銚子中継局
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(神栖中継局から転送)
銚子中継局(ちょうしちゅうけいきょく)は千葉県銚子市松岸見晴台にあるテレビ・FM中継局である。
送信塔は在京広域局と千葉県内向けテレビ・FMとで別々になっている。ここでは同地点に茨城県神栖市向けの域外中継局として設置されている神栖中継局についてもここで記載する。
中継局送信設備概要
[編集]銚子デジタルテレビジョン中継局
[編集]リモコンID | 放送局名 | 物理チャンネル | 空中線電力 | ERP | 放送対象地域 | 放送区域内世帯数 | 偏波面 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
リパック前 | リパック後 | |||||||
1 | NHK東京総合 | 34ch | 51ch | 10W | 145W | 関東広域圏 (茨城県、栃木県及び群馬県を含まない)[1] |
8万676世帯[2] | 水平偏波 |
2 | NHK東京教育 | 26ch | 39ch | 160W | 全国 | |||
3 | ctcチバテレ | 30ch | 150W | 千葉県 | ||||
4 | NTV日本テレビ | 25ch | 33ch | 関東広域圏 | ||||
5 | EXテレビ朝日 | 24ch | 43ch | |||||
6 | TBSテレビ | 22ch | 36ch | |||||
7 | TXテレビ東京 | 23ch | 45ch | |||||
8 | CXフジテレビ | 21ch | 42ch |
- 2006年12月1日 - 開局。千葉県内の地デジ中継局第1号。
- 2010年3月8日 - 放送エリアの拡大を実施。
- 2012年7月9日~10月10日[3] - ctcチバテレ以外の物理チャンネルの変更(リパック)[4]を実施。
銚子アナログテレビジョン中継局
[編集]放送局名 | チャンネル | 空中線電力 | ERP | 放送対象地域 | 放送区域内世帯数 | 偏波面 | 放送開始日 |
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ctcチバテレビ | 39ch | 映像100W 音声25W |
映像1.55kW 音声390W |
千葉県 | 不明 | 水平偏波 | 1971年5月1日 |
NHK東京教育 | 49ch | 映像1.85kW 音声470W |
全国 | 1964年10月6日 | |||
NHK東京総合 | 51ch | 関東広域圏 | |||||
NTV日本テレビ | 53ch | 5万7215世帯[5] | 1964年12月15日[5] | ||||
TBSテレビ | 55ch | ||||||
CXフジテレビ | 57ch | ||||||
EXテレビ朝日 | 59ch | ||||||
TXテレビ東京 | 61ch |
- NHK2波は東京オリンピックを控えた1964年10月6日に開局。民放と鉄塔の大部分を共用するが、空中線部分はNHK2波・民放5波の二股に分かれたキャンデラブラ方式で、二股それぞれ同じ高さに双ループアンテナを有していた[6]。
- 2011年7月24日で運用を終了。
- チバテレビアナログの39chは、2012年7月中旬から10月上旬の期間中にNHK東京デジタル教育のチャンネルに、51chはNHK東京総合のアナログからデジタルに転用された。
FM中継局
[編集]放送局名 | FM周波数 | 空中線電力 | ERP | 放送対象地域 | 放送区域内世帯数 | 偏波面 |
---|---|---|---|---|---|---|
NHK千葉FM | 83.9MHz[7] | 音声30W | 音声74W | 千葉県 | 約-世帯 | 水平偏波 |
BAYFM | 79.3MHz[8] |
神栖中継局
[編集]リモコンID | 放送局名 | 物理チャンネル | 空中線電力 | ERP | 放送対象地域 | 放送区域内世帯数 | 偏波面 |
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1 | NHK水戸総合 | 44ch | 3W | 48W | 茨城県[9] | 2万6947世帯 | 水平偏波 |
放送エリア
[編集]- 公式発表上の放送エリアは、銚子中継局は銚子市の全域と匝瑳市・旭市・香取郡東庄町・山武郡横芝光町及び茨城県神栖市の各一部[10]。神栖中継局は銚子市及び香取郡東庄町の各一部と本来の放送対象区域である茨城県神栖市の一部(旧波崎町地域)。なお、神栖中継局は茨城県域局の中継局である為、指向性が北側と東側に向けられている。
脚注
[編集]- ^ 基幹放送普及計画(昭和63年郵政省告示第660号)(総務省電波利用ホームページ)
- ^ 2010年3月7日までは7万890世帯
- ^ 千葉県銚子デジタルテレビ中継局送信周波数の一部変更について (PDF) - 総務省関東総合通信局(2012年6月29日プレスリリース)
- ^ 地上デジタルテレビジョン放送局チャンネル変更予定表(2011年8月26日時点・総務省発表・参考リンク) (PDF)
- ^ a b 日本テレビ放送網株式会社社史編纂室 編『大衆とともに25年 沿革史』日本テレビ放送網、1978年8月28日、394頁。NDLJP:11954641/214。「中継放送局一覧」
- ^ テレビ放送アンテナ五十年史編集委員会『テレビ放送アンテナ五十年史』pp.209 - 210。なお、同書に掲載されたキャンデラブラ方式の例はほかに前橋中継局のみだが、前橋は同一局舎屋上にNHK中継局の鉄塔と群馬テレビ親局送信所の鉄塔と並べたものであり、鉄塔が二股に分かれていたわけではない。
- ^ https://www.tele.soumu.go.jp/musen/SearchServlet?pageID=4&IT=A&DFCD=0000033410&DD=1&styleNumber=01
- ^ https://www.tele.soumu.go.jp/musen/SearchServlet?pageID=4&IT=A&DFCD=0000036257&DD=1&styleNumber=01
- ^ 2012年11月16日公表の総務省関東総合通信局「管内4局の地上デジタルテレビジョン放送局(中継局)を予備免許 ≪筑西、神栖、太田、太田金山中継局≫」より
- ^ 参考リンク