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[[1992年]]、初の[[長編映画|長編]]『[[青春神話]]』を発表。台湾の中時晩報主催の映画賞で最優秀作品賞を受賞。翌[[1993年]]には[[第6回東京国際映画祭]]のヤングシネマ部門ブロンズ賞を受賞した。[[1994年]]、長編2作目の『[[愛情萬歳]]』を発表。[[第51回ヴェネツィア国際映画祭]]のコンペティション部門に出品され、[[金獅子賞]]を受賞。第31回[[金馬奨]]では作品賞と監督賞を受賞した。[[1997年]]には3作目となった『[[河 (1997年の映画)|河]]』を発表。[[第47回ベルリン国際映画祭]]で[[銀熊賞 (審査員グランプリ)|審査員グランプリ]]を受賞。翌[[1998年]]には一部[[ミュージカル映画|ミュージカル]]の要素を取り入れた『[[Hole-洞]]』を発表。[[第51回カンヌ国際映画祭]]で国際映画批評家連盟賞を受賞した。
[[1992年]]、初の[[長編映画|長編]]『[[青春神話]]』を発表。台湾の中時晩報主催の映画賞で最優秀作品賞を受賞。翌[[1993年]]には[[第6回東京国際映画祭]]のヤングシネマ部門ブロンズ賞を受賞した。[[1994年]]、長編2作目の『[[愛情萬歳]]』を発表。[[第51回ヴェネツィア国際映画祭]]のコンペティション部門に出品され、[[金獅子賞]]を受賞。第31回[[金馬奨]]では作品賞と監督賞を受賞した。[[1997年]]には3作目となった『[[河 (1997年の映画)|河]]』を発表。[[第47回ベルリン国際映画祭]]で[[銀熊賞 (審査員グランプリ)|審査員グランプリ]]を受賞。翌[[1998年]]には一部[[ミュージカル映画|ミュージカル]]の要素を取り入れた『[[Hole-洞]]』を発表。[[第51回カンヌ国際映画祭]]で国際映画批評家連盟賞を受賞した。


[[2001年]]、『[[ふたつの時、ふたりの時間]]』を[[フランス]]との合作で製作し、常連の[[李康生|リー・カンション]]の他に[[ジャン=ピエール・レオ]]が出演した。[[2003年]]の『[[楽日 (映画)|楽日]]』は[[第60回ヴェネツィア国際映画祭]]で国際映画批評家連盟賞を受賞した。[[2005年]]の『[[西瓜 (映画)|西瓜]]』では過激な性描写が話題を呼び、国内で年間興行収入第1位となる大ヒットを記録。[[第55回ベルリン国際映画祭]]でも[[銀熊賞 (芸術貢献賞)|芸術貢献賞]]、[[アルフレッド・バウアー賞]]、国際映画批評家連盟賞を受賞した。その後も『[[黒いのオペラ]]』([[2006年]])や『[[ヴィザージュ (映画)|ヴィザージュ]]』([[2009年]])を発表した。
[[2001年]]、『[[ふたつの時、ふたりの時間]]』を[[フランス]]との合作で製作し、常連の[[李康生|リー・カンション]]の他に[[ジャン=ピエール・レオ]]が出演した。[[2003年]]の『[[楽日 (映画)|楽日]]』は[[第60回ヴェネツィア国際映画祭]]で国際映画批評家連盟賞を受賞した。[[2005年]]の『[[西瓜 (映画)|西瓜]]』では過激な性描写が話題を呼び、国内で年間興行収入第1位となる大ヒットを記録。[[第55回ベルリン国際映画祭]]でも[[銀熊賞 (芸術貢献賞)|芸術貢献賞]]、[[アルフレッド・バウアー賞]]、国際映画批評家連盟賞を受賞した。その後も『[[黒いのオペラ]]』([[2006年]])や『[[ヴィザージュ (映画)|ヴィザージュ]]』([[2009年]])を発表した。


[[2013年]]、長編10作目となった『[[郊遊 ピクニック]]』を発表。[[第70回ヴェネツィア国際映画祭]]で[[ヴェネツィア国際映画祭 審査員大賞|審査員大賞]]を受賞し、金馬奨では19年ぶりに監督賞を受賞した。また、本作を最後に商業映画界から引退する意向を示した<ref>{{Cite web|url=http://www.cinematoday.jp/page/N0056242|title=ベネチア激震!宮崎駿に続き2人目…ツァイ・ミンリャン監督が引退を発表【第70回ベネチア国際映画祭】|publisher=シネマトゥデイ|date=2013年9月7日 |accessdate=2014年8月16日 }}</ref>。
[[2013年]]、長編10作目となった『[[郊遊 ピクニック]]』を発表。[[第70回ヴェネツィア国際映画祭]]で[[ヴェネツィア国際映画祭 審査員大賞|審査員大賞]]を受賞し、金馬奨では19年ぶりに監督賞を受賞した。また、本作を最後に商業映画界から引退する意向を示した<ref>{{Cite web|url=http://www.cinematoday.jp/page/N0056242|title=ベネチア激震!宮崎駿に続き2人目…ツァイ・ミンリャン監督が引退を発表【第70回ベネチア国際映画祭】|publisher=シネマトゥデイ|date=2013年9月7日 |accessdate=2014年8月16日 }}</ref>。
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*[[楽日 (映画)|楽日]] ''不散'' (2003年)
*[[楽日 (映画)|楽日]] ''不散'' (2003年)
*[[西瓜 (映画)|西瓜]] ''天邊一朶雲'' (2005年)
*[[西瓜 (映画)|西瓜]] ''天邊一朶雲'' (2005年)
*[[黒いのオペラ]] ''黒眼圏'' (2006年)
*[[黒いのオペラ]] ''黒眼圏'' (2006年)
*[[ヴィザージュ (映画)|ヴィザージュ]] ''臉'' (2009年)
*[[ヴィザージュ (映画)|ヴィザージュ]] ''臉'' (2009年)
*[[郊遊 ピクニック]] ''郊遊'' (2013年)
*[[郊遊 ピクニック]] ''郊遊'' (2013年)

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 ツァイ・ミンリャン
蔡明亮
蔡明亮
生年月日 (1957-10-27) 1957年10月27日(67歳)
出生地 マレーシアの旗 マレーシア クチン
職業 映画監督脚本家
活動期間 1989年 -
主な作品
愛情萬歳
西瓜
受賞
カンヌ国際映画祭
国際映画批評家連盟賞
1998年Hole-洞
ヴェネツィア国際映画祭
金獅子賞
1994年愛情萬歳
審査員大賞
2013年郊遊 ピクニック
国際映画批評家連盟賞
1994年『愛情萬歳』
2003年楽日
ベルリン国際映画祭
銀熊賞(審査員特別賞)
1997年
銀熊賞(芸術貢献賞)
2005年西瓜
アルフレッド・バウアー賞
2005年『西瓜』
テディ賞 審査員特別賞
2020年日子
国際映画批評家連盟賞
2005年『西瓜』
全米映画批評家協会賞
最優秀未公開映画賞
2013年『郊遊 ピクニック』
その他の賞
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蔡明亮
各種表記
繁体字 蔡明亮
簡体字 蔡明亮
拼音 Cài Míngliàng
和名表記: さい めいりょう
発音転記: ツァイ ミンリャン
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蔡 明亮ツァイ・ミンリャンMing-liang Tsai, 1957年10月27日 - ) は、台湾で活動する映画監督脚本家

来歴

1957年10月27日マレーシアクチンで生まれた。1977年、20歳の時に台湾に渡った。中国文化大学演劇科で映画演劇を学んだ後、1984年から脚本家として活動を始め、同時にテレビドラマの演出も手がけた。

1992年、初の長編青春神話』を発表。台湾の中時晩報主催の映画賞で最優秀作品賞を受賞。翌1993年には第6回東京国際映画祭のヤングシネマ部門ブロンズ賞を受賞した。1994年、長編2作目の『愛情萬歳』を発表。第51回ヴェネツィア国際映画祭のコンペティション部門に出品され、金獅子賞を受賞。第31回金馬奨では作品賞と監督賞を受賞した。1997年には3作目となった『』を発表。第47回ベルリン国際映画祭審査員グランプリを受賞。翌1998年には一部ミュージカルの要素を取り入れた『Hole-洞』を発表。第51回カンヌ国際映画祭で国際映画批評家連盟賞を受賞した。

2001年、『ふたつの時、ふたりの時間』をフランスとの合作で製作し、常連のリー・カンションの他にジャン=ピエール・レオが出演した。2003年の『楽日』は第60回ヴェネツィア国際映画祭で国際映画批評家連盟賞を受賞した。2005年の『西瓜』では過激な性描写が話題を呼び、国内で年間興行収入第1位となる大ヒットを記録。第55回ベルリン国際映画祭でも芸術貢献賞アルフレッド・バウアー賞、国際映画批評家連盟賞を受賞した。その後も『黒い眼のオペラ』(2006年)や『ヴィザージュ』(2009年)を発表した。

2013年、長編10作目となった『郊遊 ピクニック』を発表。第70回ヴェネツィア国際映画祭審査員大賞を受賞し、金馬奨では19年ぶりに監督賞を受賞した。また、本作を最後に商業映画界から引退する意向を示した[1]

2017年、初のVRコンテンツ作品「家在蘭若寺」を監督したと発表した[2]

人物

ゲイであることを公言している[3]

主な監督作品

長編

短編

  • 神様との会話 与神对话 (2001年) オムニバス『三人三色』の一篇
  • アクアリウム Aquarium (2004年) オムニバス『ウェルカム・トゥ・サンパウロ』の一篇
  • これは夢 是夢 (2007年) オムニバス『それぞれのシネマ』の一篇
  • 無無眠 (2015年)

監督以外の作品

主な受賞歴

関連項目

脚注

  1. ^ ベネチア激震!宮崎駿に続き2人目…ツァイ・ミンリャン監督が引退を発表【第70回ベネチア国際映画祭】”. シネマトゥデイ (2013年9月7日). 2014年8月16日閲覧。
  2. ^ HTCと蔡明亮監督、VRコンテンツでタッグ”. アジア経済ニュース (2017年7月20日). 2017年7月28日閲覧。
  3. ^ Erickson, Steve (July 6, 2006), “Planet Queer: MoMA's Global Film Supplement”, GayCityNews.com, http://gaycitynews.com/site/index.cfm?newsid=17334252&BRD=2729&PAG=461&dept_id=568864&rfi=8 2007年5月19日閲覧。 

外部リンク