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2022年10月7日 (金) 00:02時点における版
岩手県立千厩高等学校 | |
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正面駐車場入口から撮影 | |
北緯38度55分11.8秒 東経141度20分32.5秒 / 北緯38.919944度 東経141.342361度座標: 北緯38度55分11.8秒 東経141度20分32.5秒 / 北緯38.919944度 東経141.342361度 | |
過去の名称 |
東磐井郡立東磐井蚕業学校 岩手県立蚕業学校 |
国公私立の別 | 公立学校 |
設置者 | 岩手県 |
学区 |
(普通科)両磐学区 (普通科以外) 岩手県全域と宮城県気仙沼市 |
併合学校 |
岩手県立千厩東高等学校 岩手県立藤沢高等学校 |
校訓 | 質実剛健、文武両道 |
設立年月日 | 1902年 |
開校記念日 | 6月8日 |
共学・別学 | 男女共学 |
課程 | 全日制課程 |
単位制・学年制 | 学年制 |
設置学科 |
普通科 産業技術科 生産技術科 |
学期 | 2学期制 |
学校コード | D103210000414 |
高校コード | 03144F |
所在地 | 〒029-0855 |
岩手県一関市千厩町千厩字石堂45-2 | |
外部リンク | 公式サイト |
ウィキポータル 教育 ウィキプロジェクト 学校 |
岩手県立千厩高等学校(いわてけんりつせんまやこうとうがっこう、英:Iwate Prefectural Senmaya High School)は、岩手県一関市千厩町にある公立の高等学校。略称は千高(せんこう)。
概要
1901年(明治34年)に郡立東磐井蚕業学校として開校。当時盛んだった蚕業分野を専門とした。千厩町宮敷に校舎を置き、1939年(昭和14年)に校舎を現在の校舎敷地がある千厩町石堂に移転した。戦後の学制改革によって岩手県立千厩高等学校へと形を変え、千厩農業高等学校として分離した千厩東高等学校(2002年閉校)や、本校の分校から分離独立した藤沢高等学校(2008年閉校)を再統合して現在に至る[1]。
旧一関市域以外の高等学校の中では生徒数・学級数共に最大規模を誇っており、2021年時点では473人・15学級で次点の大東高校の223人・9学級や花泉高校の106人・3学級と大きく差を付けている[2]。
進学と就職に分かれた普通科目を学ぶ普通科と、農業や生活科学分野を専門として学ぶ生産技術科、工業分野を専門として学ぶ産業技術科といった3つの学科を併せ持つ全日制の高校である[3]。
沿革
- 1901年(明治34年)
- 1902年(明治35年)
- 1919年(大正8年)4月1日 - 県に移管、岩手県立蚕業学校となる。
- 1936年(昭和11年)4月1日 - 岩手県立農蚕学校と改称。
- 1939年(昭和14年)5月8日 - 千厩町宮敷から千厩町石堂に移転。校舎敷地5,000坪、運動場3,000坪。
- 1948年(昭和23年)4月1日 - 学制改革により岩手県立千厩高等学校となる。全日制は普通科・農蚕科・女子農業科を、定時制は中心校と藤沢・薄衣の2分校。
- 1950年(昭和25年)
- 3月30日 - 普通教室1棟6室を新築落成。
- 4月1日 - 藤沢分校が独立分離し、岩手県立藤沢高等学校となる。
- 1951年(昭和26年)
- 1953年(昭和28年)5月3日 - 薄衣分校校舎新築落成。
- 1961年(昭和36年)11月4日 - 創立60周年記念式典挙行。日本庭園造成。
- 1964年(昭和39年)4月1日 - 薄衣分校の募集を停止(生徒は本校に編入して閉校)。
- 1967年(昭和42年)9月23日 - 創立65周年同窓会記念事業として第2グラウンド及び新農場落成式挙行。
- 1971年(昭和46年)10月22日 - 創立70周年記念式典挙行。
- 1974年(昭和49年)4月1日 - 千厩高等学校、千厩農業高等学校に分離。千厩高等学校は千厩町上駒場に移転。
- 1975年(昭和50年)
- 1977年(昭和52年)12月16日 - 千厩高等学校、柔剣道場竣工。
- 1981年(昭和56年)
- 1982年(昭和57年)
- 1983年(昭和58年)
- 1984年(昭和59年)2月10日 - 千厩農業高等学校、柔剣道場竣工。
- 1986年(昭和61年)
- 1987年(昭和62年)3月24日 - 千厩農業高等学校、産業技術科棟竣工。
- 1988年(昭和63年)4月1日 - 千厩農業高等学校を岩手県立千厩東高等学校と改称。生活科募集停止、生活科学科設置。
- 1989年(平成元年)3月23日 - 千厩高等学校、第2体育館竣工。
- 1990年(平成2年)12月4日 千厩東高等学校、アメリカ合衆国ニューヨーク市カーチス高校と姉妹校成立。
- 1991年(平成3年)10月9日 - 千厩東高等学校、創立90周年記念式典挙行。
- 1993年(平成5年)
- 1995年(平成7年)11月8日 - 千厩東高等学校、アメリカ合衆国ミシシッピー州オックスフォード町ラファイエット高校と姉妹校成立。
- 1996年(平成8年)
- 2002年(平成14年)4月1日 - 千厩東高等学校を統合、定時制募集停止。統合後の校舎は千厩東高等学校を使用。
- 2003年(平成15年)
- 2005年(平成17年)3月12日 - 定時制閉校記念式典。
- 2006年(平成18年)4月1日 - 藤沢高等学校との統合が年度進行で開始。
- 2007年(平成19年)3月23日 - 海外派遣事業により生徒をアメリカ合衆国マサチューセッツ州マーシュフィルド町へ派遣。
- 2008年(平成20年)
- 2011年(平成23年)10月1日 - 創立110周年記念式典挙行。
- 2014年(平成26年)4月1日 - 普通科1学級減。
- 2015年(平成27年)
- 2016年(平成28年)10月20日 - グラウンド整備工事着工。
- 2017年(平成30年)3月27日 - 学校校内配電線路改修工事。弓道場新築工事。
- 2018年(平成31年)3月12日 - 部室棟新築工事。
- 2019年(令和元年)12月27日 - 消火設備改修工事。
- 2020年(令和2年)7月31日 - グラウンド整備工事竣工。
出典:[1]
設置学科
- 全日制課程
- 普通科
- 産業技術科
- 生産技術科
校訓
質実剛健
- 質素で飾り気がなく、誠実であり、心身ともに強くたくましい人間育成をめざす。
文武両道
- 学習活動と部活動を両立させ、知・徳・体のバランスのとれた人間育成をめざす。
出典:[4]
校章
校章は、戦後の学制改革による千厩高等学校の発足時に制定された。1974年(昭和49年)の学校分離により千厩農業高等学校に、1988年(昭和63年)の校名改称により千厩東高等学校に、さらに2002年(平成14年)の学校再編計画により開校した現在の千厩高等学校に受け継がれた。
デザインは、桑葉に生糸を配したものである。桑樹は、生命力が旺盛にして強靭、生糸は、純粋無垢、優美高尚の象徴である。即ち、千厩高等学校の磯が堅固であり、絶えず進展、躍動する青春を意味する。
出典:[4]
スクールカラー
「ネイビーブルー(明るい濃紺色)」
100年の伝統を踏まえた落ち着いた色調の中に清楚さと礼儀正しさをあわせ持っている[4]。
学校活動
主な学校活動(行事)のみ掲載し、年度により開催月が異なる活動は除く。
- 4月 - 新任式、始業式、入学式、オリエンテーション
- 5月 - 高総体壮行式・前期
- 6月 - 前期中間考査、クラスマッチ
- 7月 - 終業式
- 夏季休業 - 夏季課外、中学生体験入学
- 8月 - 始業式
- 9月 - 前期末考査
- 10月 - 千仰祭、芸術鑑賞
- 11月 - 後期中間考査
- 12月 - 修学旅行(2年生)、終業式
- 冬期休業 - 冬季課外
- 1月 - 始業式
- 2月 - 後期末考査
- 3月 - 卒業式、一般入学者選抜検査、終業式、離任式
- 学年末休業
部活動
運動部
計14部が活動している。
- 陸上競技部
- バスケットボール部
- バレーボール部
- 卓球部
- ソフトテニス部
- サッカー部
- バドミントン部
- ボクシング部
- ソフトボール部
- 剣道部
- 弓道部
- ワンダーフォーゲル部
- 硬式野球部
- 柔道部
文化部
計8部が活動している。
- 美術部
- 写真部
- 書道部
- 音楽部
- 吹奏楽部
- 筝曲部
- 演劇部
- 茶道部
付属施設
主な施設のみ掲載[5]。
- 産業技術棟:校舎と接続
- 生産技術棟:校舎と接続
- 第一体育館:校舎と渡り廊下で接続
- 第二体育館:同上
- 校庭(山仰台)
- 山仰館
- セミナーハウス
- グラウンド
- 柔剣道場
- ボクシング場
- 弓道場
- テニスコート
- 部室塔
- 農場(生産技術科用)
生徒・学級数
2006年度以降は毎年度、生徒数と学級数を掲載。
年度 | 在籍生徒数 | 増減 | 学級数 | 増減 | 出典 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|
1902(明治35)年度 | 25 | 1 | [1] | 開校 | ||
1944(昭和19)年度 | 不明 | 不明 | 不明 | 不明 | 本科学級増 | |
1945(昭和20)年度 | 女子部学級増、本科を男子部へ改名 | |||||
1948(昭和23)年度 | 全日制・定時制設置、各分校設置 | |||||
1957(昭和32)年度 | 21 | [6] | ||||
1963(昭和38)年度 | 不明 | 普通科定員200へ | ||||
1973(昭和48)年度 | 生活科定員40→80へ(臨時) | |||||
1974(昭和49)年度 | 全日制普通科へ改編 | |||||
1980(昭和55)年度 | 12 | |||||
1981(昭和56)年度 | 13 | 1 | [1] | 普通科臨時増(1学級) | ||
1987(昭和62)年度 | 12 | 0 | ||||
1988(昭和63)年度 | 12 | 0 | ||||
1989(平成元)年度 | 12 | 0 | ||||
1990(平成2)年度 | 12 | 0 | ||||
1991(平成3)年度 | 12 | 0 | ||||
1992(平成4)年度 | 12 | 0 | 創立90周年 | |||
1993(平成5)年度 | 12 | 0 | ||||
1994(平成6)年度 | 12 | 0 | ||||
1995(平成7)年度 | 12 | 0 | ||||
1996(平成8)年度 | 13 | 1 | [1] | 普通科臨時増(1学級) | ||
2002(平成14)年度 | 878 | 不明 | 不明 | [1] | 定時制募集停止、創立100周年 | |
2003(平成15)年度 | 不明 | 20 | [1] | 産技科定員80→40へ | ||
2004(平成16)年度 | 19 | -1 | [1] | |||
2005(平成17)年度 | 18 | -1 | [1] | 定時制廃止 | ||
2006(平成18)年度 | 709 | 18 | 0 | [7] | ||
2007(平成19)年度 | 699 | -10 | 18 | 0 | [8] | |
2008(平成20)年度 | 687 | -12 | 18 | 0 | [9] | |
2009(平成21)年度 | 701 | 14 | 18 | 0 | [10] | |
2010(平成22)年度 | 691 | -10 | 18 | 0 | [11] | |
2011(平成23)年度 | 698 | 7 | 18 | 0 | [12] | |
2012(平成24)年度 | 664 | -34 | 18 | 0 | [13] | 創立110周年 |
2013(平成25)年度 | 609 | -55 | 18 | 0 | [14] | |
2014(平成26)年度 | 576 | -33 | 17 | -1 | [15] | 普通科定員160→120へ |
2015(平成27)年度 | 547 | -29 | 16 | -1 | [16] | |
2016(平成28)年度 | 553 | 6 | 15 | -1 | [17] | |
2017(平成29)年度 | 523 | -30 | 15 | 0 | [18] | |
2018(平成30)年度 | 529 | 6 | 15 | 0 | [19] | |
2019(令和元)年度 | 506 | -23 | 15 | 0 | [20] | |
2020(令和2)年度 | 489 | -17 | 15 | 0 | [21] | |
2021(令和3)年度 | 473 | -16 | 15 | 0 | [22] | |
2022(令和4)年度 | 482 | 9 | 15 | 0 | [23] | 創立120周年 |
アクセス
国道284号線(千厩バイパス)沿いの高台に位置している。
鉄道
バス
- 千厩高校前(岩手県交通)から徒歩約1分
自動車
近隣施設
- 千厩警察署
- 千厩郵便局
脚注
出典
- ^ a b c d e f g h i “沿革”. 岩手県立千厩高等学校. 2022年10月2日閲覧。
- ^ “学校一覧 令和3年度”. 岩手県. p. 36. 2022年10月1日閲覧。
- ^ “学科紹介”. Wayback Machine. 2010年1月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年10月2日閲覧。
- ^ a b c “学校概要”. Wayback Machine. 2010年1月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年10月2日閲覧。
- ^ “各種地図”. Wayback Machine. 2012年3月31日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年10月2日閲覧。
- ^ 『千厩高等学校記念誌』岩手県立千厩高等学校、1958年。
- ^ “学校一覧 平成18年度”. 岩手県. p. 52. 2022年10月1日閲覧。
- ^ “学校一覧 平成19年度”. 岩手県. p. 52. 2022年10月1日閲覧。
- ^ “学校一覧 平成20年度”. 岩手県. p. 52. 2022年10月1日閲覧。
- ^ “学校一覧 平成21年度”. 岩手県. p. 44. 2022年10月1日閲覧。
- ^ “学校一覧 平成22年度”. 岩手県. p. 42. 2022年10月1日閲覧。
- ^ “学校一覧 平成23年度”. 岩手県. p. 42. 2022年10月1日閲覧。
- ^ “学校一覧 平成24年度”. 岩手県. p. 42. 2022年10月1日閲覧。
- ^ “学校一覧 平成25年度”. 岩手県. p. 42. 2022年10月1日閲覧。
- ^ “学校一覧 平成26年度”. 岩手県. p. 42. 2022年10月1日閲覧。
- ^ “学校一覧 平成27年度”. 岩手県. p. 42. 2022年10月1日閲覧。
- ^ “学校一覧 平成28年度”. 岩手県. p. 44. 2022年10月1日閲覧。
- ^ “学校一覧 平成29年度”. 岩手県. p. 36. 2022年10月1日閲覧。
- ^ “学校一覧 平成30年度”. 岩手県. p. 36. 2022年10月1日閲覧。
- ^ “学校一覧 令和元年度”. 岩手県. p. 36. 2022年10月1日閲覧。
- ^ “学校一覧 令和2年度”. 岩手県. p. 36. 2022年10月1日閲覧。
- ^ “学校一覧 令和3年度”. 岩手県. p. 36. 2022年10月1日閲覧。
- ^ “学校概要”. 岩手県立千厩高等学校. 2022年10月2日閲覧。
関連項目
外部リンク
公式サイト・ブログ
- 岩手県立千厩高等学校
- 千厩高校生産技術科ブログ - 2020年6月を以って更新がされていない。