葛女王
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葛女王(かずらじょおう/かずらのおおきみ、生没年不詳は、奈良時代の日本の皇族。舎人親王の孫で、三島王の娘。位階は従四位下。名は葛王・加豆良王とも表記される。
生涯
[編集]叔父の大炊王(淳仁天皇)の天皇即位にともない、天平宝字3年(759年)、姉の川辺女王とともに二世皇族扱いとされ、無位から従四位下に叙せられた。ところが、藤原仲麻呂の乱による淳仁天皇廃位により、姉ともども伊豆国に配流されてしまった。宝亀2年(771年)7月、属籍(皇籍)を回復した[1]。
官歴
[編集]『続日本紀』による
脚注
[編集]- ^ 『続日本紀』宝亀2年7月11日条
参考文献
[編集]- 『続日本紀』3 新日本古典文学大系14 岩波書店、1992年
- 『続日本紀』4 新日本古典文学大系15 岩波書店、1995年
- 宇治谷孟訳『続日本紀 (中)・(下)』講談社〈講談社学術文庫〉、1992年・1995年
- 『日本古代人名辞典』2 - p467・p510、竹内理三・山田英雄・平野邦雄編、吉川弘文館、1959年