畠中恵
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畠中 恵 (はたけなか めぐみ) | |
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誕生 |
1959年10月10日(65歳) 日本・高知県 |
職業 | 小説家 |
言語 | 日本語 |
国籍 | 日本 |
最終学歴 | 名古屋造形芸術短期大学 |
活動期間 | 1988年 - |
ジャンル | 歴史小説・時代小説 |
主な受賞歴 |
日本ファンタジーノベル大賞(2001年) 吉川英治文庫賞(2016年) |
デビュー作 | 『しゃばけ』 |
ウィキポータル 文学 |
人物
[編集]高知県生まれ、愛知県名古屋市育ち。愛知県立刈谷北高等学校、名古屋造形芸術短期大学(後の名古屋造形芸術大学短期大学部、現・名古屋造形大学)のビジュアルデザインコース・イラスト科卒業。
漫画家アシスタント・イラストレーターを経て、都筑道夫に師事し、小説家となる[2]。
略歴
[編集]- 1959年(昭和34年) - 高知県で生誕。
- 1988年(昭和63年) - 小学館より漫画家としてデビュー。
- 2001年(平成13年) - 曽我めぐみ名義でセブン新社刊行女性コミック誌「主婦王(しゅふおう)」VOL.2に『ごく普通の日々』、また同誌VOL.4に『家計どうするの?』を掲載。他にも同社の女性コミック誌「if」で作品を掲載。
- 2001年(平成13年) - 『しゃばけ』で第13回日本ファンタジーノベル大賞(優秀賞)を受賞。
- 2002年(平成14年) - 『しゃばけ』がNHKオーディオドラマによってラジオドラマ化。
- 2004年(平成16年) - 『ぬしさまへ』がNHKオーディオドラマによってラジオドラマ化。
- 2007年(平成19年) - 『まんまこと』で第137回直木三十五賞候補。
- 2011年(平成23年) - 『ちょちょら』で第24回山本周五郎賞候補。
- 2013年(平成25年) - 『けさくしゃ』で第34回吉川英治文学新人賞候補。
- 2015年(平成27年) - 『すえずえ』で第1回沖縄書店大賞候補。
- 2016年(平成28年) - 『しゃばけ』シリーズで第1回吉川英治文庫賞を受賞[3]。
- 2020年(令和2年) - 『わが殿』で第26回中山義秀文学賞候補。
作品
[編集]しゃばけシリーズ
[編集]→詳細は「しゃばけ」を参照
新潮社刊行、柴田ゆうによるイラスト、『しゃばけ』『うそうそ』は長編、『みぃつけた』は絵本、他は短編集。
- しゃばけ(2001年12月21日 新潮社 / 2004年3月28日 新潮文庫 / 2013年3月22日 新潮社〈新装版〉)
- ぬしさまへ(2003年5月22日 新潮社 / 2005年11月27日 新潮文庫)
- ねこのばば(2004年7月22日 新潮社 / 2006年11月28日 新潮文庫)
- おまけのこ(2005年8月22日 新潮社 / 2007年11月28日 新潮文庫)
- うそうそ(2006年5月31日 新潮社 / 2008年11月14日 新潮文庫)
- ちんぷんかん(2007年6月22日 新潮社 / 2009年11月30日 新潮文庫)
- いっちばん(2008年7月31日 新潮社 / 2010年11月29日 新潮文庫)
- ころころろ(2009年7月31日 新潮社 / 2011年11月29日 新潮文庫)
- ゆんでめて(2010年7月30日 新潮社 / 2012年11月28日 新潮文庫)
- やなりいなり(2011年7月29日 新潮社 / 2013年11月28日 新潮文庫)
- やなりいなり【初回限定版】(2011年7月29日 新潮社) - 鳴家携帯ストラップ付き
- ひなこまち(2012年6月29日 新潮社 / 2014年11月28日 新潮文庫)
- たぶんねこ(2013年7月22日 新潮社 / 2015年11月28日 新潮文庫)
- すえずえ(2014年7月31日 新潮社 / 2016年11月29日 新潮文庫)
- えどさがし しゃばけ外伝(2014年11月28日 新潮文庫) - 文庫書下ろし
- なりたい(2015年7月22日 新潮社 / 2017年11月29日 新潮文庫)
- おおあたり(2016年7月22日 新潮社 / 2018年11月28日 新潮文庫)
- とるとだす(2017年7月21日 新潮社 / 2019年11月28日 新潮文庫)
- むすびつき(2018年7月20日 新潮社 / 2020年11月30日 新潮文庫)
- てんげんつう(2019年7月18日 新潮社 / 2021年6月24日 新潮文庫)
- いちねんかん(2020年7月17日 新潮社 / 2022年11月28日 新潮文庫)
- もういちど(2021年7月19日 新潮社 / 2023年11月29日 新潮文庫)
- またあおう しゃばけ外伝(2021年11月27日 新潮文庫)
- しゃばけごはん(2021年11月27日 新潮文庫)
- こいごころ(2022年7月21日 新潮社)
- いつまで(2023年7月20日 新潮社)
- なぞとき(2024年7月18日 新潮社)
コミック
[編集]- しゃばけ漫画 仁吉の巻 - 高橋留美子 みもり えすとえむ 紗久楽さわ 鈴木志保 吉川景都 岩岡ヒサエ(2014年12月2日 バンチコミックス ISBN 978-4-10-771785-6)
- しゃばけ漫画 佐助の巻 - 萩尾望都 雲田はるこ つばな 村上たかし 上野顕太郎 安田弘之 柴田ゆう(2014年12月2日 バンチコミックス ISBN 978-4-10-771786-3)
絵本
[編集]- みぃつけた - 絵本(2006年11月30日 新潮社 ISBN 978-4-10-450706-1)
ファンブック
[編集]- しゃばけ読本 - ファンブック / バーチャル長崎屋奉公人編、畠中恵・柴田ゆう著(2007年11月9日 新潮社 ISBN 978-4-10-450708-5 / 2010年12月1日 新潮文庫 ISBN 978-4-10-146170-0)
まんまことシリーズ
[編集]→詳細は「まんまこと」を参照
- まんまこと(2007年4月 文藝春秋 / 2010年3月 文春文庫)
- こいしり(2009年3月 文藝春秋 / 2011年11月 文春文庫)
- こいわすれ(2011年9月 文藝春秋 / 2014年4月 文春文庫)
- ときぐすり(2013年5月 文藝春秋 / 2015年7月 文春文庫)
- まったなし(2015年6月 文藝春秋 / 2018年4月 文春文庫)
- ひとめぼれ(2017年4月 文藝春秋 / 2020年6月 文春文庫)
- かわたれどき(2019年2月 文藝春秋 / 2022年2月 文春文庫)
- いわいごと(2021年2月 文藝春秋 / 2024年3月 文春文庫)
- おやごころ(2023年5月 文藝春秋)
つくもがみシリーズ
[編集]→詳細は「つくもがみ貸します」を参照
- つくもがみ貸します(2007年9月 角川書店 / 2010年6月 角川文庫)
- つくもがみ、遊ぼうよ(2013年3月 角川書店 / 2016年4月 角川文庫)
- つくもがみ笑います(2019年1月 角川書店 / 2020年9月 角川文庫)
江戸時代もの
[編集]- ゆめつげ(2004年9月 角川書店 / 2008年4月 角川文庫)
- こころげそう(2008年1月 光文社 / 2010年8月 光文社時代小説文庫)
- ちょちょら(2011年3月 新潮社 / 2013年8月 新潮文庫)
- けさくしゃ(2012年11月 新潮社 / 2015年4月 新潮文庫)
- うずら大名(2015年9月 集英社 / 2017年12月 集英社文庫)
- わが殿 上・下(2019年11月 文藝春秋 / 2023年1月 文春文庫)
- 猫君(2020年1月 集英社 / 2023年2月 集英社文庫)
- 御坊日々(2021年11月 朝日新聞出版)
- 忍びの副業 上・下(2023年3月 講談社)
まことの華姫シリーズ
[編集]- まことの華姫(2016年9月 KADOKAWA / 2019年6月 角川文庫)
- あしたの華姫(2020年6月 KADOKAWA / 2023年7月 角川文庫)
若様組シリーズ
[編集]- アイスクリン強し(2008年10月 講談社 / 2011年12月 講談社文庫)
- 若様組まいる(2010年11月 講談社 / 2013年7月 講談社文庫)
- 若様とロマン(2016年4月 講談社 / 2018年8月 講談社文庫)
明治・妖モダンシリーズ
[編集]現代もの
[編集]佐倉聖の事件簿シリーズ
[編集]- アコギなのかリッパなのか(2006年1月 実業之日本社 / 2008年2月 J・ノベルコレクション)
- 【改題】アコギなのかリッパなのか―佐倉聖の事件簿― / 2012年2月 新潮文庫)
- さくら聖・咲く(2012年8月 実業之日本社 / 2016年6月 新潮文庫)
エッセイ
[編集]- ああ、恥ずかし(2003年 新潮文庫)
- つくも神さん、お茶ください(2009年12月 新潮社 / 2012年11月 新潮文庫)
その他
[編集]- 八百万(やおよろず)
- 2004年3月 vol.04
- 2005年12月 vol.14
- 利休鼠 深川妖夜話
- 2005年3月 vol.
光文社刊行月刊小説誌『小説宝石』掲載
- 甘き織姫
- 2012年9月号
- 『坂木司リクエスト! 和菓子のアンソロジー』に収録
オーディオブック
[編集]作品提供
[編集]ラジオドラマ
[編集]NHKオーディオドラマ 青春アドベンチャー (NHK-FM放送)
- しゃばけ 全5回 (原作『しゃばけ』)
- 2002年4月15日 - 2002年4月19日
- しゃばけ2 全10回 (原作『ぬしさまへ』)
- 2004年3月29日 - 2004年4月2日 (前半)
- 2004年4月5日 - 2004年4月9日 (後半)
テレビドラマ
[編集]土曜プレミアム(フジテレビ系全国ネット)
- しゃばけ(原作『しゃばけ』『ぬしさまへ』)
- 2007年11月24日
- うそうそ(原作『うそうそ』)
- 2008年11月29日
- まんまこと〜麻之助裁定帳〜(原作『まんまこと』シリーズ)
- 2015年7月16日 - 10月1日
舞台
[編集]- アトリエ・ダンカンプロデュース『しゃばけ』(原作『しゃばけ』) [4]
- 若様組まいる(原作『若様組まいる』シリーズ)
- 若様組まいる(2016年8月7日 - 14日、天王洲 銀河劇場)[5]
- 若様組まいる〜アイスクリン強し〜(2018年4月27日 - 5月6日、サンシャイン劇場)[6]
- 若様組まいる〜若様とロマン〜(2018年10月6日 - 21日、三越劇場)[7]
- ミュージカル「しゃばけ」(原作『しゃばけ』シリーズ)
- 『しゃばけ』(2017年1月19日 - 29日、紀伊國屋サザンシアター)[8]
- 『しゃばけ』弐 〜空のビードロ・畳紙〜(2017年9月2日 - 10日、紀伊國屋ホール)[9]
- 『しゃばけ』参 〜ねこのばば〜(2018年4月28日 - 5月7日、シアターサンモール / 2018年5月19日 - 20日、大阪ビジネスパーク円形ホール)[10]
- 畠中恵「しゃばけ」シリーズ Presents「シャイニングモンスター~ばくのふだ(Shining編 / Shadow編)~」(2021年3月13日 - 21日、CBGKシブゲキ!!)[11]
人形劇
[編集]- モノランモノラン(『おかあさんといっしょ』内、原案)
脚注
[編集]- ^ 会員名簿 畠中恵|日本推理作家協会
- ^ WEB本の雑誌>【本のはなし】作家の読書道>第80回:畠中恵さん
- ^ “吉川英治文庫賞 過去の受賞作品一覧”. 2024年3月21日閲覧。
- ^ “畠中恵のファンタジー時代小説『しゃばけ』、沢村一樹主演で初のミュージカル化!?”. おたくま経済新聞. 2022年1月6日閲覧。
- ^ “「若様組まいる」で明治の若者がヲタ芸披露、入江甚儀が役との共通点明かす”. ステージナタリー. 2022年1月6日閲覧。
- ^ “「若様組まいる」開幕、玉城裕規「明治の時代を生きる人たちの熱量を」”. ステージナタリー. 2022年1月6日閲覧。
- ^ “「若様組まいる」入江甚儀がラストに感慨「6人のまったく違う恋愛模様楽しんで」”. ステージナタリー. 2022年1月6日閲覧。
- ^ “「しゃばけ」配役決定!一太郎を植田圭輔、佐助&仁吉を滝川英治&中村誠治郎”. ステージナタリー. 2022年1月6日閲覧。
- ^ “ミュージカル「しゃばけ」第2弾に平野良&石井智也ら、植田圭輔は声の出演”. ステージナタリー. 2022年1月6日閲覧。
- ^ “「しゃばけ」参、ビジュアル&日替わり“ねこまた”キャスト明らかに”. ステージナタリー. 2022年1月6日閲覧。
- ^ “「しゃばけ」が原作の錦織一清演出「シャイモン」開幕、前川優希「助け合いながら」”. ステージナタリー. 2022年1月6日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]関連公式サイト
[編集]- しゃばけ倶楽部〜バーチャル長崎屋〜(新潮社)
- 小説新潮(新潮社)
- 週刊新潮(新潮社)
- ミステリーズ!(東京創元社)
- 『怪』-KWAI Network-(角川書店)
- NHKオーディオドラマ(NHK)
- 主婦王(セブン新社)
- 日本ファンタジーノベル大賞(新潮社)