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笑福亭羽光

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
笑福亭しょうふくてい 羽光うこう
笑福亭(しょうふくてい) 羽光(うこう)
五枚笹は、笑福亭一門定紋である。
本名 中村なかむら 好夫よしお
生年月日 (1972-09-24) 1972年9月24日(52歳)
出身地 日本の旗 日本大阪府高槻市
師匠 笑福亭鶴光
弟子 笑福亭羽太郎
名跡 1. 笑福亭羽光
(2007年 - )
出囃子 藪入り・奥
活動期間 2007年 -
(落語家として)
活動内容 落語家
配偶者 樋口かおる[1]
(ライター・グラフィックデザイナー)
所属 落語芸術協会
松竹芸能
公式サイト 笑福亭羽光 公式サイト
受賞歴
2013年 第12回さがみはら若手落語家選手権 優勝
2013年 第24回北とぴあ若手落語家競演会 大賞
2018年 渋谷らくご創作大賞
2020年 NHK新人落語大賞優勝

笑福亭 羽光(しょうふくてい うこう、1972年9月24日 - )は、大阪府高槻市出身の落語家。本名∶中村 好夫落語芸術協会所属の真打。松竹芸能所属。出囃子は『藪入り・奥』。紋∶五枚笹。現在は静岡県三島市に在住[1][2]

来歴

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大阪府立高槻北高等学校卒業。大阪学院大学経済学部卒業。

南裕一郎(現在はミナミユーとして活動)とのコンビ「カルトかると」、上野友啓とのコンビ「上野・中村」を経て、1998年にお笑いグループ「爆烈Q」に加入。12月には漫画家松田望との合作、「新世紀笑伝説爆烈Q」が第35回週刊少年マガジンギャグ漫画新人賞入選受賞し「のぞむよしお」のペンネーム漫画原作者としての活動も開始する[3]

2007年3月に爆烈Qを解散し、4月、笑福亭鶴光に入門。6月に落語芸術協会にて前座となる。

2011年5月、二つ目昇進。2013年3月、第12回さがみはら若手落語家選手権優勝、9月、第24回北とぴあ若手落語家競演会大賞。

2021年5月上席より三遊亭小笑春風亭昇々春風亭昇吉とともに真打昇進[4]。披露パーティーは3月に開催されたが、5月1日からの寄席での披露は、三度目の緊急事態宣言を受け寄席が休業したことを受けて6月11日からに延期となった。

人物

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中学生時代はMBSヤングタウンの熱心なリスナーであり、後に兄弟子となる笑福亭笑光(後の嘉門達夫、現・嘉門タツオ)の担当する火曜日を中心にハガキ投稿を行っていた。当時より笑光の元師匠である笑福亭鶴光に尊敬の念を抱いていた。

高校時代は落語研究会の部長。大学進学後は素人名人会での出演の経験がある。

関西テレビ放送のお笑い勝ち抜き番組「爆笑BOOING」には、「カルトかると」「上野・中村」として2度出演しているが、どちらの回もすぐに失格した。(「上野・中村」は超!爆笑BOOINGに出演)

落語芸術協会の二ツ目で結成したユニット「成金」に所属している。

義母と妻は、静岡県三島市で「駄菓子カフェせせらぎ」を経営[5]。地域の再開発のため2022年2月でいったん閉店、移転して営業を再開した。

芸歴

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芸風

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師匠譲りの上方落語を演じるほか、自らの幼少期~落語家になる前の芸人時代のエピソードを題材とした新作落語「私小説落語」シリーズも多く手掛ける。

得意ネタ「はてなの茶碗」「鴻池の犬」など。

受賞歴

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  • 第12回さがみはら若手落語家選手権 受賞 演目「西行鼓ヶ滝[6]
  • 第24回北とぴあ若手落語家競演会 北とぴあ大賞受賞 演目「紀州」
  • 第4回 渋谷らくご創作大賞 演目「ペラペラ王国」
  • NHK新人落語大賞 優勝 演目「ペラペラ王国」

主な演目

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古典落語

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新作落語

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  • ペラペラ王国
  • ニューシネマパラダイス
  • 失われたキンタマ(作:三遊亭圓丈[1]

過去のレギュラー番組

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著書

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弟子

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前座

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  • 笑福亭羽太郎 - 2024年3月下席より楽屋入り

関連項目

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脚注

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  1. ^ a b c 樋口かおる (2021年12月28日). “関西弁の上方落語家が三島に移住した理由。笑福亭羽光の他力本願人生とは”. Yahoo!ニュース. 2022年5月14日閲覧。
  2. ^ 三島市役所 (2020年11月19日). “【笑福亭羽光さんがNHK新人落語大賞を受賞されました】”. facebook. 2020年11月29日閲覧。
  3. ^ 松田望 (2013年4月16日). “【過去漫】のぞむよしお編”. 松田望ドットコム. 2021年4月6日閲覧。
  4. ^ 令和3年5月真打昇進について - 落語芸術協会 2020年6月5日
  5. ^ セージ・サバイバー (2019年10月1日). “「ユルい起業」で成功した70代の夢追い女性”. 商業界ON LINE. LINE NEWS. 2020年7月28日閲覧。 “ご主人は三島市在住の落語家・笑福亭羽光師匠。”
  6. ^ https://www.geikyo.com/new/new_detail.php?id=253
  7. ^ 油井雅和 (2020年11月23日). “「ペラペラ王国」とは何? NHK新人落語大賞、笑福亭羽光さんに聞く”. エンタメノート. 毎日新聞. 2020年11月24日閲覧。
  8. ^ (旭) (2017年5月2日). “立川文都さんの形見 ソノ仕事×コノ絶景・落語家の笑福亭羽光さん”. アットエス. 生活文化部ブログ くらしず. 静岡新聞社. 2020年11月24日閲覧。

外部リンク

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