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納谷和玖

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

納谷 和玖(なや かずひさ、1973年11月22日 - )とは、大井競馬場所属の元騎手、現調教師である。神奈川県出身[1]、血液型O型。

騎手時代

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1991年3月31日付けで地方競馬騎手免許を取得[1]し、久保杉利明厩舎から騎手デビュー。同年5月1日、大井競馬第6競走(サラ系C2十二組一般戦)アサヒシヨウウンでレース初騎乗[1](12頭立て9番人気7着)。同年6月18日、大井競馬第4競走(サラ系4歳条件戦)でカネマーチに騎乗(12頭立て8番人気)し、23戦目で[2]初勝利を挙げる[1]

本人は3年目(1993年)までは順調だったと述べている[2]がその後成績が低迷、出直すために所属厩舎を変更している[2]

2003年8月14日、大井競馬場で行われた第37回黒潮盃でジョイフルハヤテ(16頭立て11番人気)に騎乗し逃げ切り重賞初勝利となる[2]

2006年には中央競馬で騎乗する機会があり、4月16日には中山競馬第5競走(3歳500万下)で9着、5月6日には東京競馬第6競走(3歳500万下)で10着となった。

2007年5月25日、大井競馬第7競走(特選B2四組B3四組一般戦)でピエールマドンナ(14頭立て2番人気)に騎乗し、地方競馬通算300勝を達成[3]

2007年8月4日付けで栗田知治厩舎から荒居貴美夫厩舎へ所属変更[4]。荒居の調教師引退に伴い2008年5月26日付けで杉山康史厩舎へ[5]、さらに同年6月16日付けで田中康弘厩舎へと所属が変更された[6]

調教師転身のため、2008年9月19日のレース騎乗を最後に騎手を引退[1]。同年10月9日、第8競走終了後に引退式が実施された[1][7]

地方通算成績は4507戦317勝・2着410回・3着405回・勝率7.0%・連対率16.1%。中央競馬2戦0勝。

勝負服

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騎手時代の勝負服の柄は青・黄山形一文字である[1]

おもな騎乗馬

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  • ジョイフルハヤテ(2003年黒潮盃)[2]
  • ロビンランサー(種牡馬

調教師時代

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2008年9月29日付けで調教師免許を取得[8]。翌2009年5月25日付けで大井競馬場本場に10馬房を割り当てられ、厩舎を開業[9]

管理馬の初出走は2009年5月31日、大井競馬第7競走(C2四組五組条件戦)のジョイフルキット(14頭立て1番人気7着)[10]。初勝利は同年6月26日の大井競馬第3競走(3歳40万円以上82万円未満)に出走したカズノリマンド(14頭立て8番人気)で、開業7戦目であった[11]

地方通算成績は921戦73勝・2着81回・3着65回・勝率7.9%・連対率16.7%(2015年9月16日現在)。

脚注

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  1. ^ a b c d e f g 納谷和玖騎手の引退について(東京シティ競馬、2008年9月19日)
  2. ^ a b c d e TCK Column vol.71 TCKジョッキーヒストリーWEB版 Vol.5 納谷 和玖騎手 編(東京シティ競馬)
  3. ^ 大井の納谷和玖騎手、通算300勝達成(netkeiba.com、2007年5月25日)
  4. ^ 納谷和玖騎手の所属きゅう舎変更について(東京シティ競馬、2007年8月2日)
  5. ^ 納谷和玖騎手および矢吹誠騎手の所属きゅう舎変更について(東京シティ競馬、2008年5月22日)
  6. ^ 納谷和玖騎手の所属きゅう舎の変更について(東京シティ競馬、2008年6月12日)
  7. ^ 高橋華代子 (2008年10月11日). “納谷和玖騎手の引退式リポ”. 南関魂. 南関東4競馬場. 2010年7月28日閲覧。
  8. ^ 平成20年度第2回免許試験新規合格者発表(地方競馬全国協会、2008年9月19日)
  9. ^ 調教師の厩舎開業について(東京シティ競馬、2009年5月13日)
  10. ^ 中川明美 (2009年5月31日). “納谷和玖厩舎OPEN”. 中川明美の南関あらうんど. 競馬ブック. 2010年7月28日閲覧。
  11. ^ 納谷 和玖 調教師 初勝利!!(東京シティ競馬、2009年6月26日)

関連項目

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外部リンク

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