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菊池ひみこ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
菊池 ひみこ
生誕 (1953-03-02) 1953年3月2日(71歳)
出身地 日本の旗 日本・宮城県仙台市
ジャンル ジャズフュージョン
職業 ピアニストキーボード奏者、作曲家編曲家
担当楽器 ピアノキーボード
活動期間 1979年 -
配偶者 松本正嗣
公式サイト flyingbeagle.jp

菊池 ひみこ(きくち ひみこ、1953年昭和28年〉3月2日 - )は、日本人ジャズピアニストキーボード奏者、作曲家編曲家[1]

来歴

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宮城県仙台市で生まれ[1]、宮城県塩竈市で育ち、1歳でクラシックピアノを学び始めた。7歳から、宮城学院女子大学音楽科の古賀るい子と東京芸術大学教授・堀江孝子の指導を受ける[1]ヤマハエレクトーンコンクールに12歳で出場し、ヨハン・ゼバスティアン・バッハトッカータとフーガ ニ短調 の演奏で第2位を受賞した[1]

音楽キャリア

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吉田拓郎上條恒彦五輪真弓などのボーカリストやミュージシャンと共演した後、1975年頃からジャズピアニストの藤井貞泰に師事[1]。1979年7月11日、スイスモントルー・ジャズ・フェスティバル において、三木敏悟&インナーギャラクシー・オーケストラにキーボード奏者として参加。[1][2]

1980年、テイチクレコードのサブレーベルContinentalからデビュースタジオアルバム『Don't Be Stupid』をリリースした[1]。1981年、アメリカのミュージシャン Richie Cole のアルバム『Cool "C"』のトラックをアレンジした。

次のアルバム『Flashing』(1981年)[3]、『All Right』(1982年)、『Woman』(1983年)、『Reverse It』(1984年)[1]はすべてContinentalからリリースされた。

1987年のアルバム『Flying Beagle』と1988年のアルバム『Sevilla Breeze』は CBS/Sony Records からリリースされた。[1]

1993年の映画『新極道の妻たち 覚悟しいや』の音楽を作曲した。RCAレコード からリリースされたアルバム『Beam』は、同映画のサウンドトラックである。[1]

1997年4月から1999年3月まで、NHK教育テレビの幼児向け番組「おかあさんといっしょ」で放送された短編アニメ「スプーンひめのスイングキッチン」の音楽を担当する。イメージソング「スプーンひめはきょうもスプーン」、挿入歌「ゆめをひとさじ」2曲とも作詞:冬杜花代子/作曲・編曲:菊池ひみこ/うた:速水けんたろう茂森あゆみ

2002年、鳥取県で開催された第17回国民文化祭で、音楽監督およびオーケストラの指揮を務めた[1]。2005年には、同県で開催された第17回全国生涯学習祭の開会式で「ふるさと ~Home In My Soul」を演奏[1]。同年、第30回鳥取市文化賞を受賞。[1]

2021年には、夫の松本正嗣とともに「菊池ひみこ・松本正嗣音楽生活50周年記念コンサート」を開催した[4]

2024年2月14日にはCBS/SONY期の2枚がSONYのサブレーベル、ALDELIGHTより再発。[5]

2024年5月29日にはContinentalから発売されたアルバムがSpotifyYoutube Musicなどのサブスクリプション型音楽サービスサイトでリリースされた。

私生活

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ギタリストの松本正嗣と結婚しており、1999年に一緒に鳥取に移住した[1]

ディスコグラフィー

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スタジオ・アルバム

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  • 「Don't Be Stupid」 (Continental、1980年)
  • 「Flashing」 (Continental、1981年)
  • 「All Right」(Continental、1982年)
  • 「Woman」 (Continental、1983年)
  • 「Reverse It」(Continental、1984年)
  • 「森羅万象」(Continental、1985年)
  • 「Flying Beagle」(CBS/SONY、1987年)
  • 「Sevilla Breeze」(CBS/SONY、1988年)
  • 「Beam」(RCA、1993年)[6]

ベスト・アルバム

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  • 「Himiko The Best "Refrain"」(Continental、1984年)
  • 「Feel So Good Himiko The Best Vol-2」(Continental、1986年)
  • 「HIMIKO KIKUCHI BEST COLLECTION」(Continental、1988年)

脚注

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  1. ^ a b c d e f g h i j k l m n 菊池ひみこ プロフィール”. FlyingBeagle.jp. 2022年8月30日閲覧。
  2. ^ 三木敏悟&インナー・ギャラクシー・オーケストラ「モントルー・サイクロン」(1979年)のライナーノーツ。「1979年7月11日の夜、三木敏悟と彼の25名のインナー・ギャラクシー・オーケストラは、スイスモントルーにある巨大なカジノ・ホールで、「ジャパン・トゥデイ」の一環として西洋ジャズ界に歴史的なデビューを果たした。 " 1979 年 モントルー・ジャズ・フェスティバル でのコンサート。... 菊池ひみこ: キーボード ..."
  3. ^ “Reviews”. Saxophone Journal 9: 45–46. (1982). https://books.google.com/books?id=KpMJAQAAMAAJ. 
  4. ^ 12/15(水)「菊池ひみこ・松本正嗣音楽生活50周年記念コンサート」のお知らせ”. 鳥取JAZZ (2021年12月4日). 2023年6月29日閲覧。
  5. ^ 菊池ひみこ|〈タワーレコード限定〉『Flying Beagle』『Sevilla Breeze』アルバム2作品が最新2023年リマスター仕様にて復刻 - TOWER RECORDS ONLINE”. tower.jp. 2024年3月14日閲覧。
  6. ^ 菊池 ひみこ” (英語). Discogs. 2023年4月30日閲覧。

外部リンク

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