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皆瀬村 (長崎県)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
かいぜむら
皆瀬村
廃止日 1942年5月27日
廃止理由 編入合併
東彼杵郡早岐町北松浦郡大野町中里村皆瀬村佐世保市
現在の自治体 佐世保市
廃止時点のデータ
日本の旗 日本
地方 九州地方
都道府県 長崎県
北松浦郡
市町村コード なし(導入前に廃止)
総人口 3,107
(角川日本地名大辞典42 長崎県 3107ページ、1935年)
隣接自治体 北松浦郡佐々町吉井村世知原町大野町中里村
皆瀬村役場
所在地 長崎県北松浦郡皆瀬村浪瀬免字西之原
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皆瀬村(かいぜむら)は、長崎県北松浦郡にあった村。戦時合併に伴い、他町村とともに佐世保市へ編入された。

現在の中里皆瀬地域の北東部にあたる。

地理

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北松浦半島の南部内陸部、相浦川の中流域に位置する。

  • 山:五蔵岳、江里峠[1]
  • 河川:相浦川、小川内川
  • 溜池:岡本貯水池、菰田貯水池(菰田ダム)、大里見池、才牟田池、動石池

沿革

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地名

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を行政区域とする。皆瀬村は1889年の町村制施行時に単独で自治体として発足したため、大字は無し。

  • 上小川内免(かみおがわち)[2]
  • 楠木免
  • 菰田免
  • 十文野免(ともんの)
  • 下小川内免(しもおがわち)[2]
  • 白新田免(しらにた)
  • 浪瀬免(なみぜ)
  • 野中免

なお、村内には上記8免の他に井手口免・田代免・山田免が存在したが、3免とも明治初年頃までに廃止されている[3]

交通

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鉄道

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日本国有鉄道

(中里村) - 皆瀬駅 - (大野町)

現在、旧村域には野中駅が設置されている。

参考文献

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脚注

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  1. ^ この峠は世知原町長田代免と接する峠であり、佐々町大字市瀬江里免にある「江里峠」とは異なる。
  2. ^ a b 明治初年頃、小川内免を分割。
  3. ^ 白新田免に字井手口、浪瀬免に字上田代・下田代、十文野免に字山田の小字名が存在した事から、3免ともに隣接する免に統合されたと見られる。
    ※字名参考:町の新設並びに免字廃止の件 昭和33年2月25日長崎県告示第5号(佐世保市例規集)

関連項目

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