相馬樓
相馬樓 somaro | |
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施設情報 | |
正式名称 | 舞娘茶屋 雛蔵畫廊 相馬樓 |
前身 | 相馬屋 |
事業主体 | 平田牧場 |
開館 | 2000年(平成12年)3月[1] |
所在地 | |
位置 | 北緯38度55分9.9秒 東経139度49分59.8秒 / 北緯38.919417度 東経139.833278度座標: 北緯38度55分9.9秒 東経139度49分59.8秒 / 北緯38.919417度 東経139.833278度 |
外部リンク | somaro |
プロジェクト:GLAM |
舞娘茶屋・雛蔵畫廊 相馬樓(まいこちゃや ひなぐらがろう そうまろう)は、山形県酒田市にある観光施設。
酒田市に本社がある平田牧場が運営している。
概要
[編集]1808年に建てられ開業した料亭、「相馬屋」を改装し、2000年に開館[2]。木造の主屋は、庄内地震で焼失した直後に建てられたものである。1996年11月には国の登録有形文化財に登録されている[1]。相馬屋の廃業後、酒田の料亭文化を守るため地元の平田牧場が買い取り、開館に至った[2]。館内の土蔵には京都から北前船で運ばれてきた雛人形などの展示物などがあり、2008年5月15日には竹久夢二美術館が相馬樓内に開館し、美術品も鑑賞することができる[3]。
館内には茶房もあり、喫茶を楽しむことができる。また、酒田舞娘と呼ばれる舞妓もおり、建物2階にある大広間の演舞場では舞妓の演舞を観ることもできる。かつての厨房は酒田舞娘の稽古場となっている。また、事前予約が必要だが、会食をしながら演舞を鑑賞することも可能。
酒田舞娘
[編集]館内には酒田舞娘がおり、演舞の他、来客者のお出迎えなども行っている。
酒田市の花柳界は1960年代の半ばまで全盛期であり芸妓もたくさんいたが、徐々に衰退していき、伝承されてきたものを酒田に残すために地元の経済人達が中心となり、町おこしの一環として1990年に「酒田舞娘」として復活させた背景がある。相馬樓の開樓に伴い、酒田市内にあった置屋は樓内に拠点を移動した[2]。
本来舞娘の表記は舞妓であるが、酒田舞娘と名乗っている。これは京都などで見られる舞妓とは帯結が異なることなどが影響している[4]。
館内
[編集]- 1階
- 茶房くつろぎ処
- 竹久夢二美術館
- 2階
- 演舞場
-
玄関の屏風。
-
1階大広間。
-
裏2階廊下。
営業時間・入樓料
[編集]- 営業時間
- 午前10時 - 午後5時 (最終入樓午後4時30分)
- 入樓料
- 大人:1000円
- 大・高・中学生:500円
- 小学生:300円
- 幼児 1-5歳:無料
- 乳児 (1歳未満):無料
15名以上の場合は、団体割引が適用され、10%割引となる。 舞娘演舞鑑賞は入樓料+800円となる。 竹久夢二美術館も相馬樓の入館料を支払うと入ることができる。
アクセス
[編集]駐車場あり(15台)
周辺
[編集]脚注
[編集]- ^ a b c d “舞娘茶屋 雛蔵畫廊 相馬樓|歴史文化を学ぶ|観光スポット|”. 酒田さんぽ. 2017年12月7日閲覧。
- ^ a b c “酒田舞娘の演舞と舞娘弁当が3,800円から楽しめる!港町・酒田の料亭文化を今に伝える「相馬樓」”. 観光・旅行ガイド - ぐるたび. (2017年6月7日) 2017年12月7日閲覧。
- ^ “肉筆画中心にゆかりの品 酒田市相馬樓「竹久夢二美術館」オープン|2008年05月16日付け紙面より|荘内日報ニュース−山形・庄内”. 荘内日報社. (2008年5月16日) 2017年12月7日閲覧。
- ^ “酒田「相馬樓」で艶やかな「酒田舞娘」さんに心奪われて!”. トラベルjp<たびねす>. 2017年12月7日閲覧。
- ^ “舞娘茶屋雛蔵畫廊相馬樓”. 酒田市公式ウェブサイト. 2017年12月7日閲覧。