国立病院機構京都医療センター
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(独立行政法人国立病院機構京都医療センターから転送)
国立病院機構京都医療センター | |
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情報 | |
正式名称 | 独立行政法人国立病院機構京都医療センター |
英語名称 | NHO Kyoto Medical Center |
前身 |
京都衛戎病院 京都陸軍病院 国立京都病院 |
標榜診療科 | 内科、呼吸器内科、呼吸器外科、消化器内科、循環器内科、腎臓内科、糖尿病内科、血液内科、アレルギー科、小児科、小児外科、精神科、神経内科、外科、整形外科、形成外科、脳神経外科、心臓血管外科、産科、婦人科、眼科、耳鼻咽喉科、気管食道科(旧法)、皮膚科、泌尿器科、リハビリテーション科、放射線科、麻酔科、病理診断科、臨床検査科、救急科、小児歯科、歯科口腔外科、その他(内科系)、その他(内分泌系)、その他(疼痛緩和系) |
許可病床数 |
600床 一般病床:600床 |
機能評価 | 一般病院2 3rdG:Ver.2.0,高度・専門機能(救急・災害)Ver.1.0,付加機能審査(救急)Ver.2.0 |
開設者 | 独立行政法人国立病院機構 |
管理者 | 小池 薫 |
所在地 |
〒612-8555 京都府京都市伏見区深草向畑町1-1 |
位置 | 北緯34度57分15秒 東経135度46分28秒 / 北緯34.95417度 東経135.77444度 |
二次医療圏 | 京都・乙訓 |
PJ 医療機関 |
独立行政法人国立病院機構京都医療センター(どくりつぎょうせいほうじんこくりつびょういんきこうきょうといりょうセンター)は、京都市伏見区にある医療機関。独立行政法人国立病院機構が運営する病院である。前身は京都衛戍病院[注釈 1]、国立京都病院。
政策医療における内分泌・代謝性疾患の高度専門医療施設(準ナショナルセンター)として国立病院機構のネットワークの中心となっている。また、その他の政策医療分野においては、成育医療の基幹医療施設、がん、循環器病、腎疾患、感覚器疾患の専門医療施設である。
沿革
[編集]- 1907年(明治40年) - 京都衛戍病院として設立
- 1945年(昭和20年) - 国立京都病院として厚生省に移管
- 1978年(昭和53年) - 臨床研究部設置
- 1984年(昭和59年) - 救命救急センター設置
- 1995年(平成7年) - 京都府エイズ治療拠点病院
- 2003年(平成15年) - 臨床研究センター設置
- 2004年(平成16年) - 独立行政法人国立病院機構京都医療センターに名称を変更。
- 2007年(平成19年) - 地域がん診療連携拠点病院に指定される。
診療科
[編集]専門外来
[編集]- 禁煙外来
- フットセンター外来
- メタボリック外来
- 1型糖尿病外来
- セカンドオピニオン外来
- 遺伝カウンセリング外来
- 神経内科・音楽療法外来
- 夜間頻尿外来
- 美容外来
- 骨粗鬆症・サルコペニア外来
- 脳血管障害外来
- 多発性のう胞腎外来
部門/センター等
[編集]- 救命センター
- 健診センター
- 地域医療連携室
- 臨床研究センター
- 糖尿病センター
- WHO 糖尿病協力センター
- 内分泌・甲状腺・高血圧センター
- めまいセンター
- スポーツ医学センター
- 遺伝診療部
- 医療情報部
- 薬剤部
- 臨床検査科
- 臨床栄養科
- 治験管理室
- 臨床工学科
- 脳神経センター
- 新生児センター
チーム医療
[編集]- 院内感染対策チーム(ICT)
- 栄養サポートチーム(NST)
- 緩和ケアチーム
- 褥瘡対策チーム
- 医療安全の活動内容
- 呼吸ケアチーム(RST)
医療機関の指定・認定
[編集](下表の出典[1])
保険医療機関 | 救命救急センター |
労災保険指定医療機関 | 臨床研修病院 |
指定自立支援医療機関(更生医療) | 臨床修練指定病院 |
指定自立支援医療機関(育成医療) | がん診療連携拠点病院(国指定[2]) |
指定自立支援医療機関(精神通院医療) | エイズ治療拠点病院 |
身体障害者福祉法指定医の配置されている医療機関 | 特定疾患治療研究事業指定医療機関 |
精神保健指定医の配置されている医療機関 | 生活保護法指定医療機関 |
DPC対象病院 | 結核予防法指定医療機関 |
指定療育医療医療機関 | 指定養育医療医療機関 |
小児慢性特定疾患治療研究事業指定医療機関 | 戦傷病者特別援護法指定医療機関 |
原子爆弾被害者医療指定医療機関 | 原子爆弾被害者一般疾病医療取扱医療機関 |
母体保護法指定医の配置されている医療機関 | 公害医療機関 |
災害拠点病院(地域[3]) | 地域医療支援病院 |
- 救急告示病院(二次救急、三次救急)[4][5]
- 原子力災害拠点病院(基幹)[6]
- がんゲノム医療連携病院[7]
- 公益財団法人日本医療機能評価機構認定病院[8]
- このほか、各種法令による指定・認定病院であるとともに、各学会の認定施設でもある。
付属施設
[編集]交通アクセス
[編集]事案
[編集]- 2023年2月28日、知人の親族らが優先的に受診できるように便宜を図った見返りで現金を受け取ったなどとして、外科診療科長が収賄と国立病院機構法違反(秘密保持義務違反)の疑いで書類送検された。外科診療科長は2022年3月18日、会社役員の親族ら複数人が初診手続きなどで優遇されるよう働きかけたり、患者情報を漏洩したりするなどの便宜を図った見返りに、会社役員から現金150万円を受け取った疑いがある。また、2022年5月から8月までに患者の病状や治療状況などの情報を計7回、会社役員に漏らした疑いがある[10][11]。3月20日付で外科診療科長が収賄罪などで在宅起訴された[12]。
脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ 衛戍が衛戎と書かれることがあるが、正しくは「戍」。
出典
[編集]- ^ “京都健康医療 - よろずネット”. 京都府 健康福祉部 医療課. 2022年5月2日閲覧。
- ^ “がん医療体制の充実”. 京都府 健康福祉部 健康対策課. 2022年5月2日閲覧。
- ^ “災害拠点病院一覧(令和3年4月1日現在)”. 厚生労働省. 2022年5月2日閲覧。
- ^ “救急告示医療機関一覧”. 一般社団法人京都府医師会. 2022年5月2日閲覧。
- ^ “京都府救急医療体制図”. 京都府. 2022年5月2日閲覧。
- ^ “原子力災害拠点病院及び原子力災害医療協力機関の一覧 令和4年3月10日現在”. 原子力規制委員会. 2022年5月2日閲覧。
- ^ “施設概要”. 国立病院機構京都医療センター. 2022年5月2日閲覧。
- ^ “病院機能評価結果の情報提供”. 公益財団法人日本医療機能評価機構. 2022年5月2日閲覧。
- ^ a b c “交通アクセス”. 国立病院機構京都医療センター. 2022年5月2日閲覧。
- ^ “京都医療センター医師 カルテ情報漏洩で書類送検”. 産経新聞. (2023年2月28日) 2023年3月28日閲覧。
- ^ “患者情報漏えい見返りに150万円受け取った疑い 国立医療センター医師を書類送検”. 京都新聞. (2023年2月28日) 2023年3月28日閲覧。
- ^ “診察優遇見返りに現金 贈収賄の罪で医師と患者の会社役員を在宅起訴 京都”. 京都新聞. (2023年3月28日) 2023年3月28日閲覧。