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== 沿革 ==
== 沿革 ==
[[1995年]]、ラジオ放送局の{{lang|en|American Radio Systems Corporation}}の一部門として設立された<ref name="history">{{cite web|url=https://www.americantower.com/company/history.html|title=History|publisher=American Tower Corporation|language=英語|accessdate=2019-10-22}}</ref>。同放送局が[[1998年]]に{{lang|en|CBS Radio}}および[[バイアコム]]に買収されると同時に、独立した企業としてスピンオフ、株式上場企業となった<ref name="history"/>。企業買収によって[[1999年]]に[[メキシコ]]、[[2000年]]に[[ブラジル]]に事業拠点を設け、2000年代に入ると電波塔の新規建設から運用上の改善へと事業の重心をシフト<ref name="history"/>、[[2005年]]に同業の{{lang|en|SpectraSite Communications, Inc.}}を買収した<ref>{{cite web|url=https://www.wsj.com/articles/SB111517748080924213|title=American Tower Agrees To Acquire SpectraSitey|publisher=ウォール・ストリート・ジャーナル|language=英語|date=2005-05-04|accessdate=2019-10-22}}</ref>。[[2007年]]に[[インド]]に進出し、[[2009年]]には[[ムンバイ]]と[[コルカタ]]に拠点を置くインドの同業大手を相次いで買収<ref>{{cite web|url=https://www.reuters.com/article/americantower-xcel/american-tower-to-buy-india-xcel-for-136-mln-paper-idUSBOM46953120090316|title=American Tower to buy India Xcel for $136 mln-paper|publisher=ロイター|language=英語|date=2009-03-16|accessdate=2019-10-22}}</ref><ref>{{cite web|url=https://www.reuters.com/article/idINIndia-43612120091102|title=American Tower acquires Transcend Infra for Rs 95 crore|publisher=ロイター|language=英語|date=2009-11-02|accessdate=2019-10-22}}</ref>、[[2010年]]には[[チリ]]や[[ペルー]]など南米で事業を拡大、[[2011年]]には[[南アフリカ共和国]]に、[[2012年]]には[[ドイツ]]に拠点を設けた<ref name="history"/>。
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2021年11月17日 (水) 09:29時点における版

アメリカン・タワー
American Tower Corporation
種類 公開会社
市場情報 NYSE: AMT
本社所在地 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
02116
116 Huntington Avenue, 11th Floor, ボストン, マサチューセッツ州
設立 1995年 (29年前) (1995)
業種 不動産投資信託
代表者 トム・バートレット（CEO）
外部リンク 公式ウェブサイト
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アメリカン・タワー（英: American Tower Corporation）は、電波塔や基地局など、無線通信インフラのリースを行う不動産投資（REIT）・管理会社。アメリカ合衆国・マサチューセッツ州・ボストンに本拠を置き、世界15カ国以上に拠点を持つ。ニューヨーク証券取引所上場企業（NYSE: AMT）。

売上の95％以上が通信インフラ施設のリースに拠っている[1]。売上の約半分は米国外であり[2]、インドをはじめとするアジア地域やラテンアメリカ地域で広く展開、米国内に40,000件以上、インドでは70,000以上の通信インフラ資産を保有している[1]。通信インフラ施設を、AT&Tやテレフォニカ、バーティ・エアテルなどの通信企業にリースし、現地におけるNetflixやHuluなど大容量動画のモバイル通信を支えている[1]。

沿革

1995年、ラジオ放送局のAmerican Radio Systems Corporationの一部門として設立された[3]。同放送局が1998年にCBS Radioおよびバイアコムに買収されると同時に、独立した企業としてスピンオフ、株式上場企業となった[3]。企業買収によって1999年にメキシコ、2000年にブラジルに事業拠点を設け、2000年代に入ると電波塔の新規建設から運用上の改善へと事業の重心をシフト[3]、2005年に同業のSpectraSite Communications, Inc.を買収した[4]。2007年にインドに進出し、2009年にはムンバイとコルカタに拠点を置くインドの同業大手を相次いで買収[5][6]、2010年にはチリやペルーなど南米で事業を拡大、2011年には南アフリカ共和国に、2012年にはドイツに拠点を設けた[3]。

アメリカン・タワーは2012年にREITとなり、株主への定期的な配当支払いを開始[3]、2013年にGlobal Tower Partnersを買収することでアメリカの電波塔運営事業者の最大手となった[7]。以降もベライゾン・コミュニケーションズ[8]、ボーダフォン[9]やテレフォニカ[10]など通信大手からのインフラ設備の買収を続けている。

脚注

  1. ^ a b c “Investor Presentations” (PDF) (英語). American Tower Corporation. 2019年10月22日閲覧。
  2. ^ “2018 Annual Report” (PDF) (英語). American Tower Corporation. 2019年10月22日閲覧。
  3. ^ a b c d e “History” (英語). American Tower Corporation. 2019年10月22日閲覧。
  4. ^ “American Tower Agrees To Acquire SpectraSitey” (英語). ウォール・ストリート・ジャーナル (2005年5月4日). 2019年10月22日閲覧。
  5. ^ “American Tower to buy India Xcel for $136 mln-paper” (英語). ロイター (2009年3月16日). 2019年10月22日閲覧。
  6. ^ “American Tower acquires Transcend Infra for Rs 95 crore” (英語). ロイター (2009年11月2日). 2019年10月22日閲覧。
  7. ^ “米通信設備アメリカン・タワー、3270億円で同業買収”. 日本経済新聞 (2013年9月7日). 2019年10月22日閲覧。
  8. ^ “Verizon offloads towers to American Tower for $5B” (英語). Fierce Wireless (2015年2月5日). 2019年10月22日閲覧。
  9. ^ “American Tower completes acquisition of nearly 9,000 telecom towers in India” (英語). RCR Wireless News (2018年6月4日). 2019年10月22日閲覧。
  10. ^ “American Tower Announces Telxius Towers Transaction” (英語). businesswire (2021年1月13日). 2021年1月14日閲覧。

外部リンク

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