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神戸中央郵便局

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神戸市中央郵便局から転送)
神戸中央郵便局
基本情報
正式名称 神戸中央郵便局
前身 神戸郵便役所、神戸郵便局
局番号 43001
設置者 日本郵便株式会社
所在地 650-8799
兵庫県神戸市中央区栄町通六丁目2-1
位置 北緯34度40分58.5秒 東経135度10分53.5秒 / 北緯34.682917度 東経135.181528度 / 34.682917; 135.181528
貯金
店名 ゆうちょ銀行 神戸店(大阪支店神戸出張所)
取扱店番号 430010
保険
店名 かんぽ生命保険 神戸支店
(個人向け窓口は郵便局が代理)
特記事項
ATMホリデーサービス実施
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局舎北西交差点前に開店したJPローソン・神戸中央郵便局店

神戸中央郵便局(こうべちゅうおうゆうびんきょく)は、兵庫県神戸市中央区にある郵便局民営化前の分類では集配普通郵便局であった。

概要

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住所:〒650-8799 兵庫県神戸市中央区栄町通六丁目2-1

東京大阪に次いで日本で3番目に中央郵便局となった。

併設施設

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  • ゆうちょ銀行神戸店(大阪支店神戸出張所):取扱店番号430010
  • かんぽ生命保険神戸支店
  • JPローソン神戸中央郵便局店 - 24時間営業。他のローソン店舗とほぼ同様の営業を行うが、ローソンATMは設置していない。[1]

分室

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  • 三宮分室 (43001H) - 郵便業務のみ取扱
    〒651-0096 兵庫県神戸市中央区雲井通7-1-1
  • ポートアイランド分室
    〒650-0046 兵庫県神戸市中央区港島中町4丁目4−3
  • 神戸みなとドライ分室 (43001B) [2] - 繁忙期にゆうパックのみ区分業務が行われる。 
    〒657-0853 兵庫県神戸市灘区灘浜町2-1

以下は、過去に存在した分室である。

  • 中央市場内分室 (43001B) - 郵政民営化に先立ち、長田郵便局中央市場内分室(43268A)へ所属変更された。局番号は神戸みなとドライ分室へ再利用された。
  • 国際ビル内分室 (43001D) - 阪神・淡路大震災によるビル倒壊で閉鎖。その後近隣ビルで業務を再開し、神戸国際会館の新築後に廃止(代替として神戸国際会館内郵便局(42058、無集配特定郵便局)が設置された)。
  • 神戸駅内分室 - 1978年昭和53年)に廃止。
  • 六甲山分室 - 1966年(昭和41年)に廃止。代替として六甲山郵便局が設置された。
  • 三宮分室 - 1958年(昭和33年)に廃止。現在の三宮分室(旧・三宮駅内分室)とは異なる。
  • 外国郵便課分室 - 1949年(昭和24年)に廃止。
  • ポートピア'81分室 - 1981年(昭和56年)に開かれた神戸ポートアイランド博覧会(ポートピア'81)開催に合わせて期間限定で設置された。

沿革

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  • 1872年1月14日明治4年12月5日) - 神戸郵便役所として開設[3]
  • 1872年(明治5年) - 神戸郵便取扱所となる[3]
  • 1873年(明治6年) - 神戸郵便役所に戻る[3]
  • 1874年(明治7年) - 神戸兵庫郵便役所に改称[3]
  • 1875年(明治8年)1月1日 - 神戸兵庫郵便局(一等)となる。翌日より為替取扱を、同年10月2日より貯金取扱を開始[3]
  • 1882年(明治15年) - 神戸郵便局に改称[3]
  • 1885年(明治18年) - 電信取扱を開始[3]
  • 1887年(明治20年)12月1日 - 神戸郵便電信局となる[3]
  • 1903年(明治36年)4月1日 - 通信官署官制の施行に伴い神戸郵便局となる[3]
  • 1929年(昭和4年) - 神戸中央郵便局に改称[4]。東京・大阪に次ぐ日本で3番目の中央郵便局となる。
  • 1945年(昭和20年)6月1日 - 中央市場内分室を設置。
  • 1949年(昭和24年)
    • 3月15日 - 生田区中町に三宮分室を設置。同日、外国郵便課分室を生田区中町から同区栄町六丁目に移転[5]
    • 6月6日 - 生田区元町六丁目から同区栄町六丁目に移転。同日、外国郵便課分室を廃止。
  • 1954年(昭和29年)8月2日 - 六甲山分室において、電話通話事務の取扱を開始。
  • 1956年(昭和31年)3月16日 - 六甲山分室において、和文電報受付事務の取扱を開始。
  • 1956年(昭和31年)11月1日 - 葺合区御幸通八丁目の神戸国際会館内に国際ビル内分室を設置。
  • 1958年(昭和33年)9月26日 - 三宮分室を廃止。
  • 1966年(昭和41年)10月1日 - 六甲山分室を廃止。
  • 1967年(昭和42年)11月6日 - 局舎新築落成。灘郵便局から三宮駅内分室を移管。
  • 1976年(昭和51年)2月1日 - 神戸駅内分室を一時閉鎖。
  • 1978年(昭和53年)10月1日 - 閉鎖中の神戸駅内分室を廃止。
  • 1981年(昭和56年)3月10日 - ポートピア'81分室を期間限定で設置[4]。(9月15日までの営業)
  • 1991年平成3年)10月1日 - 外国通貨の両替および旅行小切手の売買に関する業務取扱を開始。
  • 1995年(平成7年)1月17日 - 阪神・淡路大震災で被災し、半壊。仮設局舎で業務を続ける。ビルの倒壊により国際ビル内分室を一時閉鎖。
  • 1999年(平成11年)
    • 5月17日 - 国際ビル内分室を廃止し、神戸国際会館内郵便局を設置。
    • 7月5日 - 半壊した局舎を改築し、新局舎にて業務を開始。新局舎は旧局舎に比べ延床面積は小さくなったが、完全バリアフリーになった。また、同日廃止された神戸港郵便局から国際郵便交換事務を移管される。
  • 2007年(平成19年)
    • 7月30日 - 中央市場内分室を長田郵便局へ所属変更[6]
    • 10月1日 - 民営化に伴い、併設された郵便事業神戸支店、ゆうちょ銀行神戸店、かんぽ生命保険神戸支店に一部業務を移管。
  • 2011年(平成23年)
    • 6月19日 - 郵便事業神戸支店における船便の国際郵便交換支店業務を川崎港支店に移管。
    • 7月19日 - 三宮駅内分室を神戸市中央区布引町から同市中央区雲井通に移転し、三宮分室に改称。神戸商工貿易ビル内郵便局ポスタルショップサンパルを同分室に統合[7]
  • 2012年(平成24年)
    • 4月24日 - 局舎北西角に「JPローソン」神戸中央郵便局店がオープンする。
    • 10月1日 - 日本郵便株式会社の発足に伴い、郵便事業神戸支店を神戸中央郵便局に統合。

取扱内容

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神戸中央郵便局

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ゆうちょ銀行神戸店

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かんぽ生命保険神戸支店

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  • 個人向け窓口業務は、郵便局が代理店として行う。

風景印

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周辺

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アクセス

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脚注

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  1. ^ JPローソン神戸中央郵便局店の店舗情報
  2. ^ 仕様書 郵便携帯端末機等の売払い” (PDF). 日本郵便株式会社 (2024年2月9日). 2024年2月19日閲覧。
  3. ^ a b c d e f g h i 山口修監修 『全国郵便局沿革録 明治編』P267 日本郵趣出版 1980年12月28日発行
  4. ^ a b 郵政歴史年表
  5. ^ 昭和24年逓信省告示第108・109号(昭和24年3月15日付官報第6648号掲載)
  6. ^ 日本郵政公社ホームページ 「郵便局の改廃情報」平成19年7月20日発表分
  7. ^ 郵便局ホームページ「開局情報(開局・一時閉鎖等)」2011年7月12日発表分

外部リンク

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