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苫前ウィンビラ発電所

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
苫前ウィンビラ発電所
苫前ウィンビラ発電所の位置(日本内)
苫前ウィンビラ発電所
日本における苫前ウィンビラ発電所の位置
日本の旗 日本
所在地 北海道苫前郡苫前町
座標 北緯44度15分29秒 東経141度40分38秒 / 北緯44.25806度 東経141.67722度 / 44.25806; 141.67722 (苫前ウィンビラ発電所)座標: 北緯44度15分29秒 東経141度40分38秒 / 北緯44.25806度 東経141.67722度 / 44.25806; 141.67722 (苫前ウィンビラ発電所)
現況 運転中
着工 1999年[1]
運転開始 2000年
建設費 約65億円[2]
事業主体 電源開発
運営者 ドリームアップ苫前
建設者 JPハイテック[3]
タービン
タービン数 19基
製造元 ベスタス(14基)[2]
エネルコン(5基)[2]
風力発電所
種類 陸上
発電量
最大出力 30,600キロワット
ウェブサイト
苫前ウィンビラ発電所
テンプレートを表示
上平グリーンヒルファーム

苫前ウィンビラ発電所(とままえウィンビラはつでんしょ)は、北海道苫前郡苫前町にある集合型風力発電所2000年平成12年)12月運転開始[2]

概要

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電源開発(J-POWER)において最初に手掛けた大規模風力発電事業であり、を有効活用して地域の活性化を図る取組みを行っている苫前町の町営牧場(苫前町上平共同利用模範牧場)にある[4]。当時の日本国内最大規模となる総出力30,600 kWの風力発電所であり、商用機として当時の世界最大級となる1,650 kWの風力発電機を設置した[2]。一般家庭約17,000世帯分の電力発電している[2]。第5回「新エネ大賞」資源エネルギー庁長官賞を受賞している[5]。隣接する苫前グリーンヒルウインドパークと合わせて、町営牧場にある風力発電施設の総称を「上平グリーンヒルウインドパーク」としており[6]、「上平グリーンヒルウィンドファーム周辺地区」として平成13年度「美しいまちなみ賞」優秀賞を受賞している[7]。周辺区域では「新苫前ウィンビラ発電所(仮称)」が計画され[8]、2023年10月20日から改めて営業運転が開始された[9]

設備

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風車は、ベスタスによる1,650 kW風車14基とエネルコンによる1,500 kW風車5基が設置されていた[2]。 「新苫前ウィンビラ発電所」への建て替えでは、上記の風車全19基が撤去され、 シーメンス による4,300 kW風車8基が新たに設置された。この風車のハブ高さは85mであり、増速機の無い機種となっている[10]

脚注

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  1. ^ 町政要覧資料編03” (PDF). 苫前町. 2017年8月7日閲覧。
  2. ^ a b c d e f g 苫前ウィンビラ発電所の営業運転開始について”. 電源開発(J-POWER) (2000年12月1日). 2017年8月7日閲覧。
  3. ^ 風力建設部門 技術情報・施工実績”. JPハイテック. 2017年8月7日閲覧。
  4. ^ 風のまち・苫前町の風力発電”. 苫前町. 2017年8月7日閲覧。
  5. ^ 苫前ウィンビラ発電所”. 第5回新エネ大賞受賞事例. 新エネルギー財団. 2017年8月7日閲覧。
  6. ^ 風力発電所の概要”. 苫前町. 2017年8月7日閲覧。
  7. ^ 美しいまちなみ賞」受賞地区”. 国土交通省. 2017年8月7日閲覧。
  8. ^ 新苫前ウィンヴィラ発電所(仮称)”. 手続中の環境アセスメント事例. 環境省. 2017年8月10日閲覧。
  9. ^ 新苫前ウィンビラ発電所が営業運転を開始しました” (PDF). 電源開発. 2024年11月11日閲覧。
  10. ^ 新苫前ウィンビラ発電所”. 風力発電を見に行こう. 2024年11月11日閲覧。

関連項目

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