薩摩山崎駅
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薩摩山崎駅 | |
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薩摩山崎駅のホーム跡(2013年2月) | |
さつまやまざき Satsuma-Yamazaki | |
◄入来 (4.7 km) (3.0 km) 船木► | |
所在地 | 鹿児島県薩摩郡宮之城町久富木[1] |
所属事業者 | 日本国有鉄道 |
所属路線 | 宮之城線 |
キロ程 | 23.4 km(川内起点) |
電報略号 | サヤ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面1線 |
開業年月日 | 1926年(大正15年)5月8日[2] |
廃止年月日 | 1987年(昭和62年)1月10日[2] |
薩摩山崎駅(さつまやまざきえき)は、かつて鹿児島県薩摩郡宮之城町久富木[1](現・薩摩郡さつま町久富木)に設置されていた、日本国有鉄道(国鉄)宮之城線の駅(廃駅)である。
1987年(昭和62年)1月10日、宮之城線の廃止に伴い廃駅となった。
歴史
[編集]- 1926年(大正15年)5月8日:樋脇駅 - 宮之城駅間開業に伴い、一般駅として開業[3]。
- 1962年(昭和37年)3月25日:貨物取扱廃止[2]。
- 1963年(昭和38年)4月1日:業務委託駅となる(日本観光社に委託)[4]。
- 1983年(昭和58年)3月14日:無人駅となる[5]。
- 1987年(昭和62年)1月10日:宮之城線の全線廃止に伴い、廃駅となる[2]。
駅構造
[編集]営業末期は単式ホーム1面1線と木造駅舎を有する無人駅であったが、かつては相対式ホーム2面2線を有する有人駅であった。
利用状況
[編集]以下に年間の乗降人員および貨物取扱量を示す[6]。
年度 | 乗降人員(人) | 貨物取扱量(t) |
---|---|---|
1926年(大正15年) | 70,313 | 1,543 |
1935年(昭和10年) | 34,095 | 4,249 |
1945年(昭和20年) | 126,686 | 6,300 |
1955年(昭和30年) | 127,844 | 6,850 |
1965年(昭和40年) | 128,176 | |
1968年(昭和43年) | 116,337 |
駅周辺
[編集]- 久富木簡易郵便局
- 鹿児島県道392号薩摩山崎停車場線
- 鹿児島県道393号原口薩摩山崎停車場線
廃止後の状況
[編集]駅舎は解体され、「国鉄宮之城線薩摩山崎駅跡」の記念碑と車輪および駅名標(レプリカ)を有する広場となっており、簡素な東屋を併設している。
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薩摩山崎駅跡(2013年1月)
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薩摩山崎駅付近に残る腕木式信号機(2013年1月)
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駅跡記念碑と車輪(2013年1月)
隣の駅
[編集]脚注
[編集]- ^ a b 官報.1926年5月3日(p.5<宮之城線樋脇宮之城間鐵道運輸營業開始>を参照) - 国立国会図書館デジタル化資料 2012年7月20日閲覧
- ^ a b c d 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 II』(初版)JTB、1998年10月1日、707頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ 『宮之城町史』p.789 宮之城町
- ^ 「四駅を民間委託」『交通新聞』交通協力会、1963年4月5日、1面。
- ^ “「通報」●鹿児島本線西方駅ほか3駅の駅員無配置について(旅客局)”. 鉄道公報 (日本国有鉄道総裁室文書課): p. 2. (1983年3月12日)
- ^ 『宮之城町史』p.790 宮之城町