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秋田新幹線車両保有

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
秋田新幹線車両保有 株式会社
種類 株式会社
市場情報 非上場
本社所在地 010-0001
秋田県秋田市中通7-1-1
設立 1995年5月16日[1]
業種 サービス業
事業内容 リース事業
代表者 代表取締役社長 西村哲男
資本金 115億7500万円
売上高 19億6100万円
(2006年度末)
総資産 113億3794万7000円
(2006年度末)
従業員数 8名
決算期 3月末
主要株主 秋田県 99.6%
東日本旅客鉄道 0.4%
特記事項:2010年3月31日付けで会社解散
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秋田新幹線車両保有株式会社(あきたしんかんせんしゃりょうほゆう)は、かつて秋田県に本社を置いた第三セクター企業である。秋田新幹線用の鉄道車両所有し(私有車)運行を行う東日本旅客鉄道(JR東日本)に貸し付けていた。

概要

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奥羽本線田沢湖線の高速化利便性向上のため、秋田・盛岡間新幹線在来線直行特急化事業に係る、秋田・東京間の新幹線在来線直行運転車両を確保することを目的として秋田県とJR東日本が出資し設立された[2]

2010年1月21日、所有車両のリース期間満了にともない、同年3月末をもって解散することが決議され[3]、同年3月31日に解散した。所有車両は23億5400万円でJR東日本に売却され、秋田県からの出資金115億円は返還された[4]

沿革

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  • 1995年5月16日 - 秋田新幹線車両保有株式会社設立[1]。設立時の株主比率は秋田県が50.5%、JR東日本が49.5%、資本金は1億100万円であった[1]
  • 1997年3月22日 - JR東日本に貸し付けているE3系車両が営業運転を開始。
  • 2010年
    • 3月22日 - E3系のリース期間満了に伴い、所有する全車両をJR東日本に有償譲渡。
    • 3月31日 - 会社解散。

所有車両

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  • 秋田新幹線「こまち」号で使用されている車両。
    • E3系…16本(R1 - R16編成のうち、増結車E328形を除く5両。計80両)

出典

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  1. ^ a b c “「秋田新幹線車両保有」が発足 JR東日本に車両リース”. 交通新聞 (交通新聞社): p. 1. (1995年5月19日) 
  2. ^ 『新幹線の歴史 - 政治と経営のダイナミズム』p.209
  3. ^ 県に出資金115億円返還へ 秋田新幹線車両保有会社 秋田魁新報 2010年01月22日
  4. ^ 『新幹線の歴史 - 政治と経営のダイナミズム』p.210

参考文献

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