コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

狩俣昌也

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
狩俣 昌也
Masaya Karimata
長崎ヴェルカ  No.4
ポジション PG
基本情報
国籍 日本の旗 日本
生年月日 (1988-04-28) 1988年4月28日(36歳)
出身地 沖縄県宮古島市[1]
身長 178cm (5 ft 10 in)
体重 81kg (179 lb)
キャリア情報
高校 興南高校
大学 国際武道大学
ドラフト 2012年 ドラフト外
経歴
2011-2012千葉エクスドリームズ
2012-2013千葉ジェッツふなばし
2013-2014琉球ゴールデンキングス
2014-2016福島ファイヤーボンズ
2016-2019シーホース三河
2019-2021滋賀レイクスターズ
2021-長崎ヴェルカ
受賞歴
選手情報 ウィキデータを編集 B.LEAGUE.jp

狩俣 昌也(かりまた まさや、1988年昭和63年〉4月28日 - )は、日本のプロバスケットボール選手。沖縄県宮古島市出身。ポジションはポイントガード[4]B.LEAGUE長崎ヴェルカに所属している。

2012年、bjリーグの千葉ジェッツと選手契約を結び、プロ選手となる。2013年には琉球ゴールデンキングスに移籍し、2013-14シーズンの優勝メンバーとなった。2014年に福島ファイヤーボンズに移籍し、2014-15シーズンのMIP賞に選ばれた。

2021-22シーズンより長崎ヴェルカに所属。共同キャプテンとしてチームをB3優勝、B2昇格まで引っ張り、個人でもB3 2021-22シーズンの年間ベスト5に選出された[5]2022-23シーズンはB2のスリーポイント王を獲得した。[要出典]

来歴

[編集]

沖縄県宮古島市出身。宮古島市立狩俣中学校在籍時には2003年ジュニアオールスター県代表に選出された経験を持つ[6]興南高校3年生時の2006年にインターハイに出場。国際武道大学を経て、千葉エクスドリームスに入団。

2012年、bjリーグの千葉ジェッツに入団。2012-13シーズン12月22日の横浜ビー・コルセアーズ戦で先発起用されるなどシーズン途中から出場機会を増やし[7]、レギュラーシーズン32試合に出場した[2]。シーズン終了後に退団。

2013-14シーズンはbjリーグの琉球ゴールデンキングスと契約し[1]、優勝に貢献。シーズン終了後に退団[8]

2014-15シーズンは新規参入チームの福島ファイヤーボンズと契約 [9]チームの中心選手としてレギュラーシーズン全52試合にスターターで出場。前シーズンよりプレータイムが大幅に増加し、リーグ1位の1977分を記録する。得点もリーグ日本人3位の15.1得点を記録し、このシーズンのMIP賞を受賞した。[要出典]

2015-16シーズンも福島に残留した狩俣は、引き続き全52試合に先発出場し、1試合平均13.1得点、4.7アシストを記録する。シーズン終了後、Bリーグの発足に伴い全チームの選手が自由契約になることを機に、狩俣は福島との契約を更新せず、シーホース三河に移籍した[10]

2016-19はシーホース三河に、2019-21は滋賀レイクスターズに所属した。

2021-22は設立初年度のB3リーグ 長崎ヴェルカに移籍[11]髙比良寛治ジェフ・ギブスとともに2021-22シーズンのキャプテンに就任し[12]、B3優勝B2昇格までチームを牽引した。個人としてもスリーポイント成功率がリーグ2位になる[13]など活躍し、年間ベスト5を受賞した。[要出典]

2022-23はB.LEAGUE ALL-STAR GAME 2023においてB.LEAGUE推薦枠で選出され、B.WHITEのメンバーとして出場。B2レギュラーシーズンではスリーポイント王を獲得する[要出典]など、チームのB1昇格に大きく貢献した。

人物

[編集]

滋賀の皆さん俺います。

[編集]

滋賀レイクスターズは2019-20シーズンに勝率5割を超えるシーズンを送っていた。しかし、新型コロナウイルスの感染拡大によりシーズンが中止になるとチームは財政難に陥り[要出典]キャプテンであった狩野祐介をはじめとする2019-20シーズンの主力選手の大半が他強豪チームへと移籍した。チームは異例の選手大量移籍に関する声明を発表する事態となった[14]Twitterでも発信されたこの声明には伊藤大司横江豊大塚裕土髙畠佳介中西良太高濱拓矢井上裕介岡田優介、お笑いコンビ麒麟の田村裕AKB48チーム8濵咲友菜といった多方面から反響が寄せられた。[要出典]

声明が発表された5月28日、事前に契約継続を発表していた狩俣昌也も自身のTwitterで「滋賀の皆さん俺います。」とコメントした[要出典]このコメントはブースターの落ち込んだ気持ちを晴らすきっかけとなり苦しいシーズンとなる2020-21シーズンに寄り添った。[独自研究?]

個人成績

[編集]
略称説明
  GP 出場試合数   GS  先発出場試合数  MPG  平均出場時間
 FG%  フィールドゴール成功率  3P%  スリーポイント成功率  FT%  フリースロー成功率
 RPG  平均リバウンド  APG  平均アシスト  SPG  平均スティール
 BPG  平均ブロック   TO  平均ターンオーバー  PPG  平均得点
 太字  キャリアハイ  *  リーグリーダー  †  優勝シーズン

レギュラーシーズン

[編集]
シーズン チーム GP GS MPG FG% 3P% FT% RPG APG SPG BPG TO PPG
bj 2012-13 千葉 32 4 6.2 .286 .143 .750 0.6 0.8 0.6 0 0.8 1.1
bj 2013-14 沖縄 51 6 11.7 .373 .337 1.00 1.4 0.7 0.6 0.1 0.7 2.7
bj 2014-15 福島 52 52 38.0 .363 .352 .768 3.2 4.4 1.8 0.1 2.6 15.1
bj 2015-16 福島 52 52 34.6 .332 .319 .832 2.8 4.7 1.6 0.1 3.0 13.1
B1 2016-17 三河 54 20 16:25 .341 .354 .722 1.6 1.1 0.52 0.06 0.65 4.1
B1 2017-18 三河 55 20 12:22 .364 .359 .917 0.9 1.6 0.42 0.02 0.36 3.2
B1 2018-19 三河 53 0 14:03 .356 .362 .625 0.9 1.5 0.42 0.02 0.40 2.9
B1 2019-20 滋賀 41 0 15:23 .320 .247 .643 0.0 1.8 0.6 0.0 0.90 3.2
B1 2020-21 滋賀 59 59 26:04 .381 .333 .827 2.1 3.0 0.9 0.0 1.24 8.0
B3 2021-22 長崎 43 42 22 .464 .447 .778 1.8 4.1 1.2 0 1.3 8.8
B2 2022-23 長崎 60 57 22:26 .457 .408 .690 1.9 4.2 0.9 0 1.2 8.6
B1 2023-24 長崎 55 36 22:20 .369 .342 .786 2 3.5 1.2 0 1.6 6

ポストシーズン

[編集]
シーズン チーム GP GS MPG FG% 3P% FT% RPG APG SPG BPG TO PPG
B1 2016-17 CS 三河 5 2 05:57 .200 .250 .000 0.4 0.2 0.4 0.0 0.2 0.6
B1 2017-18 CS 三河 4 0 09:24 .000 .000 .000 0.5 0.8 0.0 0.0 0.5 0.0
B2 2022-23 PO 長崎 7 7 29:30 .490 .474 1.000 1.9 5.0 1.1 0.0 1.6 10.0

アーリーカップ

[編集]
シーズン チーム GP GS MPG FG% 3P% FT% RPG APG SPG BPG TO PPG
EC 2018 三河 2 0 02:58 .000 .000 .000 1.5 0.0 0.0 0.0 1.0 0.0
EC 2019 滋賀 1 0 10:06 .000 .000 .000 2.0 3.0 3.0 0.0 1.0 0.0

脚注

[編集]
  1. ^ a b 新加入選手のお知らせ』(プレスリリース)琉球ゴールデンキングス、2013年7月4日。オリジナルの2015年4月25日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20150425224516/http://www.okinawa-basketball.jp/2013/07/post_1097.html2014年7月30日閲覧 
  2. ^ a b 『bjリーグオフィシャルガイドブック 2013-2014』日本プロバスケットボールリーグ、2013年10月4日。 
  3. ^ K1X WARRIORS K1X契約選手一覧”. 2016年9月12日閲覧。
  4. ^ 選手新規入団のご報告(狩俣選手)』(プレスリリース)シーホース三河、2016年7月1日https://go-seahorses.jp/news/4276.html2016年9月12日閲覧 
  5. ^ 【B3】個人表彰確定のお知らせ』(プレスリリース)B3リーグ、2022年5月6日https://www.b3league.jp/archives/153962022年5月20日閲覧 
  6. ^ ジュニアオールスター 沖縄県代表”. 日本バスケットボール協会. 2014年7月30日閲覧。
  7. ^ GO!GO!千葉ジェッツ”. まいぷれ 船橋市 (2013年2月27日). 2014年7月30日閲覧。
  8. ^ 契約満了のお知らせ』(プレスリリース)琉球ゴールデンキングス、2014年6月30日。オリジナルの2014年7月15日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20140715234745/http://www.okinawa-basketball.jp/2014/06/post_1228.html2014年7月30日閲覧 
  9. ^ 【速報】狩俣昌也選手 契約合意のお知らせ』(プレスリリース)福島ファイヤーボンズ、2014年7月10日。オリジナルの2015年6月2日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20150602024925/http://firebonds.jp/4382014年7月30日閲覧 
  10. ^ “元キングスの狩俣昌也が三河と契約 キングスと10月に対戦”. 沖縄タイムス. (2016年7月3日). http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/50822 2016年9月12日閲覧。 
  11. ^ 狩俣昌也選手 契約基本合意のお知らせ - 長崎ヴェルカ” (2021年6月1日). 2021年11月25日閲覧。
  12. ^ 2021-22シーズン キャプテン決定のお知らせ - 長崎ヴェルカ” (2021年9月7日). 2021年11月25日閲覧。
  13. ^ LEADERS”. B3リーグ公式サイト. 2022年5月20日閲覧。
  14. ^ https://www.lakestars.net/news/detail/id=15887

外部リンク

[編集]