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真狩村

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
まっかりむら ウィキデータを編集
真狩村
村内風景と羊蹄山
地図
真狩村旗 真狩村章
1967年12月23日制定
日本の旗 日本
地方 北海道地方
都道府県 北海道後志総合振興局
虻田郡
市町村コード 01396-0
法人番号 4000020013960 ウィキデータを編集
面積 114.25km2
総人口 1,951[編集]
住民基本台帳人口、2024年11月30日)
人口密度 17.1人/km2
隣接自治体 虻田郡ニセコ町喜茂別町留寿都村
胆振総合振興局:虻田郡豊浦町洞爺湖町
村の木 カツラ
真狩村役場
村長 岩原清一
所在地 048-1631
北海道虻田郡真狩村字真狩118番地
北緯42度45分47秒 東経140度48分13秒 / 北緯42.76297度 東経140.80369度 / 42.76297; 140.80369座標: 北緯42度45分47秒 東経140度48分13秒 / 北緯42.76297度 東経140.80369度 / 42.76297; 140.80369
外部リンク 公式ウェブサイト

真狩村位置図

― 政令指定都市 / ― 市 / ― 町・村

ウィキプロジェクト
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道の駅真狩フラワーセンター

真狩村(まっかりむら)は、北海道後志総合振興局管内にある虻田郡に属する。

1922年(大正11年)4月1日に旧真狩村から真狩別村として分村した村で、旧真狩村が留寿都村に改称(1925年2月1日)した後、1941年(昭和16年)12月1日に真狩別村が真狩村に改称して成立した[1]

村名の由来

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村内を流れる真狩川のアイヌ語名、「マッカリペッ(mak-kari-pet)」(奥〔山〕の方で・回っている・川」を意味する。これは真狩川に屈曲が多い様子を表していると考えられている[2]

地理

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北海道中西部にあり、洞爺湖の北、火山#旧分類コニーデ地形が美しい羊蹄山の南山麓、尻別川水系真狩川・知来別川流域に位置する。

  • 山: 羊蹄山(蝦夷富士 1,898 m)、尻別岳(1107.4 m)、軍人山(561.8 m)、化物山(374.8 m)
  • 川: 真狩川、オーホナイ川、知来別川、太沢川、南別川、武井川、オロエンヌキベツ川、貫気別川

隣接している自治体

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気候

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真狩(1991年 - 2020年)の気候
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
最高気温記録 °C°F 6.9
(44.4)
10.8
(51.4)
12.8
(55)
21.4
(70.5)
28.8
(83.8)
32.0
(89.6)
32.3
(90.1)
32.3
(90.1)
29.7
(85.5)
23.6
(74.5)
18.2
(64.8)
12.1
(53.8)
32.3
(90.1)
平均最高気温 °C°F −3.9
(25)
−3.0
(26.6)
0.9
(33.6)
7.2
(45)
15.0
(59)
19.2
(66.6)
22.5
(72.5)
23.4
(74.1)
19.8
(67.6)
13.0
(55.4)
5.1
(41.2)
−1.7
(28.9)
9.8
(49.6)
日平均気温 °C°F −6.6
(20.1)
−6.1
(21)
−2.5
(27.5)
3.2
(37.8)
9.8
(49.6)
14.1
(57.4)
18.0
(64.4)
19.0
(66.2)
15.1
(59.2)
8.6
(47.5)
1.7
(35.1)
−4.4
(24.1)
5.8
(42.4)
平均最低気温 °C°F −10.4
(13.3)
−10.1
(13.8)
−6.6
(20.1)
−0.9
(30.4)
4.8
(40.6)
9.6
(49.3)
14.3
(57.7)
15.1
(59.2)
10.5
(50.9)
4.1
(39.4)
−2.0
(28.4)
−7.9
(17.8)
1.7
(35.1)
最低気温記録 °C°F −22.1
(−7.8)
−21.9
(−7.4)
−18.0
(−0.4)
−12.5
(9.5)
−3.7
(25.3)
0.3
(32.5)
5.9
(42.6)
4.8
(40.6)
0.1
(32.2)
−4.6
(23.7)
−12.1
(10.2)
−18.5
(−1.3)
−22.1
(−7.8)
降水量 mm (inch) 116.6
(4.591)
87.4
(3.441)
81.5
(3.209)
66.7
(2.626)
81.9
(3.224)
65.4
(2.575)
115.1
(4.531)
161.4
(6.354)
145.5
(5.728)
112.2
(4.417)
143.9
(5.665)
152.6
(6.008)
1,333.8
(52.512)
平均降水日数 (≥1.0 mm) 22.1 18.8 16.9 11.5 10.8 9.4 11.4 11.9 12.7 14.5 19.0 23.1 183.1
平均月間日照時間 33.1 45.3 89.6 149.5 178.1 157.3 130.8 127.3 141.9 121.5 59.6 25.8 1,259.8
出典1:Japan Meteorological Agency
出典2:気象庁[3]

歴史

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行政

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村役場が中心地に設置されている。

  • 現村長:岩原清一
  • 前村長:佐々木和見

経済

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真狩村道の駅のユリ根丼。真狩村は日本一のユリ根の産地である

産業

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農業が基幹産業。 主要作物:じゃがいもユリ根大根人参

農協

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金融機関

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郵便局

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  • 真狩郵便局(集配局)

宅配便

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公共機関

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警察

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独立行政法人

姉妹都市・提携都市

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地域

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人口

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真狩村と全国の年齢別人口分布(2005年) 真狩村の年齢・男女別人口分布(2005年)
紫色 ― 真狩村
緑色 ― 日本全国
青色 ― 男性
赤色 ― 女性
真狩村(に相当する地域)の人口の推移
1970年(昭和45年) 3,758人
1975年(昭和50年) 3,197人
1980年(昭和55年) 3,140人
1985年(昭和60年) 3,028人
1990年(平成2年) 2,826人
1995年(平成7年) 2,649人
2000年(平成12年) 2,536人
2005年(平成17年) 2,354人
2010年(平成22年) 2,194人
2015年(平成27年) 2,103人
2020年(令和2年) 2,045人
総務省統計局 国勢調査より


消滅集落

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2015年国勢調査によれば、以下の集落は調査時点で人口0人の消滅集落となっている[4]

  • 真狩村 - 字新陽

教育

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  • 中学校
    • 村立
      • 真狩中学校
  • 小学校
    • 村立
      • 真狩小学校

※御保内小学校(字加野)は2023年3月をもって閉校した。

交通

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鉄道

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現在、村内を走る鉄道路線は無い。最寄り駅は、JR北海道函館本線ニセコ駅。ただしニセコ駅から村への路線バスはないので、鉄道駅からバスで村へ行く場合は倶知安駅で乗り換えることになる。

なお、1936年(昭和11年)から1953年(昭和28年)までの間、狩太駅(現・ニセコ駅)から殖民軌道の真狩線が運用されていた。

バス

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道路

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名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事

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細川たかしの記念像

文化財

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天然記念物

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  • 後方羊蹄山の高山植物帯

その他

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  • 浦安の舞 - 真狩村指定無形民俗文化財、真狩村浦安の舞保存会
  • 真狩祝い太鼓 - 真狩村指定無形民俗文化財、真狩村祝い太鼓保存会
  • 真狩赤坂奴 - 真狩村指定無形民俗文化財、真狩赤坂奴保存会

名所

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祭事・催事

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  • まっかり温泉スリッパ卓球大会(1月)
  • ほくほくまつり(9月)
  • 真狩神社祭典(9月)

名産品

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著名人

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真狩村の「日本一」

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  • 食用ユリ根出荷量

脚注

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  1. ^ I 概要”. 後志総合振興局. 2024年12月10日閲覧。
  2. ^ 山田秀三『北海道の地名』(2版)草風館、浦安市〈アイヌ語地名の研究 別巻〉、2018年11月30日、464頁。ISBN 978-4-88323-114-0 
  3. ^ 真狩 過去の気象データ検索”. 気象庁. 2024年3月28日閲覧。
  4. ^ 総務省統計局統計調査部国勢統計課平成27年国勢調査小地域集計01北海道《年齢(5歳階級),男女別人口,総年齢及び平均年齢(外国人-特掲)-町丁・字等》』(CSV)(レポート)総務省、2017年1月27日https://www.e-stat.go.jp/stat-search/files/data?fileid=000007841019&rcount=12017年5月20日閲覧 ※条町区分地の一部に0人の地域がある場合でも他の同一区分地で人口がある場合は除いた。

関連項目

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外部リンク

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