茅原郁生
表示
茅原 郁生 | |
---|---|
生誕 | 1938年7月14日(86歳) |
所属組織 | 陸上自衛隊 |
軍歴 | 1962 - 1993 |
最終階級 | 陸将補 |
指揮 | 第36普通科連隊長 |
除隊後 | 拓殖大学教授 |
茅原 郁生(かやはら いくお、1938年7月14日[1] - )は、陸上自衛官、拓殖大学名誉教授。専門は中国の安全保障。山口県出身[1]。
略歴
[編集]伝記の記載を年譜形式のみとすることは推奨されていません。 |
- 1962年(昭和37年):防衛大学校卒業(6期)、陸上自衛隊入隊
- 1976年(昭和51年)~1978年(昭和53年):外務省アジア局中国課出向
- 1985年(昭和60年):第36普通科連隊連隊長(1等陸佐)
- 1988年(昭和63年)8月1日:第7師団司令部幕僚長
- 1990年(平成2年)3月16日:防衛研究所所員
- 1993年(平成5年)4月1日:陸将補に特別昇任、退職
- 防衛庁アジア・太平洋地域研究室長(文官研究職)
- 1995年(平成7年)~1998年(平成10年):ロンドン大学客員研究員、防衛研究所部長、山梨学院大学講師などを歴任
- 1997年(平成9年):防衛庁国際関係研究部長
- 1999年(平成11年):拓殖大学国際開発研究所教授
- 2000年(平成12年):拓殖大学国際開発学部教授
- 2006年(平成18年):拓殖大学学生センター長
- 2008年(平成20年):拓殖大学国際学部教授兼大学院安全保障専攻主任教授
- 2009年(平成21年):拓殖大学を退職[2]
- 2010年(平成22年)4月29日:瑞宝小綬章受章
- 2012年(平成24年):アジア・太平洋賞受賞
著書
[編集]- 『中国軍事論』(芦書房, 1994年)
- 『安全保障から見た中国――日中共存・共栄に向けた視角』(勁草書房, 1998年)
- 『中国軍事大国の原点―鄧小平軍事改革の研究』(蒼蒼社, 2012年)
- 『中国人民解放軍―「習近平軍事改革」の実像と限界』(PHP新書, 2018年)
編著
[編集]- 『中国エネルギー戦略』(芦書房, 1996年)
- 『中国空軍――21世紀航空戦略とアジアの安全保障』(芦書房, 2000年)
- 『中国は何処に向う?――その中期展望と対中戦略提言』(蒼蒼社, 2001年)
- 『中国の核・ミサイル・宇宙戦力』(蒼蒼社, 2002年)
- 『若者の目に映った台湾』(芦書房, 2003年)
- 『中国軍事用語辞典』(蒼蒼社, 2006年)
- 『中国の軍事力――2020年の将来予測』(蒼蒼社, 2008年)
共著
[編集]- 『中国は脅威か』(勁草書房, 1997年)
- 『2020年の中国』(日本経済新聞社, 2000年)
- 『習近平が変えた中国』(天児慧編著、小学館, 2018年)
- 『21世紀の中国 軍事外交篇―軍事大国化する中国の現状と戦略』(美根慶樹共著、朝日新聞出版〈朝日選書〉, 2012年)
論文
[編集]- 「中国の軍事戦略の底流にある思想・文化」(年報戦略研究4<戦略文化>、戦略研究学会編、芙蓉書房出版、2006年12月)
脚注
[編集]- ^ a b 『読売年鑑 2016年版』(読売新聞東京本社、2016年)p.310
- ^ “茅原郁生教授の最終講義行われる”. 拓殖大学国際学部 (2009年1月16日). 2010年6月17日閲覧。