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純アリス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
じゅん ありす
純 アリス
本名 三浦 雅璃子
別名義 津々見 マリ
生年月日 (1953-06-20) 1953年6月20日
没年月日 (2019-07-12) 2019年7月12日(66歳没)
出生地 日本の旗 日本広島県呉市
死没地 日本の旗 日本東京都
職業 女優タレント
ジャンル テレビドラマ舞台
配偶者 三浦浩一
著名な家族 三浦孝太(次男)
三浦涼介(三男)
所属劇団 東京キッドブラザース
主な作品
テレビドラマ
ママはライバル
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純 アリス(じゅん アリス、1953年6月20日[1] - 2019年7月12日[2])は、日本タレントグラビアアイドル女優。本名:三浦 雅璃子(みうら まりこ)[1][2]。三浦 真理子(みうら まりこ)[3]。旧姓は久保(くぼ)[4]広島県呉市出身[1][2][3][5]。アクトエンタープライズに所属していた[1]。身長164cm、B83cm、W57cm、H86cm(1980年6月)[3]

夫は俳優三浦浩一[5]。次男の三浦孝太、三男の三浦涼介はともに俳優である[2](次男の孝太は2021年に芸能界を引退)。

経歴

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父親は戦後、当地に駐留したニュージーランド兵[3][5]。母は日本人[3][4][5]。一人っ子[3]。2歳のときに両親が離婚[5]。父親はニュージーランドに帰国し、母は上京[5]。雅璃子は兵庫県神戸市の祖母のもとで育てられ、中学二年で上京したが、母のもとではなく、叔母の家に預けられた[5]。物心ついたときから雅璃子は家庭というものを知らずに育った[5]。雅璃子はニュージーランド国籍であった[5]

東京音楽大学付属高等学校在学中にスカウトされて[3]ファッションモデルとなり、津々見 マリの芸名で[3]、「装苑」などの様々なファッション雑誌に登場する[3][4]松尾ジーナ秋川リサに次ぐ人気モデルとも称され[3]、爆発的人気を得て1970年代前半のCMファッション誌、男性誌のグラビアを飾った[6]

テレビドラマ歌手としても活躍し[7]1972年TBSテレビドラマママはライバル』に、主人公の父親役の高橋悦史の再婚相手となる青海マリ役で女優としてデビューする。この際に、本作の原案者である脚本家佐々木守により、「清純」と『不思議の国のアリス』から、純 アリスと命名される[4]。主演の岡崎友紀は同級生である。1973年5月には「アザミの花」で歌手デビューした[3]

1977年、友人と東京キッドブラザースの舞台を観て魅了され[3]、「舞台で自分を表現したい」と同劇団に入団[2][3]柴田恭兵や、坪田直子、三浦浩一とともに同劇団の看板役者として活躍した[3]

1980年に、東京キッドブラザースでほぼ同期の三浦浩一と結婚[5][2]。結婚後は、夫婦揃ってテレビショッピングに司会として出演していた[2]

2019年7月12日のため東京都内の病院で死去[2]。66歳没。

出演作品

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テレビドラマ

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その他のテレビ番組

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CM・広告

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ディスコグラフィー

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シングル

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脚注

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  1. ^ a b c d e 日本タレント名鑑'93』VIPタイムズ社、1993年、515頁。 
  2. ^ a b c d e f g h “純アリスさん66歳死去、80年に三浦浩一と結婚”. 日刊スポーツ社. (2019年7月16日). https://www.nikkansports.com/entertainment/news/201907160000846.html 2019年9月18日閲覧。 
  3. ^ a b c d e f g h i j k l m n 加藤安貞・奥村正雄「独占スクープ 『東京キッドブラザース』の人気者 三浦浩一(26歳)と純アリス(26歳)が結婚へ 密かにはぐくんだ愛の日々」『週刊平凡』1980年6月12日号、平凡出版、24–27頁。 
  4. ^ a b c d e 福島民報』1973年12月27日付朝刊、5面。
  5. ^ a b c d e f g h i j 「完全独占 東京キッドブラザース三浦浩一(26)・純アリス(26)が4月22日入籍 11月22日挙式」『週刊明星』1980年6月22日号、集英社、28-31頁。 
  6. ^ 「あの人に聞くインタビュー」第六回 三浦 浩一さん(俳優)
  7. ^ ママはライバル|ドラマ・時代劇|TBS CS[TBSチャンネル] - TBS