美し国三重市町対抗駅伝
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美し国三重市町対抗駅伝 (うましくにみえしちょうたいこうえきでん)は、三重県全29市町で競い合う駅伝大会。
概要
[編集]2008年初開催。津市の三重県庁舎前から伊勢市の三重交通Gスポーツの杜伊勢(三重県営総合競技場)迄の42.195kmを、小学生から一般まで10区間全29市町対抗で行う駅伝大会。
- 上位と下位の差が開きすぎるため、出場市町の半分以上は繰り上げスタートとなってしまう事態が発生している。そのため、第8回大会からはスタート時間変更及び繰り上げスタート時間を変更された。
- スタート時間 9:00→8:45
- 繰り上げスタート
- 第1,2,3,5,6,7,8中継所トップ通過から10分後繰り上げスタート
- 第5,9中継所トップ通過から5分後繰り上げスタート→全区間トップ通過から10分後繰り上げスタートとなった
- 第6回大会からは、一部の市町で補欠選手により編成された別チーム(但しオープン参加扱い)も出場している。
大会の模様は第1回大会から地元放送局の三重テレビで放送されるが、編成の都合などからか、後日1時間程度にまとめた特別番組として放送される。 第3回大会からはスタート前より生放送が行われ、その日の夜に全中継所の様子や区間賞のインタビュー、表彰式の様子などが録画放送で放送された。
2021年の第14回大会[1]、2022年の第15回大会[2]は、新型コロナウイルス感染症拡大の状況をふまえ中止が発表された。
コース
[編集]1区 | 三重県庁前 | → | 矢田カップ店前 | 1.28km | 小学生女子 |
2区 | 矢田カップ店前 | → | 大倉交差点ガリバー前 | 1.85km | 小学生男子 |
3区 | 大倉交差点ガリバー前 | → | 竹屋牛肉店前 | 3.83km | 中学生男子 |
4区 | 竹屋牛肉店前 | → | ファミリーマート三雲中道店前 | 5.58km | ジュニア女子 |
5区 | ファミリーマート三雲中道店前 | → | メガネ赤札堂前 | 4.60km | 40歳以上男子 |
6区 | メガネ赤札堂前 | → | JAみえなか くしだ支店前 | 6.36km | ジュニア男子 |
7区 | JAみえなか くしだ支店前 | → | 中日新聞明和専売所前 | 2.89km | 一般女子 |
8区 | 中日新聞明和専売所前 | → | ザ・ビッグエクストラ玉城店前 | 3.43km | 中学生女子 |
9区 | ザ・ビッグエクストラ玉城店前 | → | 度会橋東詰 | 5.45km | ジュニア以上女子 |
10区 | 度会橋東詰 | → | 三重交通Gスポーツの杜伊勢 | 6.925km | ジュニア以上男子 |
- 第3回(2010年)よりエントリー区間を一部変更。
- 20歳以上女子と中学生女子(3区と8区)を入れ替え
- 40歳以上男子と中学生男子(4区と5区)を入れ替え
- 第8回(2015年)より区間距離を一部変更。
- 中学生女子(3区)3.76km→3.83km、中学生男子(4区)5.65km→5.58km
- ジュニア女子(9区)5.95km→5.45km、20歳以上男子(10区)6.495km→6.925km
- 第9回(2016年)と第10回(2017年)は陸上競技場が改修工事で使えなかったため10区は0.5km短く、全長41.695kmとなっていた。
- 第18回(2025年)よりコース区間とエントリー対象者を一部変更[3]。
- 中学生女子・3区(3.83km)から8区(3.43km)に変更
- 中学生男子・4区(5.58km)から3区(3.83km)に変更
- 20歳以上女子・8区(3.43km)から9区(5.45km)に変更、「ジュニア以上女子」に拡大
- ジュニア女子・9区(5.45km)から4区(5.58km)に変更
- 「20歳以上女子」が「ジュニア以上女子」に変更に伴い、10区「20歳以上男子」の対象者を「ジュニア以上男子」に拡大
出場市町
[編集]市の部
桑名市(1)、いなべ市(2)、四日市市(3・21)、鈴鹿市(4・24)、亀山市(5)
津市(6・25)、松阪市(7・26)、伊勢市(8・22)、鳥羽市(9)、志摩市(10)
伊賀市(11)、名張市(12)、尾鷲市(13)、熊野市(14)
町の部
木曽岬町(51)、東員町(52)、菰野町(53)、朝日町(54)、川越町(55・23)
多気町(56)、明和町(57)、大台町(58)、玉城町(59)、度会町(60)
大紀町(61)、南伊勢町(62)、紀北町(63)、御浜町(64)、紀宝町(65)
- カッコ内数字は各市町のゼッケン番号。
- ゼッケン番号21~26はオープン参加扱いのチームで、第13回大会のもの。
歴代優勝市町
[編集]回 | 開催日 | 総合順位 | 市の部優勝 | 町の部優勝 | ||
---|---|---|---|---|---|---|
1位 | 2位 | 3位 | ||||
1 | 2008年3月16日 | 伊勢市 | 鈴鹿市 | 津市 | 伊勢市 | 菰野町(6) |
2 | 2009年2月22日 | 鈴鹿市 | 伊勢市 | 桑名市 | 鈴鹿市 | 菰野町(6) |
3 | 2010年2月21日 | 津市 | 桑名市 | 鈴鹿市 | 津市 | 菰野町(6) |
4 | 2011年2月20日 | 鈴鹿市 | 津市 | 桑名市 | 鈴鹿市 | 菰野町(10) |
5 | 2012年2月19日 | 四日市市 | 津市 | 鈴鹿市 | 四日市市 | 川越町(8) |
6 | 2013年2月17日 | 津市 | 桑名市 | 鈴鹿市 | 津市 | 菰野町(4) |
7 | 2014年2月16日 | 伊勢市 | 津市 | 鈴鹿市 | 伊勢市 | 菰野町(5) |
8 | 2015年2月15日 | 松阪市 | 四日市市 | 伊勢市 | 松阪市 | 川越町(6) |
9 | 2016年2月21日 | 桑名市 | 四日市市 | 鈴鹿市 | 桑名市 | 川越町(4) |
10 | 2017年2月19日 | 四日市市 | 津市 | 桑名市 | 四日市市 | 川越町(7) |
11 | 2018年2月18日 | 桑名市 | 四日市市 | 伊勢市 | 桑名市 | 川越町(7) |
12 | 2019年2月17日 | 桑名市 | いなべ市 | 四日市市 | 桑名市 | 川越町(6) |
13 | 2020年2月16日 | 鈴鹿市 | 桑名市 | いなべ市 | 鈴鹿市 | 菰野町(4) |
14 | 新型コロナウイルス感染症の状況をふまえ開催中止[1][2] | |||||
15 | ||||||
16 | 2023年2月19日 | 鈴鹿市 | 松阪市 | 四日市市 | 鈴鹿市 | 川越町(5) |
17 | 2024年2月18日 | 四日市市 | 桑名市 | 津市 | 四日市市 | 菰野町(6) |
- 町の部優勝のカッコ内数字は総合順位
大会運営
[編集]- 主催[4]
- 協力[4]
- 後援[4]
- 特別協賛[4]
- 協賛[4]
- NTT西日本三重支店
- Honda Cars三重北
- AGF鈴鹿
- 株式会社赤福
- グリコマニュファクチャリングジャパン株式会社 三重工場
市町村対抗駅伝を行っている他の都道府県
[編集]- 青森県(青森県民駅伝競走大会)
- 岩手県(一関・盛岡間駅伝競走大会)
- 山形県(山形県縦断駅伝競走大会)
- 福島県(市町村対抗福島県縦断駅伝競走大会)
- 栃木県(栃木県郡市町対抗駅伝競走大会)
- 新潟県(新潟県縦断郡市対抗駅伝競走大会)
- 長野県(長野県市町村対抗駅伝競走大会)
- 神奈川県(市町村対抗かながわ駅伝競走大会)
- 岐阜県(ぎふ清流郡市対抗駅伝競走大会)
- 静岡県(しずおか市町対抗駅伝)
- 愛知県(愛知県市町村対抗駅伝競走大会)
- 和歌山県(和歌山県市町村対抗ジュニア駅伝競走大会)
- 兵庫県(兵庫県郡市区対抗駅伝)
- 香川県(郡市対抗源平駅伝)
- 徳島県(徳島駅伝)
- 高知県(県市町村対抗駅伝)
- 佐賀県(郡市対抗県内一周駅伝大会)
- 長崎県(郡市対抗県下一周駅伝大会)
- 鹿児島県(鹿児島県下一周市郡対抗駅伝競走大会)
脚注
[編集]- ^ a b 三重とこわか国体・三重とこわか大会開催記念「第14回美し国三重市町対抗駅伝」を中止します三重県(2021年01月30日)2022/02/06閲覧
- ^ a b 「第15回美し国三重市町対抗駅伝」を中止します三重県(2022年01月26日)2022/02/06閲覧
- ^ 「第18回美し国三重市町対抗駅伝」要項の変更点美し国三重市町対抗駅伝 2024/10/26閲覧
- ^ a b c d e “「第16回美し国三重市町対抗駅伝」要項” (PDF). 美し国三重市町対抗駅伝実行委員会. 2023年2月19日閲覧。
関連項目
[編集]- 高見澤安珠 - 本駅伝を契機に陸上競技を始めた。
外部リンク
[編集]- 美し国三重市町対抗駅伝 - 三重陸上競技協会