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生きててよかった

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

生きててよかった』(いきててよかった)は、2022年5月13日公開の日本映画[1][2]

監督は鈴木太一、主演はプロボクサーの経歴を持つ木幡竜、アクション監督は園村健介が務めた。

脚本は、監督の鈴木が6年の構想を経て執筆した。

あらすじ

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相手にがむしゃらに向かって行くファイトスタイルで人気を博したプロボクサー・楠木創太(木幡竜)。だがある日、長年の闘いが体を蝕み、ドクターストップによって強制的に引退を迫られる。引退を機に幼馴染で恋人の幸子(鎌滝恵利)と結婚し、新しい生活をスタートさせるが、ボクシングジムの会長(火野正平)の口利きで雇ってもらった会社では成果が出せず、社会では全く役に立たないという厳しい現実を痛感させられる。悶々とした日々を過ごすある日、創太のファンだと名乗る新堂(栁俊太郎)という謎の男から、大金を賭けて戦う、欲望うずめく地下格闘技へのオファーを受ける・・・。 もう一度闘えることに、空っぽの自分を埋めるように沸き立つアドレナリン。そしてそのまま地下格闘技場へと足を運ぶのだった。新堂に煽られ、創太は母(銀粉蝶)がやっとの思いで捻出した結婚資金を全部自分に賭けて闘いに挑んだが、結果は惨敗。茫然自失して家に戻るも、ドクターストップがかかっているにもかかわらずボロボロになった創太を幸子は責めた。だがそこで、幸子が隠さざるをえなかった事実を知る。やがて夫婦関係は破綻。2人と幼馴染だった健児(今野浩喜)は、「幸子を幸せにできるのは創太だけなのだ」と創太を激しく非難する。しかし、創太のどうしても闘うことから逃れられない、勝ちたいという執念に感化され、健児は地下格闘技で闘う創太に力を貸すことを決心する。健児もまた、俳優としてくすぶっている自分に嫌気がさしていたが、創太に自分の姿を重ねて希望を感じていたのだった。 地下格闘技で勝つことに取り憑かれていく創太とそれを後押しする健児。その狭間で揺れ動く幸子。闘うことに取り憑かれた男の狂気と愚直なまでの生き方は、果たしてハッピーエンドとなるのか、バッドエンドとなるのか。

キャスト

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楠木創太
演 - 木幡竜
ドクターストップによって強制的に引退を強いられるボクサー。 引退を機に幸子と結婚し、セカンドキャリアを築こうと努力する。
楠木幸子
演 - 鎌滝恵利
創太の幼馴染で、彼を長く支えてきた。 現役引退を機に創太と結婚。
松岡健児
演 - 今野浩喜
創太と幼馴染で同級生。私生活では結婚し、妻と子供と3人暮らし。
新堂勇
演 - 栁俊太郎
創太のファンだと名乗る謎の男。引退した創太を地下格闘技の世界へ誘う。
コウジ
演 - 渡辺紘文
新堂勇の友人。普通に生きたいと思っている。
松岡絵美
演 - 長井短
松岡健児と結婚し、一人息子を育てる母親。 役者である健児を支える。
高田春男
演 - 黒田大輔
創太の前に現れた、幸子のセフレと名乗る謎の男。
ボクサー
演 - 松本亮
地下格闘技場で創太と対戦する相手。
剛力
演 - 三元雅芸
地下格闘技場で創太と対戦する相手。
楠木光子
演 - 銀粉蝶
創太の母親。
海藤会長
演 - 火野正平
創太が所属していたボクシングジムの会長。
その他
太田正一、竹中友紀子、高森由里子、菊地健雄、松嵜翔平、安田ユウ、近藤笑菜、能井拓海、佐久間采那、木村知貴、宇賀山大成、中谷天音、戸井田竜空、阪口麟太郎、須森隆文、大宮将司、松角洋平、笹川大輔

スタッフ

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  • 監督/脚本:鈴木太一
  • アクション監督:園村健介
  • エンディングテーマ:betcover!! 『NOBORU』(cutting edge)
  • エグゼクティブプロデューサー:小西啓介 
  • プロデューサー:半田健、筒井史子 
  • アソシエイトプロデューサー:杉本雄介
  • 音楽:34423
  • 撮影:高木風太 
  • 照明:秋山恵二郎 
  • 録音:岡本立洋 
  • 美術/装飾:中澤正英 
  • 持道具:三﨑茉莉子 
  • スタイリスト:田口慧 
  • ヘアメイク:田鍋知佳 
  • 特殊メイク:吉井亮太郎
  • 助監督:平波亘 
  • 制作担当:日出嶋伸哉 
  • 編集:宮崎歩、鈴木太一 
  • スーパーヴァイジングサウンドエディター:伊藤晃 
  • 特別協力:大橋ボクシングジム 
  • 制作プロダクション:オフィスアッシュ、ハピネットファントム・スタジオ
  • 企画製作・配給:ハピネットファントム・スタジオ 

脚注

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  1. ^ https://www.cinematoday.jp/movie/T0027158
  2. ^ https://amp.natalie.mu/eiga/film/189122

外部リンク

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