思い出した。「相反する朱鳥と玄武の合成術は不可能で、もし実現したら何が起こるか分からない」。ジョーは合成術に成功し、イゴマールが寄り代にしているダーハオの全天星図の力を利用、死の直前の仲間たちとをすり替えたことで皆を救出した。

復活した新たな8星はイゴマールと改めて対峙、イゴマールをアビスゲートに封じることに成功する。禁忌の相反合成術を使用したジョーは行方不明となっていたが、バートや玄竜たちはどこかで生きていることを感じていた。ポルカ・リズ・バートたちはジョー捜索の旅に出る。

彼方へ~失われた魔王記(本編を補足する外伝)
イゴマールとの決戦の一方で、聖王たちは魔王復活により誕生した空間を調査していた。
そこに残されたヴィジョンには魔王が四魔貴族を順に配下に加えていく様子が映し出されたが、それらは全て四魔貴族視点のヴィジョンであり、魔王自身のヴィジョンは存在しなかった。ヴァッサールは『魔王が「究極の自由」を求め世界の破壊を目論んだが、世界の一部として束縛された自分では世界の破壊は不可能であり、その代行者が現れるのを待った』と推測し、この空間はその実現のために作られた他者が持つ「魔王の記憶」を葬るための墓場だと考えた。
次いで映されたヴィジョンには、魔王がレオニードをポドールイ伯に任ずる様子が描かれる。当時普通の人間であったレオニードは世界を憂い、生への執着を持っていなかった。魔王はレオニードを死の先の世界に連れて行くと語り、吸血鬼へと変化させたのであった。レオニード自身は「ただの人間」から与えられた爵位を屈辱に思いつつ、この魔王が「彼」に似ていることを思い出していた。さらに次のヴィジョンは、魔王とサラの対話を映し出した。魔王はサラに、宿命の子に希望を見出す者たちの愛の力によって魔王自身の想像を超える力でサラは世界を再生したと話し、愛を奪い絶望と怒りに支配された宿命の子であればどうなるだろうと問いかけた。
ヴィジョンから抜け出た聖王たちは、自身たちを囲う数多のシャボン玉(ヴィジョン)から逃れ、空間から脱出する。聖王たちはあの空間で見たヴィジョンが真実であればイゴマールも所詮は魔王に利用されているに過ぎないと察し、世界を破壊するに相応しい代行者がジョーであると予想した。

用語

異界の戦士
塔の頂上から現れた、異なる世界のある時点の記憶を持った戦士たち。それぞれが元の世界のその時点の記憶を有した状態で召喚され、同じ人物が複数呼び出された場合でも記憶は共有しない。また、ある時点の記憶で固定されるため年月を経ても年齢は変わらない。
死食(ししょく)
300年に一度起きるとされる災厄。その年に生まれた全ての生命が奪われる。ロマンシング サ・ガ3を参照。
聖王(せいおう)
約600年前の死食で生き残った運命の子。後に聖王十二将と呼ばれる仲間とともに、四魔貴族を退けてアビスゲートを封印し、世界を救った。ロマンシング サ・ガ3を参照。
塔(とう、グレイブ)
異界の戦士の「過去の断片」が捕らえられたもの。塔士が塔に入ることでその記憶を垣間見ることができ、頂上の扉を開くと異界の戦士が現れる。塔に捕らえられているのは人に限らず、グゥエインやドーラの塔も存在する。
塔士(とうし)
塔を調査し、塔から現れた戦士を率いる者。塔士団はロアーヌ候ゼノン・アウスバッハの命で結成された。
魔王(まおう)
約900年前の死食で生き残った運命の子。死に魅入られて四魔貴族をも支配し、人々を苦しめた。ロマンシング サ・ガ3を参照。

登場人物

本項では主にオリジナルキャラクターのみを扱い、他シリーズ作品キャラクターについては特筆事項がない限り記載しない。また、『ロマンシング サ・ガ3』と関連する事項も多いため、ロマンシング サ・ガ3#登場人物も併せて参照されたい。

新しき8星

ポルカ・リン・ウッド
主人公。新しき8星のひとり。不器用な性格だが、情に篤い男。リズと共にサーカス団で曲芸師を務めていたが、行方不明となったリズを探すため塔士団に入団する。父親から受け継いだ朱鳥術の才能に開花する。
リズ・リン・ウッド
ポルカの妹。かつては兄と同じサーカス団に居たが、死色を前に連れ去られる。玄武の術の才能を開花させる。
ゼノン・アウスバッハ
現ロアーヌ侯でミカエルの子孫。塔士団の総長を務める。ポルカら塔士や異世界の戦士たちの活躍で死食を止めることに成功するが、妄言を流布し世を乱したとして時のメッサーナ皇帝・フェイガン帝に静海内の小島に幽閉される。
ヴァルドー
侯国塔士団の筆頭監督官。ロブスター族で体表の色は紫色で、左腕はドリル。絶滅危惧生物保護司官としても活動している。ロブスター族の英雄とされているボストンを尊敬している。
ようせい / ブラウニー
ようせい族の生き残り。かつてスカチーニの屋敷に捕らわれていたところをヴァルドーに救われた。東の魔女の娘との戦いの中で石化してしまうが、ようせい族の隠れ里で療養し復活。その際、タチアナから「ブラウニー」と名付けられた。
シン・ドゥ
泥の国の学士でジン・ダーハオの一番弟子。ダーハオの弟子の中では古株で、特に弟弟子のイーヌオからは慕われている。容姿は小太りな中年男性だが、驚いたときの声は幼い少女を思わせる。
同名の人物は物語序盤から登場するが、1部1章終盤でダーハオが変装していたことが判明する。シン・ドゥ本人は1部2章冒頭で初めて登場し、ダーハオとともに事件の首謀者カルマンを追跡する。その後ともに囚われたダーハオの全ての力を託され、1人逃がされる。当初は受け継いだはずの力を使うことができず、ダーハオ(イゴマール)の計画に利用される形となっていたことから疑心暗鬼となるが、それでもダーハオを信じ続けた。後に消滅間際のダーハオと再会して全ての真実が伝えられ、託した力が使えないのは「自身を信じていないから」だと諭され、ダーハオの後継者としての期待を託される。
マドレーン
ゲッシア朝ナジュ王国の女剣士。ハリードの再来と呼ばれている。諸王の都を訪れ、早世した兄の幻に出逢うがそれを振り切りカムシーンを手に入れる。
東の悪しき魔女 / イーヴリン
900年前の魔王の時代に滅ぼされた、星読みの巫女の村の唯一の生き残り。当時村を滅ぼしたのは魔王本人だと記憶していたが、後に魔王を騙る偽者であったことが判明している。その復讐心から魔女と化し、長年に渡り魔力を持つ少女たちをさらって永遠の命を与えて娘として使役していた。
その500人目の娘としてリズをさらいポルカたちとの壮絶な戦いの末に倒されるが、レオニードの血を受けて新たな命を得て新たな8星として協力することになる。吸血鬼の血を受けると不死身となるが、代償として吸血鬼の下を離れると灰となって消滅してしまう。イーヴリンは自前の強い魔力で姿を保つことができているが、自らの記憶を呼び起こす代価として吸血鬼の血の力は消滅、遠からず灰と化してしまうことがレオニードによって示唆されている。

その他の人物

カルマン
ゼノンの補佐官。若年ながら優秀で「悪魔の頭脳」の異名を持つ。ゼノンの重臣として仕えていたが「今の世界は偽り」であり「魔王の力で世界を元に戻す」として、魔王復活を目論み行いゼノンの下を去る。人の記憶を操作する「忘却の能力」を持ち、歴史からサラの名前を抹消したのもカルマンである。
かくして魔王復活に成功し、その力の一部を得る。しかしその代償として魔王の呪いを受けることになる。魔王の子であるバートランドを連れだし、リズたちの記憶からバートランドの存在を消した。15年後にはメッサーナ帝国軍や魔物とバンガードを襲撃し、魔王の呪いにより最初の「呪われし者」と化して世界崩壊の脅威となるが、力に目覚めた聖王の力で討たれる。
ジン・ダーハオ
泥の国の星読頭。数年前に泥の国を出奔して行方知れずだったが、弟子のシン・ドゥの姿に変装してスカチーニに捕らわれていた。
かつては「東の悪しき魔女の娘」であり、当時から未来を視る力に長けていた。イーヴリンの復讐の手助けにと古代の秘術を研究していたが出奔し、泥の国のトゥ・クアイに保護されて星読頭となる。魔王復讐の糧として古代の秘術を研究し、不完全な術法『魂接ぎの術』の先を求めた。古代の星読みが目指したとされる術法は「自らの力と記憶を代々継承させること」を目的としたもので、長年の研究の成果と『ロマンシング サ・ガ2』で古代人から伝えられた「伝承法」から『魂継ぎの術』として完成させた。
アビスの魔物オリアクスと契約して同化、以後は姿は同じダーハオであっても「ダーハオ自身」と「オリアクス(イゴマール)が演じるダーハオ」とが混在することとなる。しかしダーハオ自身の真の目的はあくまで「魔王の討伐」であり、この契約は肉体をオリアクスに捧げることで自らの予言の実現に近づけることであった。死食の後に偽りの予言で世界を混乱させたとして罪に問われると、弟子のシン・ドゥともに逃亡し、以後カルマンを追っていたが「新たな少年」によって囚われる。シン・ドゥを逃がす際に「魂接ぎの術」と称して自らの知識を託すが、当時は知識も術法もシン・ドゥに定着せず、イーヴリンからは「目を奪うために騙された」と考えられていた。
イゴマールとの最終決戦を前にダーハオ本人の意識は消滅目前となるが、再開したシン・ドゥに自身を信じることを説き、後継者としての期待を託して消滅した。ダーハオの肉体はオリアクスに乗っ取られるが、ダーハオ自身の「全天星図」は肉体に刻まれており、これが後に重要な意味を持った。
オリアクス(イゴマール / マグホリ)
占星術に長け、人の姿を変える力を持ち、記憶を消去や改変する術を使うアビスの魔物。様々な姿に変身が可能で、女道化師の姿もその1つ。四魔貴族からは自ら肉体を持たない下等な魔物と見下されている。
ダーハオと契約した後は同化し、カルマンやルートヴィッヒに助言するふりをしながら操っていた。バルテルミーとの契約もそういった暗躍の一環で、その際自らの幻影を「マグホリ」という名の鳥に変化させてバルテルミーの傍に置き、その際に本体もこの時代では「マグホリ(MAGHOLI)」のアナグラムである「イゴマール(IGOMAHL)」と名乗ると決めた。得にカルマンに関しては野望を利用して支配し、魔王復活の呪いを肩代わりさせて最初の「呪われし者」とすることで「魔王の呪い」を複製し、無数の「呪われし者」を作る手助けとした。
同様の姿の人物は物語の900年前にも登場しており、魔王が消えた後の偽魔王と行動をともにしていた。後にビューネイに敗れて自らはアビスの底に沈められ、偽魔王はアビス内の「生者しか解錠できない檻」に捕らえられた。後にバートを利用して偽魔王を開放し、ルートヴィッヒに宿らせることで世界の破壊を叶えようとするが、ジョーの相反合成術の前に屈し、最後は新8星らによってアビスに封じられた。
なお、偽りの予言を流布するために詩人に扮しており「新しい8星が自作自演で世界を征服すること」「真の英雄が世界を救うこと」を吹聴していた。

1部1章のみ登場

ドルテ
「東の悪しき魔女の娘」のひとり。人の潜在能力を引き出す力を持つ。さらわれてきたリズの内に潜む水術の力を引き出し水竜召喚できるまでに導く。魔女が倒されたときに崩れゆく洞窟に留まり他の娘たちと運命を共にした。
バルテルミー
ポルカとリズの所属していたサーカス団の団長。副業は趣味と実益を兼ねた暗殺者。失踪したリズを追って退団したポルカを取り戻そうと執拗に追うが、後に元はボルカノ派に属する朱鳥術師で、ポルカやリズの父親であることが判明する。
スカチーニ
グレートアーチに築いた都市国家トラハザを拠点にするマフィア「ドン・スカチーニ・ファミリー」のボス。その資産はロアーヌにも匹敵するとされる。
フェイガン
ロアーヌ候国の同盟国であるメッサーナ帝国の皇帝。15年後にはメッサーナ皇帝にはルートヴィッヒが就いており、フェイガンの行方は不明。
トゥ・クアイ
泥の国の女王で軍団長。かつてオリアクスによって国を滅ぼされ、土の肉体と泥の心臓を持つ魔物として蘇らせられた。

1部2章のみ登場

ジョセフィン・リン・ウッド
リズの娘。通称「ジョー」。死食の折、ビューネイとの戦いの後に現れた魔王の影響でリズの体内に宿った父親なき子供の1人。非常に生意気で、実の親から離されて育てられたことにコンプレックスを抱いている。幼い頃にウンディーネとボルカノに預けられており、玄武と朱鳥の術を同時に習得する天才。
玄竜
モウゼス近くの湖底に棲んでおり、育ての親の下から出奔したジョーが対峙した。以後ジョーとともに行動しており、ジョーからは「ゲンちゃん」と呼ばれている。
バートは氷雪湖の湖底に棲んでいた別の個体を連れている。こちらはジョーが連れている個体と比べて色が全体的に白く、「玄竜【氷雪】」と区別されている。
新たな少年 / バートランド・リン・ウッド
カルマンとともに行動する謎の少年。後にリズが産んだ双子のもう一人で、ジョーの弟であったことが判明する。通称「バート」。ジョーと同様に玄武と朱鳥の術を同時に習得し、更に剣技も使いこなす。

異界の戦士

特記すべき事項のあるキャラクターのみ、原作と異なる追加設定などどみを記載。

サラ
かつて世界を救った8人の1人で、300年前の宿命の子。ただ一人召喚されず、他の7人の記憶からも抹消されている。
ミカエル
ゼノンの先祖で、300年前のロアーヌ候。ゼノン不在時のバンガードを託され、他の古き8星を率いて新しき8星をサポートしている。
テリー
ポルカ配下の戦士の1人。リズ奪還の折に魔女の娘との一戦で犠牲となり、ポルカに自覚と責任を芽生えさせるきっかけとなった。後にカルマン配下の戦士として別固体が登場するが、前記のとおりの理由によりポルカのと記憶は持っていなかった。
タチアナ
メッサーナ帝国に追われるリズがジョーを預けた後、生い立ちなどで親近感を感じたジョーの代役として行動をともにしている。
少年
サラと同じ300年前の宿命の子。
セルマ
白銀の皇帝の娘で、幼い頃にホークラ海賊に預けられて育った。似た境遇のジョーと親友になる。
ランスの娘 / 聖王
かつて四魔貴族を打ち破った聖王本人だが、「聖王」と呼ばれる以前に召喚されているため記憶がない。「アウレリウス」という本名が設定として存在するが、本作では「ランスの娘」として扱われている。
その後、世界塔で「聖王」として戦っていた時期の彼女が呼び出された事で「ランスの娘」に聖王としての力と記憶が上書きされた。
マクシムス
スカチーニの協力者として登場。バルテルミーに代わってポルカ暗殺の命を請け、15年後にはメッサーナ帝国でジョー捜索の任に就いている。
ルートヴィッヒ
15年後世界のメッサーナ帝国の皇帝。世界の支配を目論んで、マクシムスとともにジョーを捜索している。

システム

キャラクター

スタイル

各キャラクターには複数の「スタイル」が設けられている。プラチナガチャから輩出されるカタリナを例にすると、

スタイル名称 ロール 所持技 所持アビリティ
S カタリナ(マスカレイド) ジャマー みね打ち・流し斬り・濁流剣 痛みの練気I・回復呼吸II・能力弱体II(腕力)
SS カタリナ(ここはわたくしが!) アタッカー スマッシュ・地走り・地ずり残月 練気高揚・テンションアップIII・勇健強撃III
SS カタリナ(本当の理由) アタッカー 氷雪剣・ブルクラッシュ・ツバメ返し 吸収攻撃III・弱点集中III・テンションアップIV

の3種類が存在し、スタイル名称はいずれも「カタリナ」だが性能が異なる。これらは同じキャラクターであるため基本ステータスを共有しており、同時にパーティに編成することはできない。

基本的に同じ名称のスタイルが同一キャラクターと見なされるが、

  • 『ロマサガ2』の職業・種族の例
    • フリーファイター男の「ヘクター」と「オライオン」等
  • 同一キャラクターの別姿の例
    • 本作オリジナルキャラクターの「リズ」と「ロビンガール」、「ポルカ」と「ボロロビン」、「ジョー」と「ロビンギャル」
    • 『ロマサガ1』の「シェラハ」と「シェリル」
    • 『ロマサガ3』の「ブラック」と「ハーマン」
    • 『サガフロ1』の「アルカイザー」と「レッド」

の例外が存在する。これらの場合はスタイル名は異なるが、本体のキャラクターは同一であるため上のカタリナの例と扱いは同じである。

各スタイルごとにスタイルレベルが存在し、スタイルレベルを上げることでステータス補正値の上昇や、新しいアビリティが解放される(詳しくは後述#ステータス#アビリティ)。スタイルレベルの上限は初期値で30、スタイルピースを使用することで上限を50まで解放することが可能。スタイルピースはキャラクター固有のものと、共通して使えるものが存在する。共通ピースはSSスタイル用「ゴールドピース」、Sスタイル用「シルバーピース」、Aスタイル用「ブロンズピース」の3種類が存在する。

スタイルの入手方法は主にガチャ、あるいはイベント配布等。2019年2月20日のアップデートで、未所持スタイルをスタイルピースを消費してスタイルを入手するスタイル召喚が追加され、以降はこの形式のイベント配布が増えている。スタイル召喚で使用するスタイルピースの数はレアリティによって異なり、SSスタイルは250枚、Sスタイルは150枚、Aスタイルは50枚。

ステータス

各キャラクターには以下のステータスが存在する。

  • HP - 耐久力。ダメージを受けると減少し。HP0で戦闘不能になる。
  • LP - 生命力。戦闘不能になると1減少し、また回復技・術を使用すると設定された値を消費する。LPが0でなければ回復技・術で蘇生可能だが、LPが0になるとその戦闘では復帰できない。戦闘後には初期値に戻る。一部の例外は存在するがSSスタイルは6、Sスタイルは5、Aスタイルは4が初期値となっている。
  • BP - 戦闘中に技・術を使用する際に消費するもの。戦闘開始時に各キャラクターごとに初期値10、毎ターン3ずつ回復して、ストックできる最大値は20である。威力の大きい技術ほど消費BPが多くなっている。『ロマンシング サガ -ミンストレルソング-』で初めて採用された概念。
  • 腕力 - 腕力依存の武器種(剣・大剣・斧・棍棒・槍・体術・杖)の威力に影響し、味方側のみ腕力依存の武器種での攻撃命中率にも影響する。
  • 体力 - 技で受けるダメージ量へ影響する。
  • 器用さ - 器用さ依存の武器種(小剣・弓・銃)の威力、攻撃の命中率にも影響する。
  • 素早さ - 体術の威力、武器、術での命中率、回避率・行動順に影響する。
  • 知力 - 術、体術(特殊タイプ)の威力・命中率、状態異常・ステータス変化等を使用する際の成功率に影響する。
  • 精神 - 術で受けるダメージ量、状態異常・ステータス変化等を受ける際の成功率に影響する。
  • 愛 - 回復技・術を使用する際の回復量に影響。
  • 魅力 - 回復技・術を受ける際の回復量、状態異常「魅了」の成功率に影響。

初期値が固定であるLP・BP以外のステータスは、『ロマンシング サ・ガ』や『サガ フロンティア』のように戦闘後に上昇する。基礎となるステータスは前述のとおり同じキャラクターごとに全スタイルで共有するが、スタイルによって育成可能な上限値が異なる。上で例示したカタリナを例にすると、第1部1章終了時点での育成可能な上限値は以下のようになっている(着色部は最大値に到達する項目)。

スタイル名 腕力 体力 器用さ 素早さ 知力 精神 魅力
S カタリナ(マスカレイド) 80 78 78 77 78 74 76 76
SS カタリナ(ここはわたくしが!) 82 78 79 77 74 75 75 76
SS カタリナ(本当の理由) 86 78 78 79 74 72 74 76
育成可能な上限値 86 78 79 79 78 75 76 76

実際にスタイルを使用する際のステータスは、この数字にスタイルごとのステータス補正が適用されるため、スタイルレベル50では以下のような数値になる(上段が補正値、下段が補正後のステータス)。

スタイル名 腕力 体力 器用さ 素早さ 知力 精神 魅力
育成可能な上限値 86 78 79 79 78 75 76 76
S カタリナ(マスカレイド) (46%+3)
128
(17%+13)
104
(56%+3)
126
(46%+3)
118
(46%+7)
120
(41%+3)
108
(22%+3)
95
(46%+3)
113
SS カタリナ(ここはわたくしが!) (80%+16)
170
(47%+12)
126
(69%+5)
138
(58%+5)
129
(41%+5)
114
(58%+5)
123
(47%+5)
116
(58%+5)
125
SS カタリナ(本当の理由) (89%+16)
178
(37%+5)
118
(71%+5)
140
(76%+12)
151
(42%+5)
115
(60%+5)
125
(32%+5)
105
(60%+5)
126

これ以外に、裏道場(後述)で入手可能なアイテムを使用して、各ステータスの上限を開放できる裏能力値が存在する。開放すると上記の成長ステータスとは別で育成可能な「裏腕力」「裏知力」などの項目が追加され、通常のステータスと同様に戦闘後に上昇する。ただし、裏能力値の反映は上記のいわば「表能力値」とは異なり、スタイルごとのステータス補正の後で加算される。8種のステータスを全て1段開放するとHPが20ずつ上がる。HPは育成せずとも開放された時点で上昇する。

ロール

全てのスタイルは以下の4つのロールが与えられている。

  • アタッカー - 攻撃重視のスタイル。与ダメージに影響するステータスの補正値が高く、ダメージアップ系のアビリティを持つ。
  • ディフェンダー - 防御重視のスタイル。被ダメージに影響するステータスの補正値が高く、被ダメージ軽減・回避・カウンター系の技・術やアビリティを持つ。
  • サポート - 味方の補助性能を重視したスタイル。回復・ステータス補助などの技・術やアビリティを持つ。
  • ジャマー - 敵の行動阻害を重視したスタイル。状態以上付与・ステータス低下などの技・術やアビリティを持つ。

技・術

は戦闘中に攻撃する際に閃き、は戦闘後に学習する形で入手する。戦闘中に使用するとさらに閃いて「技・術Rank」が上昇する場合があり、Rankは命中率・威力・状態異常成功率等に影響する。また、同一キャラクターであれば、他スタイルの所持する技や術を1つだけ「継承技」として装備することが可能である。ただし、術を継承する際は継承する側のスタイルが術適正を持っている必要があり、術適正がなければ同一キャラクター間でも術を継承できない。

技や術は「技・術覚醒」させることで消費BPを減少させることが可能。覚醒可能な回数は技・術によって異なっており、初期消費BP3の「みね打ち」などの低威力技は1回、初期消費BP14の「地ずり残月」などの高威力技は3回となっている。覚醒後は「BP管理」によって、オートバトルでの消費BPを初期値から覚醒済み段階までの間の任意の値に設定することが可能。

2020年5月27日のアップデートで技・術の「練達」機能が追加され、技・術Rankを消費することで威力上昇・BP減少・ファスト付与・全体化など効果上昇・追加が行われる。なお、練達による消費BP減少も前述の「BP管理」に反映される。

アビリティ

アビリティは戦闘中に効果を発動するもので、様々な効果を発揮する。習得条件はスタイルレベルであり初期で1つ所持しており、レベル10で2つ目、レベル30で3つ目が開放される。以下に挙げるのはアビリティの一例。なお、多くのアビリティは「テンションアップV」のようにローマ数字が付されており、数字が大きいほど効果が大きい。

  • テンションアップ - 常時与ダメージ上昇。
  • 鉄壁の守り - 常時被ダメージ軽減。
  • 勇健○○ - HPが最大時のみ発動。「勇健強撃」は与ダメージ上昇、「勇健の守り」は被ダメージ軽減。
  • 吸収攻撃 - 攻撃命中時に確率で自身のHPを回復。
  • 託す希望 - 自身が気絶した時に生存者全員のHPを回復。
  • パワーチャージ - バトル開始時のBPを上昇。
  • 練気高揚 - 攻撃命中時に確率で自身のBPを回復。
  • デトックス - ターン終了時に自身の状態異常を解除。
  • 収益上昇 - バトルで得られるオーラムが増加。

2020年9月25日に常時与ダメージ上昇+初期BP増加の「バトルテンション」、常時与ダメージ上昇+連携時及びオーバードライブ連携時の与ダメージ上昇の「オーバーテンション」が登場し、以後複数の効果を複合したアビリティも登場している。

実装済みのスタイル

以下の項目は、ガチャから排出されるスタイル数を示す。それぞれの内訳は以下のとおり。

  • 汎用 - 基本的に全てのガチャから排出されるスタイル。
  • プラ - 常設の「プラチナガチャ」から排出されるスタイル。イベントやUDXで実装されるスタイルの一部は翌月にプラチナガチャに追加されるため、実装時点で追加予定の場合は先行して加算している。
  • 螺旋 - 螺旋回廊で入手できるチケットで行う「螺旋回廊チケットガチャ」から排出されるスタイル。
  • イベ - 期間終了後にプラチナガチャに追加されない期間限定スタイル。季節イベント限定・フェス限定が該当する。
  • UDX - 期間限定スタイルのうち、「Ultra DXガチャ」限定のスタイル。
  • - 期間限定スタイルのうち、「サガ魂ガチャ」限定のスタイル。

以下の項目は、ガチャ以外から入手するスタイル数を示す。それぞれの内訳は以下のとおり。

  • 常配 - ガチャ以外の手段で、常時入手可能なスタイル。メインストーリーや常設イベントのクリア報酬やドロップで入手、あるいはミッション達成報酬・キャンペーン等で全員配布されるスタイルが相当。
  • 限配 - ガチャ以外の手段で、期間限定で入手可能であったスタイル。イベントのクリア報酬やドロップ、またはイベント中ので入手したスタイルピースでスタイル召喚が可能、あるいはミッション達成報酬のスタイルが相当。
『魔界塔士Sa・Ga』『Sa・Ga2 秘宝伝説』『時空の覇者 Sa・Ga3』『ロマンシング サ・ガ』『ロマンシング サガ -ミンストレルソング-』
シリーズ キャラクター名 SSスタイル Sスタイル Aスタイル 合計
汎用 プラ 螺旋 イベ UDX 常配 限配 汎用 プラ 螺旋 イベ 常配 限配 汎用 プラ イベ 常配 限配
SaGa1 にんげんおとこ 1 1 2 1 1 0 3
SaGa1 にんげんおんな 1 1 2 1 1 0 3
SaGa1 エスパーギャル 1 1 2 1 1 0 3
SaGa1 かみ 3 3 1 1 0 4
SaGa2 せんせい 1 1 2 1 1 0 3
SaGa2 ちちおや 1 1 1 1 0 2
SaGa2 アポロン 2 2 1 1 0 3
SaGa2 メカ 1 1 2 0 0 2
SaGa2 めがみ 1 1 1 1 0 2
SaGa2 最終防衛システム 1 1 1 1 0 2
SaGa2 はにわ 1 1 1 1 0 2
SaGa3 デューン 1 1 1 1 0 2
SaGa3 ボラージュ 1 1 1 1 0 2
SaGa3 シリュー 1 1 1 1 0 2
ロマサガ1 アルベルト 1 3 1 5 1 1 1 1 7
ロマサガ1 ジャミル 1 1 1 1 4 1 1 1 1 6
ロマサガ1 グレイ 1 3 1 5 1 1 0 6
ロマサガ1 ホーク 1 1 2 1 1 1 1 4
ロマサガ1 アイシャ 1 1 1 3 1 1 1 1 5
ロマサガ1 クローディア 1 2 1 4 1 1 1 3 1 1 8
ロマサガ1 バーバラ 1 2 3 1 1 2 1 1 6
ロマサガ1 シフ 1 1 1 3 1 1 2 1 1 6
ロマサガ1 ディアナ 1 1 1 1 2 1 1 4
ロマサガ1 ガラハド 1 1 2 0 0 2
ロマサガ1 ミリアム 2 1 3 1 1 1 1 5
ロマサガ1 ゲラ=ハ 1 1 1 1 1 1 3
ロマサガ1 ブラウ 0 1 1 0 1
ロマサガ1 ブッチャー 1 1 1 1 1 1 3
ロマサガ1 ナイトハルト 1 1 1 3 1 1 2 0 5
ロマサガ1 アルドラ 1 1 1 1 0 2
ロマサガ1 ダーク 1 1 2 1 1 0 3
ロマサガ1 シルバー 1 3 4 0 0 4
ロマサガ1 ミルザ 1 1 1 3 1 1 0 4
ロマサガ1 デス 1 2 3 1 1 0 4
ロマサガ1 シェラハ 1 1 2 0 0 2
ロマサガ1 サルーイン 1 1 1 1 0 2
ロマサガ1 ミニオン 2 2 0 0 2
ロマサガ1 タイニィフェザー 1 1 0 0 1
『ロマンシング サ・ガ2』
シリーズ キャラクター名 SSスタイル Sスタイル Aスタイル 合計
汎用 プラ 螺旋 イベ UDX 常配 限配 汎用 プラ 螺旋 イベ 常配 限配 汎用 プラ イベ 常配 限配
ロマサガ2 レオン 1 1 1 1 1 1 3
ロマサガ2 ジェラール 1 1 1 1 4 1 1 0 5
ロマサガ2 最終皇帝(男) 1 2 3 1 1 0 4
ロマサガ2 最終皇帝(女) 1 3 4 0 0 4
ロマサガ2 コッペリア 1 1 2 1 1 0 3
ロマサガ2 ヴィクトール 1 [注 1] 1 1 1 2 1 1 4
ロマサガ2 セキシュウサイ 0 0 1 1 1
ロマサガ2 帝国軽装歩兵(男) 0 0 1 1 1
ロマサガ2 帝国軽装歩兵(女) 0 0 1 [注 2] 1 1
ロマサガ2 帝国猟兵(女) 1 1 0 1 [注 2] 1 2
ロマサガ2 宮廷魔術師(女) 1 1 0 1 1 2
ロマサガ2 フリーファイター(男) 1 3 [注 3] 4 0 1 1 5
ロマサガ2 フリーファイター(女) 1 1 1 1 0 2
ロマサガ2 インペリアルガード(男) 1 1 2 1 1 0 3
ロマサガ2 インペリアルガード(女) 0 0 1 1 1
ロマサガ2 帝国重装歩兵 1 [注 1] 1 0 1 1 2
ロマサガ2 軍師 1 1 1 1 0 2
ロマサガ2 イーストガード 1 1 1 1 1 1 1 3
ロマサガ2 デザートガード 0 0 1 1 1
ロマサガ2 アマゾネス 0 1 1 0 1
ロマサガ2 ノーマッド(女) 0 0 1 1 1
ロマサガ2 ホーリーオーダー(男) 1 1 0 1 1 2
ロマサガ2 ホーリーオーダー(女) 1 1 [注 4] 2 1 1 1 1 4
ロマサガ2 海女 1 1 1 1 1 1 3
ロマサガ2 武装商船団 1 1 0 1 1 2
ロマサガ2 サイゴ族 0 1 1 0 1
ロマサガ2 格闘家 1 [注 1] 1 0 1 1 2
ロマサガ2 シティシーフ(女) 1 1 1 3 1 1 1 [注 2] 1 5
ロマサガ2 サラマンダー 1 [注 1] 1 1 1 0 2
ロマサガ2 モール 1 1 0 1 1 2
ロマサガ2 ネレイド 0 1 1 1 1 2
ロマサガ2 イーリス 1 1[注 5] 2 1 1 1 1 4
ロマサガ2 忍者 1 2 3 1 1 1 1 5
ロマサガ2 ヒラガ 0 0 1 1 1
ロマサガ2 トーマ 0 1 1 0 1
ロマサガ2 ヴァンパイアレディ 1 3 4 0 1 1 5
ロマサガ2 セフィラス 1 1 1 1 1 1 3
ロマサガ2 海の主の娘 2 2 1 1 0 3
ロマサガ2 ワグナス 1 1 2 1 1 0 3
ロマサガ2 ノエル 1 1 1 3 1 1 0 4
ロマサガ2 ロックブーケ 1 3 4 1 1 1 1 6
ロマサガ2 スービエ 1 1 1 1 0 2
ロマサガ2 ダンターグ 1 1 1 1 0 2
ロマサガ2 ボクオーン 1 1 1 1 0 2
ロマサガ2 クジンシー 1 1 1 1 0 2
ロマサガ2 オアイーブ 1 1 0 0 1
『ロマンシング サ・ガ3』
シリーズ キャラクター名 SSスタイル Sスタイル Aスタイル 合計
汎用 プラ 螺旋 イベ UDX 常配 限配 汎用 プラ 螺旋 イベ 常配 限配 汎用 プラ イベ 常配 限配
ロマサガ3 ユリアン 3 3 1 1 1 1 2 6
ロマサガ3 トーマス 1 2 3 0 1 1 4
ロマサガ3 ミカエル 1 2 3 1 1 1 1 2 6
ロマサガ3 ハリード 2 2 4 1 1 1 1 6
ロマサガ3 サラ 5 5 1 1 0 6
ロマサガ3 エレン 1 4 5 1 2 3 0 8
ロマサガ3 モニカ 1 4 [注 6] 5 1 1 0 6
ロマサガ3 カタリナ 2 2 1 5 1 1 1 1 7
ロマサガ3 タチアナ 1 1 1 3 1 1 1 1 5
ロマサガ3 ミューズ 1 1 [注 1] 2 0 1 1 3
ロマサガ3 シャール 1 1 2 1 1 0 3
ロマサガ3 ノーラ 1 1 1 1 1 [注 7] 1 3
ロマサガ3 少年 1 1 2 0 0 2
ロマサガ3 ロビン 1 1 1 1 1 1 2 4
ロマサガ3 ロビン(偽) 1 [注 1] 1 1 1 1 1 3
ロマサガ3 ウォード 1 [注 1] 1 0 1 1 2
ロマサガ3 ブラック 1 2 1 4 1 [注 8] 1 1 1 6
ロマサガ3 フルブライト23世 1 1 0 0 1
ロマサガ3 ツィー・リン 1 [注 1] 1 0 1 1 2
ロマサガ3 バイメイニャン 1 [注 1] 1 0 0 1
ロマサガ3 ボストン 3 1 4 0 0 4
ロマサガ3 ようせい 1 1 1 3 1 1 0 4
ロマサガ3 ぞう 1 1 2 0 1 1 3
ロマサガ3 ゆきだるま 2 2 1 1 2 0 4
ロマサガ3 ウンディーネ 3 3 1 1 1 1 5
ロマサガ3 レオニード 2 2 4 1 1 1 1 6
ロマサガ3 教授 1 1 1 1 0 2
ロマサガ3 ボルカノ 1 1 [注 1] 2 1 1 1 1 2 5
ロマサガ3 ファティーマ 1 1 1 1 1 1 3
ロマサガ3 聖王 3 1 4 0 0 4
ロマサガ3 パウルス 2 1 3 1 1 0 4
ロマサガ3 ヴァッサール 2 1 3 1 1 0 4
ロマサガ3 フェルディナント 1 2 3 1 1 0 4
ロマサガ3 フルブライト12世 0 1 1 0 1
ロマサガ3 オトマン 1 1 2 0 0 2
ロマサガ3 ヒルダ 1 1 1 1 0 2
ロマサガ3 ソープ 1 1 1 1 0 2
ロマサガ3 キドラントの町長 1 1 0 1 1 2
ロマサガ3 アスラ 0 0 1 1 1
ロマサガ3 バーニィ 1 1 2 0 1 1 3
ロマサガ3 奇面草 1 1 0 0 1
ロマサガ3 ビューネイ 4 4 1 1 0 5
ロマサガ3 アウナス 2 1 3 1 1 0 4
ロマサガ3 フォルネウス 2 2 1 1 0 3
ロマサガ3 アラケス 1 1 2 0 0 2
ロマサガ3 グゥエイン 1 1 2 0 0 2
ロマサガ3 ドーラ 1 1 0 0 1
ロマサガ3 ナハトズィーガー 1[注 5] 1 0 0 1
ロマサガ3 ルートヴィッヒ 1 1 0 0 1
ロマサガ3 マクシムス 1 1 0 0 1
『サガ フロンティア』『サガ フロンティア2』
シリーズ キャラクター名 SSスタイル Sスタイル Aスタイル 合計
汎用 プラ 螺旋 イベ UDX 常配 限配 汎用 プラ 螺旋 イベ 常配 限配 汎用 プラ イベ 常配 限配
サガフロ1 ブルー 1 1 1 3 1 1 1 1 5
サガフロ1 クーン 1 1 1 1 1 1 3
サガフロ1 T260G 3 3 0 1 1 4
サガフロ1 レッド 2 1 3 1 1 1 1 5
サガフロ1 エミリア 1 3 4 0 0 4
サガフロ1 アセルス 4 4 1 1 2 0 6
サガフロ1 リュート 1 [注 1] 1 0 1 1 2
サガフロ1 ヒューズ 1 1 2 0 0 2
サガフロ1 レン 1 1 1 1 0 2
サガフロ1 ドール 1 1 0 0 1
サガフロ1 ルーファス 1 1 0 1 0 1
サガフロ1 アニー 2 1 [注 1] 3 1 1 1 1 5
サガフロ1 ライザ 1 1 1 1 1 1 3
サガフロ1 メタルブラック 1 1 0 0 1
サガフロ1 ルージュ 1 1 1 [注 9] 3 1 1 1 1 5
サガフロ1 ゲン 1 1 1 1 1 1 3
サガフロ1 メイレン 1 1 2 0 1 1 3
サガフロ1 フェイオン 1 1 0 0 1
サガフロ1 零姫 2 2 1 1 0 3
サガフロ1 金獅子姫 1 1 1 3 0 0 3
サガフロ1 白薔薇姫 3 3 1 1 1 3 0 6
サガフロ1 メサルティム 2 1 3 0 0 3
サガフロ1 サイレンス 0 0 1 1 1
サガフロ1 時の君 1 1 0 0 1
サガフロ1 ゾズマ 1 1 0 0 1
サガフロ1 イルドゥン 1 1 1 1 0 2
サガフロ1 サンダー 0 1 1 0 1
サガフロ1 赤カブ 1 1 0 1 1 2
サガフロ1 コットン 1 1 0 1 0 1
サガフロ1 麒麟 1 1 0 0 1
サガフロ1 特種工作車 1 1 0 1 1 2
サガフロ1 ラビット 0 1 1 0 1
サガフロ1 ナカジマ零式 1 1 0 0 1
サガフロ1 オルロワージュ 1 1 2 1 1 0 3
サガフロ1 ヴァジュイール 1 1 0 0 1
サガフロ2 ギュスターヴ 2 2 4 1 1 2 0 6
サガフロ2 ウィル 1 2 3 1 1 1 1 5
サガフロ2 リッチ 1 1 2 1 1 1 1 4
サガフロ2 ジニー 1 1 3 5 1 1 0 6
サガフロ2 フリン 1 1 1 1 1 1 3
サガフロ2 ヨハン 0 1 1 1 1 2 3
サガフロ2 ネーベルスタン 1[注 5] 1 1 1 0 2
サガフロ2 コーデリア 1 3 4 1 1 2 0 6
サガフロ2 ラベール 1 1 2 0 0 2
サガフロ2 ナルセス 1 1 0 0 1
サガフロ2 ロベルト 1 1 2 0 0 2
サガフロ2 プルミエール 1 1 1 1 0 2
サガフロ2 グスタフ 2 2 0 0 2
サガフロ2 ミーティア 1 1 0 0 1
サガフロ2 ヴァンアーブル 1 1 0 0 1
サガフロ2 シルマール 1 1 0 0 1
『アンリミテッド:サガ』『エンペラーズ サガ』『サガ スカーレット グレイス』『ロマンシング サガ リ・ユニバース』
シリーズ キャラクター名 SSスタイル Sスタイル Aスタイル 合計
汎用 プラ 螺旋 イベ UDX 常配 限配 汎用 プラ 螺旋 イベ 常配 限配 汎用 プラ イベ 常配 限配
アンリミテッド ローラ 1 1[注 5] 2 1 1 1 1 4
アンリミテッド ジュディ 1 1 0 0 1
アンリミテッド アーミック 1 1 0 0 1
アンリミテッド アンリ 0 1 1 1 1 2
アンリミテッド キャッシュ 1 1 0 0 1
アンリミテッド ルビィ 1[注 5] 1 1 1 0 2
アンリミテッド イスカンダール 1[注 5] 1 1 1 0 2
アンリミテッド ヴェント 1[注 5] 1 1 1 0 2
エンペラーズ 白銀の皇帝 1 1 1 1 0 2
エンペラーズ セルマ 1 2 1[注 5] 4 1 1 0 5
スカーレットグレイス ウルピナ 2 1 3 0 1 1 4
スカーレットグレイス レオナルド 1 1 1 1 0 2
スカーレットグレイス タリア 1 1 2 0 0 2
スカーレットグレイス バルマンテ 1 1 0 1 1 2
スカーレットグレイス エリザベート 1 1 1 1 0 2
スカーレットグレイス サーシャ 1 1 0 0 1
スカーレットグレイス ヴァッハ神 1 1 1 1 0 2
スカーレットグレイス エリセド 1 1 1 1 0 2
スカーレットグレイス アーサー・ダールトン 1 1 0 0 1
スカーレットグレイス ストルムィクネン 1 1 0 0 1
リユニバース ポルカ 6 6 1 1 2 1 1 9
リユニバース リズ 6 6 1 1 2 1 1 9
リユニバース シン・ドゥ 1 1 2 0 1 1 3
リユニバース ヴァルドー 1 2 1 4 0 1 1 2 6
リユニバース ようせい(ブラウニー) 2 1 [注 10] 3 1 1 2 1 1 6
リユニバース マドレーン 2 2 4 1 1 1 1 6
リユニバース ゼノン 2 2 4 1 1 0 5
リユニバース ジョー 4 4 0 1 1 2 6
リユニバース 玄竜 1 1 2 0 1 1 3
リユニバース バルテルミー 4 4 0 1 1 5
リユニバース スライム 1 1 2 0 1 1 3
リユニバース イーヴリン 1 2 3 1 1 0 4
リユニバース ダーハオ 1 1 2 1 1 0 3
リユニバース バートランド 1 1 2 0 0 2
リユニバース 玄竜【氷雪】 1 1 2 1 1 0 3
リユニバース トゥ・クアイ 1 1 0 0 1
リユニバース メリッサ 1 1 0 0 1
その他 詩人 2 1 3 0 0 3
その他 ITOKEN 1 1 0 0 1
  1. ^ a b c d e f g h i j k l メインストーリーでプラチナSSスタイルがドロップ。
  2. ^ a b c 初期パーティとして汎用Aスタイルを入手。
  3. ^ オープニングイベントで汎用SSスタイルを入手。
  4. ^ ミッションクリアで螺旋SSスタイルを入手。
  5. ^ a b c d e f g h 佐賀県コラボの『佐賀魂』を含む。
  6. ^ ミッションクリアで汎用SSスタイルを入手。
  7. ^ ゲーム開始時のプレゼントで汎用Aスタイルを入手。
  8. ^ オープニングイベントで汎用Sスタイルを入手。
  9. ^ メインストーリーで螺旋SSスタイルがドロップ。
  10. ^ 一部イベントで常配SSスタイルがドロップ。

スタイル着せ替え

2019年6月29日実装。特定のスタイルのイラスト・ドット絵を、別のスタイルあるいはショップで販売される「着せ替え衣装セット」のイラスト・ドット絵に変更することができる機能。

シリーズ キャラクター名 着せ替え衣装の名称 入手方法 実装日
ロマサガ1 シルバー 学校も意外と楽しいぞ ショップ販売 2020年04月10日
ロマサガ2 最終皇帝(男) 祝勝の宴を前に ショップ販売 2020年11月20日
ロマサガ2 最終皇帝(女) 勝利の祝宴を前に ショップ販売 2020年11月20日
ロマサガ2 ロックブーケ 冷たくしてあげる ショップ販売 2019年08月06日
駅長ロックブーケ ログインボーナス 2019年11月30日
黒いつぶつぶ ログインボーナス 2020年06月29日
ロマサガ3 モニカ モニカの決意 ミッション報酬 2019年06月29日
音楽隊のマスターです ショップ販売 2020年02月13日
ロマサガ3 エレン 一人で入りたいの ショップ販売 2019年11月11日
ロマサガ3 カタリナ 護衛任務の衣装です ショップ販売 2019年11月11日
長い髪の重み ミッション報酬
サガフロ1 アセルス 消えない迷い ショップ販売 2019年07月11日
サガフロ1 ブルー 海と空の青に染まる ショップ販売 2020年07月02日
サガフロ1 アルカイザー(レッド) ヒーローのジレンマ ログインボーナス 2021年07月028日
サガフロ1 ルージュ 海も空も赤く染まる ショップ販売 2020年07月02日
サガフロ1 白薔薇姫 かぼちゃ姫ですわ ショップ販売 2020年10月21日
サガフロ1 メサルティム 水妖熱愛萬聖夜 ショップ販売 2020年10月21日
サガフロ1 零姫 菓子はいらぬぞ ショップ販売 2020年10月21日
サガフロ2 ジニー スチームパンクだよ ショップ販売 2019年10月10日
サガフロ2 ギュスターヴ 新たな年を祝おう ショップ販売 2019年12月31日
スカーレットグレイス ウルピナ これが私の夢 ミッション報酬 2019年07月19日
子供に戻っちゃおう! ショップ販売 2020年08月05日
スカーレットグレイス エリザベート 出し惜しみはしないの ショップ販売 2020年08月05日
リユニバース ジョー 気安く声掛けないで ショップ販売 2020年07月02日
リユニバース ようせい(ブラウニー) いたずら妖精参上! Twitterキャンペーン報酬 2021年08月27日

バトルシステム

「BP」の概念があるため完全に一致とは言えないが、戦闘システム自体は『ロマサガ3』をベースに以下のシステムを導入したものになっている。

  • 連携 - 『サガ フロンティア』で初めて採用された概念で、キャラクターの使用する技や術が連続発動して威力が上がる。通常攻撃や「パリイ」などの回避技は連携の対象外で、それ以外の攻撃・回復・補助行動、カウンターも対象に含まれ、他作品のような連携同士の相性は存在せず全ての技同士で連携が可能。相手を撃破した後も連携が続く場合があるが、その場合は使用しなかったものとして扱われ消費BP・LPは回復し敵撃破時のアビリティも発動しないが、技の補助効果や溜め状態移行は有効。
  • オーバードライブ - オーバードライブゲージが溜まることで発動可能。一時的に全ステータスがアップした状態で先制攻撃が可能で、同時に複数のキャラが使用すると必ず「OD連携」が発動する(通常の連携が可能な場合のみ)。ただし、こちらはオーバーキル後の技でも消費したBPやLPは回復しない。

武器・防具

武器種・術系統は『ロマンシング サ・ガ3』をベースにしている。武器は既存のものに『サガ フロンティア』の「銃」、術士が主に装備する「杖」を加えた10種類。術は他シリーズの術も『ロマンシング サ・ガ3』を基本とした6系統に分類しているが、名称は『ロマンシング サ・ガ』などの名称を用いている。攻撃の属性は「斬」「打」「突」「熱」「冷」「雷」「陽」「陰」の8種類に分類され、基本的に各武器種・術系統は以下のように分類される。

  • 斬属性 - 剣・大剣・斧・風術
  • 打属性 - 棍棒・体術・銃・土術
  • 突属性 - 槍・小剣・弓
  • 熱属性 - 火術
  • 冷属性 - 水術
  • 雷属性 - (該当なし)
  • 陽属性 - 光術
  • 陰属性 - 闇術

ただし上記は「基本的な属性」であり、個別に見ると剣技「デミルーン」の『斬+雷』や火術「クリムゾンフレア」の『熱+陽』など複数の属性をもつ技術が存在する。また体術「炎疾歩」の『熱』や水術「召雷」の『雷』のように、他属性のみの技術も存在する。

複数の属性を持つ技術で攻撃した場合、相手の耐性は最も低いものが参照される(例:火術「クリムゾンフレア」の『熱+陽』で熱耐性+50、陽耐性-35の敵を攻撃した場合は陽耐性-35が参照される)。杖には全て、その他の武器にはSランク以上の物のみ「火」「水」「風」「土」「光」「闇」属性が設定されている物があり、術を使う際には武器と使用術の属性が一致していないと武器の攻撃力が計算されない。

防具は主防具・副防具に分類され、それぞれ1つ装備が可能。

  • 主防具
    • 全身鎧 - 斬・打属性の防御に優れる。素早さが低下するものが多い。
    • 重鎧 - 斬・突属性の防御に優れる。全身鎧ほどではないが、素早さが低下するものが多い。
    • 軽鎧 - 打・突属性の防御に優れる。知力が低下するものが多い。
    • ローブ - 熱・冷・雷属性の防御に優れる。斬・打・突属性の防御は低めだが、状態異常耐性が付与されているものも多い。
  • 副防具
    • 服 - 陽・陰属性の防御に優れる。
    • 頭 - 打属性の防御に優れる。
    • 腕 - 斬属性の防御に優れる。
    • 具足 - 突属性の防御に優れる。

これ以外に、状態異常耐性等の補助的な性能の「装飾品」も1つ装備が可能。

装飾品を除く武器・主防具・副防具は、強化素材や装備品を消費してレベルを上げる「装備品強化」や、進化素材(三光石など)を消費して基礎性能を上げる「装備品進化」をすることが可能。レベルは最大5で、レベル5に達すると進化させることが可能になる。進化させるとレベルがに戻り、武器であれば武器威力と術威力、主防具・副防具であれば各属性耐性が少しずつ上昇する。進化回数は装備品のレアリティごとに変わり、SS装備品が4回、S装備品が3回、A装備品が2回。2020年12月10日のアップデートで、SS武器に限り武器種別に応じた「輝石」を消費することでさらに2段階の進化が可能となった。

また、各装備品には「聖石」を1つ装備することが可能。聖石の効果は武器・防具(主防具・副防具)・装飾品でそれぞれ異なり、武器はダメージ上昇や敵の状態異常耐性低下、防具はダメージ軽減系、装飾品は状態異常耐性上昇系やステータス増減が主になっている。

装備品錬成

2021年9月3日のアップデートで「装備品錬成」が登場した。装備品錬成ではイベント等で入手できる専用の素材とオーラムを消費して、3つのアビリティが付与された「錬成石」付きのSランク武器が生成できる。通常の装備品に付属する「力+」などのステータス補正や、「火+」などの術適正は作成時のオプションとして選択が可能。装備品錬成で生成される武器に聖石は装備することができず、錬成石は固定で着脱は不可能。

錬成石に付与されるアビリティは「RS1」や「SaGaRS」といったキャラクターの属するシリーズの補正や、「単体攻撃」「横攻撃」といった攻撃範囲の補正、「斬」「冷」「陰」といった攻撃属性の補正、性別の補正など様々。それぞれA・S・SSの3段階の補正値が設定されており、生成時にランダムで3つが付与される。なお、攻撃属性の補正は武器種や杖の術適正によって付与される可能性のある属性範囲は決まっており、またシリーズの補正は素材の種類によって付与される可能性のあるシリーズ範囲が決まっている。

オートバトル

オートバトルには「通常オート」と「全力オート」が存在する。「通常オート」をオンにすると、各キャラクターは通常攻撃のみを繰り返す。

「全力オート」をオンにすると、毎ターン現在のBPで使用可能な技や術の中で最も消費BPが多いものが使用される。消費BPが同じ技・術が存在する場合、最優先となるのは「継承した技」となる。継承技が存在しない、あるいは影響しない場合は、自前の技・術のうち元々の表示が下(消費BPが多いもの、同じだった場合は表示が下)のものが優先される。以下はSS カタリナ(ここはわたくしが!)を例とした全力オート時の挙動。ただし、説明の都合上アビリティ「練気高揚」は発動しないものとする。

技名 BP調整 消費BP
スマッシュ 5
地走り ◆◆ 7
地ずり残月 ◆◆◆ 11
流し斬り(継承) ◆◆ 5
- 1ターン目 2ターン目 3ターン目 4ターン目 5ターン目 6ターン目
ターン始BP 10 5(3+2) 3(0+3) 6(3+3) 4(1+3) 7(4+3)
使用する技(BP) 地走り(7) 流し斬り(5) 通常攻撃(0) 流し斬り(5) 通常攻撃(0) 地走り(7)
ターン末BP 3(10-7) 0(5-5) 3 1(6-5) 4 0(7-7)

1ターン目はBPが足りないため消費BP11の「地ずり残月」は使用せず、BP5の2ターン目は自前の「スマッシュ」よりも継承技の「流し斬り」を優先して使用する。6ターン目にはBPが7以上になるため、BP5の「流し斬り」よりもBP7の「地走り」を優先する。

直接ダメージを伴わない補助の技術はオートバトルでは使用されないが、HPを回復する技術は回復対象がいれば使用される。以下は回復術を持つSS ソフィア(この思いが全てに通ず)を例にした全力オート時の挙動。

技名 BP調整 消費BP
ヒールライト 4
骨砕き ◆◆ 6
削岩撃 ◇◇◇ 13
脳天割り(継承) ◆◆ 7
- 1ターン目 2ターン目 3ターン目 4ターン目 5ターン目
ターン始BP 10 6(3+3) 3(0+3) 6(3+3) 3(0+3)
使用する技(BP) 脳天割り(7) 骨砕き(6) 通常攻撃(0) 骨砕き(6) 通常攻撃(0)
ターン末BP 3(10-7) 0(6-6) 3 0(6-6) 3

未覚醒の「ヒールライト」は消費BPが4なので、BPが4以上(着色部)のタイミングで回復対象が存在した場合に使用される。回復技術を持つキャラが複数いる場合、行動入力順序が早いキャラから優先して使用する。

ギルド

2020年3月27日のアップデートで実装。最大15人のギルドメンバー同士でスタンプをもちいた雑談等が可能。

バトルイベント

メイン

本作の本編となるシナリオで、2021年5月21日時点で1部2章12話後編まで公開されている。各話ごとに「前編」「後編」に分けられ、さらに難易度Normal・Hard・VeryHardの3段階に分かれている。それぞれ戦闘が発生する「Battle Quest」がおおよそ5つ、難易度Normalのみシナリオ相当の「Story Quest」が3~5つ設けられている。

イベント

イベント
「イベント」タグ内には以下のもの以外に期間限定のものが追加される。
ガルダウィング討伐
常設。初心者向け討伐イベントで、難易度は4段階。クリア報酬で「鷹印の金塊」が入手でき、様々なアイテムと交換が可能。
彼方へ~失われた魔王記
常設。メイン1部2章12話後編の裏で行動していた聖王視点の番外編。2021年10月2日に期間限定で開催(2021年10月24日まで)されたあと、2021年11月5日から常設化予定。
聖石の洞窟
常設。2019年8月9日に実装され、当初は不定期開催されていた。武器・主防具・副防具に装備できる「聖石」を収集・育成するのが目的。クリア報酬で「きれいな石」が入手でき、様々なアイテムと交換が可能。
修業者の間
不定期開催。キャラクターの育成に特化している。クリア報酬で「修業の証」が入手でき、様々なアイテムと交換が可能。
塔(聖塔・魔塔)
常設。塔に囚われた人物の記憶を巡るシナリオ。以下に列記する13個が実装済み。「聖塔ランスの娘~聖王~」(前編・後編)を除いて、該当するキャラクターのSスタイルが入手可能(「白銀の皇帝」以前は難易度Hard最後のクリア報酬、「ランスの娘」以降は交換所でピースを集めてスタイル召喚)。
  • 2019年01月21日実装 - 魔塔ロックブーケ
  • 0000 03月13日実装 - 聖塔コーデリア
  • 0000 05月13日実装 - 聖塔ハリード
  • 0000 06月09日実装 - 聖塔アセルス
  • 0000 07月12日実装 - 聖塔コッペリア
  • 0000 08月09日実装 - 聖塔ギュスターヴ
  • 0000 09月10日実装 - 聖塔クローディア
  • 2020年04月21日実装 - 聖塔ミルザ
  • 0000 05月08日実装 - 聖塔白銀の皇帝(交換所追加、Aゴールデンバウムがドロップ)
  • 0000 06月01日実装 - 聖塔ランスの娘~聖王~前編(難易度UltraHard追加、S フェルディナントが入手可能)
  • 0000 06月10日実装 - 聖塔ランスの娘~聖王~後編(S パウルスが入手可能)
    • 2020年11月24日 - 「2周年前夜祭」の一環として、前編・後編ともに難易度などが調整された。
  • 0000 10月09日実装 - 聖塔ダーク
  • 2021年03月10日実装 - 魔塔サルーイン
祠(失われた記憶)
常設。サラの存在を忘れてしまった、かつての8つの星のメンバーの物語。2019年9月20日までに、サラ以外の7人のシナリオが実装済み。
討伐
○○との戦い、深淵の激戦
常設。中級者以上向け討伐イベントで、難易度はNormalからUltla Hardまでの最大15段階と、それより難易度の高い「Romancing」が存在する。一部はその間に「チャレンジ」が最大3段階用意されており、またオルロワージュ以降の「Romancing」は「ロマンシング大激戦」に移設されている。クリアすることで「陣形メダル」が入手可能。名前の類似したイベントは期限付きでも行われるが、常設となっているのは以下に挙げるイベント。
深淵の激戦は「彼方へ~失われた魔王記」のクリアが解放条件で、イベントの形態としては「○○との戦い」とほぼ同様。「彼方へ~失われた魔王記」と同時に期間限定イベントとして開催(2021年10月24日まで)されたあと、2021年11月5日から常設化予定。
  • 2020年02月17日実装 - ビューネイとの戦い(メイン1部1章外伝「巨竜ドーラと魔龍公ビューネイ」と同日実装)
  • 0000 03月15日実装 - ドラゴンルーラーとの戦い
  • 0000 04月21日実装 - シェラハとの戦い(「聖塔ミルザ」と同日実装)
  • 0000 07月13日実装 - オルロワージュとの戦い
  • 0000 08月21日実装 - 穢れし聖獣との戦い(メイン1部2章5話と同日実装)
  • 0000 10月05日実装 - ジュエルビーストとの戦い
  • 0000 10月29日実装 - フォルネウスとの戦い
  • 2021年02月19日実装 - 模擬戦-グゥエイン-
  • 0000 03月23日実装 - バートランドとの戦い(メイン1部2章10話「星読頭シン・ドゥとアビスの息吹」と同日実装)
  • 0000 04月25日実装 - ブラッククロスとの戦い
  • 0000 06月07日実装 - 模擬戦-イーヴリン-、トゥ・クアイとの戦い
  • 0000 10月02日実装 - 深淵の激戦-アラケス-、深淵の激戦-アウナス-
  • 0000 10月07日実装 - 深淵の激戦-フォルネウス-、深淵の激戦-ビューネイ-
バルテルミーの秘密特訓
常設。2019年11月30日に実装。「斬」「打」「突」「杖」の4つが存在し、それぞれの属性が弱点となったボスに挑む。クリアすることで「陣形メダル」が入手可能。
ロマンシング大激戦
常設。オルロワージュ以降に実装された「○○との戦い」「深淵の激戦」の難易度「Romancing」が移設される。

デイリー

魔物たっぷりの洞窟修練
常設。スタイルExpが多く入手できるダンジョン。基本1日2回まで。
ザクザク財宝洞窟
常設。オーラムが多く入手できるダンジョン。基本1日2回まで。
遺跡潜り
常設。武器・防具の強化に必要な素材がドロップするダンジョン。汎用の「三光石」は常時開催、特定の装備種別で用いる「斬光石」「鎧光石」などは曜日開催で、日曜日は全解放される。また「遺跡の鍵」を使用することで、曜日ごとの非開催遺跡を20分間解放できる。

チャレンジ

最奥の密林調査
常設。ミッションで1日に2枚配布される「調査チケット」を使用して挑戦する。クリア報酬で「卵のから」が入手でき、様々なアイテムと交換が可能。
螺旋回廊
常設(毎月20日リセット)。2021年1月21日時点で全100層まで公開されている。クリア報酬のガチャチケットでのみ回せるガチャが常設されており、このガチャでしか排出されないスタイルも存在する。
ツヴァイクバトルフェス
定期開催(毎週金・土・日曜)。10ラウンド制の戦いが8回戦まで用意されている。クリア段階に応じて「ツヴァイクメダル」が入手でき、様々なアイテムと交換が可能。
掘り出せ! 鉱山洞窟
常設。イベント等のアイテム交換で入手可能な「鉱山洞窟の地図」を使用して挑む。S防具がドロップする他、入手できるアイテムでSS防具が交換可能。
見捨てられた地の大連戦-バートランド-
常設。2021年3月17日に「見捨てられた地の大連戦-呪われし者-」、同3月25日に「見捨てられた地の大連戦-バートランド-」が期間限定で開催(4月15日まで)されたあと、4月28日に「見捨てられた地の大連戦-バートランド-」は常設化された。

その他

裏道場
2019年3月27日実装。常設(毎日リセット)。難易度が5段階の「死合」に挑戦する。クリア報酬で2種類の「裏道場の証」が入手でき、裏ステータス上昇に必要なアイテムと交換が可能。
R杯(ロビンはい)
トーナメント形式で、3人×3組(先鋒・中堅・大将)のパーティを編成して挑む。BPの扱いなど通常の戦闘とは異なる部分が多く、先に出撃した味方の技術を閃くといった特徴もある。クリア報酬で「ロビンメダル」が入手でき、様々なアイテムと交換が可能。
2019年6月26日に実装。当初は常設で毎週月曜日にリセットされていたが、「最果ての決戦島」実装後は隔週で交互に開催されている。8段階の難易度が設定。
最果ての決戦島
5人×3組でそれぞれで異なる「井戸」に挑戦し、合計スコアに応じて様々な報酬が入手可能。スコアは行動回数や被ダメージ量等に応じて増減する。
2020年7月13日に実装。「R杯」と隔週で交互に開催されている。各井戸で3段階の難易度が設定。
制圧戦・総力戦
不定期開催。ダンジョンをクリアすることでポイントが蓄積し、一定以上溜まると次のステージに進める形式。一部は通常ステージで入手できるアイテムを消費して挑むレイド形式のボスが実装されており、またごく一部でスタミナを消費しないレイドボスも登場した。
これまでに開催された制圧戦・総力戦は以下のとおり。
  • 2019年12月11日開催 - 総力戦! 魔海侯フォルネウス(「シングル」が開催)
  • 2020年03月09日開催 - みんなで討滅! ターム族
  • 0000 04月27日開催 - 制圧いくばい! Romancing佐賀県(第1回 佐賀県とのコラボイベント)
  • 0000 09月08日開催 - 総力戦! かみのゲーム
  • 0000 12月10日開催 - ロマンシング超感謝戦(「シングル」のみの開催)
  • 2021年01月04日開催 - 迎春オールスター対抗制圧戦!
  • 0000 02月25日開催 - アビス四魔貴族制圧戦
  • 0000 06月10日開催 - 宿命の大決戦-死闘 イゴマール-
  • 0000 06月17日開催 - 宿命の大決戦-異界決戦 イゴマール-
  • 0000 06月24日開催 - 宿命の大決戦-遥かなる戦いの果て-
  • 0000 07月28日開催 - みんなでいくばい!SaGa風呂制圧戦(第2回 佐賀県とのコラボイベント)
  • 0000 09月03日開催 - サガ31周年記念 秘宝伝説制圧戦

脚注

  1. ^ a b c d e f g h i j k 河津氏らが語る新しい『サガ』の形――『ロマンシング サガ リ・ユニバース』開発者インタビュー [ファミ通App]”. ファミ通App (2018年12月27日). 2019年5月6日閲覧。
  2. ^ a b 【インタビュー】スクエニ×アカツキの強力タッグによって誕生した『ロマサガRS』…そのヒットの秘密に迫る!(前編)”. Social Game Info (2019年2月25日). 2019年5月6日閲覧。
  3. ^ a b c d e 【ロマサガRS】サントラ発売記念インタビュー。大胆なアレンジの理由から、スーファミ時代の音へのこだわりまで……ゲーム音楽ファン必読の秘話が満載【プレゼント】”. ファミ通.com (2019年5月13日). 2019年5月18日閲覧。
  4. ^ アカツキ、2019年3月期決算は売上28%増、営業利益29%増の増収増益”. GameBusiness.jp (2019年4月26日). 2020年12月3日閲覧。
  5. ^ a b スクエニとアカツキ、『ロマサガRS』が「社長賞(SQEX PRESIDENT'S AWARD大賞)」を受賞…現在もリリース半周年記念の施策でApp Store売上ランキング首位を2度獲得など大躍進”. Social Game Info (2019年6月10日). 2019年6月16日閲覧。
  6. ^ 『ロマサガRS』がApp Storeのセールスランキング1位に!記念に2000ジュエルの配付が決定(ファミ通App、2019年5月30日)
  7. ^ 「ロマンシング サガ リ・ユニバース」,全プレイヤーに5000ジュエルを配布。App Store,Google Playでのセールスランキング1位獲得を記念して(4Gamer.net、2019年6月12日)

外部リンク