猿楽町 (渋谷区)
表示
猿楽町 | |
---|---|
町丁 | |
猿楽神社(猿楽塚古墳) (ヒルサイドテラス敷地内) | |
北緯35度39分03秒 東経139度42分07秒 / 北緯35.650817度 東経139.701939度 | |
国 | 日本 |
都道府県 | 東京 |
特別区 | 渋谷区 |
地域 | 渋谷地域 |
人口情報(2023年(令和5年)1月1日現在[1]) | |
人口 | 1,973 人 |
世帯数 | 1,107 世帯 |
面積([2]) | |
0.174512255 km² | |
人口密度 | 11305.8 人/km² |
標高 | 32.8 m |
郵便番号 | 150-0033[3] |
市外局番 | 03(東京MA)[4] |
ナンバープレート | 品川 |
※標高はヒルサイドテラスF棟(猿楽町18-8)付近 | |
ウィキポータル 日本の町・字 ウィキポータル 東京都 ウィキプロジェクト 日本の町・字 |
猿楽町(さるがくちょう)は、東京都渋谷区にある町名。「丁目」の設定のない単独町名である。住居表示実施済区域。
地理
[編集]東京都渋谷区の南西部に位置する。北部は渋谷区鶯谷町、東部は、山手線の線路境に同区渋谷に接する。南部は八幡通りを境に同区代官山町、西部は旧山手通りを境に目黒区青葉台に接する。
地域内に鉄道駅はないが、東急東横線代官山駅が近くにある。また、渋谷駅も徒歩圏内にある。地域内は住宅地であるが、代官山駅付近ではオフィスビルや各種店舗なども見られる。
地価
[編集]住宅地の地価は、2024年(令和6年)7月1日の地価調査によれば、猿楽町15-3の地点で173万円/m2となっている[5]。
歴史
[編集]地名の由来
[編集]古墳時代末期の円墳、猿楽塚に由来する。塚の由来には諸説ある。塚の上からは遠くの山々を望むことができたことから斥候(ものみ)塚、去我苦塚とも呼ばれた。
もともと大小2基があり、間を鎌倉街道が通っていた。大正時代朝倉家がそのうちの一つを打ち壊したところ武具が見つかり、その後当主と作業をした親方が奇病に取り付かれ、武具を埋め戻したところまもなく快復したことから、残された塚の上に猿楽神社が創建された。現在、ヒルサイドテラス内に残っている。
世帯数と人口
[編集]2023年(令和5年)1月1日現在(東京都発表)の世帯数と人口は以下の通りである[1]。
人口の変遷
[編集]国勢調査による人口の推移。
年 | 人口 |
---|---|
1995年(平成7年)[6] | 2,082
|
2000年(平成12年)[7] | 2,079
|
2005年(平成17年)[8] | 2,087
|
2010年(平成22年)[9] | 1,642
|
2015年(平成27年)[10] | 1,945
|
2020年(令和2年)[11] | 1,921
|
世帯数の変遷
[編集]国勢調査による世帯数の推移。
年 | 世帯数 |
---|---|
1995年(平成7年)[6] | 907
|
2000年(平成12年)[7] | 961
|
2005年(平成17年)[8] | 974
|
2010年(平成22年)[9] | 897
|
2015年(平成27年)[10] | 1,019
|
2020年(令和2年)[11] | 1,108
|
学区
[編集]区立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる(2023年3月時点)[12]。
事業所
[編集]2021年(令和3年)現在の経済センサス調査による事業所数と従業員数は以下の通りである[13]。
- 事業所数 : 423事業所
- 従業員数 : 3,756人
事業者数の変遷
[編集]経済センサスによる事業所数の推移。
年 | 事業者数 |
---|---|
2016年(平成28年)[14] | 375
|
2021年(令和3年)[13] | 423
|
従業員数の変遷
[編集]経済センサスによる従業員数の推移。
年 | 従業員数 |
---|---|
2016年(平成28年)[14] | 3,733
|
2021年(令和3年)[13] | 3,756
|
経済
[編集]産業
[編集]- 企業
- パパドゥ(芸能事務所)
施設
[編集]- ヒルサイドテラス
- 猿楽古代住居跡公園 - もともと渋谷区が1977年に公園用地として買い取ったものであるが、弥生時代後期の住居跡が発掘され、このような形で保存された。翌年には住居が復元されたが、焼失した。
- デンマーク大使館
- 代官山T-Site
名所・旧跡
[編集]出身・ゆかりのある人物
[編集]舞台とする作品
[編集]映画
[編集]- 猿楽町で会いましょう(2019年製作、2021年公開)
その他
[編集]日本郵便
[編集]脚注
[編集]- ^ a b “住民基本台帳による東京都の世帯と人口(町丁別・年齢別) 令和5年1月” (CSV). 東京都 (2023年4月6日). 2023年12月17日閲覧。 “(ファイル元のページ)”(CC-BY-4.0)
- ^ “『国勢調査町丁・字等別境界データセット』(CODH作成)”. CODH. 2024年1月20日閲覧。(CC-BY-4.0)
- ^ a b “猿楽町の郵便番号”. 日本郵便. 2023年11月17日閲覧。
- ^ “市外局番の一覧”. 総務省. 2019年6月24日閲覧。
- ^ “国土交通省 不動産情報ライブラリ”. 国土交通省. 2024年11月2日閲覧。
- ^ a b “平成7年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年3月28日). 2019年8月16日閲覧。
- ^ a b “平成12年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年5月30日). 2019年8月16日閲覧。
- ^ a b “平成17年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年6月27日). 2019年8月16日閲覧。
- ^ a b “平成22年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2012年1月20日). 2019年8月16日閲覧。
- ^ a b “平成27年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2017年1月27日). 2019年8月16日閲覧。
- ^ a b “令和2年国勢調査の調査結果(e-Stat) -男女別人口,外国人人口及び世帯数-町丁・字等”. 総務省統計局 (2022年2月10日). 2022年2月20日閲覧。
- ^ “住所別通学区域一覧”. 渋谷区. 2024年1月20日閲覧。
- ^ a b c “経済センサス‐活動調査 / 令和3年経済センサス‐活動調査 / 事業所に関する集計 産業横断的集計 事業所数、従業者数(町丁・大字別結果)”. 総務省統計局 (2023年6月27日). 2023年9月15日閲覧。
- ^ a b “経済センサス‐活動調査 / 平成28年経済センサス‐活動調査 / 事業所に関する集計 産業横断的集計 都道府県別結果”. 総務省統計局 (2018年6月28日). 2019年10月23日閲覧。
- ^ a b c 『日本紳士録 第40版』東京アの部21頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2018年8月5日閲覧。
- ^ 『日本紳士録 第37版附録 多額納税者名簿』附録 全国多額納税者 東京府4頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2018年3月8日閲覧。
- ^ “郵便番号簿 2022年度版” (PDF). 日本郵便. 2023年10月28日閲覧。
参考文献
[編集]- 交詢社編『日本紳士録 第37版附録 多額納税者名簿』交詢社、1933年。
- 交詢社編『日本紳士録 第40版』交詢社、1936年。