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當間一郎

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

當間 一郎(当間一郎、とうま いちろう、1938年8月19日[1] - 2020年6月18日[2])は、日本の沖縄芸能研究者。

経歴

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サイパン島生まれ、沖縄県那覇市出身[2]。1960年に國學院大學文学部文学科を卒業した[3]。大学時代に宮良當壯と出会い、組踊写本などの芸能研究を行うようになり、写本の発掘・整理、組踊の復活上演、真境名由康島袋光裕らの実演家との交流、沖縄藝能史研究会の立ち上げなど、沖縄芸能の発展と継承に貢献した[2]沖縄県立博物館・美術館館長も務めた[2]

2020年6月18日、腎臓癌のため糸満市の病院で死去[1][2]

編著書

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  • 『組踊選集』編著. 沖縄風土記社, 1968
  • 『沖縄の祭りと芸能 日本民俗と芸能の原点』(日本の民俗学シリーズ) 雄山閣出版, 1976
  • 『沖縄の芸能』オリジナル企画, 1981
  • 『神々のふるさと久高嶋 イザイホー・生活』友利安徳 写真. 沖縄公論社, 1982
  • 『組踊研究』第一書房, 1992
  • 『組踊写本の研究』第一書房, 1999.3

脚注

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  1. ^ a b 『現代物故者事典2018~2020』(日外アソシエーツ、2021年)p.6
  2. ^ a b c d e 當間一郎氏が死去 元沖縄藝能史研究会会長 81歳 琉球新報、2020年6月20日
  3. ^ 『組踊写本の研究』

関連項目

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