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立川かしめ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
立川たてかわ かしめ
立川(たてかわ) かしめ
丸に左三蓋松は、立川流定紋である
本名 木村きむら 勇貴ゆうき
生年月日 (1989-03-30) 1989年3月30日(35歳)
出身地 日本の旗 日本愛知県名古屋市守山区
師匠 立川こしら
名跡 1.立川仮面女子
(2015年 - 2016年)
2.立川かしめ
(2016年 - )
出囃子 二ツ目の上がり
活動期間 2015年 -
配偶者 あり
所属 落語立川流

立川 かしめ(たてかわ かしめ、1989年3月30日 - )は、落語立川流に所属する落語家。本名:木村 勇貴

経歴

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名古屋市立苗代小学校名古屋市立守山東中学校愛知県立明和高等学校早稲田大学教育学部理学科地球科学専修を卒業後(早稲田大学寄席演芸研究会OB)[1][2][3]、アサツー ディ・ケイ(現:ADKホールディングス)に4年間勤務。文具や玩具メーカーの営業を担当する[4]

2015年立川こしらに入門。こしらが、入門直後のこの弟子の高座名の命名権(期間1年)をヤフオク!に出品した。落語家の命名権売買は史上初[5]。結果、アイドルグループの仮面女子が25万1000円で落札し、「立川仮面女子」を名乗ることになった[6]。2016年10月、命名権が切れたことにより、こしら命名の「かしめ」に改名。改名初日の10月15日から1週間にわたり、都内3か所の街頭ビジョンにて改名を告知する映像が流れた[7]

2018年10月26日横浜にぎわい座での「立川かしめ前座総決算二つ目イクアリテ」で、大師匠にあたる立川志らくから、「かしめが覚えて演じることができる(持っている)落語50席のうち、音源のみで覚えたものを実際に他の噺家に稽古をつけてもらう」という条件付きでの二ツ目昇進内定をもらった。

2020年4月、二ツ目に昇進。4月15日∶国立演芸場で予定されていた昇進披露興行は新型コロナウイルスの影響で延期され、ゲストに広瀬和生春風亭一之輔三遊亭兼好三遊亭遊雀を招き、口上のみを同所から配信の形で行った。11月25日に渋谷区文化総合センター大和田さくらホールにて、延期になっていた二ツ目昇進披露興行を開催する。

2022年5月6日、師匠のこしらからTwitterにて1000日後に真打昇進の内定を貰った事を報告。

2025年1月30日、真打昇進予定。

芸歴

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人物

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  • 師匠こしらの師匠立川志らくにとって初のプロの専業落語家の孫弟子である。また、その師である談志や5代目柳家小さんにとっても、初の曾孫弟子・玄孫弟子となる[注 1]
  • 三遊亭遊雀とは噺家になる前から面識があった。木村君(本名)が落語家に入門するという噂を聞いた遊雀は、彼が自分のところにやって来るかと思っていたら、こしらに入門したので驚いた。
  • こしらから噺の稽古をつけてもらったことはない。
  • 林家木りんインスタライブをしていた。
  • 2020年5月10日、こしらより、44日間連続出演していたYoutube配信番組『大喜利セーフ22』からの”破門”を宣告されるが、それ以降は大喜利セーフ22の派生番組『OOGIRI22:22(ツーフォー)』を立ち上げ、そちらの司会・配信活動も並行して行っている。

出演

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テレビ

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  • BS日テレ笑点 特大号
    • 「若手大喜利コーナー」座布団運び(2024年7月30日放送)
    • 「若手大喜利コーナー」(2024年8月27日放送[8]
    • 「若手大喜利でどう生きるかコーナー」(2024年9月24日放送[9]

ラジオ

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広告

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YouTube・ネット配信

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舞台

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  • ダンスミュージカル「お私立 花村学園2022」(2022年、スタジオY.D.U) - 坂本一馬 役

映画

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  • 「パラダイス/半島」(2023年) - 鈴木竜 役

脚注

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注釈

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  1. ^ 三遊亭遊雀は元々3代目柳家権太楼の弟子であり、権太楼は5代目柳家つばめの死後に大師匠にあたる小さんの直弟子(預かり弟子)となったため、系譜を当初の入門者毎に遡った場合、遊雀の弟子三遊亭遊かりが小さん初の玄孫弟子となる。
    なお、こしらの弟弟子志ら乃にはプロレスラーASUKA声優関智一が客分格弟子として入門しているので、厳密な専業噺家以外も含めたら志らく初の孫弟子・談志初の曾孫弟子はこちらになる。

出典

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  1. ^ INC, SANKEI DIGITAL (2018年10月11日). “師匠、よろしくお願いします!前座の立川かしめが二つ目昇進を賭けた落語会に挑む/週末エンタメ”. サンスポ. 2023年1月2日閲覧。
  2. ^ 市川寄席|市川市文化会館”. www.tekona.net. 2023年1月2日閲覧。
  3. ^ Inc, Natasha. “早稲田と同志社のサークルOBが集結「OB早同戦」にサスペンダーズや都トム”. お笑いナタリー. 2024年4月12日閲覧。
  4. ^ 山下千穂 (2018年10月11日). “師匠、よろしくお願いします!前座の立川かしめが二つ目昇進を賭けた落語会に挑む/週末エンタメ”. sanspo.com. https://www.sanspo.com/article/20181011-HEN3CBF27RMTRHGF76RMKKIFNM/2/ 
  5. ^ 落語家が弟子命名権をオークション出品 - デイリースポーツ、2015年7月9日、2015年7月17日閲覧。
  6. ^ ヤフオクから落語家「仮面女子」が誕生、仮面女子候補生ユニットの命名権も出品済! - 東京アイドル通信、2015年7月15日、2015年7月17日閲覧。
  7. ^ 落語家「立川仮面女子」が街頭ビジョンで改名発表 - 東京スポーツ、2016年10月15日、2016年11月18日閲覧。
  8. ^ #499 2024年8月27日(火)放送内容”. BS日テレ. 2024年8月28日閲覧。
  9. ^ #502 2024年9月24日(火)放送内容”. BS日テレ. 2024年9月27日閲覧。
  10. ^ 小痴楽の楽屋ぞめき 第36回”. NHK. 2024年2月29日閲覧。
  11. ^ 小痴楽の楽屋ぞめき 第37回”. NHK. 2024年2月29日閲覧。
  12. ^ 小痴楽の楽屋ぞめき 第38回”. NHK. 2024年2月29日閲覧。
  13. ^ 小痴楽の楽屋ぞめき 第39回”. NHK. 2024年2月29日閲覧。
  14. ^ 「連れ慶」応援隊長ページ”. ニューギン. 2024年8月6日閲覧。

外部リンク

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