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第21回ワールドスーパージョッキーズシリーズ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

2007年12月1日12月2日阪神競馬場で施行された第21回ワールドスーパージョッキーズシリーズについて記述する。

概要

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本年より夏に行われたサマージョッキーズシリーズの優勝騎手に出場権が与えられ、全出場騎手は11月8日に発表された。11月14日に出場予定だったジョン・ムルタ本人から辞退の申し出があったため、出場騎手がセバスチャン・サンダースに変更されることが発表された。11月28日に抽選会が行われ騎乗馬が確定した。

レーススケジュール

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レース番号 発走時刻 レース名 名称由来 施行距離 出走条件
5回阪神1日第9競走 14時35分 ゴールデンブーツトロフィー ブーツ=長靴 芝・内2000m 3歳以上1000万下
5回阪神1日第11競走 15時45分 ゴールデンホイップトロフィー ホイップ=(ムチ) 芝・外1600m 3歳以上1600万下
5回阪神2日第10競走 15時00分 ゴールデンサドルトロフィー サドル=(クラ) 芝・内1400m 3歳以上1000万下
5回阪神2日第12競走 16時20分 ゴールデンスパートロフィー スパー=拍車 ダート1800m 3歳以上1600万下

出場騎手

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騎手名 地区又は所属 出場回数
エドガー・プラード 北アメリカ アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 5年連続6回目
ジュリアン・ルパルー 初出場
ステファン・パスキエ ヨーロッパ フランスの旗 フランス 2年ぶり2回目
アンドレアシュ・シュタルケ ドイツの旗 ドイツ 初出場
ジョン・ムルタ ヨーロッパ アイルランドの旗 アイルランド 7年ぶり4回目
セバスチャン・サンダース ヨーロッパ イギリスの旗 イギリス 初出場
クレイグ・ウィリアムズ オセアニア オーストラリアの旗 オーストラリア 2年連続2回目
オピー・ボッソン ニュージーランドの旗 ニュージーランド 初出場
ダグラス・ホワイト アジア 香港の旗 香港 2年ぶり4回目
赤岡修次 NAR高知 日本の旗 日本 初出場
田中勝春 JRA美浦 初出場
後藤浩輝 7年ぶり2回目
武豊 JRA・栗東 6年連続19回目
岩田康誠 3年連続3回目
安藤勝己 3年ぶり4回目
角田晃一 初出場

※ジョン・ムルタは出場辞退。角田晃一はサマージョッキーズシリーズの初代チャンピオンとして出場。

補欠騎手

騎手名 所属
杉村一樹 荒尾

レース結果

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12月1日、第1戦のゴールデンブーツトロフィーは後藤浩輝が、第2戦のゴールデンホイップトロフィーは赤岡修次がそれぞれ制し、初日終了時点では赤岡修次が31ポイントで1位、以下安藤勝己とステファン・パスキエが26ポイントで2位タイ、後藤浩輝が22点で4位、クレイグ・ウィリアムズと岩田康誠が16ポイントで5位タイと続いた。

12月2日、第3戦のゴールデンサドルトロフィーはクレイグ・ウィリアムズが、第4戦のゴールデンスパートロフィーはダグラス・ホワイトがそれぞれ制し、クレイグ・ウィリアムズが初日5位から1位となり初優勝を果たした。続いて後藤浩輝が初日4位から2位となり、3位は初日1位の赤岡修次と2位タイの安藤勝己となった。

ポイント表

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  • 競走名のGはゴールデン、Tはトロフィーの略。
順位 騎手名 国・所属 GブーツT GホイップT GサドルT GスパーT トータル
グループ 着順 ポイント グループ 着順 ポイント グループ 着順 ポイント グループ 着順 ポイント
1 C.ウィリアムズ オーストラリア D 14着 1P C 2着 15P B 1着 20P A 4着 11P 47P
2 後藤 美浦 A 1着 20P D 10着 2P C 4着 11P B 5着 10P 43P
3 赤岡修 高知 C 4着 11P B 1着 20P A 11着 2P D 10着 2P 35P
安藤勝 栗東 C 3着 13P B 3着 13P A 6着 6P D 9着 3P
5 岩田康 栗東 C 5着 10P B 6着 6P A 5着 10P D 7着 5p 31P
角田 栗東 D 10着 2P C 14着 1P B 3着 13P A 2着 15P
D.ホワイト 香港 A 8着 4P D 11着 2P C 7着 5P B 1着 20P
8 S.パスキエ フランス B 2着 15P A 4着 11P D 12着 1P C 11着 2P 29P
9 S.サンダース イギリス D 9着 3P C 8着 4P B 2着 15P A 8着 4P 26P
10 A.シュタルケ ドイツ A 6着 6P D 13着 1P C 15着 1P B 3着 13P 21P
11 O.ボッソン ニュージーランド B 12着 1P A 5着 10P D 13着 1P C 15着 1P 13P
E.プラード アメリカ C 11着 2P B 15着 1P A 8着 4P D 6着 6P
13 武豊 栗東 A 7着 5P D 9着 3P C 9着 3P B 13着 1P 12P
14 J.ルパルー アメリカ B 13着 1P A 7着 5P D 14着 1P C 14着 1P 8P
15 田中勝 美浦 D 15着 1P C 12着 1P B 10着 2P A 12着 1P 5P

達成された記録

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  • ジュリアン・ルパルーはゴールデンブーツトロフィーでアドマイヤゴルゴに騎乗し、中央競馬初騎乗を果たした。
  • 赤岡修次はゴールデンホイップトロフィーをカネトシツヨシオーに騎乗して制し、中央競馬初勝利を挙げた。
  • 優勝したクレイグ・ウィリアムズは、オーストラリア及び南半球所属騎手として初優勝を果たした。