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畑中芳久

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
畑中芳久
はたけなか よしひさ
生年月日 1948年
出生地 愛媛県
前職 伊方町
現職 農業従事者
所属政党 無所属

当選回数 1回
在任期間 2005年 - 2006年
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畑中 芳久(はたけなか よしひさ、1948年〈昭和23年〉- )は、日本政治家。元伊方町長。

経歴

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1948年生まれ。1967年に伊方町役場に入庁し、企画財政課長や教育長助役などを歴任した。

2005年4月1日伊方町瀬戸町三崎町が合併して誕生した(新)伊方町の町長選挙に立候補。2005年4月24日に行われた町長選挙では5,206票を獲得し中元清吉(旧伊方町長)を破り初当選を果たした[1]

2006年2月に町発注の公共事業指名競争入札の業者選定をめぐり、便宜を図る見返りに約100万円を受け取ったとして逮捕された[2]。伊方町では旧伊方町時代から続いてきた町長による選挙後の業者の指名外しが行われており、建設業者が2陣営に分かれ、それぞれの候補を支援する激しい選挙戦となっており、落選した中元の陣営でも11人の逮捕者を出した[3]。同年3月、畑中は伊方町長を辞職し、同年6月、松山地方裁判所で懲役2年、執行猶予4年と没収100万円の有罪判決を受けた[4]

2006年、畑中の辞職後に行われた町長選挙では前農業委員会事務局長の山下和彦が元愛媛県議会議員高門清彦を破り当選を果たした。

2014年4月、伊方町長選挙に無所属で立候補したが[5]、現職(当時)の山下和彦に破れ、落選した[6]

2016年9月、山下和彦の辞職に伴う伊方町長選挙で、当初は出馬の意向を示したが、同じく出馬を表明した高門清彦と政策協定を結び、出馬を辞退した[7]

略歴

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  • 1967年 - 伊方町役場入庁。
  • 2005年4月 - 伊方町長選挙で中元清吉を破り、初当選。
  • 2006年2月 - 収賄の容疑で逮捕。
  • 2006年3月 - 伊方町長を辞職。
  • 2006年6月 - 松山地裁で有罪判決を受ける。

政策

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脚注

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  1. ^ 伊方町長選挙(2005/04/24投票)結果
  2. ^ 『読売新聞』2006年2月18日朝刊「伊方町長を逮捕 100万円の収賄容疑/愛媛県警」
  3. ^ 『読売新聞』2006年4月7日朝刊「伊方再生・出直し町長選を前に(上)旧町長派対立再び」
  4. ^ 『読売新聞』2006年6月16日朝刊「伊方町入札選定汚職 前町長に猶予4年の有罪、没収100万円 地裁判決」
  5. ^ 伊方町長選 前町長 畑中氏出馬へ”. 愛媛新聞 (2013年11月29日). 2013年11月29日閲覧。
  6. ^ 山下氏「観光振興に力」 伊方町長選3選 投票率は過去最低 愛媛”. 産経ニュース (2014年4月15日). 2020年5月31日閲覧。
  7. ^ 畑中氏が出馬取りやめ 伊方町長選”. 愛媛新聞 (2016年9月5日). 2020年5月31日閲覧。
  8. ^ 『読売新聞』2005年12月8日朝刊「『伊方原発 使用済み核燃料に課税』町長表明、できるだけ早い時期に」
  9. ^ 選挙:伊方町長選 畑中前町長が立候補を表明 - 毎日新聞(2013年12月25日)、2014年1月16日閲覧。