第45独立砲兵旅団 (ウクライナ陸軍)
表示
第45独立砲兵旅団 | |
---|---|
創設 | 2016年8月1日 |
所属政体 | ウクライナ |
所属組織 | ウクライナ陸軍 |
部隊編制単位 | 旅団 |
兵科 | ロケット・砲兵 |
兵種/任務 | 火力支援 |
所在地 | リヴィウ州ヤーヴォリウ |
上級単位 | 予備軍団 |
戦歴 | ロシアのウクライナ侵攻 |
指揮官 | オレグ・ファイデュク大佐 |
ミュロン・タルナフスキー名称第45独立砲兵旅団(だい45どくりつほうへいりょだん、ウクライナ語: 45-та окрема артилерійська бригада)は、ウクライナ陸軍の旅団。予備軍団隷下。
部隊名には、「ミュロン・タルナフスキー」の名称が冠されている[1]。
概要
[編集]ドンバス戦争
[編集]2016年8月1日、ドンバス戦争の影響に伴い、予備軍団(予備役)の砲兵部隊として、リヴィウ州で創設された[2]。
ロシアのウクライナ侵攻
[編集]→「キーウの戦い (2022年)」も参照
2022年2月24日から、ロシアのウクライナ侵攻では、旅団司令部が徴集兵を含む52人の軍人で維持されていたため、兵員の9割を動員兵で充足して3日で再編された。侵攻前は砲兵とは無関係の民間人新兵が多かったが、祖国防衛で士気は高く3月上旬には第57榴弾砲大隊、第62榴弾砲大隊、第87対戦車砲大隊が北部キーウ州キーウ、第64榴弾砲大隊が中部ドニプロペトロウシク州クルィヴィーイ・リーフに実戦配備され、友軍を火力支援した[2]。
南部・ザポリージャ戦線
[編集]2022年3月中旬、旅団司令部、第59榴弾砲大隊、第411独立小銃大隊が南部ザポリージャ州ザポリージャに配備された[2]。
2022年5月、第411独立小銃大隊が南部ザポリージャ州ポロヒー地区フリャイポレに配備されている[2]。
北東部・ハルキウ戦線
[編集]→「2022年ウクライナの東部反攻」も参照
2022年8月から、第62榴弾砲大隊が北東部ハルキウ州に再配置され、2022年ウクライナの東部反攻に火力支援で参加し、ハルキウ州の大部分を解放した[2][3]。
東部・バフムート戦線
[編集]→「ソレダルの戦い」も参照
2023年1月、東部ドネツィク州バフムート地区に再配置され、ソレダルの友軍を火力支援した[4]。
東部・スヴァトヴェ-クレミンナ戦線
[編集]→「第二次クレミンナの戦い」も参照
2024年3月、東部ルハーンシク州セヴェロドネツィク地区に再配置され、クレミンナの友軍を火力支援している[5]。
編制
[編集]ギャラリー
[編集]出典
[編集]- ^ “УКАЗ ПРЕЗИДЕНТА УКРАЇНИ №671/2024”. ウクライナ大統領府. 2024年10月1日閲覧。
- ^ a b c d e Russia’s Pointless Attacks In Bakhmut Are Running Into A Wall Of Ukrainian Artillery ヴゴロス
- ^ Артилерія ЗСУ на Харківщині знищила техніку росіян MIL.IN.UA
- ^ Video Shows Wagner Soldiers Attacked by Dive-Bombing Drone: Researcher ニューズウィーク
- ^ Don's Weekly, 18 March 2024: Part 1 トム・クーパー