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画像

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
画像データから転送)
デジタルカメラでの撮影
キャンバスに絵を描こうとしている

画像(がぞう)とは、事象を視覚的に媒体に定着させたもので、そこから発展した文字は含まない(例:文字と画像、書画)。定着される媒体は主に2次元平面であるが、金属、樹脂や、モニタープロジェクター等の出力装置がある。また、3次元の貼り絵ホログラフィー等も含まれる。

歴史

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現存する古い画像は後期旧石器時代洞窟壁画スペインの《アルタミラ洞窟壁画》(全文:La Cueva de Altamira(Museo de Altamira)[1]や、フランスラスコー洞窟壁画》(書影:三浦定俊(2008)[2])。)等)である。これらの画像すなわち、岩面画から抽象化が行われ、画像に属するピクトグラム絵文字)、さらに文字に属する象形文字が生まれた。

語源

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同義語

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用語「画像」の分類

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画像ファイル

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コンピュータグラフィックスのファイル形式
ビットマップ画像ラスターグラフィックス)とジャギーのないベクターグラフィックスに分類され、ベクターグラフィックは用語「図形」を使用する場合が多い。
標準画像ファイルフォーマット
多数の画像ファイル形式があるが、W3Cが推奨したラスター形式にはJPEGPNG等があり、ベクター形式にはXMLベースのテキストファイルで表現出来るSVGがある。また、アドビベクター形式ドキュメントファイルPDFも国際規格ISO 32000-1:2008[5]となった。

画像の単位

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コンピュータで扱う画像データの最少単位画素という。物理的な点情報をドットといい、1インチあたりのドット密度をdpiという。

画像の要素
明度彩度輝度透過度等がある。
色の表現
異なるデバイスで色表現が異ならないよう、カラーマネージメントシステムで各デバイスを制御する必要がある。
色の合成方法には加法混合(透過光の三原色、例:モニター画面のRGB値)、減法混合(反射光の三原色、例:カラー印刷などのCMYK)などいくつかがある。
画像圧縮
Web画像通信速度をあげるため、一般に画像圧縮したり、画像サイズを縮小したカタログ用のサムネイルプログレッシブJPEGを使用する場合が多い。

脚注

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  1. ^ museodealtamira.mcu.es/Prehistoria_y_Arte/la_cueva.html%20Museo_de_Altamira
  2. ^ 三浦定俊「ラスコー洞窟壁画の保存状況」 (PDF) (高松塚古墳壁画劣化原因調査検討会(第5回)資料/文化庁 所収)
  3. ^ 『康煕字典網上版』 - 763頁
  4. ^ 『康煕字典網上版』 ^ 116頁
  5. ^ Document management -- Portable document format / ISO Store

参考文献

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  • 『映像革命CG―コンピュータ・グラフィックスで社会、芸術、産業が変わる』 ISBN 978-4872463040

関連項目

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