秋田県道28号秋田岩見船岡線
主要地方道 | |
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秋田県道28号 秋田岩見船岡線 主要地方道 秋田岩見船岡線 あきた・いわみ・ふなおかせん | |
総延長 | 39.5 km |
実延長 | 35.5 km |
制定年 | 1972年 |
開通年 | 未調査 |
起点 | 秋田市卸町1丁目 古川添交差点、国道13号交点【北緯39度42分4.56秒 東経140度6分34.5秒 / 北緯39.7012667度 東経140.109583度】 |
終点 | 大仙市協和船岡字下船岡 船岡交差点、国道13号交点【北緯39度37分45.84秒 東経140度18分35.63秒 / 北緯39.6294000度 東経140.3098972度】 |
接続する 主な道路 (記法) |
国道13号 秋田県道26号秋田停車場線 秋田県道15号秋田八郎潟線 秋田県道41号秋田昭和線 秋田県道232号太平山八田線 秋田県道308号河辺阿仁線 秋田県道316号唐松宇津野線 |
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秋田県道28号秋田岩見船岡線(あきたけんどう28ごう あきたいわみふなおかせん)は、秋田県秋田市から大仙市までの県道(主要地方道)である[1]。
概要
[編集]秋田市卸町の国道13号交点、秋田卸センターから秋田駅方向に向かい路線が始まる。広小路通りを通り、久保田町交差点から奥羽本線を立体交差し、東へ進む。秋田自動車道を立体交差したのち、秋田市太平八田の秋田県道232号太平山八田線交点を右折、秋田市河辺三内の秋田県道308号河辺阿仁線交点まで道なりに進む。県道308号重複区間を経て、岩見川沿いに岨谷峡付近まで路線が続き、秋田市河辺岩見字小平岱から先が未供用で通行不能になる。
再び大仙市協和船岡の秋田県道316号唐松宇津野線終点で路線が始まり、県道316号から直通して淀川沿いに下流へ進む。秋田新幹線・奥羽本線を立体交差したのち、船岡交差点・国道13号交点に至る。
なお、広小路は久保田町交差点から広小路西交差点方面への一方通行区間なので、車両で県道を起点から終点方向へは通れず、2つ南の中央通りを北都銀行本店前交差点から市民市場入口交差点まで迂回することになる。
2011年ころから、長年未着手だった都市計画道路川尻広面線の秋田市南通亀の町の五丁目橋交差点から秋田市旭北錦町の秋田県道56号秋田天王線・山王五丁目交差点までの区間[2]が順次事業化され、当県道の支線として部分的に供用を開始している。
路線データ
[編集]- 総延長 : 39.457 km[3]
- 実延長 : 35.497 km[3]
- 起点 : 秋田県秋田市柳原新田萱場向48番地1(現・卸町一丁目48番1)(国道13号交点、古川添交差点)[4]
- 終点 : 秋田県大仙市協和船岡字下船岡93番(国道13号交点、船岡交差点)[4]
- 未供用区間 : 秋田市河辺岩見字小平岱56番23 - 大仙市協和船岡字琴ヶ沢2番4地先 (3,236 m)[5][3]
歴史
[編集]- 1954年(昭和29年)7月5日 - 都市計画道路の川尻広面線・千秋広面線・秋田環状線の計画が決定される[2]。
- 1972年(昭和47年)3月30日 - 秋田県道に認定される[4]。
- 1990年度(平成2年度) - 手形陸橋が拡幅され3車線になる[6]。
- 1993年(平成5年)5月11日 - 建設省により県道秋田岩見船岡線が主要地方道秋田岩見船岡線に指定される[7]。
- 2011年(平成23年)12月16日 - 秋田市旭北錦町地内(山王五丁目交差点付近)を支線の区域として供用する。[8]
- 2012年(平成24年)6月29日 - 秋田市旭北錦町地内(山王五丁目交差点付近)を支線の区域として供用する。[9]
- 2014年(平成26年)
- 2015年(平成27年)11月27日 - 支線の道路の区域を変更し幅員を最大8.8 mから45 mに拡幅する[11]。
- 2019年(令和元年)11月16日 - 手形陸橋の4車線化が完成、翌17日午後5時から供用開始[6]。
- 2023年(令和5年)
- 2024年(令和6年)
路線状況
[編集]都市計画道路
[編集]- 川尻広面線(一部未供用)
- 千秋広面線
- 秋田環状線
- 中通牛島線
愛称・別称
[編集]秋田市ではそれぞれの通りについて以下の愛称がつけられ、『市民に親しまれる道路愛称』として一覧を公開している[20][21]。
- 南有楽町通り(古川添交差点 - 下新橋交差点)
- 有楽町通り(下新橋交差点 - 五丁目橋交差点)
- 土手長町通り(五丁目橋交差点 - 広小路西交差点)
- 広小路(広小路西交差点 - 久保田町交差点)
- 大手門通り(久保田町交差点 - 千秋城下町交差点[22])
重複区間
[編集]- 秋田県道26号秋田停車場線(秋田市中通1丁目・交点 - 秋田市千秋久保田町・交点)
- 秋田県道308号河辺阿仁線(秋田市河辺三内・地内)、500m[23]
冬期閉鎖区間
[編集]- なし[24]
交通不能区間
[編集]- 秋田市河辺岩見小平岱 - 大仙市協和船岡髪宇津野、4,196 m[25]
道路施設
[編集]地理
[編集]交差する道路
[編集]施設名 | 接続路線名 | 備考 | 所在地 |
---|---|---|---|
古川添交差点 | 国道13号 (=国道46号重複) |
起点 | 秋田市卸町一丁目 |
五丁目橋交差点 | 秋田県道28号秋田岩見船岡線・支線 秋田市道川尻広面線 |
秋田市南通亀の町 | |
二丁目橋交差点 | 秋田県道26号秋田停車場線 | 秋田市中通一丁目 | |
広小路西交差点 | 秋田県道233号土崎港秋田線 | 県道233号終点 県道26号重複区間 |
秋田市千秋明徳町北緯39度43分6.33秒 東経140度7分6.86秒 |
久保田町交差点 | 秋田県道26号秋田停車場線 | 秋田市千秋久保田町北緯39度43分3.56秒 東経140度7分31.72秒 | |
手形山崎町交差点 | 秋田県道15号秋田八郎潟線 | 県道15号起点 | 秋田市手形山崎町北緯39度43分23.61秒 東経140度7分57.49秒 |
秋田県道41号秋田昭和線 | 秋田市広面字堤敷北緯39度43分34.14秒 東経140度8分52.25秒 | ||
秋田県道232号太平山八田線 | 県道232号終点 | 秋田市太平八田字藤ノ崎北緯39度44分28.39秒 東経140度10分42.51秒 | |
秋田県道308号河辺阿仁線 | 重複区間 500m | 秋田市河辺三内地内北緯39度42分41.5秒 東経140度17分34.7秒 | |
(秋田市側終点) | 秋田市河辺岩見字小平岱北緯39度41分41.1秒 東経140度20分19.12秒 | ||
【未供用区間】 3,236 m[3] | |||
(大仙市側起点) | 秋田県道316号唐松宇津野線 | 県道316号終点 | 大仙市協和船岡字上宇津野北緯39度39分52.48秒 東経140度20分57.58秒 |
船岡交差点 | 国道13号 (=国道46号重複) |
終点 | 大仙市協和船岡字下船岡 |
支線
[編集]支線は、都市計画道路川尻広面線の未着手の区間で、部分的に順次供用されており全線開通には至っていない[2][8][9][10]。
施設名 | 接続路線名 | 備考 | 所在地 |
---|---|---|---|
五丁目橋交差点 | 県道28号・現道 | 支線起点 | 秋田市南通亀の町 |
山王五丁目交差点 | 秋田県道56号秋田天王線 | 支線終点 | 秋田市旭北錦町 |
沿線の施設
[編集]支線
[編集]- ドン・キホーテ秋田店(旧中交ホリディスクエア)
脚注
[編集]- ^ a b 建設部道路課(路線名) 2015, p. 1
- ^ a b c “長期未着手都市計画道路について”. 秋田市 (2008年11月10日). 2014年4月26日閲覧。
- ^ a b c d 建設部道路課(道路現況) 2015, p. 6
- ^ a b c 建設部道路課(起点終点) 2015, p. 6
- ^ a b “秋田県公報第2575号” (PDF). 告示第123号. 秋田県 (2014年3月25日). 2014年4月5日閲覧。〔供用区間の廃止告示〕
- ^ a b 佐藤和輝「手形陸橋、4車線に 拡幅終え、きょうから供用 予定から17年遅れで」秋田魁新報、2019年11月17日。
- ^ s:道路法第五十六条の規定に基づく主要な都道府県道及び市道 - 平成五年五月十一日建設省告示第千二百七十号、建設省
- ^ a b “秋田県公報第2344号” (PDF). 告示第536号. 秋田県 (2011年12月16日). 2014年4月26日閲覧。〔供用の開始〕
- ^ a b “秋田県公報第2398号” (PDF). 告示第351号. 秋田県 (2012年6月29日). 2014年4月26日閲覧。〔供用の開始〕
- ^ a b “秋田県公報第2581号” (PDF). 告示第205号. 秋田県 (2014年4月15日). 2014年4月21日閲覧。〔道路の区域の変更〕
- ^ “秋田県公報第2742号” (PDF). 告示第510号. 秋田県 (2015年11月27日). 2015年12月5日閲覧。〔道路の区域の変更〕
- ^ “「一歩間違えれば死んでた」歩道崩落…秋田県記録的大雨の爪痕、映画館も病院も浸水” (html). テレビ朝日 (2023年7月16日). 2023年7月16日閲覧。
- ^ “旭川沿いの歩道が崩落、記録的大雨で高水位続く 川反の対岸、秋田市” (html). 秋田魁新報 (2023年7月16日). 2023年7月16日閲覧。
- ^ “旭川沿いの歩道、復旧工事始まる 車両通行止めは続く” (html). 秋田魁新報 (2023年7月21日). 2023年7月21日閲覧。
- ^ “旭川沿いの車道(主要地方道 秋田岩見船岡線)の通行規制解除について” (html). 秋田県 (2023年7月28日). 2023年7月28日閲覧。
- ^ “旭川沿いの県道、規制解除 秋田中央道は8月1日に片側一方通行可能に” (html). 秋田魁新報 (2023年7月28日). 2023年7月28日閲覧。
- ^ “秋田市旭川沿いの県道、片側一方通行に 解除は2024年3月予定” (html). 秋田魁新報社 (2023年11月20日). 2024年1月6日閲覧。
- ^ “旭川沿いの県道、5カ月ぶりに対面通行 歩道は通行止め続く” (html). 秋田魁新報社 (2024年4月12日). 2024年4月12日閲覧。
- ^ “記録的大雨で崩落した歩道、規制解除 約1年4カ月ぶりに全面復旧 日常の風景戻る 秋田市” (html). FNN プライムオンライン (2024年11月6日). 2024年11月25日閲覧。
- ^ “市民に親しまれる道路愛称”. 秋田市 (2010年9月7日). 2012年11月7日閲覧。
- ^ “道路愛称路線図”. 秋田市 (2010年9月7日). 2013年10月4日閲覧。
- ^ 文献では手形陸橋入口の交差点〜脳血管研究センター〜広小路サークルK広小路店前交差点
- ^ 建設部道路課(道路現況) 2015, p. 7
- ^ “冬期閉鎖路線一覧”. 秋田県 建設部道路課. 2015年11月1日閲覧。
- ^ “通行不能区間一覧”. 秋田県 建設部道路課. 2015年10月27日閲覧。
参考文献
[編集]秋田県建設部道路課が出典元のファイルがリンク切れの場合 出典元のURLは頻繁に変更になる傾向があります。ファイルが見つからない場合は秋田県建設部道路課から検索してください。 |
- 建設部道路課(起点終点)『路線起点終点調書』(PDF)(レポート)秋田県、2015年4月1日 。2016年4月14日閲覧。
- 建設部道路課(道路現況)『地域振興局別道路現況』(PDF)(レポート)秋田県、2015年4月1日 。2016年4月14日閲覧。
- 建設部道路課(路線名)『県道路線名』(PDF)(レポート)秋田県、2015年4月1日 。2016年4月14日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 秋田県 建設部 道路課
- 秋田県 秋田地域振興局 建設部(秋田市・男鹿市・潟上市・南秋田郡全域)
- 秋田県 仙北地域振興局 建設部(大仙市・仙北郡・八幡平頂上付近を除く仙北市全域)