菅船神社 (郡山市逢瀬町)
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菅船神社 | |
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所在地 | 福島県郡山市逢瀬町河内字堂内39 |
位置 | 北緯37度25分14秒 東経140度15分42秒 / 北緯37.42056度 東経140.26167度座標: 北緯37度25分14秒 東経140度15分42秒 / 北緯37.42056度 東経140.26167度 |
主祭神 | 猿田彦大神、天照皇大神、月夜見大神 |
社格等 | 旧郷社 |
創建 | 889年(寛平元年) |
例祭 | 4月28日、10月28日 |
地図 |
菅船神社(すがふねじんじゃ)は、福島県郡山市逢瀬町河内の集落の西に鎮座する神社。旧社格は郷社。
歴史
[編集]かつてこの地が荒れていた時代、西の湖から神が菅の船で渡ってきてこの地を救ったという。その神を祀ったのが始まりと伝えられる[1][2]。
その後、889年(寛平元年)当時発見された瑞玉を御神体とし、伊勢国椿大神社から安積山(額取山)麓の現在地に猿田彦大神を勧請して「河内明神」としたものが現在の菅船神社。
1722年(享保7年)二本松藩主 丹羽秀延は、江戸屋敷「矢の蔵」の護衛の任に当たっていた時、大火に遭遇するが、事なきを得る。これが河内明神の加護とされる。
1790年(寛政2年)二本松藩主 丹羽長貴により社殿が造営され、神領50石を与えられる。
1783年(天明3年)6月には天照皇大神、月夜見大神を相殿勧請され、菅船神社と改められる。
境内
[編集]- 入口の随神門(建惣門)には、過去に奉納された色とりどりの数多くの絵馬が飾られている
その他
[編集]- 参道は河内の集落内から田んぼを抜けて長く続き、途中の安積疏水には菅船神社にちなんで「明神橋」と名づけられた太鼓橋風の橋が架けられている[3]
- 社務所は鳥居の手前にある[4]
- 春の例大祭では太々神楽の奉納が、また秋の例大祭では御輿渡[5]などがある