稀鳥まりや
表示
本記事に加筆する際は出典を忘れないでください。 |
稀鳥 まりや(きとり まりや、8月11日[1][2] - )は、元宝塚歌劇団星組の娘役[3]。
東京都港区[1][2]、聖心インターナショナル・スクール出身[1][2]。身長158cm[1]。愛称は「まりや」[1]。
来歴
[編集]2003年、宝塚音楽学校入学。
2005年、宝塚歌劇団に91期生として入団。花組公演「マラケシュ・紅の墓標/エンター・ザ・レビュー」で初舞台[2][3]。その後、星組に配属[3]。
華やかなダンサーとして注目を集め、2007年の「エル・アルコン」で新人公演初ヒロイン[3][2]。
2012年8月5日、「ダンサ セレナータ/Celebrity」東京公演千秋楽をもって、宝塚歌劇団を退団[3]。
人物
[編集]3歳から11歳までスペインのバルセロナで育ったため、スペイン語が堪能[2]。バレリーナに憧れ、14歳からモナコに2年間バレエ留学をしていた[2]。この間にフランス語も覚えたため、英語も合わせれば4ヶ国語を操ることができる[2]。
長い海外生活の中で、母が宝塚ファンだったことから自然と自分も憧れるようになり、宝塚入団を志した[2]。
宝塚歌劇団時代の主な舞台
[編集]初舞台
[編集]- 2005年3 - 5月、花組『マラケシュ・紅の墓標』『エンター・ザ・レビュー』(宝塚大劇場のみ)
星組時代
[編集]- 2005年7 - 8月、『長崎しぐれ坂』『ソウル・オブ・シバ!!』(東京宝塚劇場のみ)
- 2006年1 - 4月、『ベルサイユのばら-フェルゼンとマリー・アントワネット編-』
- 2006年5月、『Young Bloods!!-Twinkle Twinkle Star-』(バウホール) - マリヤ
- 2006年8 - 11月、『愛するには短すぎる』『ネオ・ダンディズム! - 男の美学 -』
- 2007年1月、『ハロー!ダンシング』(バウホール)
- 2007年3 - 7月、『さくら』『シークレット・ハンター』
- 2007年9月、『KEAN』(日生劇場) - サラ
- 2007年11 - 2008年2月、『エル・アルコン-鷹-』 - ジュリエット、新人公演:ギルダ・ラバンヌ(本役:遠野あすか)『レビュー・オルキス-蘭の星-』 新人公演初ヒロイン[3][2]
- 2008年3 - 4月、『赤と黒-原作 スタンダール-』(ドラマシティ・日本青年館・愛知厚生年金会館) - エリザ
- 2008年6 - 10月、『THE SCARLET PIMPERNEL(スカーレット ピンパーネル)』 - サリー、新人公演:マリー・グロショルツ(本役:夢咲ねね)
- 2008年11月、『ブエノスアイレスの風』(日本青年館・バウホール)
- 2009年2 - 4月、『My dear New Orleans(マイ ディア ニュー オリンズ)』 - 少女時代のルイーズ、新人公演:ネティ(本役:夢咲ねね)『ア ビヤント』
- 2009年6 - 9月、『太王四神記 Ver.II』 - ナリ、新人公演:パソン(本役:琴まりえ)
- 2009年10 - 11月、『再会』『ソウル・オブ・シバ!!』(全国ツアー)
- 2010年1 - 3月、『ハプスブルクの宝剣』 - オルガ『BOLERO』[3]
- 2010年4 - 5月、『激情』 - スサーナ『BOLERO』(全国ツアー)
- 2010年7 - 8月、『ロミオとジュリエット』(梅田芸術劇場・博多座)
- 2010年10 - 12月、『宝塚花の踊り絵巻』『愛と青春の旅だち』 - 少年ザック、新人公演:スーザン(本役:妃咲せあら)
- 2011年2月、『愛するには短すぎる』 - クラウディア・へニング『ル・ポァゾン 愛の媚薬II』(中日劇場)
- 2011年4 - 7月、『ノバ・ボサ・ノバ』 - スリの女、新人公演:マダムX(本役:万里柚美)『めぐり会いは再び』 - コリーヌ(エルミダス)
- 2011年8 - 9月、『ノバ・ボサ・ノバ』 - ラービオス『めぐり会いは再び』 - コリーヌ(エルミダス)(博多座・中日劇場)
- 2011年11 - 2012年2月、『オーシャンズ11』 - 記者、新人公演:クィーン・ダイアナ(本役:白華れみ)
- 2012年3 - 4月、柚希礼音スペシャル・ライブ『REON!!』(ドラマシティ・日本青年館)
- 2012年5 - 8月、『ダンサ セレナータ』 - テレーザ『Celebrity』 退団公演[3]
出演イベント
[編集]- 2005年8 - 9月、轟悠ディナーショー『Alpha-20ans FACE OF YU』
宝塚歌劇団退団後の主な活動
[編集]脚注
[編集]出典
[編集]参考文献
[編集]- 監修・著作権者:小林公一『宝塚歌劇100年史 虹の橋 渡りつづけて(舞台編)』阪急コミュニケーションズ、2014年4月1日。ISBN 978-4-484-14600-3。