若山滋
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若山 滋(わかやま しげる、1947年1月19日 - )は、日本の建築家。名古屋工業大学名誉教授[1]。専門は、建築計画、建築意匠。 台湾生まれ、東京都出身。
略歴
[編集]- 1947年 - 台湾生まれ。
- 1969年 - 東京工業大学建築学科卒業。
- 1974年 - 同大学院博士課程修了。工学博士。
- 1974年 - (株)久米設計勤務。
- 1983年 - 名古屋工業大学助教授。
- 1989年 - 名古屋工業大学教授。
- 2011年 - 名古屋工業大学退官。中京大学客員教授、椙山女学園大学客員教授。
主な作品
[編集]- 不二の一文字堂
- 高萩市立図書館・歴史民俗資料館
- ミャンマー中央農業開発センター
- 筑波科学万博・政府出典歴史館
- 碧南市哲学たいけん村無我苑
- 各務原市老人保健施設サンバレーかかみ野
- 西尾市岩瀬文庫
著作
[編集]- 『建築へ向かう旅 積み上げる文化と組み立てる文化』冬樹社, 1981.9
- 『風土に生きる建築』(SD選書) 鹿島出版会, 1983.6
- 『「組み立てる文化」の国』文芸春秋, 1984.10
- 『都市へ向かう旅』冬樹社, 1985.5
- 『建築再読の旅 人はなぜ建築するのか』彰国社, 1988.2
- 『ローマと長安 古代世界帝国の都』講談社現代新書 1990.4
- 『文学の中の都市と建築 『万葉集』から『源氏物語』まで』丸善ライブラリー 1991.4
- 『遊蕩の空間 中村遊廓の数寄とモダン』 (INAX album 1993.1
- 『「家」と「やど」 建築からの文化論』朝日新聞社, 1995.5
- 『漱石まちをゆく 建築家になろうとした作家』彰国社, 2002.9
- 『風土から文学への空間 若山滋・建築作品と文化論』新建築社, 2003.11
- 『大野耐一工人たちの武士道 トヨタ・システムを築いた精神』日本経済新聞社, 2005.10
- 『インテンシブ・シティ 都市の集約と民営化』鹿島出版会, 2006.8
- 『建築の歌を聴く 中部の名作42選』中日新聞社, 2012.6
- 『建築家と小説家 近代文学の住まい』彰国社, 2013.2
- 『寡黙なる饒舌 建築が語る東京秘史』現代書館, 2020.7
共編著
[編集]- 『世界の建築術 人はいかに建築してきたか』 (建築の絵本) TEM研究所共著. 彰国社, 1986.10
- 『日本建築古典叢書 第8巻 近世建築書-構法雛形』麓和善共編 大竜堂書店, 1993.7
- 『産業とデザイン』仙田満共編著. 放送大学教育振興会, 2012.3
- 『アイドルはどこから 日本文化の深層をえぐる』篠田正浩共著. 現代書館, 2014.5
- 『オリンピックとデザインの政治学』森山明子共著. 朗文堂, 2016.1
関連事項
[編集]脚注
[編集]- ^ “アフターコロナの時代に加速する「脳の資本主義」の行方(THE PAGE)”. Yahoo!ニュース (2020年12月12日). 2020年12月22日閲覧。
- ^ 篠田桃紅さん死去 美術家、水墨で抽象表現中日新聞2021年3月4日 07時16分
- ^ 「グレタ」と「ナウシカ」そして「ジャンヌ・ダルク」――人類の危機に現れる異能の少女ヤフーニュース2019/10/8(火) 14:42