「恋人よ (1995年のテレビドラマ)」の版間の差分
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2022年12月3日 (土) 21:35時点における版
恋人よ | |
---|---|
ジャンル | テレビドラマ |
原作 | 野沢尚 |
脚本 | 野沢尚 |
演出 |
光野道夫 永山耕三 |
出演者 |
鈴木保奈美 岸谷五朗 鈴木京香 長瀬智也 櫻井淳子 水野美紀 山路和弘 夏八木勲 佐藤浩市 |
エンディング | セリーヌ・ディオン with クライズラー&カンパニー「To Love You More」 |
製作 | |
プロデューサー | 喜多麗子 |
制作 | フジテレビ |
放送 | |
音声形式 | ステレオ放送 |
放送国・地域 | 日本 |
放送期間 | 1995年10月19日 - 12月21日 |
放送時間 | 木曜22:00 - 22:54 |
放送枠 | 木曜劇場 |
放送分 | 54分 |
回数 | 10 |
特記事項: 最終話は30分拡大(22:00 - 23:24)。 |
『恋人よ』(こいびとよ)は、1995年10月19日から12月21日まで毎週木曜日22:00 - 22:54に、フジテレビ系の「木曜劇場」枠で放送された日本のテレビドラマ。全10回。
最終回は30分拡大で22:00 - 23:24の放送。平均視聴率は15.0%。
ストーリー
1995年4月、愛永(鈴木保奈美)と航平(岸谷五朗)はとある結婚式場で出逢った。それぞれの結婚式を数時間後に控えていた二人は、ともに婚約者の裏切りを知り、途方に暮れていたのだった。しかし、それでも二人は互いに励まし合い再会を約束し、無事式を挙げた。式から半年後、航平は愛永のことを忘れかけていたが、妻粧子(鈴木京香)と暮らす家の隣に愛永と夫、遼太郎(佐藤浩市)が引っ越してきた。その日から隣同士として二組の夫婦の和やかな交際が始まったが、やがて平穏な日々に徐々に亀裂が入っていく。
キャスト
- 結城愛永 (28) - 鈴木保奈美
- 宇崎航平 (32) - 岸谷五朗
- 小野粧子 (29) - 鈴木京香
- 藤田達彦 (20) - 長瀬智也
- 一枝季里子 (25) - 櫻井淳子
- 渡辺美緒 (19) - 水野美紀
- 橋爪慶一 - 山路和弘
- 結城宗市 (56) - 夏八木勲
- 鴻野遼太郎 (35) - 佐藤浩市
ほか
スタッフ
- 原作・脚本 野沢尚
- プロデュース 喜多麗子
- 演出 光野道夫、永山耕三
- 音楽 デイヴィッド・フォスター
主題歌
「To Love You More」 セリーヌ・ディオン with クライズラー&カンパニー
- 正確にはドラマ内で使用されたのはフェードアウトするシングルミックスではなく、フェードアウトせずに響き渡るドラム音で終結する「Radio Edit」である。
- 放送当時は未商品化であったが、1999年に日本国内で発売された初のベストアルバム「ザ・ベリー・ベスト」に初収録。
- 以後の国内発売のベストアルバムには必ず「Radio Edit」で収録されている。
挿入歌
- 「The Power of Love」セリーヌ・ディオン:第6話、出産シーン
- 「Just Walk Away」セリーヌ・ディオン:最終回、入院中のシーン
- 「O Holy Night」マイケル・クロフォード:最終回、結婚式のシーン
受賞歴
- 第7回ザテレビジョンドラマアカデミー賞
- 主演女優賞(鈴木保奈美)
- 撮影賞
各話タイトル、放送日、視聴率
各話 | 放送日 | サブタイトル | 視聴率 | 備考 | |
---|---|---|---|---|---|
第一回 | 1995年10月19日 | 結婚一時間前の恋 | 14.4% | ||
第二回 | 1995年10月26日 | 私書箱恋愛 | 16.9% | ||
第三回 | 1995年11月2日 | 情熱の隠された場所 | 16.0% | ||
第四回 | 1995年11月9日 | 日帰りの不倫旅行 | 13.1% | ||
第五回 | 1995年11月16日 | 誰も裏切らない恋 | 15.3% | ||
第六回 | 1995年11月23日 | 誕生 | 13.0% | ||
第七回 | 1995年11月30日 | 許されない告白 | 13.7% | ||
第八回 | 1995年12月7日 | 愛しているのは君じゃない | 15.1% | ||
第九回 | 1995年12月14日 | あなたなんか死んでしまえばいい | 14.5% | ||
最終回特別編 | 1995年12月21日 | 最後の恋文 | 18.0% | 90分拡大版 | |
平均視聴率 15.0% (視聴率は関東地区・ビデオリサーチ社調べ) |
その他
- 野沢尚本人によるノベライズ版の発売は上巻が1995年9月30日初版、下巻が同年10月30日初版となっている。つまり本放送前に上巻が、放送が始まった直後に下巻が出版されたわけで、これは異例のことであり、事前に物語の構想がかなり煮詰められた段階で撮影が始められたことがうかがえる。上巻の解説は鈴木保奈美が、下巻の「あとがき」は岸谷五朗が担当している。また下巻の「作者からの言葉」の中で、野沢は当時のドラマブームの中で、安易に脚本家が名前だけを貸した(つまりゴーストライターが実際の小説を書いている)内容の薄いノベライズ本が書店に並ぶことに苦言を呈している。
- 主人公の愛永が神戸市出身で、放映同年に発生した阪神・淡路大震災で、実家であり父・宗市が経営するバーが被災したという描写がある。
- この作品の6年後の2001年、同じ野沢脚本のドラマ『水曜日の情事』(フジテレビ系)の中で、登場人物である小説家の新作に『恋人よ』のストーリーが、一部盛り込まれている。
- 本作主演の鈴木保奈美が女優業を休業していたことや、主題歌が洋楽であり、権利関係が複雑であることなど様々な理由があり、視聴者からの要望が多数寄せられながらもなかなかソフト化されず、再放送も1996年夏に1度されただけで以後長らくその機会はなかった。2004年6月に脚本の野沢尚が急死した際、哀悼の念を込めて翌月、実に8年ぶりに再放送され、その年の11月にはDVD化されることになった。
- 2007年3月30日から韓国・SBSの金曜ドラマ枠でリメイク版が放送された(全20話、一夜で2話を放送)。SBSでは2006年放送の『恋愛時代』に次ぐ2作目の野沢作品であり、主演するユンソナの7年ぶりの韓国ドラマ復帰作としても話題となった[1]。テレビ放映に合わせ、ノベライズの正式な朝鮮語版も出版された。
脚注
- ^ ユンソナが7年ぶりに韓国ドラマ出演 Chosun Online 2007年2月22日
外部リンク
- 木曜劇場『恋人よ』 野沢尚公式サイト 作品紹介
- 연인이여 SBS金曜ドラマ「恋人よ」
- SBS Global 「恋人よ」プログラム情報
フジテレビ系 木曜劇場 | ||
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