筒井淳也
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筒井 淳也(つつい じゅんや、1970年 - )は日本の社会学者。専門は計量社会学、家族社会学。トロント大学社会学部客員教授等を経て、立命館大学産業社会学部教授。不動産協会賞、社会調査協会賞受賞。
人物・経歴
[編集]福岡県古賀市出身。福岡県立福岡高等学校を経て、一橋大学社会学部卒業、一橋大学大学院社会学研究科修士課程修了、同博士課程中退。2005年専門社会調査士。2008年、論文「親密性の社会学 : 縮小する家族のゆくえ」により一橋大学博士(社会学)。審査員は、平子友長、町村敬志、安川一[1][2]。
光陵女子短期大学国際教養学科専任講師、名古屋商科大学総合経営学部助教授などを経て、2014年から立命館大学産業社会学部現代社会学科教授。2018年京都市男女共同参画審議会委員長。2019年日本数理社会学会副会長、内閣府第4次少子化社会対策大綱のための検討会委員、八尾市男女共同参画審議会委員長。京都大学大学院文学研究科非常勤講師、三重大学人文学部非常勤講師、関西学院大学大学院社会学研究科非常勤講師、東京大学大学院教育学研究科非常勤講師なども務める[1]。
2016年不動産協会賞受賞[3]。同年、社会調査協会賞(優秀研究活動賞)受賞[4]。2018年日本人口学会普及奨励賞受賞[5]。
著作
[編集]単著
[編集]- 『制度と再帰性の社会学』(ハーベスト社 2006年)
- 『親密性の社会学』(世界思想社 2008年)
- 『仕事と家族』(中公新書 2015年、不動産協会賞受賞)
- 『結婚と家族のこれから~共働き社会の限界~』(光文社新書 2016年)
- Work and Family in Japanese Society(Springer 2019年)
- 『社会を知るためには』(ちくまプリマー新書 2020年)
- 『社会学:非サイエンス的な知の居場所』(岩波書店 2021年)
- 『数字のセンスを磨く』(光文社新書 2023年)
- 『未婚と少子化』(PHP新書 2023年)
共著
[編集]- 『Stataで計量経済学入門』(ミネルヴァ書房 2007年/第2版 2011年)
- 『計量社会学入門』(世界思想社 2015年)
- 『危機に対峙する思考』(梓出版社 2016年)
- 『ポスト工業社会における東アジアの課題』(ミネルヴァ書房 2016年)
- 『パネルデータの調査と分析・入門』(ミネルヴァ書房 2016年)
- 『社会学入門』(有斐閣 2017年)
- 『社会学はどこから来てどこへ行くのか』(有斐閣 2018年)
訳書
[編集]- アンソニー・ギデンズ『モダニティと自己アイデンティティ』(共訳)(ハーベスト社 2005年)
- ナン・リン 『ソーシャル・キャピタル―社会構造と行為の理論』(共訳)(ミネルヴァ書房 2008年)
出典
[編集]- ^ a b 「筒井 淳也」立命館大学
- ^ 「博士論文審査要旨」一橋大学
- ^ 「筒井立命館大教授らを表彰 著作物対象の不動産協会賞」SankeiBiz2016.4.18
- ^ 「平成28年度 社会調査協会賞 授賞式が執り行われました」社会調査協会2016.11.20
- ^ ツツイ ジュンヤ 筒井 淳也 TSUTSUI Junya立命館大学立命館大学 研究者学術情報データベース