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石川慧亮

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
石川 慧亮
基本情報
国籍 日本の旗 日本
出身地 東京都板橋区
生年月日 (2002-05-01) 2002年5月1日(22歳)
身長
体重
174 cm
86 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 外野手
プロ入り BCL / 2020年
初出場 BCL / 2021年4月3日
最終出場 BCL / 2024年9月29日
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

石川 慧亮(いしかわ けいすけ、2002年5月1日 - )は、東京都板橋区出身の元プロ野球選手外野手)。右投右打。

兄は中日ドラゴンズ投手の石川翔[1]

経歴

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プロ入り前

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板橋区立北野小学校1年時に梶山レッドスターズで野球を始め、板橋区立赤塚第一中学校時代は志村ボーイズに所属し、主に投手中堅手としてプレーした[1]

高校は兄である翔と同じ青藍泰斗高等学校へ進学。1年時の春からベンチ入りし、2年時秋の栃木県大会では優勝を経験。3年時8月に開催されたプロ志望高校生合同練習会では、木製バットを使用し、フリー打撃で2本の柵越えを記録した[1]

2020年のNPBドラフトでは指名漏れを経験するも、早期のNPB入りを目指すためBCリーグのトライアウトを受け栃木ゴールデンブレーブスの特別合格選手となり、練習生として仮契約を結んだ[2]。翌年3月22日には、選手契約を結んだ[3]

BCリーグ・栃木時代

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2021年は、左膝靱帯損傷で2か月間離脱しながらも、公式戦34試合に出場し打率.311・3本塁打・24打点を記録した。

2022年は9本塁打を記録し、地区最多本塁打のタイトルを獲得した[4]。秋には日本独立リーグ野球機構選抜メンバーとしてみやざきフェニックス・リーグに参加。10月16日の対中日ドラゴンズ戦では同球団二軍監督・片岡篤史の計らいで、育成選手として所属する兄・との対戦が実現。初球で遊直に打ち取られた[5]

2023年1月16日、背番号が前年までの33番から3番に変更されることが発表された[6]。この年は公式戦62試合に出場、打率.308・7本塁打・54打点を記録し、6月の月間MVPを受賞[7]。地区最多打点のタイトルを獲得し[8]、リーグのベストナイン(三塁手部門)にも選出された[9]

2024年は公式戦54試合に出場、打率.337、11本塁打(リーグ4位)、51打点を記録し、5月の月間MVPを受賞[10]。リーグ最多打点のタイトルを獲得し、リーグのベストナイン(外野手部門)にも選出された[11]。10月24日に行われた本年のドラフト会議でも指名はなく、10月26日に球団から任意引退が発表された[12]

選手としての特徴・人物

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高校通算22本塁打を放った右の強打者で、自身も「思い切りの良さと、スイングスピードの速さが自分の持ち味」と自らを評している[1]

幼少期から生き物が好きで、栃木入団後は一人暮らしの寂しさもあり、熱帯魚を飼っている[1]

詳細情報

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独立リーグでの打撃成績

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O
P
S
2021 栃木 34 150 135 18 42 5 1 3 58 24 3 1 0 2 10 - 3 18 8 .311 .367 .430 .797
2022 62 269 235 43 66 9 0 9 102 41 5 3 0 2 26 - 6 27 7 .281 .364 .434 .798
2023 62 276 240 38 74 13 1 7 110 54 6 0 0 3 24 - 9 29 4 .308 .388 .458 .846
2024 54 223 196 31 66 16 3 11 121 51 2 3 0 1 21 - 5 16 3 .337 .413 .617 1.030
通算:4年 212 918 806 130 248 43 5 30 391 170 16 7 0 8 81 - 23 90 22 .308 .383 .485 .869
  • 2024年度シーズン終了時
  • 各年度の太字はリーグ最高

独立リーグでのタイトル・表彰

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タイトル
  • 最多本塁打(南地区):1回(2022年)
  • 最多打点(南地区):1回(2023年)
  • 最多打点(リーグ):1回(2024年)
表彰
  • 月刊MVP:2回(2023年6月・南地区野手部門[7]、2024年5月・野手部門[10]
  • ベストナイン:2回(三塁手部門:2023年[9]、外野手部門:2024年)

背番号

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  • 33(2021年 - 2022年)
  • 3(2023年 - 2024年)

脚注

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  1. ^ a b c d e “【スポニチスカウト部(11)】BCリーグ栃木・石川慧亮 意識改革で攻守磨く 空き時間無駄にしない”. スポニチアネックス. (2022年5月3日). https://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2022/05/03/kiji/20220503s00001728025000c.html?amp=1 2022年8月4日閲覧。 
  2. ^ “指名漏れの悔しさ胸に再起 「1年でNPB目指す」 GB特別合格の石川(青藍泰斗高)”. 下野新聞. (2020年11月27日). https://www.shimotsuke.co.jp/articles/-/389621 2022年8月4日閲覧。 
  3. ^ “青藍泰斗高出の石川と選手契約 栃木GB、田辺も”. 下野新聞. (2021年3月23日). https://www.shimotsuke.co.jp/articles/-/431179 2022年8月4日閲覧。 
  4. ^ 2022シーズン 個人タイトル確定のお知らせ”. ベースボール・チャレンジ・リーグ (2022年9月9日). 2022年9月9日閲覧。
  5. ^ “【中日】石川翔、BCL栃木所属の弟・石川慧亮と対戦 登板予定なしも「監督が気を使ってくれました」”. 中日スポーツ. (2022年10月16日). https://www.chunichi.co.jp/article/564799 2022年10月17日閲覧。 
  6. ^ 2023年シーズン契約更新選手及び背番号変更のお知らせ”. 栃木ゴールデンブレーブス (2023年1月16日). 2023年1月16日閲覧。
  7. ^ a b 石川慧亮選手 6月月間MVP受賞のお知らせ”. 栃木ゴールデンブレーブス (2023年7月7日). 2024年3月31日閲覧。
  8. ^ 2023シーズン個人タイトル確定”. ベースボール・チャレンジ・リーグ (2023年9月5日). 2023年9月6日閲覧。
  9. ^ a b 2023シーズン ベストナイン受賞のお知らせ”. 栃木ゴールデンブレーブス (2023年10月11日). 2024年3月31日閲覧。
  10. ^ a b 5月 月間MVP受賞のお知らせ”. 栃木ゴールデンブレーブス (2024年6月7日). 2024年10月27日閲覧。
  11. ^ 2024年ベストナイン・最優秀審判員決定のお知らせ”. ルートインBCリーグ -Baseball Challenge League- (2024年10月11日). 2024年10月14日閲覧。
  12. ^ 退団選手のお知らせ”. 栃木ゴールデンブレーブス (2024年10月26日). 2024年10月27日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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