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「渋谷区立長谷戸小学校」の版間の差分

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2022年10月7日 (金) 15:44時点における版

渋谷区立長谷戸小学校
Nagayato Elementary School
長谷戸小学校(2015年5月22日撮影)
地図北緯35度38分51秒 東経139度42分23秒 / 北緯35.647389度 東経139.706333度 / 35.647389; 139.706333座標: 北緯35度38分51秒 東経139度42分23秒 / 北緯35.647389度 東経139.706333度 / 35.647389; 139.706333
過去の名称 東京府豊多摩郡渋谷町立臨川第二尋常小学校
東京府豊多摩郡渋谷町立長谷戸尋常小学校
東京市渋谷区長谷戸尋常小学校
東京市渋谷区立長谷戸国民学校
東京都渋谷区立長谷戸小学校
国公私立の別 公立学校
設置者 渋谷区
設立年月日 1912年明治45年)4月1日
開校記念日 4月14日
共学・別学 男女共学
学期 2学期制
学校コード B113211300028 ウィキデータを編集
小学校コード 213040
所在地 150-0021
外部リンク 公式ウェブサイト
ウィキポータル 教育
ウィキプロジェクト 学校
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渋谷区立長谷戸小学校(しぶやくりつ ながやとしょうがっこう)は、東京都渋谷区恵比寿西に所在する公立小学校草川信が教師として在職中に「夕焼け小焼け」を作曲したことから「夕焼け小焼けの小学校」として知られる。

概要

学校はJR山手線東京メトロ日比谷線恵比寿駅の西方向へ徒歩約6分、東急東横線代官山駅の東方向へ徒歩約6分の所に位地し、住宅地の中の公道が四方に面した平静な所にある。

長谷戸小学校は歴史があり、1912年明治45年)東京府豊多摩郡臨川尋常小学校として開設された[1]

沿革

  • 1912年明治45年)4月1日、東京府豊多摩郡臨川第二尋常小学校として開校。
  • 1913年大正2年)4月14日、開校式典を実施、現在はこの4月14日を開校記念日と制定。
  • 1916年(大正5年)5月29日、東京府豊多摩郡渋谷町立長谷戸尋常小学校と改称した。「長谷戸」という校名はこの時に始まる。当時は「ながいと」と読まれ、校章も制定された。校章は5枚の桜の花びらで、中央は○の中に「長」の字が書かれ、花びらには雌しべと雄しべが書き込まれている。桜の花びらは「い」をデザインし、雌しべと雄しべは「ト」の形に配列されている。つまり校章は「ながいと」という読みが書き込まれている。
  • 1921年(大正10年)10月28日、校旗を制定。
  • 1932年昭和7年)10月1日、渋谷町、代々幡町、千駄ヶ谷が合併して渋谷区となり、東京市渋谷区長谷戸尋常小学校と改称。
  • 1936年(昭和11年)11月、二宮尊徳像完成。
  • 1941年(昭和16年)4月1日、国民学校令が施行され、東京市渋谷区長谷戸国民学校に改称。
  • 1944年(昭和19年)
    •  7月、戦争のため、縁故疎開、集団疎開を勧奨。
    •  8月25日、児童245名、静岡県引佐郡井伊谷村と麁玉村に疎開。
  • 1945年(昭和20年)
    • 4月15日、児童82名富山県東礪波郡中野村に第2次集団疎開。
    • 同日 井伊谷村から静岡県中川根村に再疎開。
    • 6月5日、麁玉村から青森県板柳町大善寺に再疎開。
    • 7月1日、中川根村から青森県板柳町竜淵寺に再疎開。
    • 7月、西校舎の6教室破壊。
    • 8月7日、児童8名が中野村への疎開に参加。
    • 10月25日、青森県より集団疎開児童帰校、解散。
    • 11月5日、富山県より集団疎開児童帰校、解散。
  • 1947年(昭和22年)
    • 4月1日、学校教育法施行され、東京都渋谷区立長谷戸小学校に改称。
    • 5月、後援会を改組し、長谷戸小学校PTAが発足し、堀越昌道が初代会長となる。
  • 1948年(昭和23年)12月、PTA公報誌『長谷戸』創刊。
  • 1952年(昭和27年)12月、校庭をアスファルト舗装完成
  • 1962年(昭和37年)
    • 黄色い交通安全帽を校帽に制定。校庭に50周年記念としてトンネル山完成。
    • 6月、心障学級「なかよし」開設。
    • 11月8日、50周年記念式典を挙行し、校歌を制定(それまでは、校歌に相当するものとして「ながやとこどものうた」(昭和29年頃制定)があったが、昭和38年度から歌われなくなった)
  • 1968年(昭和43年)3月、体育館完成。(従来の木造校舎は2階3教室を繋げて講堂代わりとしていた)
  • 1969年(昭和44年)3月、新プール完成(25メートルプール。従来は15メートルプール)。
  • 1974年(昭和49年)校庭のレイコールド舗装完成。
  • 1980年(昭和55年)校庭拡張工事及び新プール完成。
  • 1982年(昭和57年)創立70周年に際して長谷戸音頭を作る。
  • 1983年(昭和58年)校庭アーバン舗装完成。
  • 1987年(昭和62年)11月、「夕焼け小焼け」の碑完成。
  • 1989年平成元年)10月、全日本よい歯の学校として表象される。
  • 1993年(平成5年)コンピュータルーム、ランチルーム完成。
  • 1999年(平成11年)10月、『総合的な学習の授業プラント実践』(小学館)発行。
  • 2002年(平成14年)9月、校庭の土化(グリーンサンド)完成。
  • 2003年(平成15年)防犯ビデオカメラ(玄関)、教室の冷房、畑と水田(緑の広場)を設置。
  • 2005年(平成17年)長谷戸合唱団結成。
  • 2006年(平成18年)放課後クラブ開設。
  • 2012年(平成24年)12月1日、創立百周年記念式典[2]
  • 2016年(平成28年)9月1日 渋谷区初の全面天然芝校庭オープン。
  • 2018年(平成30年)4月入学の新1年生から標準服と新校帽を導入。

教育方針

教育目標[3]
「子ども1人ひとりを大切にする指導」「子どもが主役の運営」「子どもを育む確かな目と心を磨く体制」
小学校の児童数と教員数[4]
年度 児童総数 1年生 2年生 3年生 4年生 5年生 6年生 教員数 職員数
平成23年 161人 32人 31人 21人 25人 27人 25人 13人 3人
平成24年 161人 28人 32人 27人 21人 24人 29人 13人 3人
平成25年 148人 23人 25人 30人 26人 19人 25人 12人 4人
平成26年 150人 28人 24人 24人 31人 23人 20人 12人 4人
平成27年 154人 23人 28人 24人 23人 32人 24人 12人 4人
平成28年 149人 24人 24人 28人 22人 22人 29人 12人 5人
平成29年 138人 19人 24人 24人 26人 22人 23人 15人 4人
平成30年 153人 35人 18人 25人 26人 27人 22人 14人 4人
令和元年 171人 40人 34人 21人 24人 24人 28人 15人 4人
令和2年 197人 50人 41人 32人 21人 26人 27人 15人 4人
令和3年 222人 54人 52人 39人 30人 21人 26人 14人 5人

学校行事

放課後クラブ[5]
放課後クラブは、保護者の就労状況にかかわらず、全ての児童を対象とし、学校や地域との連携により、児童一人一人を健やかに育てていくための事業である。校庭、体育館、図書館、特別教室など、学校施設を活用して活動する。
校外学習[6]
渋谷区立小中学校の児童・生徒たちが、校外学習を行う宿泊施設があり、学校が使用しない期間は社会教育団体に開放している。利用資格は区内在住、在勤者を主とする社会教育団体。
  • 山中高原学園 - 〒401-0501 山梨県南都留郡山中湖村山中263
  • 冨山高原学園 - 〒299-2216 千葉県南房総市久枝784

通学区域

子供が通学する学校は、住所により指定されている、また、2004年(平成16年)から学校選択希望制を導入しており、入学を希望する学校を選べる。学校選択希望制は、現行の通学区域を維持したうえで、通学区域外の学校を希望することが出来る制度で、特色のある学校づくりや地域に開かれた学校づくりを推進し、区民から選ばれる学校づくり等を図る[7]
住所別通学区域
恵比寿西一丁目 恵比寿西二丁目 恵比寿南一丁目 恵比寿南二丁目 恵比寿南三丁目 代官山町 東二丁目 東三丁目
全域 1 - 4番、6 - 20番 1 - 17番 1 - 11番、19番 全域 13番の19・20
18番の10
27 - 29番 17 - 27番
通学区域では調整区域を設けている、通学の距離等を考慮し保護者の申請により指定校の変更が出来る区域[7]
調整区域
希望校 指定校 町丁名
長谷戸小学校
広尾小学校
猿楽小学校
常盤松小学校
猿楽小学校
長谷戸小学校
長谷戸小学校
長谷戸小学校
恵比寿西二丁目
東三丁目
代官山町
東二丁目
21番
17 - 27番
13番の19 - 20号、18番の10号
27 - 29番
小学校入学までの流れ
  • 9月~10月、学校説明会。
  • 11月4日、希望調査書の提出(通学区域、通学区域外の希望)。
  • 11月中旬、就学時健康診断の実施。
  • 11月下旬、公開抽選(希望者が範囲を超えた場合)。
  • 12月下旬、就学通知書の送付。
  • 4月、入学式(就学通知書持参)。

進学先中学校

中学校の学校別通学区域は、住所により指定されている[8]
学校別通学区域
鉢山中学校 広尾中学校
恵比寿西一 - 二丁目全域、恵比寿南一丁目1 - 17番
恵比寿南二丁目1 - 11番、19番、恵比寿南三丁目全域
東二丁目1 - 7番、18 - 23番、25 - 29番、東三丁目17- 27番、代官山町全域
恵比寿南一丁目18 - 26番
恵比寿南二丁目12 - 18番、20 - 31番
東二丁目8- 17番、24番
東三丁目1 - 16番、東四丁目11 - 14番
東京都の卒業者の進路状況[9]
卒業年度 卒業者合計 都内中学校合計 公立中学校 国立中学校 私立中学校 都外中学校合計 その他
平成23年 94,787人 93,067人 76,980人 432人 15,655人 1,558人 162人
平成24年 95,149人 93,465人 77,586人 377人 15,502人 1,540人 144人
平成25年 94,570人 92,815人 77,399人 417人 14,999人 1,608人 147人
平成26年 93,868人 92,273人 76,492人 395人 15,386人 1,449人 146人
平成27年 93,986人 92,461人 76,078人 446人 15,937人 1,370人 155人
平成28年 91,979人 90,465人 74,400人 439人 15,626人 1,384人 130人
平成29年 90,297人 88,781人 72,095人 413人 16,273人 1,393人 123人
平成30年 94,580人 93,004人 75,598人 453人 16,953人 1,423人 153人
令和元年 96,868人 95,288人 77,021人 408人 17,859人 1,473人 107人
令和2年 97,695人 96,132人 77,438人 413人 18,281人 1,451人 112人
100% 98.4% 79.3% 0.4% 18.7% 1.5% 0.1%

著名な関係者

教職員
卒業生

交通

脚注

  1. ^ 東京都教育委員会 - 平成26年度東京都公立学校一覧、参考資料。 [1]
  2. ^ 創立百周年記念式典
  3. ^ 渋谷区 - 広報紙しぶやの教育NO,103(4月発行)、庶務部庶務係[2]
  4. ^ 東京都教育委員会「令和3年度 公立学校統計調査報告書」統計・調査、2022年2月15日、2022年3月6日閲覧
  5. ^ 渋谷区教育委員会 - 学務課放課後クラブ推進係[3]
  6. ^ 渋谷区教育委員会 - 学務課学校事業係[4]
  7. ^ a b 渋谷区教育委員会 - 学校案内・各種手続[5]
  8. ^ 渋谷区教育委員会 - 学校別通学区域(中学校)[6]
  9. ^ 東京都 令和3年度公立学校統計調査報告書 公立学校卒業者の進路状況調査編、2022年2月8日閲覧

関連項目

外部リンク