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色部義昭

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
いろべ よしあき

色部 義昭
生誕 日本の旗 日本 千葉県
教育 東京芸術大学大学院修士課程修了
公式サイト http://irobe.ndc.co.jp/
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色部 義昭(いろべ よしあき、1974年 - )は日本グラフィックデザイナー、アートディレクター。東京芸術大学デザイン科非常勤講師、株式会社日本デザインセンター取締役[1]

来歴

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1974年、千葉県我孫子市で生まれ、同県柏市で育つ。2001年東京芸術大学美術学部デザイン科を卒業、同大学大学院美術研究科修士課程に進み、2003年に修了して株式会社日本デザインセンターに入社した[2]

原デザイン研究所などでの勤務を経て、2011年に日本デザインセンター内に色部デザイン研究室を設立(2018年に色部デザイン研究所に名称変更)[1]

グラフィックデザインをベースに平面から立体、空間を含む作品を手がける。主な仕事にOsaka MetroのCI、国立公園のVI、東京芸術大学のVIや、草間彌生美術館・市原湖畔美術館・天理駅前広場Cofufun・須賀川市民交流センターtetteなど公共施設のVIとサイン計画、富山県美術館・DIC川村記念美術館のサイン計画。「TAKEO PAPER SHOW 2011−本」「富山県美術館の目印と矢印」などの展覧会デザイン、「naturaglacé」「白鶴天空」「Liquitex Gouache Acrylic+」のパッケージデザインなどがある[2]。銀座地区サイン実証実験やTOKYO PROJECTなどのプロジェクトにも参画している。

JAGDA(日本グラフィックデザイナー協会)会員、ADC(東京アートディレクターズクラブ)会員、AGI(国際グラフィック連盟)のメンバー。

主な展覧会

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  • JAGDA新人賞受賞作家作品展2009(クリエイションギャラリーG8/2009)
  • 色部義昭:WALL(ギンザ・グラフィック・ギャラリー/2015)
  • 色部義昭展「目印と矢印」(クリエイションギャラリーG8/2019)

主な受賞歴

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  • 2008年 - SDA最優秀賞
  • 2009年 - JAGDA賞、JAGDA新人賞、東京ADC賞
  • 2012年 - 東京ADC賞、D&ADノミネーション賞
  • 2013年 - One Show Design シルバーペンシル
  • 2014年 - One Show Design ゴールドペンシル、D&ADノミネーション、東京ADC賞、CSデザイン賞グランプリ
  • 2016年 - グッドデザイン賞
  • 2018年 - グッドデザイン賞、パッケージデザイン大賞銅賞
  • 2019年 - 亀倉雄策賞[1][3]

著書および関連書籍

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  • 『グラフィックデザイナーによるサインデザイン』誠文堂新光社、2009年
  • 『デザインのポリローグ』誠文堂新光社、2010年
  • 『本 - TAKEO PAPER SHOW 2011』平凡社、2011年
  • 『色部義昭_世界のグラフィックデザイン116』DNPアートコミュニケーションズ、2015年
  • 『DESIGN for the FUTURE 21組の有識者が語る、21世紀のデザイン』ギャップ・ジャパン、2015年 -
  • 『対話日本設計』三度出版、2015年
  • 『30年30話』誠文堂新光社ムック、2016年
  • 『グラフィックの天才たち。名作の100年』Pen Books、2017年

脚注

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  1. ^ a b c 第21回亀倉雄策賞は、色部義昭氏の「Osaka Metro」CI計画に”. AdverTimes. 2019年3月3日閲覧。
  2. ^ a b PEOPLE”. 日本デザインセンター色部デザイン研究所. 2021年1月11日閲覧。
  3. ^ 第21回亀倉雄策賞:選考経緯・展覧会情報”. JAGDA. 2019年3月3日閲覧。

外部リンク

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