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福満寺 (柏市)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
福満寺
所在地 千葉県柏市大井1708
位置 北緯35度51分11秒 東経140度00分15.5秒 / 北緯35.85306度 東経140.004306度 / 35.85306; 140.004306座標: 北緯35度51分11秒 東経140度00分15.5秒 / 北緯35.85306度 東経140.004306度 / 35.85306; 140.004306
山号 教永山
院号 積善院
宗派 天台宗
本尊 阿弥陀如来
創建年 桓武天皇の御代(781年 - 806年
開山 権大僧都尊慶
札所等 東葛印旛大師八十八ヶ所霊場第7・54番札所、関東九十一薬師霊場第79番札所、下総三十三ヶ所観音霊場第14番札所
法人番号 8040005013928 ウィキデータを編集
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福満寺(ふくまんじ)は、千葉県柏市にある天台宗寺院

歴史

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桓武天皇の御代(781年 - 806年)、権大僧都尊慶によって開山された。印西市泉倉寺の末寺である。中世に大いに寺運興隆したが、戦国時代以降、4回も火事に遭い、多くの寺宝を失っている[1]

中世期の寺運興隆を反映して、境内には多くの板碑堂宇を有している。中でも観音堂にある観音菩薩像は聖徳太子の作で、坂巻若狭守の守本尊と伝えられている。4回に及ぶ火災の難を免れていることから「火伏せの観音」の異名を持つ。住職一代ごとの開帳しか許されない秘仏である[1]

かつての境内は、隣の大井香取神社の境内も含み、広範囲に及んでいた。当寺の山門鐘楼と一体化した鐘門となっている。当時の住職恵深が秘仏の観音像を背負い、房総三国(安房国上総国下総国)を巡錫して寄付を募ったという[1]

交通アクセス

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脚注

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  1. ^ a b c 沼南町史編さん委員会 編『沼南風土記』沼南町、1981年、117-119p

参考文献

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  • 沼南町史編さん委員会 編『沼南風土記』沼南町、1981年